ソラマメブログ

2009年06月24日

哀れ韓国の任天堂

 …火種が多すぎる気が。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウは小幅下落(時差の関係上、昨日の話)日本や他のアジアは微妙に株価は上げた感じですが…
 なお明日以降の株式や債券類の相場がどうなるかはアメリカのFOMC次第ではと言う話を聞きました。
 ちなみにFOMCとは…
 ”米FOMCとは、日本における「日銀金融政策決定会合」やEUにおける「ECB政策理事会」にあたり、米国の金融政策を決定する会合のことです。FOMCとは、「Federal Open Market Committee」を略、すなわち「連邦公開市場委員会」です”
 …こんな集まりらしいです。で、そのFOMCの会合が今夜あるらしいんですがね。

 後は…
 中央日報に、こんな記事が…
 ” シンクタンクの所長らが口をそろえて今回の世界的な金融危機で韓国の潜在成長率が墜落すると懸念している。潜在成長率とは国が持つ資本と労働力を活用し、物価不安など副作用なく最大限達成できる成長能力を示す。それでなくても韓国の潜在成長率は下落を続けている。1980年代までは潜在成長率は9%を超えていたが、97年の通貨危機を前後して急激に落ち込み、最近では4%台にとどまっているとみられる。投資が回復せず、生産能力が蓄積されていない上、高齢化により生産人口も停滞状態に陥っているためだ。
国際通貨基金(IMF)はこうした傾向を考慮し、2050年には韓国の潜在成長率が2%まで下落するとの見通しを示した。こうなると1人当たり国民所得が米国など先進国に追いつくのは難しい。現代経済研究院の兪炳圭(ユ・ビョンギュ)経済研究部門長は、「先進国に比べ下落速度幅が過度に大きな点が問題だ」と指摘する。
ここにさらに世界的景気低迷が重なり、潜在成長率がより急速に下落するとの懸念も拡大している。今回の金融危機以降、潜在成長率はLG経済研究院が3%台、現代経済研究院が2%台に落ちる可能性があると警告している。 ”
 …とまぁ韓国が事実上、総合的な国力が落ちて来ていると言う事の例証になる記事がありました。

 なお聯合ニュースにIMFの韓国経済成長見通しがありましたので、それも…
 ”国際通貨基金(IMF)の首席エコノミストを務める米マサチューセッツ工科大(MIT)のブランシャール教授は24日、アジアの景気回復の勢いが予想より早いため、韓国の成長率を1%程度上方修正すると明らかにした。ソウルで開催の世界銀行開発経済年次会合(ABCDE)の基調演説でこのように語った。中国とインドはそのまま維持するが、韓国を含む主要アジア国は1%ずつ引き上げるという。
 IMFは4月に世界経済見通しを通じ、韓国の成長率をことしマイナス4.0%、来年は1.4%と予想していた。これに伴い、今後韓国の成長率をことしマイナス3.0%、来年2.4%に引き上げる可能性が大きくなった。
 ブランシャール教授は、新興国は6カ月前をはるかに上回るいい状態にあるとし、資本が流出すれば再び戻るのに時間がかかったり帰ってこないことも予測したが、杞憂(きゆう)にすぎなかったと話した。特に輸出も回復しており、アジアの回復の勢いが予想より早いと付け加えた。”
 …と書かれてますが、個人的には実際昨日の急激なウォン安を見ている限り、安定した回復は望めない気もするんですが。

 …実際、これはKBSに有った記事ですが…
 ”景気回復の兆しは見えるものの、各種の経済指標は、依然として去年9月にアメリカの証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻した直前の水準に大きく及ばないことが分かりました。
 韓国銀行と統計庁が24日に明らかにしたところによりますと、今年第1四半期のGDP=国内総生産は、季節調整後の実質ベースで235兆8536億ウォンで、去年の第2四半期(247兆5523億ウォン)の95.3%にとどまりました。
今年第2四半期のGDPが前期より2.0%増加して240兆5706億ウォンに達しても、2007年の第3四半期の水準に後退したことになります。
 また、今年4月の統計庁の設備投資推計指数は101.3で、去年8月(123.5)の82.0%にとどまり、9年前の水準に戻ったことが分かりました。
 さらに、5月の輸出額は281億4767万ドルで、去年8月(366億1060万ドル)の76.9%、去年5月(399億8316万ドル)の70.4%に止まり、これは、3年前の2006年5月(279億3451万ドル)まで後退した数値となっています。
 このほか、就業者数や国家信用度、外貨準備高などの経済指標のいずれも去年9月にリーマン・ブラザーズが破綻する以前の水準には回復していません。
 経済専門家は、経済指標がそれ以前の水準を取り戻すには少なくともあと1年から2年はかかるという見方を示しています。
こうした中で、企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は、24日に開かれた危機管理対策会議で、省エネやエコ産業など、新たに成長が見込まれる分野や、中小企業、サービス産業に対する投資の拡大を支援すると述べました。
 尹増鉉長官はまた、「投資が振るわないのは、景気の不確実性や需要の落ち込み、過剰設備などの要因があるが、まずは短期間に投資に結びつくよう、企業が抱える問題点の解決に努力し、企業経営に関する規制を合理化することに重点を置く」と述べました。”
 …との事。あくまで順調に行って1~2年と言う事で、しかもアメリカの景気後退が酷い状態で有る以上、貿易で暮らしている韓国も、それに引きずられそうな気がするんですよね。

 今日の新ネタは以上です。
 で、実際の為替相場ですが…ウォン高へ
 昨日の終値が1ドル=1290.5ウォンだったのに対し、今日は1ドル=1278.4ウォンからスタート。
 最終的にはウォン安方向へ動くも1ドル=1283.1ウォンで終了。
 まぁ今日が上がったと言うより、昨日が下がり過ぎたとも言えますが。
 問題は、今後世界中の相場はどちらへ動くか。
 主な外国人投資家たる投資銀行(ヘッジファンド)の本拠地が有るアメリカやヨーロッパはひいひい言っている状態には変わりないのが、まず1点。
 もう1点は何処の国の相場も大半はそうなのですが、7月の頭を境にして大概株式などの相場は下り調子になる傾向にあるのですが。
 自分はその辺りを考えると余程の事が無い限り、日本も含めたアジアの各相場は、どんなに回復が早くても今年一杯は冷え込む気がするんですがね。

 さて、最後に韓国経済の現況ですが…
 
 聯合ニュースに、こんな記事が…
 ”経済危機の影響で国税の滞納者が100万人近くまで増加していることが24日、明らかになった。
 国税庁がハンナラ党議員に提出した資料によると、4月末時点で国税滞納者は96万5814人と、昨年4月末の87万8571人に比べ9.9%増加した。滞納額は5兆7010億ウォン(約4210億円)で、1年前の5兆1329億ウォンより11.1%多い。昨年末との比較では滞納者が21.7%、滞納額は45.9%、それぞれ増加した。
 年度別の滞納額をみると、2005年末の4兆3898億ウォンから2006年末には4兆570億ウォンに下がり、さらに2007年末と2008年末は3兆5747億ウォン、3兆9080億ウォンと、4兆ウォンを下回っていた。
 国税庁関係者は「今年は景気低迷の影響で、滞納発生率が例年に比べ急増した」と話す。通常は国税庁が年末に滞納分回収に乗り出すため年度末滞納額は上半期より減るが、今年は年末でも4兆ウォンを超える可能性があると指摘した。
 企画経済部関係者も、滞納額の増加は世界的な経済危機以降の景気不振と無関係ではなく、企業の営業悪化に伴い納税能力が低下した影響を直接受けたとの見方を示した。”
 …と言うニュースです。まぁ流石に不景気が続けば納税者も税金が払えなくなる事も有るでしょうが…景気の悪化ぶりが激しいと見るべきでしょうね。滞納者の増加率を考えると。

 後、これは中央日報の記事ですが…
 ”日本の任天堂が唯一韓国では大規模な赤字を出したことが分かった。
韓国任天堂が24日に公開した昨年(08年4月-09年3月)監査報告書によると、任天堂は昨年、韓国で売上高が大きく増えたが、利益は大幅に減少した。
3月決算法人の韓国任天堂が昨年記録した売上高は2654億ウォン(約200億円)と、前年(2045億ウォン)に比べ30%増えた。しかし営業利益は前年の331億ウォンの黒字から昨年はなんと220億ウォンの赤字に転じた。 これを受け185億ウォンの純損失となった。
任天堂が韓国で大規模な赤字を出したのは、昨年のウォン安円高が理由と分析されている。韓国任天堂の関係者は「為替レートを考えれば製品価格を引き上げるべきだったが、販売の減少を懸念して消費者価格に反映できなかった」と述べた。 ”
 …哀れ任天堂。
 ただ、この記事ってどれだけ韓国の為替レートが悪化したが良く分かる記事ですよね。
 これでも撤退してないだけ凄いと、褒めておくべきでしょうか。

 …とりあえず今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。

 余談
 以下はブルームバーグのコラムニストが書いたものです。長いですが全文掲載。
 ”信用逼迫(ひっぱく)の最悪期は過ぎたかもしれないが、危機が残した大きな疑問への答え探しは始まったばかりだ。
  欧州で最大の疑問は、クレディ・スイス・グループや英HSBCホールディングス、仏BNPパリバ、ドイツ銀行などの大手銀が国際的なプレーヤーとして事業を続けるべきかどうかという問題だ。
  中央銀行当局者らは、これに疑義を呈し始めている。世界で事業展開するグローバルバンクは余りにも巨大化したため、中小規模の国では支えるのが困難になっている。銀行が倒れた場合、国も一緒に倒れかねない。
  現実問題として、欧州では何らかの決断をし始める必要がある。グローバルバンクを域内に抱えることをやめ、米国と中国に委ねるか。それとも、欧州中央銀行(ECB)に英国とスイスを含めた欧州の銀行に対する監督権限を与えるのか。このいずれか以外は問題回避にほかならない。
  議論は既に始まっている。イングランド銀行(英中銀)のキング総裁は先週、同国の経済規模に照らして英銀が肥大化し過ぎていないかと疑問を投げ掛けた。同総裁は「われわれは銀行セクターの構造と規制について、微妙な選択を迫られている」とし、「もし、銀行が大き過ぎてつぶせないなら、米国の著名エコノミストの言葉を借りれば、その銀行は大き過ぎる」と語った。

 スイスの銀行
  英国と同様に、国の経済規模に比べてかなり大きな銀行を抱えるスイスでも、同じ問題が挙がっている。スイス国立銀行(中銀)のヒルデブラント副総裁は18日の記者会見で「『大き過ぎてつぶせない』という議論は、銀行が過度のリスクを取ることにつながる傾向がある」と指摘。銀行への規制とリスク管理の方法を改善する余地は大きいものの「銀行の規模に関する措置も検討されるべきだ」と述べた。つまり、銀行はもっと小規模であるべきだということだ。
  中銀当局者が何を考えているかは想像に難くない。アイスランドは、同国の金融業界の無鉄砲な行動のおかげで事実上破たんした。アイルランドはアイスランドの運命は辛くも免れたものの、膨大なコストを支払った。スイスはUBSの問題で苦労し、英国は破たんの危機にひんしたロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を救済しなければならなかった。
  はるかに悪い事態もあり得た。もし、HSBCがRBSと同時に苦境に陥っていたら、英国は切り抜けられただろうか。多分無理だっただろう。クレディ・スイスがUBSと同じ程度の危機状態となっていたら、スイス・フランは恐らく、暴落していただろう。

 経済力は大きくない
  欧州のいずれの国の経済も、真にグローバルな銀行を支えるほどの規模はない。巨大銀行を支えるコストに比べれば、中規模国の経済はいずれも豆粒だ。
  困ったことに、問題はシンプルだが、解決の方はそうはいかない。解決法の1つは銀行の規模を縮小することだ。銀行を小さくすることもできるし、少なくとも危機時に切り離せるように部門別に運営されるよう規制することもできる。危機に際して政府、つまりは納税者が銀行を支えなければならないなら、政府は銀行の負債を制限する権利もある。
  しかし、この理屈に従うと、世界のグローバルバンクはすべて米国か中国の銀行になってしまう。大銀行を支えられるだけの経済規模があるのは両国くらいだからだ。

 黙って撤退
  欧州勢は国際的な銀行事業から黙って撤退するしかない。ニッチ(隙間)プレーヤーの役割に甘んじるか国内業務に特化するしかない。
  これは絶対に間違いだ。世界的な事業展開をあきらめるには銀行業は欧州にとって重要過ぎる。さらに、大手金融機関がすべて米国勢と中国勢という世界で、欧州人が安心できるとも思えない。
  欧州の銀行に対する規制強化の議論はある。欧州連合(EU)は金融機関のリスクテークを監視する「欧州システミック・リスク・ボード」を創設する計画だ。
  しかし、形を整えるだけでは十分ではない。欧州のグローバルバンクを本当に支えられるのはECBだけだ。ECBには銀行を救済する資金力がある。
  そのためには、ECBが欧州全体の銀行を規制する権限を持たねばならない。監督対象ではない金融機関の救済はできないからだ。このため、権限は英国とスイスにも及ぶ必要がある。欧州で最も重要な金融センターである両国は通貨ユーロも導入していないし、スイスはEUのメンバーですらないが、それでも銀行システムのコントロールをECBに任せなければならない。
  このような提案を、多くの人は受け入れがたいと考えるだろう。チューリヒやロンドンで人々は口々に、フランクフルトのECBにこれ以上の権限を与えるくらいなら、グローバルに展開する銀行事業から撤退した方がまだましだと言うかもしれない。
  それもよいだろう。しかし、グローバルバンクにとどまりたいならば、後ろ盾となってくれる強力な中銀が必要だ。そのような中銀は欧州に1つしかない。
  欧州は選ばなければならない。ECBに一段と大きな権限を付与するのか、グローバルバンクから撤退するのかを。”
 …まぁ最近の海外の識者の考えを知る良い文章なので載せてみました。
 とりあえず、こんな感じでヨーロッパも何かと金融機関の問題に頭を悩ませている状態です。
 …どう見ても世界の経済が回復するのは、もう少し時間がかかりそうですね。 



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Posted by Shingo Dragonash at 21:20│Comments(0)日記(リアルライフ)
 
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