凪いでいる日は喜ぶべきか、それとも悲しむべきか。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は204ドル弱上がって、これでまた10000ドル台に戻って来ました。
さて、世界日報ですが。(元記事はロイターですね)
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/2009-11-06T142534Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-123271-1.html
”カーク米通商代表部(USTR)代表は5日、米国と韓国が2007年6月に署名した自由貿易協定(FTA)について、オバマ米大統領が議会に承認を求める前に、韓国は米国に対し自動車市場を一段と開放する必要があると述べた。
米韓企業団体に対する講演の準備原稿で明らかになった。
米韓のFTAに対しては、自動車産業が盛んな州から選出された多くの議員が強く反対している。
代表は「米国市場は韓国製自動車に対して開かれている。われわれが求めているのは、米自動車メーカーが韓国市場で韓国メーカーと対等に競争できることだ」と述べた。
カーク代表は韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と来週、シンガポールで会談する予定。
代表は、USTRが自動車、牛肉など米国製品の輸入に対する韓国の障壁に関する懸念を解消するための提案を検討していることを表明。
その上で「米韓の外交関係および経済関係は非常に重要であるからこそ、この問題をきちんと解決する必要がある。また、問題解消に向けて前進するために政治面での幅広い支援が必要だ」と語った。
また、FTAが米議会の承認を経て批准されるようにすることが韓国側の代表に対する私の責務だとも述べた。
オバマ大統領は昨年の選挙期間中は米韓FTAに反対していた。ただ今年に入って、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領との会談では、協定の批准に向けた障害を取り除くことに努めると約束していた。”
まぁ前から言われていた事ですけどね。どうやら本格的に再交渉に入るようです。
…本当に話が付くかは別ですが。
さて新ネタは以上ですね。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高に進んでます。
昨日の終値が1ドル=1173.8ウォンでしたが、今日の始値は1173.6ウォンとと多少高い所からスタート、この時点から初めの15分程度は安値へ動きますが、そこからは、また高値に進んで最終的に1ドル=1167.2ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
昨日の韓国の鉄道公社のストですか、続報が東亞日報に社説としてありましたので、関係の有る所のみ抜粋しておきます。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2009110660828
”◆国土海洋部は昨日、五松(オソン)-光州(クァンジュ)間の湖南(ホナム)高速鉄道の完成を1年間繰り上げ、主要鉄道の最高速度を時速250キロへと高速化すると発表した。バフェット氏が投資したように、韓国の鉄道も、未来の有望産業として成長できるだろうか。公企業の先進化を阻止する狙いで、不法ストを繰り返している鉄道労組が最大のネックとなっている。鉄道労組は昨日も、国民の足を人質にストに突入した。政府は鉄道の慢性的な赤字体質の解決に向け、徹底した原則に則ってストに立ち向かうべきだ。”
…と言う訳で結局ストは突入したみたいですね。
後は昨日載せ忘れたニュースですが。聯合ニュースより
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/11/05/0200000000AJP20091105001900882.HTML
”企画財政部は5日、「最近の経済動向報告書(グリーンブック)」を通じ、国内の景気指標が9月は急速に改善したが、これは秋夕(旧盆)連休が今年は10月に移動したことなどによる一時的な要因に後押しされたもので、こうした景気回復が持続するかは不透明との認識を示した。総評では、景気の不確実性が依然大きい状況のため、マクロ政策基調を堅持しつつ不動産など市場不安要因に対する点検を継続するとした。雇用創出と庶民生活安定、消費・投資活性化などの対策を着実に推進する一方、経済体質改善に向けた努力も強化するという。
報告書で政府は、9月に入り生産、消費、投資、輸出など景気指標の改善幅が拡大し、第3四半期成長率が前四半期比で2.9%を記録するなど、予想より高い水準を見せたと評価した。
鉱工業生産の場合、半導体や自動車など主要業種の好調と秋夕連休の10月移動に伴う操業日数増加などで、前月比5.4%増加した。しかし、10月には再び操業日数が減少し、輸出も減少幅が拡大するなど、速報指標は小幅鈍化すると予想した。
10月のサービス業生産は、営業日数減少にもかかわらず流通業者売上高や自動車販売などが好調を見せており、小幅増加を維持すると見通した。同月の消費財販売は、百貨店売上高などの速報指標や消費者心理改善などで、前年同月比で増加傾向が続くと予想。設備・建設投資も増加が続くと見込んだ。
また、経常収支は10月は35億ドル前後の黒字になると推定している。”
とりあえず政府発表で要約すれば現状は景気回復して来ているけど将来的にはまだ分からない状態で政府としては今後必要な対策は行って行くって事になります。
…まぁこれっばかりは、そう言う官僚答弁にならざる得ないでしょうねぇ…
さて、今日の気になる記事は以上でした。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。