2010年02月27日
韓国では個人の借金が増えて来ている様です。
昨日、文章は書けていたんだけど、何故かUP出来なかったかので、今UPしてます。
なんにせよ遅くなってすいませんでした。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は53ドル13セント下がって10321ドル03セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要なところのみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK863723720100226
”26日のアジア通貨は、月末の決済需要に伴った輸出企業や一部銀行による韓国ウォン買い・ドル売りでウォンが上昇。他の通貨も総じて上昇している。
投資家は、中国当局の為替政策に関するシグナルを待っている。人民元は今年上昇し、欧州の債務問題をめぐる懸念を受け低迷するアジア通貨を下支えするとみられている。
韓国ウォンKRW=は一時、1米ドル=1157.35ウォンと前日終値から0.5%上昇したが、その後は心理的節目となる1160ウォン付近で推移している。
ソウルのトレーダーは「オフショアの市場参加者は1ドル=1160ウォン以下で大量にドルを買った一方、輸出業者は1160ウォン以上でドルを売った」と指摘。
別のトレーダーは、一部の証券保管銀行が積極的にウォン買い・ドル売りを行っていると語った。
ドル/ウォンの1カ月物ノン・デリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は1157.5ウォンと、前日終盤の1164ウォンから下落。市場では、ウォンが当面狭いレンジで推移すると見方が強い。”
新ネタは以上。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高になってますね。
昨日の終値は1ドル=1163.4ウォンでしたが、今日は始値こそ、1164.7ウォンと安かった物の、そこからはウォン高が進行し最終的に1ドル=1159.9ウォンで引けています。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/26/0200000000AJP20100226002500882.HTML
”韓国銀行が26日に明らかにした昨年第4四半期の家計信用動向によると、昨年末現在の個人負債は733兆7000億ウォン(約56兆5036億ウォン)で、前年末から6.6%、45兆4000億ウォン増加した。
推計人口数(4874万4000人)で割ると1人当たりの負債は1505万ウォンで、第3四半期末の1462万ウォンより43万ウォン多い。全国の世帯数(1691万7000世帯)で割ると、1世帯当たりの負債は4213万ウォンから4337万ウォンに124万ウォン増加した。
個人信用のうち、個人融資は前年末より6.7%、43兆6000億ウォン増の692兆ウォンと集計された。個人融資を金融機関分野ごとに見ると、預金取扱銀行は昨年第4四半期に4兆5000億ウォン増え、増加幅は第2四半期(8兆2000億ウォン)と第3四半期(4兆7000億ウォン)より鈍化した。
一方、貯蓄銀行など非銀行金融機関(第2金融圏)の第4四半期個人融資は前四半期より7兆6000億ウォン増え、四半期別では過去最大の増加幅を記録した。
クレジットカードを利用した掛売りなどの販売信用は前年末より4.4%、1兆8000億ウォン多い41兆7000億ウォンと集計された。特に、昨年第4四半期には前四半期比4兆5000億ウォン増え、増加幅は2001年第4四半期(5兆ウォン)以来、8年ぶり最大となった。”
個人の借金が、猛烈に増えてますって言う話です。
韓国は、今後、借金で破産する人が、加速度的に増加しそうなきがします。
後はNNAですが。
http://news.nna.jp/free/news/20100226krw002A.html
”韓国銀行が25日に発表した1月の国際収支動向(暫定値、FOBベース)によると、経常収支は5億5,000万米ドル(約402億円)の赤字だった。経常収支が赤字となるのは、昨年1月(16億1,000万米ドル赤字)以来、1年ぶり。輸出減による貿易収支黒字幅の縮小が主な要因だ。経常収支が赤字転落したことで、景気回復にブレーキがかかったのではないかと懸念する声も出ている。
■貿易収支黒字が急減
貿易収支は船舶輸出の減少や寒波によるエネルギー需要の増大などにより、黒字幅が前月の40億2,000万米ドルから15億5,000万米ドルに大きく縮小した。
品目別に見ると、船舶輸出(通関ベース)は18億3,000万米ドルとなり、前月の37億8,000万米ドルから半分以下に減少。機械類・精密機器は9億1,000万米ドル減の28億米ドルに、乗用車は4億5,000万米ドル減の19億8,000万米ドルとなった。
一方、輸入は原油や石炭、ガスなどエネルギー類の輸入が6億3,000万米ドル増加した。
サービス収支は21億6,000万米ドルの赤字。冬休みシーズンによる海外旅行の増加などで旅行収支赤字が拡大したものの、事業サービスなどその他サービス収支赤字が大幅に減少したことで、赤字幅は6億4,000万米ドル縮小した。
所得収支は4億7,000万米ドルで7億米ドル減少した。
資本収支は50億7,000万米ドルの純流入を記録。昨年7月以降、純流入が続いている。
■各種指標も悪化
輸出の大幅な減少による経常収支の赤字転落により、景気回復のペースが鈍化しているのではないかという懸念が広まっている。失業率の上昇や消費者心理指数の下落などほかの指標も不安感をあおっている。
ただ、専門家の間では今回の経常収支の赤字転落は一時的なもので、再び黒字転換するとの見方が支配的だ。
韓国銀のイ・ヨンボク・国際収支チーム長は「1月は経常赤字となる季節的要因がある」と説明。輸出が減少したのは、企業が年末に輸出を集中して行ったことによる反動との見解を示し、「輸出が減少傾向にあるとみるにはまだ早い」と述べた。
2月には輸出が正常に回復し、旅行収支赤字の改善が見込まれることから、経常収支は黒字転換するとみている。聯合ニュースなどが伝えた。”
数字を見る限り黒字幅が猛烈に減ってますね。今後はどうなるのかな。
さて、今日の気になる記事は以上です。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
なんにせよ遅くなってすいませんでした。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は53ドル13セント下がって10321ドル03セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要なところのみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK863723720100226
”26日のアジア通貨は、月末の決済需要に伴った輸出企業や一部銀行による韓国ウォン買い・ドル売りでウォンが上昇。他の通貨も総じて上昇している。
投資家は、中国当局の為替政策に関するシグナルを待っている。人民元は今年上昇し、欧州の債務問題をめぐる懸念を受け低迷するアジア通貨を下支えするとみられている。
韓国ウォンKRW=は一時、1米ドル=1157.35ウォンと前日終値から0.5%上昇したが、その後は心理的節目となる1160ウォン付近で推移している。
ソウルのトレーダーは「オフショアの市場参加者は1ドル=1160ウォン以下で大量にドルを買った一方、輸出業者は1160ウォン以上でドルを売った」と指摘。
別のトレーダーは、一部の証券保管銀行が積極的にウォン買い・ドル売りを行っていると語った。
ドル/ウォンの1カ月物ノン・デリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は1157.5ウォンと、前日終盤の1164ウォンから下落。市場では、ウォンが当面狭いレンジで推移すると見方が強い。”
新ネタは以上。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高になってますね。
昨日の終値は1ドル=1163.4ウォンでしたが、今日は始値こそ、1164.7ウォンと安かった物の、そこからはウォン高が進行し最終的に1ドル=1159.9ウォンで引けています。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/26/0200000000AJP20100226002500882.HTML
”韓国銀行が26日に明らかにした昨年第4四半期の家計信用動向によると、昨年末現在の個人負債は733兆7000億ウォン(約56兆5036億ウォン)で、前年末から6.6%、45兆4000億ウォン増加した。
推計人口数(4874万4000人)で割ると1人当たりの負債は1505万ウォンで、第3四半期末の1462万ウォンより43万ウォン多い。全国の世帯数(1691万7000世帯)で割ると、1世帯当たりの負債は4213万ウォンから4337万ウォンに124万ウォン増加した。
個人信用のうち、個人融資は前年末より6.7%、43兆6000億ウォン増の692兆ウォンと集計された。個人融資を金融機関分野ごとに見ると、預金取扱銀行は昨年第4四半期に4兆5000億ウォン増え、増加幅は第2四半期(8兆2000億ウォン)と第3四半期(4兆7000億ウォン)より鈍化した。
一方、貯蓄銀行など非銀行金融機関(第2金融圏)の第4四半期個人融資は前四半期より7兆6000億ウォン増え、四半期別では過去最大の増加幅を記録した。
クレジットカードを利用した掛売りなどの販売信用は前年末より4.4%、1兆8000億ウォン多い41兆7000億ウォンと集計された。特に、昨年第4四半期には前四半期比4兆5000億ウォン増え、増加幅は2001年第4四半期(5兆ウォン)以来、8年ぶり最大となった。”
個人の借金が、猛烈に増えてますって言う話です。
韓国は、今後、借金で破産する人が、加速度的に増加しそうなきがします。
後はNNAですが。
http://news.nna.jp/free/news/20100226krw002A.html
”韓国銀行が25日に発表した1月の国際収支動向(暫定値、FOBベース)によると、経常収支は5億5,000万米ドル(約402億円)の赤字だった。経常収支が赤字となるのは、昨年1月(16億1,000万米ドル赤字)以来、1年ぶり。輸出減による貿易収支黒字幅の縮小が主な要因だ。経常収支が赤字転落したことで、景気回復にブレーキがかかったのではないかと懸念する声も出ている。
■貿易収支黒字が急減
貿易収支は船舶輸出の減少や寒波によるエネルギー需要の増大などにより、黒字幅が前月の40億2,000万米ドルから15億5,000万米ドルに大きく縮小した。
品目別に見ると、船舶輸出(通関ベース)は18億3,000万米ドルとなり、前月の37億8,000万米ドルから半分以下に減少。機械類・精密機器は9億1,000万米ドル減の28億米ドルに、乗用車は4億5,000万米ドル減の19億8,000万米ドルとなった。
一方、輸入は原油や石炭、ガスなどエネルギー類の輸入が6億3,000万米ドル増加した。
サービス収支は21億6,000万米ドルの赤字。冬休みシーズンによる海外旅行の増加などで旅行収支赤字が拡大したものの、事業サービスなどその他サービス収支赤字が大幅に減少したことで、赤字幅は6億4,000万米ドル縮小した。
所得収支は4億7,000万米ドルで7億米ドル減少した。
資本収支は50億7,000万米ドルの純流入を記録。昨年7月以降、純流入が続いている。
■各種指標も悪化
輸出の大幅な減少による経常収支の赤字転落により、景気回復のペースが鈍化しているのではないかという懸念が広まっている。失業率の上昇や消費者心理指数の下落などほかの指標も不安感をあおっている。
ただ、専門家の間では今回の経常収支の赤字転落は一時的なもので、再び黒字転換するとの見方が支配的だ。
韓国銀のイ・ヨンボク・国際収支チーム長は「1月は経常赤字となる季節的要因がある」と説明。輸出が減少したのは、企業が年末に輸出を集中して行ったことによる反動との見解を示し、「輸出が減少傾向にあるとみるにはまだ早い」と述べた。
2月には輸出が正常に回復し、旅行収支赤字の改善が見込まれることから、経常収支は黒字転換するとみている。聯合ニュースなどが伝えた。”
数字を見る限り黒字幅が猛烈に減ってますね。今後はどうなるのかな。
さて、今日の気になる記事は以上です。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
2010年02月25日
専門家が見た韓国経済
遅くなってすいません…
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は91ドル75セント上がって10374ドル16セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnTK863525120100225
”25日のアジア通貨は韓国ウォンが急落。欧州の債務懸念が根強い中、ユーロの軟調に追随している。インドネシアルピアも前日に続いて下落し、中央銀行による介入観測が広がっている。このほかのアジア通貨は、総じて狭いレンジ内での取引となっている。
ギリシャの財政問題をめぐる懸念で、ユーロは対円EURJPY=で1年ぶり安値となる1ユーロ=120.60円に下落。対ドルEUR=でも1ユーロ=1.3470ドルを下回った。ギリシャ格下げの可能性も圧迫材料となった。
韓国ウォンKRW=は一時1%近く下落し、1米ドル=1164.6ウォンと2週間ぶり安値を付けた。ドル高に加え、欧州債務問題で加速したリスク資産の売却で、ウォンは1月初めから4%近く下落している。
ゴールドマン・サックスのアナリストは、韓国の国際収支は石油の累積需要など1月の経常赤字を招いた要因によって悪化しており、ウォンは目先、圧迫される可能性があると指摘。ただ、中期的には「ウォンは依然、資本流入や造船・建設受注の明るい見通しに支えられる」との見解を示した。
ゴールドマンは今後3カ月、6カ月、12カ月のウォン相場について、それぞれ1ドル=1150ウォン、1100ウォン、1050ウォンとの予測を維持した。 ”
後、これもロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-14058020100225
”韓国銀行(中央銀行)が25日発表した2010年1月の経常収支(季節調整後)は4億6400万ドルの赤字となり、1年ぶりに赤字に転じた。貿易黒字の縮小が背景。
12月は33億8000万ドルの黒字(改定値)だった。
季節調整前は4億4800万ドルの赤字。12月は15億2000万ドルの黒字(改定値)だった。
1月の海外からの純借入額は65億4000万ドル増加した。12月は11億5000万ドル増(改定値)だった。”
…結局、ウォン高になったら元の木阿弥って事ですな。
さて、新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが、まぁ上にも書いて有る様にウォン安です。
昨日の終値は1ドル=1152.9ウォンでしたが、今日は始値こそこの値より高い1ドル=1152ウォンだったものの開始時点からウォン安方面へ向かって行き最終的に1ドル=1163.4ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
朝鮮日報です。
http://www.chosunonline.com/news/20100225000005
”著名な金融経済学者のケネス・ロゴフ・ハーバード大教授は24日、「韓国は深刻なデレバレッジ(信用収縮)に直面する恐れがある」と警告した。デレバレッジとは、金融機関の家庭向け融資などが縮小することを意味し、深刻化すると、不動産価格の下落とそれに伴う消費低迷を招く可能性がある。
ロゴフ教授は同日、未来企画委員会、経済・人文社会研究会が共催した「グローバル・コリア2010」国際学術大会で、「米コンサルティング大手マッキンゼーの2008年の報告書によると、韓国の民間・公共部門の負債は国内総生産(GDP)の370%に達することが分かった。韓国は米国やほかのアジア諸国に比べ、(負債が多いため)デレバレッジ問題が深刻化する可能性がある」と指摘した。
その上で、「深刻なデレバレッジ懸念がある以上、景気対策によってそれを徐々に脱する必要がある」と助言した。ロゴフ教授の発言は、インフレを懸念して急に金利を引き上げ、市中資金を引き揚げるなどの出口戦略を取った場合、負債問題を悪化させる恐れがあるとの指摘だ。
韓国の公共部門の負債は国際基準では深刻な水準とは言えないが、増加ペースが速く、安心できない状況と指摘されている。これについて、ロゴフ教授は「想像よりも問題が深刻化する恐れがある」と警告した。
世界経済については、「住宅、失業問題の解決に予想より時間がかかる可能性がある。過去の経済危機では、危機が大きいほど急回復を示す『V字型』の景気回復につながったが、今回はそうではなさそうだ」と予測した。
ロゴフ教授は、今後の主要20カ国・地域(G20)会議で、国際的な金融規制強化などを協議すべきと強調した。”
海外の(韓国から見てと言う意味ですが)専門家の意見が上がってましたのでペタリ。
まぁ借金のペースの増加が早いのでヤバイって話は、この人だけでなく(韓国の)国内外から上がっている訳ですが。
…さて、今後どうなりますかね。
今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は91ドル75セント上がって10374ドル16セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnTK863525120100225
”25日のアジア通貨は韓国ウォンが急落。欧州の債務懸念が根強い中、ユーロの軟調に追随している。インドネシアルピアも前日に続いて下落し、中央銀行による介入観測が広がっている。このほかのアジア通貨は、総じて狭いレンジ内での取引となっている。
ギリシャの財政問題をめぐる懸念で、ユーロは対円EURJPY=で1年ぶり安値となる1ユーロ=120.60円に下落。対ドルEUR=でも1ユーロ=1.3470ドルを下回った。ギリシャ格下げの可能性も圧迫材料となった。
韓国ウォンKRW=は一時1%近く下落し、1米ドル=1164.6ウォンと2週間ぶり安値を付けた。ドル高に加え、欧州債務問題で加速したリスク資産の売却で、ウォンは1月初めから4%近く下落している。
ゴールドマン・サックスのアナリストは、韓国の国際収支は石油の累積需要など1月の経常赤字を招いた要因によって悪化しており、ウォンは目先、圧迫される可能性があると指摘。ただ、中期的には「ウォンは依然、資本流入や造船・建設受注の明るい見通しに支えられる」との見解を示した。
ゴールドマンは今後3カ月、6カ月、12カ月のウォン相場について、それぞれ1ドル=1150ウォン、1100ウォン、1050ウォンとの予測を維持した。 ”
後、これもロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-14058020100225
”韓国銀行(中央銀行)が25日発表した2010年1月の経常収支(季節調整後)は4億6400万ドルの赤字となり、1年ぶりに赤字に転じた。貿易黒字の縮小が背景。
12月は33億8000万ドルの黒字(改定値)だった。
季節調整前は4億4800万ドルの赤字。12月は15億2000万ドルの黒字(改定値)だった。
1月の海外からの純借入額は65億4000万ドル増加した。12月は11億5000万ドル増(改定値)だった。”
…結局、ウォン高になったら元の木阿弥って事ですな。
さて、新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが、まぁ上にも書いて有る様にウォン安です。
昨日の終値は1ドル=1152.9ウォンでしたが、今日は始値こそこの値より高い1ドル=1152ウォンだったものの開始時点からウォン安方面へ向かって行き最終的に1ドル=1163.4ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
朝鮮日報です。
http://www.chosunonline.com/news/20100225000005
”著名な金融経済学者のケネス・ロゴフ・ハーバード大教授は24日、「韓国は深刻なデレバレッジ(信用収縮)に直面する恐れがある」と警告した。デレバレッジとは、金融機関の家庭向け融資などが縮小することを意味し、深刻化すると、不動産価格の下落とそれに伴う消費低迷を招く可能性がある。
ロゴフ教授は同日、未来企画委員会、経済・人文社会研究会が共催した「グローバル・コリア2010」国際学術大会で、「米コンサルティング大手マッキンゼーの2008年の報告書によると、韓国の民間・公共部門の負債は国内総生産(GDP)の370%に達することが分かった。韓国は米国やほかのアジア諸国に比べ、(負債が多いため)デレバレッジ問題が深刻化する可能性がある」と指摘した。
その上で、「深刻なデレバレッジ懸念がある以上、景気対策によってそれを徐々に脱する必要がある」と助言した。ロゴフ教授の発言は、インフレを懸念して急に金利を引き上げ、市中資金を引き揚げるなどの出口戦略を取った場合、負債問題を悪化させる恐れがあるとの指摘だ。
韓国の公共部門の負債は国際基準では深刻な水準とは言えないが、増加ペースが速く、安心できない状況と指摘されている。これについて、ロゴフ教授は「想像よりも問題が深刻化する恐れがある」と警告した。
世界経済については、「住宅、失業問題の解決に予想より時間がかかる可能性がある。過去の経済危機では、危機が大きいほど急回復を示す『V字型』の景気回復につながったが、今回はそうではなさそうだ」と予測した。
ロゴフ教授は、今後の主要20カ国・地域(G20)会議で、国際的な金融規制強化などを協議すべきと強調した。”
海外の(韓国から見てと言う意味ですが)専門家の意見が上がってましたのでペタリ。
まぁ借金のペースの増加が早いのでヤバイって話は、この人だけでなく(韓国の)国内外から上がっている訳ですが。
…さて、今後どうなりますかね。
今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。
2010年02月24日
白物家電の技術は比較的枯れていると思うんだけどなぁ…
トヨタの公聴会もなんか酷い事になってますね。リコールが出せるのは日本の本社っていっている現地の社長(だとしても素早く出す為の働きかけとかは、この社長の仕事だと思うけど)とか車のかってな加速に関して変な事口走っている、おばさんとか。トヨタに非が無いとは言わんが、トヨタいじめもここまで来ると異常な気がするんですけどね。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は100ドル97セント下がって10282ドル41セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(一部必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK863324720100224
”24日のアジア通貨は韓国ウォンとインドネシアルピア主導で下落。前日の米株安や米独の弱い経済指標、中国の銀行融資規制をめぐる懸念から、再びリスク回避ムードとなっている。
大手格付け機関のフィッチ・レーティングスが23日、ギリシャ4大銀行の格付けを引き下げたことも嫌気された。
24日のアジア株も全般に軟調な動きとなっている。
韓国ウォンKRW=は約0.6%下落し1米ドル=1157ウォン近辺。ソウル株式市場が、リコール(回収・無償修理)に関する材料が出た現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)などが圧迫し、反落して引けたことが背景。”
現代自動車の件に関しては、後でもう一度取り上げます。
後、このロイターの記事でも取り上げられたギリシャですが…
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100223/erp1002232336006-n1.htm
”財政危機に陥ったギリシャで23日、政府の緊縮策などに抗議する共産党系の組合員約150人が首都アテネの証券取引所に詰め掛け、同取引所前を一時封鎖した。証券取引には影響は出ていない。
財政危機により、為替市場でユーロが対円、対ドルで下落したほか、株式相場も急落、国内経済に悪影響が出ているが、ギリシャでは投機筋の影響が大きいとして、政府に対応を求める声が強い。
同国では24日、最大の民間、公務員両労組連合組織がそれぞれゼネストを計画、全土で混乱が予想されている。”
こんな感じでちょっと末期的かなとも。
後は一応、産経に転載されたロイターの記事だとアジア各国の今後の見通しは…
http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-140489&cc=03&nt=00
”世界銀行チーフエコノミスト兼上級副総裁の林毅夫(ジャスティン・リン)氏は24日、世界経済は依然下振れリスクに直面しているとし、各国は刺激策を継続する必要があるとの考えを示した。
また、アジア諸国がソブリン債の問題を経験する可能性は総じて低いと語った。
同氏は当地で開かれた会合に参加し、記者団に対し「(刺激策を解除する)出口には早すぎる。まだ不確実性が残っている。下振れリスクには過剰生産能力も含まれる。遊休生産能力の水準は依然極めて高い。これは、失業率が今後も高止まりし、消費の回復は遅れ、控えめとなることを意味している」と語った。
また、財政出動を伴う景気刺激策の維持は、政府の債務を増加させる可能性があるが、アジア諸国はソブリン債の信用問題に直面するとはみられないと指摘。「アジア諸国は一般的に、十分な外貨準備があるため、外部のショックに耐えることができる。政府の赤字は比較的小規模で管理可能だ」と述べた。”
…この中に含まれる韓国ですがアメリカとの通貨スワップは終わったけど日本のは延長。(中国とのは元から期限が長いので、当面利用できる)
本当に安全に気なら止めても良い筈で…それを考えると言う程、安全でも無い気がするんですがね。
新ネタは以上。
さて実際の為替相場ですが。今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1148.1ウォンでしたが、今日はそれ以上の水準でずっとウォン安でした。
始値は1ドル=1157.0ウォン、終値は1ドル=1152.9ウォンでした。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
ロイターより。先の現代自動車の話です。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14049820100224
”現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)は24日、2011年型「ソナタ」のセダン車について、フロントドアのロックに不具合が生じる可能性があるとして、韓国と米国でのリコール実施を発表した。
対象となるのは、2009年12月6日─2010年2月16日に製造された約4万7000台。韓国で約4万6000台、米国で1300台という。
同社は23日、米国での2011年型「ソナタ」の販売停止を発表していた。
あるアナリストは、現代自動車の対応は、一連の安全問題への対応が遅れたトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)と対照的だと指摘。「トヨタの問題を受けて、リコールは非常にデリケートな問題となっている。現代自動車はできるだけ早急に今回の問題への対応を決定したとみられる」と語った。
現代自動車は昨年、米国市場で売り上げを伸ばした唯一の大手メーカー。リコール問題で渦中にあるトヨタからの顧客獲得を狙っている。
現代自動車の株価は24日、一時4.3%下落した後、2.56%安で引けた。総合株価指数は1%安にとどまった。同社株はトヨタのリコール問題が本格化した1月以来、13%上昇していた。
ソウルのLIGインベストメント・アンド・セキュリティーズの自動車アナリストは、顧客が品質に敏感になっている時期だけに、今回のリコールで現代自動車のイメージは傷つくとみられるが、「今回の問題箇所が、アクセルや電子制御システムなどの主要機能部分ではないことから、リコールは売り上げにはさほど影響しないだろう」と述べた。”
…目立つトヨタの陰に隠れてリコール中って事で。
後はレコードチャイナになりますけど。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0224&f=business_0224_174.shtml
”韓国LG電子は24日、韓国国内で製造・販売された同社製の洗濯機を3月からリコールすると発表した。リコールの対象はドラム式洗濯機105万台。
LG電子の発表によると、リコールの対象となるのは2003年8月から08年10月までに生産された洗濯槽の内側から蓋(ふた)を開けられないモデルで、子どもが誤って洗濯槽のなかに入っても、内側から蓋をあけられるよう開閉装置を交換する。
2月18日、韓国の大田広域市で7歳の子どもがLG電子製のドラム式洗濯機の中にとじこめられ、死亡する事件が発生した。子どもが洗濯機の中に入り、内側から鍵をかけたところ、蓋を開けることができなくなり窒息死したものと見られる。”
日本に流れてないか気になる所ではありますね。
しかし、爆発したサムスンの冷蔵庫といい、これといい白物家電は比較的枯れた商品なんで事故の類は起こしにくいと思うんですがね。
さて、今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は100ドル97セント下がって10282ドル41セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(一部必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK863324720100224
”24日のアジア通貨は韓国ウォンとインドネシアルピア主導で下落。前日の米株安や米独の弱い経済指標、中国の銀行融資規制をめぐる懸念から、再びリスク回避ムードとなっている。
大手格付け機関のフィッチ・レーティングスが23日、ギリシャ4大銀行の格付けを引き下げたことも嫌気された。
24日のアジア株も全般に軟調な動きとなっている。
韓国ウォンKRW=は約0.6%下落し1米ドル=1157ウォン近辺。ソウル株式市場が、リコール(回収・無償修理)に関する材料が出た現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)などが圧迫し、反落して引けたことが背景。”
現代自動車の件に関しては、後でもう一度取り上げます。
後、このロイターの記事でも取り上げられたギリシャですが…
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100223/erp1002232336006-n1.htm
”財政危機に陥ったギリシャで23日、政府の緊縮策などに抗議する共産党系の組合員約150人が首都アテネの証券取引所に詰め掛け、同取引所前を一時封鎖した。証券取引には影響は出ていない。
財政危機により、為替市場でユーロが対円、対ドルで下落したほか、株式相場も急落、国内経済に悪影響が出ているが、ギリシャでは投機筋の影響が大きいとして、政府に対応を求める声が強い。
同国では24日、最大の民間、公務員両労組連合組織がそれぞれゼネストを計画、全土で混乱が予想されている。”
こんな感じでちょっと末期的かなとも。
後は一応、産経に転載されたロイターの記事だとアジア各国の今後の見通しは…
http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-140489&cc=03&nt=00
”世界銀行チーフエコノミスト兼上級副総裁の林毅夫(ジャスティン・リン)氏は24日、世界経済は依然下振れリスクに直面しているとし、各国は刺激策を継続する必要があるとの考えを示した。
また、アジア諸国がソブリン債の問題を経験する可能性は総じて低いと語った。
同氏は当地で開かれた会合に参加し、記者団に対し「(刺激策を解除する)出口には早すぎる。まだ不確実性が残っている。下振れリスクには過剰生産能力も含まれる。遊休生産能力の水準は依然極めて高い。これは、失業率が今後も高止まりし、消費の回復は遅れ、控えめとなることを意味している」と語った。
また、財政出動を伴う景気刺激策の維持は、政府の債務を増加させる可能性があるが、アジア諸国はソブリン債の信用問題に直面するとはみられないと指摘。「アジア諸国は一般的に、十分な外貨準備があるため、外部のショックに耐えることができる。政府の赤字は比較的小規模で管理可能だ」と述べた。”
…この中に含まれる韓国ですがアメリカとの通貨スワップは終わったけど日本のは延長。(中国とのは元から期限が長いので、当面利用できる)
本当に安全に気なら止めても良い筈で…それを考えると言う程、安全でも無い気がするんですがね。
新ネタは以上。
さて実際の為替相場ですが。今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1148.1ウォンでしたが、今日はそれ以上の水準でずっとウォン安でした。
始値は1ドル=1157.0ウォン、終値は1ドル=1152.9ウォンでした。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
ロイターより。先の現代自動車の話です。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14049820100224
”現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)は24日、2011年型「ソナタ」のセダン車について、フロントドアのロックに不具合が生じる可能性があるとして、韓国と米国でのリコール実施を発表した。
対象となるのは、2009年12月6日─2010年2月16日に製造された約4万7000台。韓国で約4万6000台、米国で1300台という。
同社は23日、米国での2011年型「ソナタ」の販売停止を発表していた。
あるアナリストは、現代自動車の対応は、一連の安全問題への対応が遅れたトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)と対照的だと指摘。「トヨタの問題を受けて、リコールは非常にデリケートな問題となっている。現代自動車はできるだけ早急に今回の問題への対応を決定したとみられる」と語った。
現代自動車は昨年、米国市場で売り上げを伸ばした唯一の大手メーカー。リコール問題で渦中にあるトヨタからの顧客獲得を狙っている。
現代自動車の株価は24日、一時4.3%下落した後、2.56%安で引けた。総合株価指数は1%安にとどまった。同社株はトヨタのリコール問題が本格化した1月以来、13%上昇していた。
ソウルのLIGインベストメント・アンド・セキュリティーズの自動車アナリストは、顧客が品質に敏感になっている時期だけに、今回のリコールで現代自動車のイメージは傷つくとみられるが、「今回の問題箇所が、アクセルや電子制御システムなどの主要機能部分ではないことから、リコールは売り上げにはさほど影響しないだろう」と述べた。”
…目立つトヨタの陰に隠れてリコール中って事で。
後はレコードチャイナになりますけど。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0224&f=business_0224_174.shtml
”韓国LG電子は24日、韓国国内で製造・販売された同社製の洗濯機を3月からリコールすると発表した。リコールの対象はドラム式洗濯機105万台。
LG電子の発表によると、リコールの対象となるのは2003年8月から08年10月までに生産された洗濯槽の内側から蓋(ふた)を開けられないモデルで、子どもが誤って洗濯槽のなかに入っても、内側から蓋をあけられるよう開閉装置を交換する。
2月18日、韓国の大田広域市で7歳の子どもがLG電子製のドラム式洗濯機の中にとじこめられ、死亡する事件が発生した。子どもが洗濯機の中に入り、内側から鍵をかけたところ、蓋を開けることができなくなり窒息死したものと見られる。”
日本に流れてないか気になる所ではありますね。
しかし、爆発したサムスンの冷蔵庫といい、これといい白物家電は比較的枯れた商品なんで事故の類は起こしにくいと思うんですがね。
さて、今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。
2010年02月23日
韓国流、夢と現実の格差
…オリンピック期間のせいか経済ニュースが少なくて困る。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は18ドル97セント下がって10383ドル38セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK863107720100223
”23日のアジア通貨市場では、韓国ウォンKRW=が小幅下落した。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えた神経質なムードとなっているうえ、企業のドル需要がウォンを圧迫した。
ある国内銀行のディーラーは「ドルは企業のドル買いに若干押し上げられたが、需要はさほど強くない、限定的な上昇にとどまった」と述べた。
ソウル外為市場で、ウォンは1ドル=1148.3ウォンで終了した。前日終値は1147.0ウォンだった。”
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが…今日は若干ウォン安ですね。
昨日の終値は1ドル=1147.3ウォンでしたが、今日は始値が1ドル=1148.8ウォンとウォン安でした。
その後、時々昨日の終値切って安くなったり、また一時は1152.1ウォンとウォン安が進行などするものの最終的には1ドル=1148.1ウォンで引けてます。
(stooqとロイターの数値が微妙に違うのは、ご愛敬って事で。双方が情報取得している所が微妙に違うのかね?ちなみにstooqはポーランドの金融情報サイトです)
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/23/0200000000AJP20100223003200882.HTML
”ソウル市民は、余裕のある生活を送るには最低で世帯当たり月344万4000ウォン(約27万2200円)が必要だと考えているが、月平均の労働所得はこれに届かないことがわかった。ソウル市福祉財団が昨年3~5月、無作為に抽出した市内3665世帯(平均世帯員3.09人)の15歳以上世帯員7761人を調査した結果から明らかになった。
調査対象のうち、労働所得があると回答した世帯は3029世帯(82.6%)で、これら世帯の月平均労働所得は330万ウォンだった。余裕を持って暮らすために最低限必要だと回答した344万4000ウォンを下回る。
一方、過去1年間(2008年)に生活費が足りず借金した世帯は全体の7.3%で、余裕がなく冬に暖房を使えなかった世帯も4.0%に達した。1年間で世帯員が職を失ったり、事業上で大きな損害を受けた世帯は11.6%に上る。
また、国民基礎生活保障給与を申請した経験がある世帯は全体の7.3%だった。受給者選定で脱落した世帯のうち、32.2%は扶養義務者や知人・隣人の援助を受けたが、借金をした世帯も12.6%あった。”
…これアンケートを取られた人間が欲張っていないとすれば、状況として悲惨としか言いようがないんですが。
韓国では夢と現実の格差が開いているって事になりますし。
いや、だって安心して余裕をもって生活したいなんて、かなり基本的な欲求だと思うんですけど。
それさえ、かなえられない韓国っていったい…
後、もうひとつ。これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/23/0200000000AJP20100223002900882.HTML
”韓国の私教育費規模は毎年増えているが、昨年は増加ペースが鈍化したことがわかった。
教育科学技術部と統計庁が23日に発表した「2009年私教育費調査結果」によると、昨年の私教育費規模は約21兆6000億ウォン(約1兆7100億円)で、前年より3.4%増加した。総額は増えたが、前年比増加率は2008年の4.3%から昨年は3.4%と1ポイント近く下落し、増加ペースが鈍化した。調査は昨年6月と10月に、全国の小中高校1012校の保護者約4万4000人を対象に行われた。
私教育参加率(75.0%)も前年(75.1%)に比べわずかながら落ち込んだが、依然、4人中3人という高い割合を占めている。1週当たりの私教育参加時間は7.4時間で、前年(7.6時間)とあまり差がなかった。
生徒1人当たりの月平均私教育費は24万2000ウォンで、前年(23万3000ウォン)比3.9%増加したが、増加率は前年(5.0%)より減少した。
教育科学技術部の李周浩(イ・ジュホ)第1次官は「経済危機の回復で昨年下半期に国民所得が増加したが、私教育費はむしろ減少した。違法な学習塾運営の取り締まり、学習塾の教習時間制限、私教育のない学校運営など昨年下半期から集中的に施行した対策が効果を上げた」と評価した。
科目別の月平均私教育費は、英語(8万ウォン)、数学(6万7000ウォン)、国語(2万2000ウォン)、社会・科学(1万6000ウォン)などの順だった。このうち、数学が前年より8.1%増え、最も高い増加率を見せた。国語と論述はそれぞれ4.3%、14.3%減少した。
私教育の類型をみると、学習塾受講が61.9%で、前年(64.4%)より減少した半面、家庭教師による個人指導は15.4%から16.8%、家庭教師による少人数指導は9.6%から10.7%、インターネット講義受講は1.1%から1.5%にそれぞれ増えた。
全国16市道の生徒1人当たり月平均私教育費は、特別市・広域市ではソウル(33万1000ウォン)、大邱(25万1000ウォン)、大田(23万4000ウォン)の順で、道では京畿道(26万9000ウォン)、慶尚南道(21万3000ウォン)、慶尚北道(19万7000ウォン)の順だった。半面、広域市では釜山(20万3000ウォン)が、道では全羅北道(15万7000ウォン)が、私教育費が最も低かった。
市道別の私教育費を調査し、結果が公開されたのは今回が初めてで、教育科学技術部は各市道のことしの私教育費削減に向けた努力や成果などを分析し、来年度の市道教育庁評価に反映する計画だ。”
…政府の人間が自画自賛しているようですが、上の記事を見る限り単純に金に余裕が無いからなんじゃ…って思いますね。
さて、今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。
オマケ
うかつに中国に進出すると、こう言う目に会うと言う動画です。
ここを見ている方で、もし、ご本人、もしくは、お知り合いに中国への進出を考えている方がいらっしゃいましたら是非、この動画を見る事を、お勧めします。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は18ドル97セント下がって10383ドル38セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK863107720100223
”23日のアジア通貨市場では、韓国ウォンKRW=が小幅下落した。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えた神経質なムードとなっているうえ、企業のドル需要がウォンを圧迫した。
ある国内銀行のディーラーは「ドルは企業のドル買いに若干押し上げられたが、需要はさほど強くない、限定的な上昇にとどまった」と述べた。
ソウル外為市場で、ウォンは1ドル=1148.3ウォンで終了した。前日終値は1147.0ウォンだった。”
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが…今日は若干ウォン安ですね。
昨日の終値は1ドル=1147.3ウォンでしたが、今日は始値が1ドル=1148.8ウォンとウォン安でした。
その後、時々昨日の終値切って安くなったり、また一時は1152.1ウォンとウォン安が進行などするものの最終的には1ドル=1148.1ウォンで引けてます。
(stooqとロイターの数値が微妙に違うのは、ご愛敬って事で。双方が情報取得している所が微妙に違うのかね?ちなみにstooqはポーランドの金融情報サイトです)
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/23/0200000000AJP20100223003200882.HTML
”ソウル市民は、余裕のある生活を送るには最低で世帯当たり月344万4000ウォン(約27万2200円)が必要だと考えているが、月平均の労働所得はこれに届かないことがわかった。ソウル市福祉財団が昨年3~5月、無作為に抽出した市内3665世帯(平均世帯員3.09人)の15歳以上世帯員7761人を調査した結果から明らかになった。
調査対象のうち、労働所得があると回答した世帯は3029世帯(82.6%)で、これら世帯の月平均労働所得は330万ウォンだった。余裕を持って暮らすために最低限必要だと回答した344万4000ウォンを下回る。
一方、過去1年間(2008年)に生活費が足りず借金した世帯は全体の7.3%で、余裕がなく冬に暖房を使えなかった世帯も4.0%に達した。1年間で世帯員が職を失ったり、事業上で大きな損害を受けた世帯は11.6%に上る。
また、国民基礎生活保障給与を申請した経験がある世帯は全体の7.3%だった。受給者選定で脱落した世帯のうち、32.2%は扶養義務者や知人・隣人の援助を受けたが、借金をした世帯も12.6%あった。”
…これアンケートを取られた人間が欲張っていないとすれば、状況として悲惨としか言いようがないんですが。
韓国では夢と現実の格差が開いているって事になりますし。
いや、だって安心して余裕をもって生活したいなんて、かなり基本的な欲求だと思うんですけど。
それさえ、かなえられない韓国っていったい…
後、もうひとつ。これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/23/0200000000AJP20100223002900882.HTML
”韓国の私教育費規模は毎年増えているが、昨年は増加ペースが鈍化したことがわかった。
教育科学技術部と統計庁が23日に発表した「2009年私教育費調査結果」によると、昨年の私教育費規模は約21兆6000億ウォン(約1兆7100億円)で、前年より3.4%増加した。総額は増えたが、前年比増加率は2008年の4.3%から昨年は3.4%と1ポイント近く下落し、増加ペースが鈍化した。調査は昨年6月と10月に、全国の小中高校1012校の保護者約4万4000人を対象に行われた。
私教育参加率(75.0%)も前年(75.1%)に比べわずかながら落ち込んだが、依然、4人中3人という高い割合を占めている。1週当たりの私教育参加時間は7.4時間で、前年(7.6時間)とあまり差がなかった。
生徒1人当たりの月平均私教育費は24万2000ウォンで、前年(23万3000ウォン)比3.9%増加したが、増加率は前年(5.0%)より減少した。
教育科学技術部の李周浩(イ・ジュホ)第1次官は「経済危機の回復で昨年下半期に国民所得が増加したが、私教育費はむしろ減少した。違法な学習塾運営の取り締まり、学習塾の教習時間制限、私教育のない学校運営など昨年下半期から集中的に施行した対策が効果を上げた」と評価した。
科目別の月平均私教育費は、英語(8万ウォン)、数学(6万7000ウォン)、国語(2万2000ウォン)、社会・科学(1万6000ウォン)などの順だった。このうち、数学が前年より8.1%増え、最も高い増加率を見せた。国語と論述はそれぞれ4.3%、14.3%減少した。
私教育の類型をみると、学習塾受講が61.9%で、前年(64.4%)より減少した半面、家庭教師による個人指導は15.4%から16.8%、家庭教師による少人数指導は9.6%から10.7%、インターネット講義受講は1.1%から1.5%にそれぞれ増えた。
全国16市道の生徒1人当たり月平均私教育費は、特別市・広域市ではソウル(33万1000ウォン)、大邱(25万1000ウォン)、大田(23万4000ウォン)の順で、道では京畿道(26万9000ウォン)、慶尚南道(21万3000ウォン)、慶尚北道(19万7000ウォン)の順だった。半面、広域市では釜山(20万3000ウォン)が、道では全羅北道(15万7000ウォン)が、私教育費が最も低かった。
市道別の私教育費を調査し、結果が公開されたのは今回が初めてで、教育科学技術部は各市道のことしの私教育費削減に向けた努力や成果などを分析し、来年度の市道教育庁評価に反映する計画だ。”
…政府の人間が自画自賛しているようですが、上の記事を見る限り単純に金に余裕が無いからなんじゃ…って思いますね。
さて、今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。
オマケ
うかつに中国に進出すると、こう言う目に会うと言う動画です。
ここを見ている方で、もし、ご本人、もしくは、お知り合いに中国への進出を考えている方がいらっしゃいましたら是非、この動画を見る事を、お勧めします。
2010年02月22日
民主石井議員、長崎県民を脅す
…これが民主党の言う所の民主的な政治らしいですよ?
石井一議員(民主党の選挙対策委員長)の発言は長崎県知事選は民主党に入れなければ、長崎に予算を分配しませんよって言う脅しです。
ちなみに、この人(石井一)って言う人は障害者団体向け割引郵便制度をめぐり、活動実体のない「凛の会」に偽造証明書を発行した際の口利きを行った議員として事件のカギを握っていると目される人物です。
…民主党は、どうやら、こんな議員しかいない様ですね。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの先週末のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は9ドル45セント高の10402ドル35セントへ。
なお、韓国に関してはロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK862920720100222
”22日のアジア通貨は、韓国ウォンとインドネシアルピア主導で上昇している。ギリシャ救済策が早急に打ち出されるとのうわさや、米国の早期利上げ観測の後退を受け、リスク志向が回復している。
米連邦準備理事会(FRB)による予想外の公定歩合引き上げを受け、政策金利も予想以上に早く引き上げられるとの見方から、ドル指数.DXYは前週末に8カ月ぶり高値まで上昇していたが、この日は下げに転じている。
投資家は、24―25日に行われるバーナンキFRB議長の議会証言で、金利の先行きを読み取ろうとしている。
ウォンKRW=は1%強上昇し、1米ドル=1145.55ウォン。ソウル株.KS11の上昇を好感している。
あるトレーダーは「オフショア市場でドル/ウォンが売られているようだ。ユーロの上昇につれた動きだ」と述べた。
ただ、ウォン高に歯止めを掛けるため当局が市場介入に乗り出すのではないかとの懸念から、神経質な商いとなっている。”
新ネタは以上です。
実際の為替相場は上の記事にも書かれている様にウォン高に進んでますね。
先週末の終値は1ドル=1160.3ウォンでしたが、今日はこれ以上のウォン高が続きました。
始値は1ドル=1150.7ウォン、終値は1ドル=1147.3ウォンでした。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/22/0200000000AJP20100222000500882.HTML
”民間企業の負債が1500兆ウォンを超えた。対ドルのウォン高が進み、政府の保護措置も順次解除されつつある状況で、韓国銀行による基準金利引き上げが始まることになれば、利子負担で打撃を受ける企業も少なくないと懸念される。
韓国銀行が22日に明らかにした資金循環統計によると、民間企業の負債は昨年9月末現在で1506兆4814億ウォン(約119兆2990億円)と、1年前の1426兆7063億ウォンに比べ5.6%拡大した。この統計上では、民間企業が受け取った株式と出資資金(増資)、直接投資も負債として分類されている。
昨年9月末基準の民間企業の負債は、2004年が895兆5851億ウォン、2005年が917兆6172億ウォン、2006年が1008兆6802億ウォン、2007年が1148兆6546億ウォンと、急速に膨らみ続けている。昨年9月末時点の負債は、直前1年間の名目国内総生産(GDP)の1.46倍にあたる。前年同月末に比べても1.39倍と、上昇率が上がっている。
ただ、韓国銀行関係者は、民間企業は負債以上の規模を金融資産や実体資産などで保有しているため、負債が多いからといってひどく心配する必要はないと話している。
負債の内訳は、債券発行残額が262兆5667億ウォンで、前年9月末比15.4%増と、統計作成が始まった2003年以降で最も高い上昇率となった。金融機関などからの貸出残高は722兆7450億ウォンで同4.9%増、預金取扱期間などによる貸出が4.8%増の648兆964億ウォンだった。商取引関連の債務は4.7%増え、285兆9693億ウォン。
負債が増えた一方で、金融危機後、民間企業が財テクに積極的なことも明らかになった。資産運用をみると、株式・出資持株は314兆8728億ウォンで、1年前に比べ11.3%増えている。また、長期貯蓄性預金残高は103兆7638億ウォンで31.5%増と、統計作成が開始した2004年以来の高水準を記録した。”
もともと韓国の財政も、韓国企業の財政も、悪化した原因は財テクで下手をうったためって言うのを忘れているんですかね。彼らは。
こちらは朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100222000007
”韓国の貿易収支は1月に1年ぶりに赤字に転落したのに続き、2月も赤字基調が続いている。輸出が増えている一方で、原油輸入が急増したことが主因だ。
関税庁によると、2月1-20日の貿易収支(暫定集計)は輸出が211億ドル、輸入が230億9000万ドルで、19億9000万ドルの赤字となった。年初来2月20日まででは輸出が521億1000万ドル、輸入が545億6000万ドルで、赤字幅は24億5000万ドルとなった。
2月の輸出は世界的に景気が回復を示していることで、半導体、液晶装置など主な輸出品目の大半で増加を示した。品目別では、半導体が前年同期比101.1%増、液晶装置が同66.6%増、石油製品が同35.3%増、自動車が同26.9%増、家電製品が21.9%増などとなっている。ただし、船舶は同15.3%減だった。地域別では中国が同37.6%増、米国が同13.4%増、日本が同24.3%増だったのに対し、欧州連合(EU)は同3.7%減だった。
輸入は原油輸入が同57.1%増加したのをはじめ、半導体(非メモリー分野など)が同30.0%増、乗用車が同111.9%増、火工品(雷管など)が63.0%増、石油製品が87.1%増、電機・電子機器が同29.6%増となった。
韓国政府は今年の貿易収支について、楽観的な見通しを示している。尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官は、17日の危機管理対策会議で、「南欧発の財政危機、中国の金融引き締め可能性などを懸念する声があるが、年間200億ドルの貿易黒字を達成するとの今年の目標に問題はない」と語った。”
これに関しては、ここの所のウォン高も影響しているのかなぁって感じもしますね。以前はウォン安を利用して海外に製品を売りつけていましたが…さてどうなりますかね。
さて、今日気になった記事は以上でした。
では、また明日。
2010年02月19日
中国の最低賃金が上がって来ているらしいです。
産経ですが。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100218/fnc1002182058013-n1.htm
中国各地で労働者の収入を保証する「最低賃金」の引き上げが相次いでいる。上海市に隣接する江蘇省が2月から最低賃金基準を平均13%アップしたほか、上海市も4月から、同15%前後引き上げる方針を決めた。遼寧省瀋陽市や広東省広州、東莞両市などでも検討されている。いずれも金融危機の影響で昨年は賃金水準調整が据え置かれていた。中国経済のV字回復が鮮明になったことが背景にある。
日系企業も数多く進出している江蘇省の場合、最低賃金の引き上げは2007年10月以来、2年4カ月ぶり。新華社電などによると、まず同省の南京、無錫、蘇州など主要市の中心地区で現行の月850元(約1万1千円)から同960元に引き上げて、上海市や浙江省杭州市などに近い水準をめざす。郊外も地区ごとに水準を13%前後アップする。
上海市の引き上げは08年4月以来2年ぶりで、現行の月960元が同1100元程度に上がる見通しとなっている。同市の韓正市長が引き上げを表明した。
輸出急減で景気の先行きが不透明になった08年11月、雇用確保を優先するため地方に最低賃金の引き上げ凍結を指示していた中国政府が、消費拡大に向けた労働者の可処分所得の増大を狙い、凍結措置を解除したもようだ。
中国は国内総生産(GDP)の実質成長率が昨年第4四半期(10~12月)に前年同期比10・7%増と、6四半期ぶりに2けた増を回復。また、1月の貿易統計も輸出が前年同月比21%増と2カ月連続で増加し、経済指標の明らかな好転が最低賃金上昇の根拠になった。賃金引き上げの動きは今後、中国全土に広がる可能性があり、進出する日系企業などで人件費の大幅増加は避けらない見通しだ。”
労働力としての人件費が高くなってしまえば中国の魅力なんて無くなってしまうのではと思うのですが…
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は83ドル36セント上がって10392ドル90セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要な所を抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK860118020100219
”19日のアジア通貨は、韓国ウォンを中心に下落した。米連邦準備理事会(FRB)による予想外の公定歩合引き上げで米ドルが買われ、インドネシア中銀は2日連続でドル売り介入を実施した。
米公定歩合引き上げを受けてドル指数.DXYは8カ月ぶり高値に上昇。FRBが金融政策正常化の方向に進むとの観測が強まった。
中国と台湾市場は旧正月で休場。
ウォンKRW=は一時0.9%安の1米ドル=1161.20ウォンに下落。その後1160ウォン付近で落ち着いた。
現物の下落を受け、ウォンの予想ボラティリティKRWVOLは上昇した。ただウォンが落ち着く兆候を示しているため、これに飛びつく動きはあまりみられなかった。
1カ月物のボラティリティは前日の12.49%から12.64%に上昇した。”
ちなみに記事中に出て来るアメリカの公定歩合引き上げに関してはロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13962420100218
”米連邦準備理事会(FRB)は18日、公定歩合を現行の0.50%から0.75%に引き上げると発表した。19日から実施する。金融市場の状況改善を理由に挙げた。
FRBは声明で、今月初めに終了した複数の異例の措置と同様、「今回の変更はFRBの貸出制度の一段の正常化が目的」とし、「変更が家計や企業への金融状況のひっ迫につながるとは想定していない。経済および金融政策見通しの変更のシグナルではない」とした。”
なお多少話が横にそれますが…(これもロイターですが)
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK859915420100218?rpc=165
”英国立統計局(ONS)が18日発表した1月の公的部門純借入額(PSNB)は43億3900万ポンドとなった。1月としては初の借入で、前年同月は50億ポンドの返済だった。
通常1月は、所得税や法人税の申告期限の影響で公的部門の収支は大幅な黒字となる。アナリスト予想も28億ポンドの返済だった。
発表を受けポンドは対ドル・ユーロで下落、英国債価格も下落した。英政府は今年に入ってからすでに記録的な額の国債を発行しているだけに、予想以上に悪い数字を受けて英財政状況に対する懸念が増大した。
税年度の開始月である4月から1月までの累計のPSNBは1220億ポンドで過去最大。政府は年間のPSNBは1700億ポンドを上回ると予想している。
1月の公的部門借入純所要額(PSNCR)はマイナス117億7000万ポンド(黒字)。前年同月はマイナス248億5300万ポンドだった。”
…と言う訳でイギリスも酷い事に…
新ネタは以上ですね。
さて、実際の為替相場ですが今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1150.4ですが、今日は一日中それより安い水準で動いています。
始値は1ドル=1153.6ウォン、終値は1ドル=1160.3ウォンでした。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
まず朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100219000005
”金融研究院は18日、低所得層向けの融資プログラムとして発足した「美少金融」事業を現在のまま運営した場合、赤字は避けられないとする分析を明らかにした。
金融研究院は「金融弱者解消に向けた政策庶民金融改善方案」と題する報告書で、「現在の美少金融事業計画は事業所と人材の確保、維持のための固定費用が膨らむ可能性が非常に大きい。金利収入は固定費用を辛うじて賄えるか、固定費用にも満たない」と指摘した。
報告書は美少金融が全国に支店網を持つためには、約300の地域財団を運営する必要があると仮定し、事業所のスペース確保、維持や基本的人件費で年間400億ウォン(約32億円)程度かかると予想した。また、事業が軌道に乗れば、管理費用と人件費が増加し、固定費用は年間600億-700億ウォン(約48億-55億円)に達するほか、教育費、研修費、標準化された融資審査制度の運用・開発に追加費用が発生する見通しだ。
しかし、美少金融の収入源は、融資残高を2兆ウォン(約1600億円)、貸出金利を年5%と仮定した場合、貸し倒れが全くないとしても、金利収入は1000億ウォン(約80億円)にすぎない。
美少金融よりも融資審査が厳格な民間のマイクロクレジット事業の平均融資回収率が85%である点からみて、美少金融の回収率はそれを下回る見通しで、最終的に赤字は免れない見通しだ。
これについて、美少金融中央財団の関係者は「平均融資残高2兆ウォンを維持し、地域財団を300個まで増やすことは、今後10年間の目標だ。全国の地域財団数は今後変動が見込まれ、それを300個とする固定条件でコストを計算するのは適切ではない」と反論した。
昨年12月に発足した美少金融財団は現在、全国に27の事業所がある。金融委員会によると、今月16日までに美少金融の窓口には1万3700人が訪れ、うち238人が16億ウォン(約1億2800万円)を借り入れた。同題団は年内に事業所数を70カ所に増やす計画だ。”
個人向け低所得者層向けの少額融資制度の話ですが…記事では、このままだと赤字になりそうな状態でって書かれてますね。まぁ実は前々から赤字の見込み(以前に目を通した同様の記事だとボランティア覚悟の赤字事業まで書かれていた気が)になりそうだって言われていたんですがね。
さて、実際どうなる事やら…
後は、これも朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100219000008
”仏系自動車部品メーカーのバレオは18日、労使対立を理由に韓国から完全撤退する方針を明らかにした。同社はアジア通貨危機当時に経営破たんした万都機械慶州事業本部を買収する形で韓国に進出したが、慢性的な労使紛争に直面していた。
バレオの韓国法人、バレオ電装システムズコリア(慶尚北道慶州市)のカン・ギボン社長は本紙の取材に対し、「バレオ本社は毎年繰り返される労使対立を理由に、韓国への追加投資を承認せず、今年3月の理事会(取締役会)に韓国からの撤収案を提出することを決めた。労使関係が好転しなければ、バレオは韓国から撤退する」と述べた。
バレオは昨年10月、営業赤字と労使対立を理由に、忠清南道天安市のバレオ空調を閉鎖している。現在操業中のバレオ電装は従業員数875人で、年商は3000億ウォン(約240億円)規模。
カン社長は「2002年から毎年繰り返されるストライキで、最大顧客の現代自動車が取引業者の変更を予告してきた上、新製品の入札にも参加できずにいる。納品がほぼ確定している日産自動車も労組にストライキは行わないとの宣言を求めており、最終契約を先延ばしにしている」と述べた。
バレオ電装労組(組合員618人)は、全国民主労働組合総連盟(民主労総)金属労組所属で、今年も警備員の生産職への配転に抗議し、サボタージュなどを展開している。カン社長は「会社の安全と生産を守る警備職員の労組加入はあり得ない。労組は労働法規上の手続きに反する違法ストライキを行っている」と批判した。
これに対し、チョン・ヨンジェ労組支部長は「警備職員の労組加入は会社側の警備外注で雇用不安が発生したことが原因だ。警備職員も金属労組の組合員として認めるという昨年の労使合意に反している」と反発している。”
まぁ韓国人労者の暴力ストは有名ですし。この辺りを改善しないと海外に投資して貰うのが難しいってどっか報告書をあげていたような…。(苦笑)
…これも現地情報のリサーチ不足って奴ですかね。
さて、今日の気になる記事は以上です。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100218/fnc1002182058013-n1.htm
中国各地で労働者の収入を保証する「最低賃金」の引き上げが相次いでいる。上海市に隣接する江蘇省が2月から最低賃金基準を平均13%アップしたほか、上海市も4月から、同15%前後引き上げる方針を決めた。遼寧省瀋陽市や広東省広州、東莞両市などでも検討されている。いずれも金融危機の影響で昨年は賃金水準調整が据え置かれていた。中国経済のV字回復が鮮明になったことが背景にある。
日系企業も数多く進出している江蘇省の場合、最低賃金の引き上げは2007年10月以来、2年4カ月ぶり。新華社電などによると、まず同省の南京、無錫、蘇州など主要市の中心地区で現行の月850元(約1万1千円)から同960元に引き上げて、上海市や浙江省杭州市などに近い水準をめざす。郊外も地区ごとに水準を13%前後アップする。
上海市の引き上げは08年4月以来2年ぶりで、現行の月960元が同1100元程度に上がる見通しとなっている。同市の韓正市長が引き上げを表明した。
輸出急減で景気の先行きが不透明になった08年11月、雇用確保を優先するため地方に最低賃金の引き上げ凍結を指示していた中国政府が、消費拡大に向けた労働者の可処分所得の増大を狙い、凍結措置を解除したもようだ。
中国は国内総生産(GDP)の実質成長率が昨年第4四半期(10~12月)に前年同期比10・7%増と、6四半期ぶりに2けた増を回復。また、1月の貿易統計も輸出が前年同月比21%増と2カ月連続で増加し、経済指標の明らかな好転が最低賃金上昇の根拠になった。賃金引き上げの動きは今後、中国全土に広がる可能性があり、進出する日系企業などで人件費の大幅増加は避けらない見通しだ。”
労働力としての人件費が高くなってしまえば中国の魅力なんて無くなってしまうのではと思うのですが…
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は83ドル36セント上がって10392ドル90セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要な所を抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK860118020100219
”19日のアジア通貨は、韓国ウォンを中心に下落した。米連邦準備理事会(FRB)による予想外の公定歩合引き上げで米ドルが買われ、インドネシア中銀は2日連続でドル売り介入を実施した。
米公定歩合引き上げを受けてドル指数.DXYは8カ月ぶり高値に上昇。FRBが金融政策正常化の方向に進むとの観測が強まった。
中国と台湾市場は旧正月で休場。
ウォンKRW=は一時0.9%安の1米ドル=1161.20ウォンに下落。その後1160ウォン付近で落ち着いた。
現物の下落を受け、ウォンの予想ボラティリティKRWVOLは上昇した。ただウォンが落ち着く兆候を示しているため、これに飛びつく動きはあまりみられなかった。
1カ月物のボラティリティは前日の12.49%から12.64%に上昇した。”
ちなみに記事中に出て来るアメリカの公定歩合引き上げに関してはロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13962420100218
”米連邦準備理事会(FRB)は18日、公定歩合を現行の0.50%から0.75%に引き上げると発表した。19日から実施する。金融市場の状況改善を理由に挙げた。
FRBは声明で、今月初めに終了した複数の異例の措置と同様、「今回の変更はFRBの貸出制度の一段の正常化が目的」とし、「変更が家計や企業への金融状況のひっ迫につながるとは想定していない。経済および金融政策見通しの変更のシグナルではない」とした。”
なお多少話が横にそれますが…(これもロイターですが)
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK859915420100218?rpc=165
”英国立統計局(ONS)が18日発表した1月の公的部門純借入額(PSNB)は43億3900万ポンドとなった。1月としては初の借入で、前年同月は50億ポンドの返済だった。
通常1月は、所得税や法人税の申告期限の影響で公的部門の収支は大幅な黒字となる。アナリスト予想も28億ポンドの返済だった。
発表を受けポンドは対ドル・ユーロで下落、英国債価格も下落した。英政府は今年に入ってからすでに記録的な額の国債を発行しているだけに、予想以上に悪い数字を受けて英財政状況に対する懸念が増大した。
税年度の開始月である4月から1月までの累計のPSNBは1220億ポンドで過去最大。政府は年間のPSNBは1700億ポンドを上回ると予想している。
1月の公的部門借入純所要額(PSNCR)はマイナス117億7000万ポンド(黒字)。前年同月はマイナス248億5300万ポンドだった。”
…と言う訳でイギリスも酷い事に…
新ネタは以上ですね。
さて、実際の為替相場ですが今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1150.4ですが、今日は一日中それより安い水準で動いています。
始値は1ドル=1153.6ウォン、終値は1ドル=1160.3ウォンでした。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
まず朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100219000005
”金融研究院は18日、低所得層向けの融資プログラムとして発足した「美少金融」事業を現在のまま運営した場合、赤字は避けられないとする分析を明らかにした。
金融研究院は「金融弱者解消に向けた政策庶民金融改善方案」と題する報告書で、「現在の美少金融事業計画は事業所と人材の確保、維持のための固定費用が膨らむ可能性が非常に大きい。金利収入は固定費用を辛うじて賄えるか、固定費用にも満たない」と指摘した。
報告書は美少金融が全国に支店網を持つためには、約300の地域財団を運営する必要があると仮定し、事業所のスペース確保、維持や基本的人件費で年間400億ウォン(約32億円)程度かかると予想した。また、事業が軌道に乗れば、管理費用と人件費が増加し、固定費用は年間600億-700億ウォン(約48億-55億円)に達するほか、教育費、研修費、標準化された融資審査制度の運用・開発に追加費用が発生する見通しだ。
しかし、美少金融の収入源は、融資残高を2兆ウォン(約1600億円)、貸出金利を年5%と仮定した場合、貸し倒れが全くないとしても、金利収入は1000億ウォン(約80億円)にすぎない。
美少金融よりも融資審査が厳格な民間のマイクロクレジット事業の平均融資回収率が85%である点からみて、美少金融の回収率はそれを下回る見通しで、最終的に赤字は免れない見通しだ。
これについて、美少金融中央財団の関係者は「平均融資残高2兆ウォンを維持し、地域財団を300個まで増やすことは、今後10年間の目標だ。全国の地域財団数は今後変動が見込まれ、それを300個とする固定条件でコストを計算するのは適切ではない」と反論した。
昨年12月に発足した美少金融財団は現在、全国に27の事業所がある。金融委員会によると、今月16日までに美少金融の窓口には1万3700人が訪れ、うち238人が16億ウォン(約1億2800万円)を借り入れた。同題団は年内に事業所数を70カ所に増やす計画だ。”
個人向け低所得者層向けの少額融資制度の話ですが…記事では、このままだと赤字になりそうな状態でって書かれてますね。まぁ実は前々から赤字の見込み(以前に目を通した同様の記事だとボランティア覚悟の赤字事業まで書かれていた気が)になりそうだって言われていたんですがね。
さて、実際どうなる事やら…
後は、これも朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100219000008
”仏系自動車部品メーカーのバレオは18日、労使対立を理由に韓国から完全撤退する方針を明らかにした。同社はアジア通貨危機当時に経営破たんした万都機械慶州事業本部を買収する形で韓国に進出したが、慢性的な労使紛争に直面していた。
バレオの韓国法人、バレオ電装システムズコリア(慶尚北道慶州市)のカン・ギボン社長は本紙の取材に対し、「バレオ本社は毎年繰り返される労使対立を理由に、韓国への追加投資を承認せず、今年3月の理事会(取締役会)に韓国からの撤収案を提出することを決めた。労使関係が好転しなければ、バレオは韓国から撤退する」と述べた。
バレオは昨年10月、営業赤字と労使対立を理由に、忠清南道天安市のバレオ空調を閉鎖している。現在操業中のバレオ電装は従業員数875人で、年商は3000億ウォン(約240億円)規模。
カン社長は「2002年から毎年繰り返されるストライキで、最大顧客の現代自動車が取引業者の変更を予告してきた上、新製品の入札にも参加できずにいる。納品がほぼ確定している日産自動車も労組にストライキは行わないとの宣言を求めており、最終契約を先延ばしにしている」と述べた。
バレオ電装労組(組合員618人)は、全国民主労働組合総連盟(民主労総)金属労組所属で、今年も警備員の生産職への配転に抗議し、サボタージュなどを展開している。カン社長は「会社の安全と生産を守る警備職員の労組加入はあり得ない。労組は労働法規上の手続きに反する違法ストライキを行っている」と批判した。
これに対し、チョン・ヨンジェ労組支部長は「警備職員の労組加入は会社側の警備外注で雇用不安が発生したことが原因だ。警備職員も金属労組の組合員として認めるという昨年の労使合意に反している」と反発している。”
まぁ韓国人労者の暴力ストは有名ですし。この辺りを改善しないと海外に投資して貰うのが難しいってどっか報告書をあげていたような…。(苦笑)
…これも現地情報のリサーチ不足って奴ですかね。
さて、今日の気になる記事は以上です。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
2010年02月18日
…韓国はインフレの、ご様子。
最近寒いですね。早く暖かくならないかなぁ…
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は40ドル43セント上がって10309ドル24セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK036420120100218
”18日のアジア通貨は総じて軟調。ドルの上昇やアジア株の下落を受けて、フィリピンペソなどが売られた。
インドネシア中銀は、ドル売り介入を実施したもよう。
市場では、国際通貨基金(IMF)の金売却計画を受けて、金価格や資源国通貨が下落。ドルが買われる展開となっている。
今月のロイター調査によると、投資家は、韓国ウォンKRW=、インドルピーINR=、インドネシアルピアIDR=など、アジア新興国通貨のロングポジションを圧縮している。”
ロングポジションは買い待ち(簡単に説明すると、こっちは買いこんで値が上昇するの待っている)、ショートポジションは売り待ち(こっちは簡単に言うと、俗に言う空売り状態)って意味です。
圧縮は…この場合減らしているので良いのかな?為替は専門じゃないんで申し訳ないんですが、細かい言い回しが良く分からないんですよね…
後はKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36053
”韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は17日、公定歩合の引き上げに関し、近く公定歩合の引き上げを行う必要があるという考えを示しました。
韓国銀行の李成太総裁はこの日、国会の企画財政委員会で、公定歩合の引き上げの時期に関する質問に対し、「民間部分の自生力によってある程度経済が回っていくと判断されれば、その時点から金利を上げていかなければならない。それは、そう遠くないだろう」と述べました。
しかし、任期が終わる3月31日より前に金利を引き上げるのかという質問に対しては「そこまでは言い切れない」と答えました。
この発言は、公定歩合の引き上げが必要な時期が近づいているという李成太総裁自身の判断を示したものとみられ、今後の通貨政策に注目が集まっています。
李成太総裁はこれに先立つ業務報告でも、「消費者物価の上昇率が上半期には2%台後半になり、下半期以降は景気が次第に回復するにつれて少しずつ上昇する見通しだ」と述べ、下半期以降本格化する恐れのあるインフレや資産バブルに韓国銀行が早期に対応するため、公定歩合を引き上げる可能性があることを示唆しています。”
…相変わらず上げる上げる行ってますね。(苦笑)
新ネタは以上です。
さて為替相場ですが今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1142ウォンでしたが、今日は、これより安い水準で動いています。
始値は1ドル=1143.2ウォン、終値は1ドル=1150.4ウォンで引けています。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/18/0200000000AJP20100218000700882.HTML
”昨年は消費者物価と輸入物価の開きが7年ぶり最大幅を記録したことがわかった。輸入物価の下落ほど消費者物価が下落せず、むしろ上昇したためで、こうした現象はことしに入っても続いている。
韓国銀行と統計庁が18日に明らかにしたところによると、昨年の輸入物価は国際原材料価格の下落などで前年比4.1%下がった。下落幅は2002年(マイナス6.2%)以降で最大だった。
一方、国民生活と直結する消費者物価は昨年2.8%上昇した。上昇幅は前年(4.7%)よりは鈍化したものの、2005年(2.8%)、2006年(2.2%)、2007年(2.2%)よりも高い。
消費者物価から輸入物価を引いた値は昨年が6.9ポイントと、2002年(9.0ポイント)以来の高水準を記録した。また、昨年の生産者物価は前年比0.2%下落し、2002年(マイナス0.3%)以来の下落を示した。消費者物価と生産者物価の開きは昨年が3.0ポイントと、やはり2002年(3.1ポイント)以降で最大となった。
品目別でも、消費者物価と輸入物価の開きが大きい。
小麦の場合、2008年に輸入価格が月平均59.7%上がり、消費者物価も同幅の59.9%上昇したが、昨年は輸入価格が28.1%暴落したにもかかわらず、消費者物価は8.6%の下落にとどまった。小麦を使った品目の消費者物価を見ると、小麦粉めん(ククス)は1.6%の下落にとどまり、チヂミ粉(ブチムカル)は7.3%上がった。食パンは11.8%と、1996年(13.9%)以降で最大の上昇率を示した。
大豆も輸入価格は昨年に平均4.9%下落したが、消費者価格は0.2%上がった。原油は昨年輸入価格が月平均22.1%下落し、1988年(マイナス24.2%)以来の大幅下落を記録したが、消費者価格の下落率はガソリンが6.0%、軽油が13.0%にとどまった。
こうした傾向は、ことしに入っても続いている。1月の小麦輸入価格は前年同月比30.2%の下落だが、消費価格10.3%、ククス価格2.8%の下落にとどまった。シリアル食品は8.3%、チヂミ粉は2.8%、ケーキは0.1%、それぞれ上昇した。
また、2年単位で見ると輸入価格と消費者価格の開きがさらに広がったことも分かった。ことし1月の輸入小麦価格は2年前の2008年1月に比べ48.0%下落。これに対し、消費者価格では小麦粉が12.4%の下落にとどまり、ククス40.0%、シリアル食品14.5%、チヂミ粉12.2%、パン21.2%、食パン17.7%、ケーキ7.4%の上昇をみせた。
1月の輸入大豆価格は前年同月比6.0%下落したが、豆腐の消費者価格は2.9%上昇した。2年前に比べると輸入価格は5.9%下落、豆腐の消費者物価は13.1%上昇となっている。”
ぶっちゃけ消費者物価の上昇を考えると完全にインフレ状態ですね。
また為替が、あまり安定してるとは思えないので商品の値付けが輸入物価に合わせて戻せないのも有るのかも知れません。
後、これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/18/0200000000AJP20100218003100882.HTML
”景気回復を受け、外国為替取引量も増加している。韓国銀行が18日に発表した「2009年第4四半期の外国為替銀行の外国為替取引動向」によると、一日当たりの外国為替取引量は平均484億8000万ドル(約4兆4087億円)で、前四半期の455億2000万ドルに比べ6.5%増えた。
外国為替取引量は金融危機の衝撃で昨年第1四半期に391億4000万ドルに落ち込んだが、第2四半期には444億6000万ドルに増え、第3、第4四半期も継続して増加した。
韓国銀行外国為替分析チームのソ・ジョンソク課長は、金融危機前の2008年第3四半期の外国為替取引量は一日平均570億ドルだったが、これは造船業好況による影響が大きいと説明。造船業部門を除けば、昨年第4四半期の取引量は金融危機前の水準に回復したと見なせると述べた。
取引別では、伝統的な外国為替取引(現物為替、先物為替、為替スワップなど)が前四半期より7.1%増の402億ドル、為替デリバティブ(通貨、金利関連先物、スワップ、オプションなど)は3.5%増え82億8000万ドルだった。
現物為替取引は、輸出入規模の拡大により、前四半期より8.0%多い150億1000万ドルだった。先物為替は59億5000万ドルで9.4%の増加。世界的な株価上昇に伴い、資産運用会社の海外証券投資リスクを回避するための為替ヘッジ取引が増えたためだと、韓国銀行は説明した。
外国為替スワップ取引は192億5000万ドルで5.8%増加した。資産運用会社からの先物為替、通貨先物の買い入れが増えた一部外国為替銀行が、ポジション調整に必要な外貨を調達するため取引を増やしたという。
昨年第4四半期の外国為替取引は、国内銀行が253億3000万ドルと前四半期より7.1%増え、外資系銀行の国内支店は5.9%増の231億5000万ドルだった。”
…外国為替のスワップ取引が増加してるって言うのが有ります。実際株式の市場と同じで投機に使われている分で戻っている様に見えるだけでは?
今日の気になったニュースは以上です。
では、また明日。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は40ドル43セント上がって10309ドル24セントになっています。
韓国に関しては…ロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK036420120100218
”18日のアジア通貨は総じて軟調。ドルの上昇やアジア株の下落を受けて、フィリピンペソなどが売られた。
インドネシア中銀は、ドル売り介入を実施したもよう。
市場では、国際通貨基金(IMF)の金売却計画を受けて、金価格や資源国通貨が下落。ドルが買われる展開となっている。
今月のロイター調査によると、投資家は、韓国ウォンKRW=、インドルピーINR=、インドネシアルピアIDR=など、アジア新興国通貨のロングポジションを圧縮している。”
ロングポジションは買い待ち(簡単に説明すると、こっちは買いこんで値が上昇するの待っている)、ショートポジションは売り待ち(こっちは簡単に言うと、俗に言う空売り状態)って意味です。
圧縮は…この場合減らしているので良いのかな?為替は専門じゃないんで申し訳ないんですが、細かい言い回しが良く分からないんですよね…
後はKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36053
”韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は17日、公定歩合の引き上げに関し、近く公定歩合の引き上げを行う必要があるという考えを示しました。
韓国銀行の李成太総裁はこの日、国会の企画財政委員会で、公定歩合の引き上げの時期に関する質問に対し、「民間部分の自生力によってある程度経済が回っていくと判断されれば、その時点から金利を上げていかなければならない。それは、そう遠くないだろう」と述べました。
しかし、任期が終わる3月31日より前に金利を引き上げるのかという質問に対しては「そこまでは言い切れない」と答えました。
この発言は、公定歩合の引き上げが必要な時期が近づいているという李成太総裁自身の判断を示したものとみられ、今後の通貨政策に注目が集まっています。
李成太総裁はこれに先立つ業務報告でも、「消費者物価の上昇率が上半期には2%台後半になり、下半期以降は景気が次第に回復するにつれて少しずつ上昇する見通しだ」と述べ、下半期以降本格化する恐れのあるインフレや資産バブルに韓国銀行が早期に対応するため、公定歩合を引き上げる可能性があることを示唆しています。”
…相変わらず上げる上げる行ってますね。(苦笑)
新ネタは以上です。
さて為替相場ですが今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1142ウォンでしたが、今日は、これより安い水準で動いています。
始値は1ドル=1143.2ウォン、終値は1ドル=1150.4ウォンで引けています。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/18/0200000000AJP20100218000700882.HTML
”昨年は消費者物価と輸入物価の開きが7年ぶり最大幅を記録したことがわかった。輸入物価の下落ほど消費者物価が下落せず、むしろ上昇したためで、こうした現象はことしに入っても続いている。
韓国銀行と統計庁が18日に明らかにしたところによると、昨年の輸入物価は国際原材料価格の下落などで前年比4.1%下がった。下落幅は2002年(マイナス6.2%)以降で最大だった。
一方、国民生活と直結する消費者物価は昨年2.8%上昇した。上昇幅は前年(4.7%)よりは鈍化したものの、2005年(2.8%)、2006年(2.2%)、2007年(2.2%)よりも高い。
消費者物価から輸入物価を引いた値は昨年が6.9ポイントと、2002年(9.0ポイント)以来の高水準を記録した。また、昨年の生産者物価は前年比0.2%下落し、2002年(マイナス0.3%)以来の下落を示した。消費者物価と生産者物価の開きは昨年が3.0ポイントと、やはり2002年(3.1ポイント)以降で最大となった。
品目別でも、消費者物価と輸入物価の開きが大きい。
小麦の場合、2008年に輸入価格が月平均59.7%上がり、消費者物価も同幅の59.9%上昇したが、昨年は輸入価格が28.1%暴落したにもかかわらず、消費者物価は8.6%の下落にとどまった。小麦を使った品目の消費者物価を見ると、小麦粉めん(ククス)は1.6%の下落にとどまり、チヂミ粉(ブチムカル)は7.3%上がった。食パンは11.8%と、1996年(13.9%)以降で最大の上昇率を示した。
大豆も輸入価格は昨年に平均4.9%下落したが、消費者価格は0.2%上がった。原油は昨年輸入価格が月平均22.1%下落し、1988年(マイナス24.2%)以来の大幅下落を記録したが、消費者価格の下落率はガソリンが6.0%、軽油が13.0%にとどまった。
こうした傾向は、ことしに入っても続いている。1月の小麦輸入価格は前年同月比30.2%の下落だが、消費価格10.3%、ククス価格2.8%の下落にとどまった。シリアル食品は8.3%、チヂミ粉は2.8%、ケーキは0.1%、それぞれ上昇した。
また、2年単位で見ると輸入価格と消費者価格の開きがさらに広がったことも分かった。ことし1月の輸入小麦価格は2年前の2008年1月に比べ48.0%下落。これに対し、消費者価格では小麦粉が12.4%の下落にとどまり、ククス40.0%、シリアル食品14.5%、チヂミ粉12.2%、パン21.2%、食パン17.7%、ケーキ7.4%の上昇をみせた。
1月の輸入大豆価格は前年同月比6.0%下落したが、豆腐の消費者価格は2.9%上昇した。2年前に比べると輸入価格は5.9%下落、豆腐の消費者物価は13.1%上昇となっている。”
ぶっちゃけ消費者物価の上昇を考えると完全にインフレ状態ですね。
また為替が、あまり安定してるとは思えないので商品の値付けが輸入物価に合わせて戻せないのも有るのかも知れません。
後、これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/18/0200000000AJP20100218003100882.HTML
”景気回復を受け、外国為替取引量も増加している。韓国銀行が18日に発表した「2009年第4四半期の外国為替銀行の外国為替取引動向」によると、一日当たりの外国為替取引量は平均484億8000万ドル(約4兆4087億円)で、前四半期の455億2000万ドルに比べ6.5%増えた。
外国為替取引量は金融危機の衝撃で昨年第1四半期に391億4000万ドルに落ち込んだが、第2四半期には444億6000万ドルに増え、第3、第4四半期も継続して増加した。
韓国銀行外国為替分析チームのソ・ジョンソク課長は、金融危機前の2008年第3四半期の外国為替取引量は一日平均570億ドルだったが、これは造船業好況による影響が大きいと説明。造船業部門を除けば、昨年第4四半期の取引量は金融危機前の水準に回復したと見なせると述べた。
取引別では、伝統的な外国為替取引(現物為替、先物為替、為替スワップなど)が前四半期より7.1%増の402億ドル、為替デリバティブ(通貨、金利関連先物、スワップ、オプションなど)は3.5%増え82億8000万ドルだった。
現物為替取引は、輸出入規模の拡大により、前四半期より8.0%多い150億1000万ドルだった。先物為替は59億5000万ドルで9.4%の増加。世界的な株価上昇に伴い、資産運用会社の海外証券投資リスクを回避するための為替ヘッジ取引が増えたためだと、韓国銀行は説明した。
外国為替スワップ取引は192億5000万ドルで5.8%増加した。資産運用会社からの先物為替、通貨先物の買い入れが増えた一部外国為替銀行が、ポジション調整に必要な外貨を調達するため取引を増やしたという。
昨年第4四半期の外国為替取引は、国内銀行が253億3000万ドルと前四半期より7.1%増え、外資系銀行の国内支店は5.9%増の231億5000万ドルだった。”
…外国為替のスワップ取引が増加してるって言うのが有ります。実際株式の市場と同じで投機に使われている分で戻っている様に見えるだけでは?
今日の気になったニュースは以上です。
では、また明日。
2010年02月17日
中国が北朝鮮に対して投資をするようですが…
15日付の聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/15/0200000000AJP20100215000700882.HTML
”北朝鮮が中国共産党の王家瑞対外連絡部長の訪朝を通じ、北朝鮮の年間国内総生産(GDP)の7割近くにあたる超大型の外資誘致に成功したもようだ。北朝鮮の外資融資窓口である朝鮮大豊国際投資グループの事情に詳しい消息筋へのインタビューで分かった。
大型外資の誘致は、北朝鮮が要求し続けてきた国連制裁解除の先決と同様の効果をもたらすため、6カ国協議再開など今後の朝鮮半島情勢に大きな影響を与えると予想される。
この消息筋は15日、聯合ニュースに対し、「中国の大型銀行2~3行と複数の多国籍企業が、大豊グループとの対北朝鮮投資交渉を事実上終えた」と明らかにした。3月中旬に平壌にある国家開発銀行で投資調印式を行う計画で、全体の投資規模は米ドル100億ドル(約9013億円)以上になる。また、王部長の訪朝時に、大豊グループを介した中国資本の投資問題が深く話し合われており、全投資額の6割以上は中国資本だとみればいいと述べた。中国政府が投資を主導したことを示唆する発言だ。
来月発表されるこの外資誘致事業は、平壌~新義州鉄道、図們(中国)~羅先鉄道、平壌10万世帯住宅建設関連、港湾建設などで、調印式直後にプロジェクト別事業が始まると説明している。
北朝鮮は投資調印を大々的にPRするため、中国など投資関係国から記者数十人を来月平壌に招くと伝えられた。また、3月以降の投資誘致は、新設される大豊グループのホームページを通じ国際入札方式で進められることになるようだ。
この消息筋によると、北朝鮮は、大豊グループと国家開発銀行を通じた外資直接誘致は国連制裁に違反しないと認識しており、投資計画を確定した外国機関と企業も同じ判断だという。
北朝鮮は先月20日、最高権力機関の国防委員会の決定として、対外投資誘致機関となる国家開発銀行を設立すると発表し、投資誘致窓口に朝鮮大豊国際投資グループを指定した。”
北朝鮮が外貨獲得の為に資本投資して貰いたがっているのは知っていましたが。
…近日中には中国の経済的な植民地に、将来的にはチベットやウィグルの様になっている気がしますね。
まぁこれで北朝鮮に対しての経済封鎖はさほど意味がなさなくなりますから、拉致とか核の問題の解決が遠のく気がします。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は169ドル67セント上がって10268ドル81セントになっています。
韓国に関してはロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK036305120100217
”市場筋によると、韓国銀行(中央銀行)は17日の為替市場でウォン高抑制を目指しドル買い介入を実施しているもよう。
中銀は1140ウォン付近でドル買いを実施したとみられている。
0514GMT(日本時間午後2時14分)時点でウォンKRW=は1ドル=1141.5/1.9ウォン。前日のソウル市場終値KRW=KFTCは1151.5ウォンだった。”
…と言う訳でウォン高が進行したせいで介入をし始めた様です。
後は、聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/17/0200000000AJP20100217004400882.HTML
”企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は17日、危機時の金融政策を平時に戻す「出口戦略」について、国際協調を尊重し必要な部分は協調しながらも、韓国に合った独自の出口戦略を講じるという方針を明らかにした。国会企画財政委員会で答弁した。
出口戦略の具体的な執行部門は、国ごとに経済発展の段階や状況が異なるからだと説明している。また、金融市場の流動性回収や一時的に解除していた貸付満期など、すでに部分的に出口戦略を施行していると強調した。
景気が二番底に陥る可能性に対しては、「欧州の問題が円満解決されず長引いたり、信用不安が全世界に広がったりしない限り、二番底にまで陥る可能性は大きくないというのが一般的な見解だ」と答えた。
また、国内経済の活性化について、韓国の資金が海外に投資されれば企業のグロバール化には役立つが、雇用創出にはマイナスだとした上で、国内企業にも外国人投資企業に準じる待遇を取る考えだと説明した。”
…と言う訳で韓国の出口戦略の話が有った様なので。ペタリ。
それとKBSです。
”http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36047
韓国の国家債務、国の借金は増え続けて2013年には500兆ウォンに近づくものの、他国に比べれば良好な水準で推移するという見通しが示されました。
韓国租税研究院は、17日、政府の国家債務管理計画を分析し、2013年の韓国の国家債務は493兆4000億ウォンまで膨らむとの見通しを示しました。
これは、その5年前の2008年の309兆ウォンより184兆4000億ウォン増加することになります。
これについて、韓国租税研究院は、「OECDが発表した2011年の見通しを見ると、韓国の債務の増加比率はOECDの加盟国30か国のうち21番目となっており、相対的に良好な水準で推移するものとみられる」と説明しています。
しかし、一方で、国家債務のうち、外国為替市場や国際など担保のあるもので構成される金融性債務より、担保がない赤字性債務の比率が高くなっているのは、財政健全化に悪影響を及ぼす可能性があると指摘しました。”
これ通常時は一応問題ないとしても、リーマンの破綻から来る世界経済危機みたいな事が、またおこれば当時の韓国の様な状態へ戻る訳で、そうなったら…って考えてしまうのですが。
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが今日はウォン高に動いてますね。
昨日の終値は1ドル=1151.3ウォンですが、今日はそれよりずっと高い水準で動いてます。
始値は1ドル=1145.2ウォン、終値は1ドル=1142ウォンで引けています。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
朝鮮日報より
http://www.chosunonline.com/news/20100217000052
”国民健康保険財政は毎年、国民の税金を3兆-4兆ウォン(約2400億-3200億円)も投入し、赤字を埋め合わせているが、国民健康保険公団は16日、先月の赤字額が2268億ウォン(約179億円)に達し、1月の赤字額としては、2003年以降最大となった、と発表した。
同公団の幹部は、「このまま推移すれば、今年の赤字額は、医薬分業体制への移行のあおりで赤字が増大した2001年以降、初めて1兆ウォン(約800億円)を超え、最大2兆ウォン(約1600億円)に達する可能性もある。国民健康保険財政が“税金を食らう怪物”になってしまう」と語った。
こうした予想が現実のものとなれば、国民健康保険の積立金(累積黒字)2兆2586億ウォン(約1800億円)=2009年末現在=を取り崩すことにもなりかねない。
国民健康保険財政は最近、保険料の収入よりも支出が多くなるという、需給の不均衡が続いており、2002年には一時、赤字額が2兆5700億ウォン(約2030億円)を超えた。政府が「国民健康保険財政健全化特別法」を制定し、たばこ税を引き上げて、国民健康保険財政への支援金に充てたことにより、04年には黒字に転換できたが、06年以降には国民健康保険が負担する医療費の比率を引き上げる「保障性拡大政策」を実施したため、財政は再び悪化した。
現在も、国民健康保険からの負担は急速に増え続けているが、国民の負担の増大に直結する保険料の引き上げを抑えているため、収入は伸び悩んでいる。とりわけ、不況に伴う賃金引き上げの凍結や、新たな雇用の減少などにより、収入が減少している一方、高齢化の進展により、糖尿病や高血圧などの慢性疾患の患者が増加し、支出は増加の一途をたどっている。
国民健康保険公団は、世界的な金融危機に見舞われた昨年には保険料の引き上げを凍結し、今年は4.9%引き上げたが、支出の増加には到底追いつけない、と主張している。”
…韓国の国民健康保険も中々に酷い事になって来ている様ですね。しかも収入の方、これだと上げるのむずかしそうですしね。
後、これも朝鮮日報ですが。お題は”リコールより自主無償修理が多い理由”、上下記事の中必要なところのみ抜粋します。
http://www.chosunonline.com/news/20100217000045
(上記のURLは上のものです)
”トヨタが過去最悪のリコール(回収・無償修理)問題に苦しむ中、韓国の自動車メーカーも「リコールの恐怖」に震えている。
韓国の自動車メーカーの品質担当幹部は「トヨタの大規模リコールは最近のコスト削減、部品共有化とも一部関係があるが、それは全世界の自動車メーカーに共通する問題だ。トヨタが経験した深刻なリコール事態はどの企業も直面し得る」と指摘した。
リコールとは本来、自動車メーカーが当局に対し、車両に問題が発生する可能性に基づき無償修理を行うことを報告し、公開方式で実施する通常のアフターサービスを指す。
しかし、消費者はリコールを重大で深刻な問題としてのみとらえ、無条件で悪いことだと誤解してしまう。このため、自動車メーカーは公開方式で行うべきリコールを避け、大衆に公表することなく、控えめに修理を行う「無償修理キャンペーン」を乱用する傾向がある。
従って、リコールが多いからといって、問題が多いメーカーだと批判するのは不適切だというのが専門家の指摘だ。ただ、リコールが短期間に急増したり、リコールを発表する時期が遅れたり、リコールを実施すべき事由が生じたにもかかわらず、リコールを実施しなかったりすれば大きな問題だ。
韓国消費者院のキム・ジョンフン部長は「韓国の自動車メーカーもリコールをできるだけ行わず、無償修理キャンペーンを乱用したり、それさえも行わずに整備センターに入庫された車に限って、顧客にも知らせずに修理を行うといった慣行が改まらない」と指摘した。
■09年のリコール台数33%増
国土海洋部がまとめた2009年の自動車リコール現況によると、リコール件数は国産車が24件(14万6148台)、輸入車が54件(1万2261台)の合計78件(15万8409台)だった。08年の134件(10万5986台)に比べ49%増えた。また、リコール対象車種の平均修理率は60%台にすぎなかった。修理率はリコール実施後に修理された対象車両の割合を指す。
修理率は輸入車(65.5%)より国産車(57.8%)のほうが低く、国産車のリコール後の管理が行き届いていないことが明るみに出た。
また、公式なリコールではない自主無償修理は、国産車が5件(11万9695台)、輸入車が4件(1295台)の計9件(12万990台)で、前年の計4件(1万5947台)の7.6倍に達した。
自動車に欠陥が見つかり、それを修理するケースは、リコールと自主無償修理に大別される。
自主無償修理は相対的に軽い欠陥を対象としたもので、車の安全に直結する欠陥を自動車メーカーが公に修理するリコールとは異なる。リコールは自動車メーカーが消費者に欠陥の事実を必ず通告しなければならないが、自主的な改良には公表義務がない。ただ、自主無償修理が短期間に急増した点からみて、メーカーがリコールの代わりに無償修理という手段を乱用した可能性を否定できない。
メーカー別の自主無償修理台数は、国産車ではGM大宇(7万2907台)が最多で、現代自(3万7794台)、ルノーサムスン(2万1180台)、起亜自(1万842台)の順だった。輸入車ではボルボ(3610台)が最多で、ホンダ(3290台)、フォルクスワーゲン(1576台)、ジャガー(941台)、日産(552台)、プジョー(502台)、アウディ(353台)、メルセデス・ベンツ(320台)が続いた。”
…と言う感じで韓国はトヨタの品質に対して、変質的な報道を繰り返していますが、肝心の韓国車も、それほど品質が良いとは思えないのですがね。
さて、今日の気になる記事は以上です。
では、また明日。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/15/0200000000AJP20100215000700882.HTML
”北朝鮮が中国共産党の王家瑞対外連絡部長の訪朝を通じ、北朝鮮の年間国内総生産(GDP)の7割近くにあたる超大型の外資誘致に成功したもようだ。北朝鮮の外資融資窓口である朝鮮大豊国際投資グループの事情に詳しい消息筋へのインタビューで分かった。
大型外資の誘致は、北朝鮮が要求し続けてきた国連制裁解除の先決と同様の効果をもたらすため、6カ国協議再開など今後の朝鮮半島情勢に大きな影響を与えると予想される。
この消息筋は15日、聯合ニュースに対し、「中国の大型銀行2~3行と複数の多国籍企業が、大豊グループとの対北朝鮮投資交渉を事実上終えた」と明らかにした。3月中旬に平壌にある国家開発銀行で投資調印式を行う計画で、全体の投資規模は米ドル100億ドル(約9013億円)以上になる。また、王部長の訪朝時に、大豊グループを介した中国資本の投資問題が深く話し合われており、全投資額の6割以上は中国資本だとみればいいと述べた。中国政府が投資を主導したことを示唆する発言だ。
来月発表されるこの外資誘致事業は、平壌~新義州鉄道、図們(中国)~羅先鉄道、平壌10万世帯住宅建設関連、港湾建設などで、調印式直後にプロジェクト別事業が始まると説明している。
北朝鮮は投資調印を大々的にPRするため、中国など投資関係国から記者数十人を来月平壌に招くと伝えられた。また、3月以降の投資誘致は、新設される大豊グループのホームページを通じ国際入札方式で進められることになるようだ。
この消息筋によると、北朝鮮は、大豊グループと国家開発銀行を通じた外資直接誘致は国連制裁に違反しないと認識しており、投資計画を確定した外国機関と企業も同じ判断だという。
北朝鮮は先月20日、最高権力機関の国防委員会の決定として、対外投資誘致機関となる国家開発銀行を設立すると発表し、投資誘致窓口に朝鮮大豊国際投資グループを指定した。”
北朝鮮が外貨獲得の為に資本投資して貰いたがっているのは知っていましたが。
…近日中には中国の経済的な植民地に、将来的にはチベットやウィグルの様になっている気がしますね。
まぁこれで北朝鮮に対しての経済封鎖はさほど意味がなさなくなりますから、拉致とか核の問題の解決が遠のく気がします。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は169ドル67セント上がって10268ドル81セントになっています。
韓国に関してはロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK036305120100217
”市場筋によると、韓国銀行(中央銀行)は17日の為替市場でウォン高抑制を目指しドル買い介入を実施しているもよう。
中銀は1140ウォン付近でドル買いを実施したとみられている。
0514GMT(日本時間午後2時14分)時点でウォンKRW=は1ドル=1141.5/1.9ウォン。前日のソウル市場終値KRW=KFTCは1151.5ウォンだった。”
…と言う訳でウォン高が進行したせいで介入をし始めた様です。
後は、聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/17/0200000000AJP20100217004400882.HTML
”企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は17日、危機時の金融政策を平時に戻す「出口戦略」について、国際協調を尊重し必要な部分は協調しながらも、韓国に合った独自の出口戦略を講じるという方針を明らかにした。国会企画財政委員会で答弁した。
出口戦略の具体的な執行部門は、国ごとに経済発展の段階や状況が異なるからだと説明している。また、金融市場の流動性回収や一時的に解除していた貸付満期など、すでに部分的に出口戦略を施行していると強調した。
景気が二番底に陥る可能性に対しては、「欧州の問題が円満解決されず長引いたり、信用不安が全世界に広がったりしない限り、二番底にまで陥る可能性は大きくないというのが一般的な見解だ」と答えた。
また、国内経済の活性化について、韓国の資金が海外に投資されれば企業のグロバール化には役立つが、雇用創出にはマイナスだとした上で、国内企業にも外国人投資企業に準じる待遇を取る考えだと説明した。”
…と言う訳で韓国の出口戦略の話が有った様なので。ペタリ。
それとKBSです。
”http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36047
韓国の国家債務、国の借金は増え続けて2013年には500兆ウォンに近づくものの、他国に比べれば良好な水準で推移するという見通しが示されました。
韓国租税研究院は、17日、政府の国家債務管理計画を分析し、2013年の韓国の国家債務は493兆4000億ウォンまで膨らむとの見通しを示しました。
これは、その5年前の2008年の309兆ウォンより184兆4000億ウォン増加することになります。
これについて、韓国租税研究院は、「OECDが発表した2011年の見通しを見ると、韓国の債務の増加比率はOECDの加盟国30か国のうち21番目となっており、相対的に良好な水準で推移するものとみられる」と説明しています。
しかし、一方で、国家債務のうち、外国為替市場や国際など担保のあるもので構成される金融性債務より、担保がない赤字性債務の比率が高くなっているのは、財政健全化に悪影響を及ぼす可能性があると指摘しました。”
これ通常時は一応問題ないとしても、リーマンの破綻から来る世界経済危機みたいな事が、またおこれば当時の韓国の様な状態へ戻る訳で、そうなったら…って考えてしまうのですが。
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが今日はウォン高に動いてますね。
昨日の終値は1ドル=1151.3ウォンですが、今日はそれよりずっと高い水準で動いてます。
始値は1ドル=1145.2ウォン、終値は1ドル=1142ウォンで引けています。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
朝鮮日報より
http://www.chosunonline.com/news/20100217000052
”国民健康保険財政は毎年、国民の税金を3兆-4兆ウォン(約2400億-3200億円)も投入し、赤字を埋め合わせているが、国民健康保険公団は16日、先月の赤字額が2268億ウォン(約179億円)に達し、1月の赤字額としては、2003年以降最大となった、と発表した。
同公団の幹部は、「このまま推移すれば、今年の赤字額は、医薬分業体制への移行のあおりで赤字が増大した2001年以降、初めて1兆ウォン(約800億円)を超え、最大2兆ウォン(約1600億円)に達する可能性もある。国民健康保険財政が“税金を食らう怪物”になってしまう」と語った。
こうした予想が現実のものとなれば、国民健康保険の積立金(累積黒字)2兆2586億ウォン(約1800億円)=2009年末現在=を取り崩すことにもなりかねない。
国民健康保険財政は最近、保険料の収入よりも支出が多くなるという、需給の不均衡が続いており、2002年には一時、赤字額が2兆5700億ウォン(約2030億円)を超えた。政府が「国民健康保険財政健全化特別法」を制定し、たばこ税を引き上げて、国民健康保険財政への支援金に充てたことにより、04年には黒字に転換できたが、06年以降には国民健康保険が負担する医療費の比率を引き上げる「保障性拡大政策」を実施したため、財政は再び悪化した。
現在も、国民健康保険からの負担は急速に増え続けているが、国民の負担の増大に直結する保険料の引き上げを抑えているため、収入は伸び悩んでいる。とりわけ、不況に伴う賃金引き上げの凍結や、新たな雇用の減少などにより、収入が減少している一方、高齢化の進展により、糖尿病や高血圧などの慢性疾患の患者が増加し、支出は増加の一途をたどっている。
国民健康保険公団は、世界的な金融危機に見舞われた昨年には保険料の引き上げを凍結し、今年は4.9%引き上げたが、支出の増加には到底追いつけない、と主張している。”
…韓国の国民健康保険も中々に酷い事になって来ている様ですね。しかも収入の方、これだと上げるのむずかしそうですしね。
後、これも朝鮮日報ですが。お題は”リコールより自主無償修理が多い理由”、上下記事の中必要なところのみ抜粋します。
http://www.chosunonline.com/news/20100217000045
(上記のURLは上のものです)
”トヨタが過去最悪のリコール(回収・無償修理)問題に苦しむ中、韓国の自動車メーカーも「リコールの恐怖」に震えている。
韓国の自動車メーカーの品質担当幹部は「トヨタの大規模リコールは最近のコスト削減、部品共有化とも一部関係があるが、それは全世界の自動車メーカーに共通する問題だ。トヨタが経験した深刻なリコール事態はどの企業も直面し得る」と指摘した。
リコールとは本来、自動車メーカーが当局に対し、車両に問題が発生する可能性に基づき無償修理を行うことを報告し、公開方式で実施する通常のアフターサービスを指す。
しかし、消費者はリコールを重大で深刻な問題としてのみとらえ、無条件で悪いことだと誤解してしまう。このため、自動車メーカーは公開方式で行うべきリコールを避け、大衆に公表することなく、控えめに修理を行う「無償修理キャンペーン」を乱用する傾向がある。
従って、リコールが多いからといって、問題が多いメーカーだと批判するのは不適切だというのが専門家の指摘だ。ただ、リコールが短期間に急増したり、リコールを発表する時期が遅れたり、リコールを実施すべき事由が生じたにもかかわらず、リコールを実施しなかったりすれば大きな問題だ。
韓国消費者院のキム・ジョンフン部長は「韓国の自動車メーカーもリコールをできるだけ行わず、無償修理キャンペーンを乱用したり、それさえも行わずに整備センターに入庫された車に限って、顧客にも知らせずに修理を行うといった慣行が改まらない」と指摘した。
■09年のリコール台数33%増
国土海洋部がまとめた2009年の自動車リコール現況によると、リコール件数は国産車が24件(14万6148台)、輸入車が54件(1万2261台)の合計78件(15万8409台)だった。08年の134件(10万5986台)に比べ49%増えた。また、リコール対象車種の平均修理率は60%台にすぎなかった。修理率はリコール実施後に修理された対象車両の割合を指す。
修理率は輸入車(65.5%)より国産車(57.8%)のほうが低く、国産車のリコール後の管理が行き届いていないことが明るみに出た。
また、公式なリコールではない自主無償修理は、国産車が5件(11万9695台)、輸入車が4件(1295台)の計9件(12万990台)で、前年の計4件(1万5947台)の7.6倍に達した。
自動車に欠陥が見つかり、それを修理するケースは、リコールと自主無償修理に大別される。
自主無償修理は相対的に軽い欠陥を対象としたもので、車の安全に直結する欠陥を自動車メーカーが公に修理するリコールとは異なる。リコールは自動車メーカーが消費者に欠陥の事実を必ず通告しなければならないが、自主的な改良には公表義務がない。ただ、自主無償修理が短期間に急増した点からみて、メーカーがリコールの代わりに無償修理という手段を乱用した可能性を否定できない。
メーカー別の自主無償修理台数は、国産車ではGM大宇(7万2907台)が最多で、現代自(3万7794台)、ルノーサムスン(2万1180台)、起亜自(1万842台)の順だった。輸入車ではボルボ(3610台)が最多で、ホンダ(3290台)、フォルクスワーゲン(1576台)、ジャガー(941台)、日産(552台)、プジョー(502台)、アウディ(353台)、メルセデス・ベンツ(320台)が続いた。”
…と言う感じで韓国はトヨタの品質に対して、変質的な報道を繰り返していますが、肝心の韓国車も、それほど品質が良いとは思えないのですがね。
さて、今日の気になる記事は以上です。
では、また明日。
2010年02月16日
…韓国の銀行は、あくどい事をやってますね。
ヤフーニュースですけどね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100216-00000010-rcdc-cn
”2010年2月15日、日本華字紙・中文導報は記事「華人と国会議事堂の距離はどれほどか」を掲載。外国人参政権問題を論じた。
昨年末、「中国城」と呼ばれる東京都池袋で、華人参政支持協会による初の研究会が開催された。昨年9月に結成された同協会のメンバーは多くが新華僑(1980年代以後の来日)で、日本国籍を取得した中国系日本人か永住権取得者だという。「10年、20年を費やそうとも我々の代表を国会議事堂に送り込む」ことを目的に掲げている。
日本経済の低迷と中国経済の好調。こうした状況が続く中、日本企業を買収する中国企業が増えている。日本経済に占める中国と華人企業の役割が大きくなるなか、政治的な保護と自分たちの発言権を得ようとする動きは必然とも言える。
ただし「単一民族国家」日本は外国人参政権問題についてきわめて保守的であり、欧米はおろか韓国よりも閉鎖的なほどだ。民主党の鳩山由紀夫首相はこの問題に積極的な姿勢を示し、昨年の衆院選前には「日本列島は日本人だけのものではない」と発言したほどだ。しかし世論の反発は根強く、外国人参政権は簡単に実現することはない。
華人参政権問題は喫緊の課題ではないものの、ひとたび日程に上がった以上その動きが止まることはないだろう。問題は議論することそれ自体にあり、日本国民の意識の開放を進め、客観的に見て少子高齢化に苦しむ日本の21世紀における長期的発展という国家利益に合致したものとの認識を広めることになるだろう。”
これさぁ、一種の日本乗っ取ります宣言だよね。いや、この人たちが日本と言う国家に忠誠心が有るなら良いんだ。
ただ、もしそうでなかった場合を考えると怖い。
そもそも地方参政権にしても小さい市町村なら数百名程度移民が来て住所を移してしまえば議員を送れてしまい、同様の手口で例えば竹島や沖縄など、もしもそこの議員が日本からの独立宣言、及び他国に対して独立支援を求めると内乱、最悪は戦争になると言う可能性が捨てきれないんですが。
貴方は、このまま民主党政権が続き、地方参政権が実行されて、日本がいつの日か乗っ取られても良いと思いますか?
もしも、貴方に選挙権が有るなら、今度は民主党にNOを突き付けませんか?
よろしく、お願いします。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカのダウに関しては昨日は祭日だったからデーターは有りません。(時差の関係上。今日のはこれから)
最近、問題になっているユーロに関しては…まぁ日経ですが。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20100215DGM1502T15.html
”ユーロ圏16カ国は15日、財務相会合を開いた。巨額の財政赤字を背景に信用不安が広がるギリシャの財政再建策が焦点だ。ユーロ圏各国はギリシャが2010年中に財政赤字の国内総生産(GDP)に対する比率を4ポイント低下させるのが不可欠とみている。欧州中央銀行(ECB)や国際通貨基金(IMF)の協力も得て、財政再建の実施状況を厳しく監視する方針を打ち出す見通しだ。
財務相会合に出席するECBのトリシェ総裁は14日の仏ラジオで、ギリシャ政府による財政再建策について「十分であり、真剣だ」と評価した。一方、ギリシャ政府がこれまで財政赤字を実態よりも低めに申告してきたことを踏まえ「数値の検証を強化しなければならず、虚偽の統計は許容できない」と強調した。”
…これからするとIMFを使って財政再建させるつもりなんでしょうか。ギリシャ国内が相当えらい事になりそうな気がしますが。
また、韓国に関してはロイターですが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK036231120100216
”16日のアジア通貨は、閑散とした取引のなか、対米ドルで上昇。
欧州連合(EU)がギリシャ支援策を協議するなか、ユーロが対米ドルで小幅上昇していることが背景。
韓国ウォンKRW=は軟調に始まったものの、国内株式市場が上昇したことから、下げの大半を回復。1米ドル=1152.3/2.6ウォンと、前週末終値の1151.3ウォンをやや下回っている。ウォンは一時、1157.5ウォンまで下落する場面があった。
あるディーラーは「株式市場の上昇を受け、投資家はドルのショートポジションを積み上げているようだ。中国の影響は限られている」と語った。”
新ネタに関しては以上。
実際の為替相場ですが、今日は小幅なウォン高になっています。
先週末の時点(昨日は休みでしたから)での終値は1ドル=1154.9ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1155.6ウォンとウォン安スタートでした。ただ開始直後からウォン高は進み、最終的に1ドル=1151.3ウォンで引けてます。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースになりますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/16/0200000000AJP20100216000500882.HTML
”証券情報提供企業のFNガイドが16日に明らかにしたところによると、11日までに業績を公開した12月決算上場企業585社のうち、昨年通年で純損失を記録したのは88社と集計された。前年の167社に比べ、半数ほどに急減した。
同期間の赤字企業の割合は28.5%から15.0%まで下がった。金融危機に見舞われた2008年には上場企業3社に1社が損失を出したが、昨年は7社に1社まで、大幅に減ったことになる。
市場別では、有価証券市場の収益性が相対的に早い改善をみせた。有価証券市場上場347社のうち赤字企業は45社(13.0%)で、2008年の93社(26.8%)の半数以下に減少している。店頭株コスダック市場では、調査対象の238社のうち、74社(31.1%)から43社(18.1%)に減少した。
韓国銀行は、金融危機で2008年第4四半期の景気が急激に悪化したのとは異なり、昨年第4四半期は業績が大きく回復したうえ、国際財務報告基準(IFRS)の導入を控えた資産再評価で純益が増えた面もあると説明した。”
基本的に2008年度に関しては会計基準が韓国の場合弄られている(色々と有るんですけど、ぶっちゃけ損失が甘い粉飾決算が国から認められていましたから)んで正直な話、単純に比較は出来ないんじゃないかなぁとは思いました。
(それを考えると、かなり好転している筈なんですが…どうも胡散臭いんですよね…)
後は朝鮮日報になりますが。
http://www.chosunonline.com/news/20100216000001
”農協、水協(漁協)、山林組合、信用協同組合など相互金融会社の預金残高は2008年末の196兆7000億ウォン(約15兆3900億円)から昨年11月末には224兆2000億ウォン(約17兆5400億円)へと14%増えた。しかし、同じ期間に融資残高は165兆ウォン(約12兆9000億円)から172兆ウォン(約13兆5000億円)へと4%増えただけだった。セマウル金庫の預金残高も12兆ウォン(約9400億円)増えたが、融資残高の増加は4兆ウォン(約3100億円)にとどまった。
韓国政府は昨年から庶民金融機関(低所得者や中小企業に対する融資を行う銀行以外の中小金融機関)を対象に利子所得税(15%)を免除する非課税預金の上限を2000万ウォン(約156万円)から3000万ウォン(約235万円)に引き上げた。庶民金融機関の資金圧力を軽減し、銀行から融資を受けられない庶民に恩恵を及ぶようにすることが狙いだった。しかし、庶民金融機関は非課税預金で市中資金を集めておきながら、庶民向けの融資をないがしろにしている。彼らは余裕資金の大半を中央組織や連合会に預け、株式、債券、不動産に投資している。
やはり庶民金融機関に属する貯蓄銀行はさらにひどい。貯蓄銀行105行の昨年末の融資全体に占める家計向け融資の割合は12%にすぎない。規模が大きい貯蓄銀行ほど家計向け融資の比率が5%にも満たないところが多い。貯蓄銀行は資金の大半を不動産開発のような高収益、高リスクの事業に投資するか、担保が十分な中小企業への融資に回している。
庶民金融機関から融資を受けられなければ、信用度が低い個人顧客はサラ金やヤミ金に手を出すことになる。高利貸しから必要資金を借りたところ、年間数百%という法外な高金利を要求されたり、違法貸金業者につながる暴力団から脅されたりする被害も相次いでいる。昨年1-11月に金融監督院に寄せられたヤミ金被害に関する相談件数は5195件で、前年通年の4075件を1000件以上上回った。
庶民金融機関が庶民への融資に応じず、庶民が高利貸しに殺到する最大の理由は、個人の信用情報が適切に蓄積されてこなかったからだ。庶民金融機関は個人の信用情報がなく、融資リスクを正確に計算できない。このため、自分たちの金融機関としての存在意義である庶民向け融資から目を背けているのだ。
信用情報を積み上げ、個人の信用能力に対する評価を活性化するには時間を要する。公的保証機関が庶民向け融資に部分保証を行い、金融機関が負うべきリスクを軽減する一方、庶民金融機関の役割をさまざまな階層別に分化させ、信用度が低い庶民も正規の金融機関を利用できる道を開くことが重要だ。”
銀行だって貸し倒れは怖いですからね。不景気で借り手が少ないと金を稼ぐ手っ取り早い手段は投資(投機)になる訳で、これがミニバブルの原因(不景気の株高)になったりするのですが…
後は、また聯合ニュースに戻りますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/16/0200000000AJP20100216003400882.HTML
”韓国銀行は16日にメディアに配布した業務現況資料で、総額限度貸出(融資)を段階的に減らしていく方針を明らかにした。
総額限度融資は、韓国銀行が市中銀行の中小企業支援実績に応じ、一定限度内で市中金利より低い金利で銀行に資金を配分する制度。同行は2008年10月に総額限度融資の限度を6兆5000億ウォン(約5063億円)から9兆ウォンに増やしたのに続き、昨年3月に再び1兆ウォン拡大した。
韓国銀行は資料で、金融危機の対応過程で拡大供給された流動性の回収努力を続けるとしながら、金融市場の状況などを考慮して総額限度融資を段階的に削減し、融資の運用方式も改善していくと説明した。
基準金利については、当面は景気回復傾向の持続に役立つ方向で運用する方針で、成長経路の不確実性が高いだけに、金融緩和基調を維持することで民間成長エンジンの強化を下支えすると明らかにした。一方で、緩和的な通貨政策の長期持続による経済不均衡の可能性に留意すべきだと指摘、国内外の金融・経済状況の改善推移を見守りながら、通貨政策の緩和度合いを適切な速度と幅で調整すると説明した。
経済見通しに関連しては、輸出条件の改善、消費・投資心理の好転などで回復が続くだろうとしながらも、ユーロ圏の財政問題、主要国の高い失業率などが成長を妨げるリスク要因になると説明した。雇用市場は経済成長の拡大と相まって次第に持ち直すが、自営業の基盤委縮などで改善幅は限定的だと見通した。
消費者物価は当面2%台後半の上昇率を示し、下半期以降に景気回復の影響で上昇傾向が次第に拡大するものと予想した。経常収支は商品収支(貿易収支に相当)を中心に黒字規模が縮小するものと見込んだ。”
景気の先行きが好転はしてきているから市中銀行に安い金利で金を貸すのを順次減らしていくって話の様ですが。
まぁ、これに関しては世界の経済状態がどう変わるか次第じゃないでしょうか…上手く行くかは。
最後に、これは朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100216000008
”金融監督院は15日、韓国の市中銀行が貸出金利の延滞利息を水増しし、過去5年間で125億4000万ウォン(約9億8100万円)の利息を顧客から余計に徴収していたと発表した。銀行側は今年前半のうちに取り過ぎた利息を返還する構えだ。
同院によると、利息の取り過ぎが指摘されたのは、国民銀、新韓銀、企業銀、外換銀、韓国シティバンク、SC第一銀、大邱銀、釜山銀、慶南銀、光州銀、済州銀、水協(漁協)中央会。これら金融機関は週末や連休と利息支払い期日が重なったケースで延滞規定を不当適用し、延滞利息を取り過ぎていた。
例えば、銀行の担保付き住宅ローンの利息支払い期日が土曜日だった場合、銀行は同日が営業日に当たらないことを考慮し、期日を週明けの月曜日まで繰り延べなければならない。しかし、銀行は日曜日以降を利息滞納と判断し、高率の延滞利息を適用していた。旧正月や秋夕(中秋節)などの長期連休など銀行が営業していない期間にも同様の延滞利息を取っていたという。銀行はこうした慣行で2005年から103万5000件の融資案件で利息を取り過ぎていた。
SC第一銀は昨年11月に取り過ぎ分を顧客に返還し、企業銀、シティバンク、大邱銀、釜山銀、光州銀は3月末までに、国民銀、新韓銀、外換銀、済州銀、慶南銀、水協中央会は6月末までにそれぞれ返還に応じる計画だ。”
…韓国の場合、銀行が金に対しあくどすぎる様ですね。困ったもんだ。
さて、今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。
オマケ
朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100216000035
”食品医薬品安全庁は15日、返品された化粧品を包装し直し、新たに製造された製品であるかのように見せ掛けて販売していた愛敬産業に対し、販売停止3カ月の行政処分を下した、と発表した。
同庁によると、同社は2007年、販売期限を過ぎたため返品された「BNF」「ポイント」「MC」「セルピュア」の4ブランドの化粧品計18種類を包装し直し、新たに製造された製品であるかのように見せ掛けて販売していた。問題の製品には、スキンローション、ファンデーション、クレンジングクリーム、クレンジングローション、アイライナー、マスカラなどが含まれている。なお、これらの製品はすでに販売が中止されているという。”
お土産で韓国製の化粧品を買ったり、貰った人は、ご用心を。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100216-00000010-rcdc-cn
”2010年2月15日、日本華字紙・中文導報は記事「華人と国会議事堂の距離はどれほどか」を掲載。外国人参政権問題を論じた。
昨年末、「中国城」と呼ばれる東京都池袋で、華人参政支持協会による初の研究会が開催された。昨年9月に結成された同協会のメンバーは多くが新華僑(1980年代以後の来日)で、日本国籍を取得した中国系日本人か永住権取得者だという。「10年、20年を費やそうとも我々の代表を国会議事堂に送り込む」ことを目的に掲げている。
日本経済の低迷と中国経済の好調。こうした状況が続く中、日本企業を買収する中国企業が増えている。日本経済に占める中国と華人企業の役割が大きくなるなか、政治的な保護と自分たちの発言権を得ようとする動きは必然とも言える。
ただし「単一民族国家」日本は外国人参政権問題についてきわめて保守的であり、欧米はおろか韓国よりも閉鎖的なほどだ。民主党の鳩山由紀夫首相はこの問題に積極的な姿勢を示し、昨年の衆院選前には「日本列島は日本人だけのものではない」と発言したほどだ。しかし世論の反発は根強く、外国人参政権は簡単に実現することはない。
華人参政権問題は喫緊の課題ではないものの、ひとたび日程に上がった以上その動きが止まることはないだろう。問題は議論することそれ自体にあり、日本国民の意識の開放を進め、客観的に見て少子高齢化に苦しむ日本の21世紀における長期的発展という国家利益に合致したものとの認識を広めることになるだろう。”
これさぁ、一種の日本乗っ取ります宣言だよね。いや、この人たちが日本と言う国家に忠誠心が有るなら良いんだ。
ただ、もしそうでなかった場合を考えると怖い。
そもそも地方参政権にしても小さい市町村なら数百名程度移民が来て住所を移してしまえば議員を送れてしまい、同様の手口で例えば竹島や沖縄など、もしもそこの議員が日本からの独立宣言、及び他国に対して独立支援を求めると内乱、最悪は戦争になると言う可能性が捨てきれないんですが。
貴方は、このまま民主党政権が続き、地方参政権が実行されて、日本がいつの日か乗っ取られても良いと思いますか?
もしも、貴方に選挙権が有るなら、今度は民主党にNOを突き付けませんか?
よろしく、お願いします。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカのダウに関しては昨日は祭日だったからデーターは有りません。(時差の関係上。今日のはこれから)
最近、問題になっているユーロに関しては…まぁ日経ですが。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20100215DGM1502T15.html
”ユーロ圏16カ国は15日、財務相会合を開いた。巨額の財政赤字を背景に信用不安が広がるギリシャの財政再建策が焦点だ。ユーロ圏各国はギリシャが2010年中に財政赤字の国内総生産(GDP)に対する比率を4ポイント低下させるのが不可欠とみている。欧州中央銀行(ECB)や国際通貨基金(IMF)の協力も得て、財政再建の実施状況を厳しく監視する方針を打ち出す見通しだ。
財務相会合に出席するECBのトリシェ総裁は14日の仏ラジオで、ギリシャ政府による財政再建策について「十分であり、真剣だ」と評価した。一方、ギリシャ政府がこれまで財政赤字を実態よりも低めに申告してきたことを踏まえ「数値の検証を強化しなければならず、虚偽の統計は許容できない」と強調した。”
…これからするとIMFを使って財政再建させるつもりなんでしょうか。ギリシャ国内が相当えらい事になりそうな気がしますが。
また、韓国に関してはロイターですが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK036231120100216
”16日のアジア通貨は、閑散とした取引のなか、対米ドルで上昇。
欧州連合(EU)がギリシャ支援策を協議するなか、ユーロが対米ドルで小幅上昇していることが背景。
韓国ウォンKRW=は軟調に始まったものの、国内株式市場が上昇したことから、下げの大半を回復。1米ドル=1152.3/2.6ウォンと、前週末終値の1151.3ウォンをやや下回っている。ウォンは一時、1157.5ウォンまで下落する場面があった。
あるディーラーは「株式市場の上昇を受け、投資家はドルのショートポジションを積み上げているようだ。中国の影響は限られている」と語った。”
新ネタに関しては以上。
実際の為替相場ですが、今日は小幅なウォン高になっています。
先週末の時点(昨日は休みでしたから)での終値は1ドル=1154.9ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1155.6ウォンとウォン安スタートでした。ただ開始直後からウォン高は進み、最終的に1ドル=1151.3ウォンで引けてます。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースになりますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/16/0200000000AJP20100216000500882.HTML
”証券情報提供企業のFNガイドが16日に明らかにしたところによると、11日までに業績を公開した12月決算上場企業585社のうち、昨年通年で純損失を記録したのは88社と集計された。前年の167社に比べ、半数ほどに急減した。
同期間の赤字企業の割合は28.5%から15.0%まで下がった。金融危機に見舞われた2008年には上場企業3社に1社が損失を出したが、昨年は7社に1社まで、大幅に減ったことになる。
市場別では、有価証券市場の収益性が相対的に早い改善をみせた。有価証券市場上場347社のうち赤字企業は45社(13.0%)で、2008年の93社(26.8%)の半数以下に減少している。店頭株コスダック市場では、調査対象の238社のうち、74社(31.1%)から43社(18.1%)に減少した。
韓国銀行は、金融危機で2008年第4四半期の景気が急激に悪化したのとは異なり、昨年第4四半期は業績が大きく回復したうえ、国際財務報告基準(IFRS)の導入を控えた資産再評価で純益が増えた面もあると説明した。”
基本的に2008年度に関しては会計基準が韓国の場合弄られている(色々と有るんですけど、ぶっちゃけ損失が甘い粉飾決算が国から認められていましたから)んで正直な話、単純に比較は出来ないんじゃないかなぁとは思いました。
(それを考えると、かなり好転している筈なんですが…どうも胡散臭いんですよね…)
後は朝鮮日報になりますが。
http://www.chosunonline.com/news/20100216000001
”農協、水協(漁協)、山林組合、信用協同組合など相互金融会社の預金残高は2008年末の196兆7000億ウォン(約15兆3900億円)から昨年11月末には224兆2000億ウォン(約17兆5400億円)へと14%増えた。しかし、同じ期間に融資残高は165兆ウォン(約12兆9000億円)から172兆ウォン(約13兆5000億円)へと4%増えただけだった。セマウル金庫の預金残高も12兆ウォン(約9400億円)増えたが、融資残高の増加は4兆ウォン(約3100億円)にとどまった。
韓国政府は昨年から庶民金融機関(低所得者や中小企業に対する融資を行う銀行以外の中小金融機関)を対象に利子所得税(15%)を免除する非課税預金の上限を2000万ウォン(約156万円)から3000万ウォン(約235万円)に引き上げた。庶民金融機関の資金圧力を軽減し、銀行から融資を受けられない庶民に恩恵を及ぶようにすることが狙いだった。しかし、庶民金融機関は非課税預金で市中資金を集めておきながら、庶民向けの融資をないがしろにしている。彼らは余裕資金の大半を中央組織や連合会に預け、株式、債券、不動産に投資している。
やはり庶民金融機関に属する貯蓄銀行はさらにひどい。貯蓄銀行105行の昨年末の融資全体に占める家計向け融資の割合は12%にすぎない。規模が大きい貯蓄銀行ほど家計向け融資の比率が5%にも満たないところが多い。貯蓄銀行は資金の大半を不動産開発のような高収益、高リスクの事業に投資するか、担保が十分な中小企業への融資に回している。
庶民金融機関から融資を受けられなければ、信用度が低い個人顧客はサラ金やヤミ金に手を出すことになる。高利貸しから必要資金を借りたところ、年間数百%という法外な高金利を要求されたり、違法貸金業者につながる暴力団から脅されたりする被害も相次いでいる。昨年1-11月に金融監督院に寄せられたヤミ金被害に関する相談件数は5195件で、前年通年の4075件を1000件以上上回った。
庶民金融機関が庶民への融資に応じず、庶民が高利貸しに殺到する最大の理由は、個人の信用情報が適切に蓄積されてこなかったからだ。庶民金融機関は個人の信用情報がなく、融資リスクを正確に計算できない。このため、自分たちの金融機関としての存在意義である庶民向け融資から目を背けているのだ。
信用情報を積み上げ、個人の信用能力に対する評価を活性化するには時間を要する。公的保証機関が庶民向け融資に部分保証を行い、金融機関が負うべきリスクを軽減する一方、庶民金融機関の役割をさまざまな階層別に分化させ、信用度が低い庶民も正規の金融機関を利用できる道を開くことが重要だ。”
銀行だって貸し倒れは怖いですからね。不景気で借り手が少ないと金を稼ぐ手っ取り早い手段は投資(投機)になる訳で、これがミニバブルの原因(不景気の株高)になったりするのですが…
後は、また聯合ニュースに戻りますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/16/0200000000AJP20100216003400882.HTML
”韓国銀行は16日にメディアに配布した業務現況資料で、総額限度貸出(融資)を段階的に減らしていく方針を明らかにした。
総額限度融資は、韓国銀行が市中銀行の中小企業支援実績に応じ、一定限度内で市中金利より低い金利で銀行に資金を配分する制度。同行は2008年10月に総額限度融資の限度を6兆5000億ウォン(約5063億円)から9兆ウォンに増やしたのに続き、昨年3月に再び1兆ウォン拡大した。
韓国銀行は資料で、金融危機の対応過程で拡大供給された流動性の回収努力を続けるとしながら、金融市場の状況などを考慮して総額限度融資を段階的に削減し、融資の運用方式も改善していくと説明した。
基準金利については、当面は景気回復傾向の持続に役立つ方向で運用する方針で、成長経路の不確実性が高いだけに、金融緩和基調を維持することで民間成長エンジンの強化を下支えすると明らかにした。一方で、緩和的な通貨政策の長期持続による経済不均衡の可能性に留意すべきだと指摘、国内外の金融・経済状況の改善推移を見守りながら、通貨政策の緩和度合いを適切な速度と幅で調整すると説明した。
経済見通しに関連しては、輸出条件の改善、消費・投資心理の好転などで回復が続くだろうとしながらも、ユーロ圏の財政問題、主要国の高い失業率などが成長を妨げるリスク要因になると説明した。雇用市場は経済成長の拡大と相まって次第に持ち直すが、自営業の基盤委縮などで改善幅は限定的だと見通した。
消費者物価は当面2%台後半の上昇率を示し、下半期以降に景気回復の影響で上昇傾向が次第に拡大するものと予想した。経常収支は商品収支(貿易収支に相当)を中心に黒字規模が縮小するものと見込んだ。”
景気の先行きが好転はしてきているから市中銀行に安い金利で金を貸すのを順次減らしていくって話の様ですが。
まぁ、これに関しては世界の経済状態がどう変わるか次第じゃないでしょうか…上手く行くかは。
最後に、これは朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100216000008
”金融監督院は15日、韓国の市中銀行が貸出金利の延滞利息を水増しし、過去5年間で125億4000万ウォン(約9億8100万円)の利息を顧客から余計に徴収していたと発表した。銀行側は今年前半のうちに取り過ぎた利息を返還する構えだ。
同院によると、利息の取り過ぎが指摘されたのは、国民銀、新韓銀、企業銀、外換銀、韓国シティバンク、SC第一銀、大邱銀、釜山銀、慶南銀、光州銀、済州銀、水協(漁協)中央会。これら金融機関は週末や連休と利息支払い期日が重なったケースで延滞規定を不当適用し、延滞利息を取り過ぎていた。
例えば、銀行の担保付き住宅ローンの利息支払い期日が土曜日だった場合、銀行は同日が営業日に当たらないことを考慮し、期日を週明けの月曜日まで繰り延べなければならない。しかし、銀行は日曜日以降を利息滞納と判断し、高率の延滞利息を適用していた。旧正月や秋夕(中秋節)などの長期連休など銀行が営業していない期間にも同様の延滞利息を取っていたという。銀行はこうした慣行で2005年から103万5000件の融資案件で利息を取り過ぎていた。
SC第一銀は昨年11月に取り過ぎ分を顧客に返還し、企業銀、シティバンク、大邱銀、釜山銀、光州銀は3月末までに、国民銀、新韓銀、外換銀、済州銀、慶南銀、水協中央会は6月末までにそれぞれ返還に応じる計画だ。”
…韓国の場合、銀行が金に対しあくどすぎる様ですね。困ったもんだ。
さて、今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。
オマケ
朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100216000035
”食品医薬品安全庁は15日、返品された化粧品を包装し直し、新たに製造された製品であるかのように見せ掛けて販売していた愛敬産業に対し、販売停止3カ月の行政処分を下した、と発表した。
同庁によると、同社は2007年、販売期限を過ぎたため返品された「BNF」「ポイント」「MC」「セルピュア」の4ブランドの化粧品計18種類を包装し直し、新たに製造された製品であるかのように見せ掛けて販売していた。問題の製品には、スキンローション、ファンデーション、クレンジングクリーム、クレンジングローション、アイライナー、マスカラなどが含まれている。なお、これらの製品はすでに販売が中止されているという。”
お土産で韓国製の化粧品を買ったり、貰った人は、ご用心を。
2010年02月15日
韓国は年を取ると再就職が難しい様ですね。
MSNの産経より。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100215/plc1002151834010-n1.htm
”鳩山由紀夫首相は15日夜、16日から平成21年分の所得税の確定申告がスタートするにあたり、「当然税金を払っていただき、そのことで国民の皆さんのお暮らしを守る政治をつくり上げていく。この国をさらによい国にしていくために税金をお支払いいただきたい」と述べ、国民に納税を呼びかけた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は母親から7年間で約12億円6千万円の資金提供を受けながら申告していなかったが、この件を関しては「政治に対する信頼を回復させていかねばならない。そのような思いで自らも戒める」と述べただけだった。”
ガンジーの発言引用といい、今回といい、やれば自分が叩かれるのが分かりそうなものだけど。
…ひょっとして鳥頭だから学習能力が無いとか?
…さて、今日来てもらった人には本当に残念なんですが、先週に書いた様に、今日に関しては韓国は旧正月、アメリカは祭日と相場が動いてません。よって今日は為替の部分は無く簡単にニュースだけ。(もっともオリンピックの性で肝心の経済の記事が今日は少ないんですがね)
聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/15/0200000000AJP20100215001200882.HTML
”韓国銀行は15日、基準金利は当分、景気回復持続に役立つ方向で運営するとしながら、「成長経路の不確実性が高いだけに、金融緩和基調を維持し、民間部門の成長動力強化を下支えする」との方針を示した。
国会企画財政委員会に提出した業務報告資料の中で述べた。通貨信用政策はしばらく緩和的な基調を維持し、国内外の金融・経済状況を総合的に点検しながら、通貨政策の緩和程度を適切な速度と幅で調整する考えだ。韓国銀行は基準金利を2008年10月から下げ始め、昨年2月に2.0%まで引き下げた後は据え置いている。
また、経済見通しについて、「輸出状況の改善、消費・投資心理の好転などで回復傾向が続くとみられるが、ユーロ圏の財政問題や主要国の高い失業率などが、成長の下方リスク要因として働いている」と診断した。経済の成長傾向拡大に伴い雇用事情が次第に上向いているとはいえ、自営業の基盤萎縮などで改善幅は限られるとの見方を示している。また、消費者物価の上昇率は当分2%台後半を維持した後、下半期以降は景気回復の影響で上昇幅が徐々に拡大すると予想した。
一方、金融の安定性を高めるために、▼金融システム上、重要な大型金融機関を中心とした共同検査の実施▼非銀行金融機関モニタリングの強化▼金融安定性分析・判断指標の拡充・開発▼政府・監督当局との情報共有の強化――などを推進すると明らかにした。”
大本営発表ですが。まぁ当面、世界の各市場ともユーロ(そのうちのPIIGS)と中国のバブルに関しては付きまとわれる気が。こればっかりは2番底の原因にならない事を祈るしか。
さて、これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/15/0200000000AJP20100215001000882.HTML
”韓国銀行が15日に発表した1月の輸出入物価動向によると、先月の輸入物価指数(ウォン基準)は前月比1.2%下落した。3カ月ぶりの下落で、1年前に比べても0.9%低い。
部門別では、原材料が0.7%、中間財が1.4%、資本財が2.8%、消費財が1.3%、そろって下落した。韓国銀行経済統計局は、原油など主要原材料の国際価格が上昇傾向となっているが、ウォン高・ドル安によりウォン換算の輸入品単価が下がったためだと説明した。
品目別にみると、中間財では集積回路(マイナス4.8%)や未工程ウエハ(マイナス4.5%)などコンピュータ・通信装備製品をはじめ、アンモニア(マイナス16.2%)、肥料(マイナス8.3%)などの化学製品、特殊鋼棒鋼(マイナス3.9%)、めっき鋼板(マイナス2.8%)などの鉄鋼一次製品が下がった。一方で、液化ガス(10.7%)やガソリン(5.0%)などの石油製品と、錫(11.4%)、アルミニウム合金(9.1%)など非鉄金属一次製品は上昇した。
原材料では、鉱産品のうち鉄鉱石(マイナス2.4%)と無煙炭(マイナス2.4%)が下がり、鉛鉱石(4.3%)と銅鉱石(3.3%)は上がった。農林水産品は大豆(マイナス8.6%)と原綿(マイナス4.2%)が下落したが、天然ゴム(121.6%)は上がった。
先月は輸出物価も、為替の影響でひと月前より1.6%下落した。衛星受信機(マイナス9.4%)、テレビ受像機(マイナス7.4%)、小型乗用車(マイナス8.4%)、中型乗用車(マイナス5.7%)などほとんどの品目が下がっている。”
最近はウォン高だから輸入が楽になりましたって話ですが、それでも(世界的に上がっている)石油とか非鉄金属辺りは価格が上昇していっている様です。
後はKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36029
”韓国はOECD加盟国のうち労働時間がもっとも長いことから、政府はこれを短縮するための長期改善計画を作ることになりました。
労働部が15日明らかにしたところによりますと、長時間労働による高費用、低生産性を改善し、勤労者の健康を保護して仕事と生活の均衡をはかるために、「勤労時間短縮基本計画」を今年下半期中に作る方針です。
韓国は2007年を基準にみると、勤労者の年間労働時間は2,316時間で、OECD=経済協力開発機構の30か国のうちもっとも長時間になっています。
政府はこのため、今年8月までに、労働時間の短縮について、改善方法をさぐり、基本計画を立てる方針で、関係者は、「長期的には少子化高齢化社会に備えて、勤労時間を短縮し、雇用創出の基盤を拡大する必要がある」と説明しています。”
労働時間が長いと書かれてますが、上にも書かれている様に本当の問題は長時間労働の割に生産性が上がって無い韓国の労働の質の低さですかね。(まぁ良く韓国のマスコミに取り上げられる、労働組合の暴力ストとかも、生産性の低下に寄与している訳ですがね…)
後は、朝鮮日報ですが。お題は”ベビーブーム世代:「高望みしていないのに250戦全敗」”
http://www.chosunonline.com/news/20100215000003
話が長い割に各個々人の話ばっかりなので。部分抜粋。なおURLは三分割記事の上のものです。
”本格的な引退期を迎えたベビーブーム世代の再就職状況は、急速に悪化している。40代や50代の失業給与(日本の失業保険給付に相当)への新規申請者数は、過去5年間(2005-09年)で、40代が209%(12万442人→25万2785人)、50代が223%(9万5238人→21万3912人)と2倍以上も増えた。労働市場に出回る求人一人当たりの倍率は、50代では実に11倍。20代の競争率(1.9倍)の5倍を超えている。
加えて、再就職に成功した55歳以上が仕事を見つけた経路を調べてみると、政府・公共機関(15.8%)や民間あっせん機関(10.9%)により支援よりも、友人や知人など個人的なネットワーク(47.2%)の方が絶対的だった(労働研究院、08年調べ)。韓国社会は、ベビーブーム世代の再就職のための公的システムを備えていない。”
要は年を取ると再就職が難しくなってい来るのは、何処の国も一緒ってわけですが韓国の場合、それが酷いので社会的になんとかしないかって記事なんですけどね。
まぁ大学生さえ就職が難しい国なので、当然と言えば当然なのかも知れませんが…
(それにしても何処まで行っても完全にコネ社会ですね。韓国は)
さて、今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。(明日は市場が動くので、ちゃんとした記事になる筈…)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100215/plc1002151834010-n1.htm
”鳩山由紀夫首相は15日夜、16日から平成21年分の所得税の確定申告がスタートするにあたり、「当然税金を払っていただき、そのことで国民の皆さんのお暮らしを守る政治をつくり上げていく。この国をさらによい国にしていくために税金をお支払いいただきたい」と述べ、国民に納税を呼びかけた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は母親から7年間で約12億円6千万円の資金提供を受けながら申告していなかったが、この件を関しては「政治に対する信頼を回復させていかねばならない。そのような思いで自らも戒める」と述べただけだった。”
ガンジーの発言引用といい、今回といい、やれば自分が叩かれるのが分かりそうなものだけど。
…ひょっとして鳥頭だから学習能力が無いとか?
…さて、今日来てもらった人には本当に残念なんですが、先週に書いた様に、今日に関しては韓国は旧正月、アメリカは祭日と相場が動いてません。よって今日は為替の部分は無く簡単にニュースだけ。(もっともオリンピックの性で肝心の経済の記事が今日は少ないんですがね)
聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/15/0200000000AJP20100215001200882.HTML
”韓国銀行は15日、基準金利は当分、景気回復持続に役立つ方向で運営するとしながら、「成長経路の不確実性が高いだけに、金融緩和基調を維持し、民間部門の成長動力強化を下支えする」との方針を示した。
国会企画財政委員会に提出した業務報告資料の中で述べた。通貨信用政策はしばらく緩和的な基調を維持し、国内外の金融・経済状況を総合的に点検しながら、通貨政策の緩和程度を適切な速度と幅で調整する考えだ。韓国銀行は基準金利を2008年10月から下げ始め、昨年2月に2.0%まで引き下げた後は据え置いている。
また、経済見通しについて、「輸出状況の改善、消費・投資心理の好転などで回復傾向が続くとみられるが、ユーロ圏の財政問題や主要国の高い失業率などが、成長の下方リスク要因として働いている」と診断した。経済の成長傾向拡大に伴い雇用事情が次第に上向いているとはいえ、自営業の基盤萎縮などで改善幅は限られるとの見方を示している。また、消費者物価の上昇率は当分2%台後半を維持した後、下半期以降は景気回復の影響で上昇幅が徐々に拡大すると予想した。
一方、金融の安定性を高めるために、▼金融システム上、重要な大型金融機関を中心とした共同検査の実施▼非銀行金融機関モニタリングの強化▼金融安定性分析・判断指標の拡充・開発▼政府・監督当局との情報共有の強化――などを推進すると明らかにした。”
大本営発表ですが。まぁ当面、世界の各市場ともユーロ(そのうちのPIIGS)と中国のバブルに関しては付きまとわれる気が。こればっかりは2番底の原因にならない事を祈るしか。
さて、これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/15/0200000000AJP20100215001000882.HTML
”韓国銀行が15日に発表した1月の輸出入物価動向によると、先月の輸入物価指数(ウォン基準)は前月比1.2%下落した。3カ月ぶりの下落で、1年前に比べても0.9%低い。
部門別では、原材料が0.7%、中間財が1.4%、資本財が2.8%、消費財が1.3%、そろって下落した。韓国銀行経済統計局は、原油など主要原材料の国際価格が上昇傾向となっているが、ウォン高・ドル安によりウォン換算の輸入品単価が下がったためだと説明した。
品目別にみると、中間財では集積回路(マイナス4.8%)や未工程ウエハ(マイナス4.5%)などコンピュータ・通信装備製品をはじめ、アンモニア(マイナス16.2%)、肥料(マイナス8.3%)などの化学製品、特殊鋼棒鋼(マイナス3.9%)、めっき鋼板(マイナス2.8%)などの鉄鋼一次製品が下がった。一方で、液化ガス(10.7%)やガソリン(5.0%)などの石油製品と、錫(11.4%)、アルミニウム合金(9.1%)など非鉄金属一次製品は上昇した。
原材料では、鉱産品のうち鉄鉱石(マイナス2.4%)と無煙炭(マイナス2.4%)が下がり、鉛鉱石(4.3%)と銅鉱石(3.3%)は上がった。農林水産品は大豆(マイナス8.6%)と原綿(マイナス4.2%)が下落したが、天然ゴム(121.6%)は上がった。
先月は輸出物価も、為替の影響でひと月前より1.6%下落した。衛星受信機(マイナス9.4%)、テレビ受像機(マイナス7.4%)、小型乗用車(マイナス8.4%)、中型乗用車(マイナス5.7%)などほとんどの品目が下がっている。”
最近はウォン高だから輸入が楽になりましたって話ですが、それでも(世界的に上がっている)石油とか非鉄金属辺りは価格が上昇していっている様です。
後はKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36029
”韓国はOECD加盟国のうち労働時間がもっとも長いことから、政府はこれを短縮するための長期改善計画を作ることになりました。
労働部が15日明らかにしたところによりますと、長時間労働による高費用、低生産性を改善し、勤労者の健康を保護して仕事と生活の均衡をはかるために、「勤労時間短縮基本計画」を今年下半期中に作る方針です。
韓国は2007年を基準にみると、勤労者の年間労働時間は2,316時間で、OECD=経済協力開発機構の30か国のうちもっとも長時間になっています。
政府はこのため、今年8月までに、労働時間の短縮について、改善方法をさぐり、基本計画を立てる方針で、関係者は、「長期的には少子化高齢化社会に備えて、勤労時間を短縮し、雇用創出の基盤を拡大する必要がある」と説明しています。”
労働時間が長いと書かれてますが、上にも書かれている様に本当の問題は長時間労働の割に生産性が上がって無い韓国の労働の質の低さですかね。(まぁ良く韓国のマスコミに取り上げられる、労働組合の暴力ストとかも、生産性の低下に寄与している訳ですがね…)
後は、朝鮮日報ですが。お題は”ベビーブーム世代:「高望みしていないのに250戦全敗」”
http://www.chosunonline.com/news/20100215000003
話が長い割に各個々人の話ばっかりなので。部分抜粋。なおURLは三分割記事の上のものです。
”本格的な引退期を迎えたベビーブーム世代の再就職状況は、急速に悪化している。40代や50代の失業給与(日本の失業保険給付に相当)への新規申請者数は、過去5年間(2005-09年)で、40代が209%(12万442人→25万2785人)、50代が223%(9万5238人→21万3912人)と2倍以上も増えた。労働市場に出回る求人一人当たりの倍率は、50代では実に11倍。20代の競争率(1.9倍)の5倍を超えている。
加えて、再就職に成功した55歳以上が仕事を見つけた経路を調べてみると、政府・公共機関(15.8%)や民間あっせん機関(10.9%)により支援よりも、友人や知人など個人的なネットワーク(47.2%)の方が絶対的だった(労働研究院、08年調べ)。韓国社会は、ベビーブーム世代の再就職のための公的システムを備えていない。”
要は年を取ると再就職が難しくなってい来るのは、何処の国も一緒ってわけですが韓国の場合、それが酷いので社会的になんとかしないかって記事なんですけどね。
まぁ大学生さえ就職が難しい国なので、当然と言えば当然なのかも知れませんが…
(それにしても何処まで行っても完全にコネ社会ですね。韓国は)
さて、今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。(明日は市場が動くので、ちゃんとした記事になる筈…)
2010年02月12日
現代(ヒュンダイ)自動車も、品質で問題が出た様ですが。
先に書いておくと、来週の月曜日は韓国は旧正月の為、相場は休みなんですよね。
…だから多分、ニュースだけ置いておく感じになるかな?
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は105ドル81セント下がって10144ドル19セントになってます。
ちなみに韓国の方は…ロイターです。(必要な項目のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnJS862710320100212
”12日のアジア通貨市場は総じて小動き。欧州連合(EU)によるギリシャ支援策の詳細を見極めようと、投資家が様子見姿勢に回っていることが背景。
また来週の旧正月休暇を控え、アジア通貨市場は動意薄となっている。
EU首脳はギリシャ支援で合意したものの、具体案を示すには至らず、市場には失望感が広がった。
ユーロEUR=は一段安の様相を呈しており、0448GMT(日本時間午後1時48分)現在、この日の高値である1ユーロ=1.3696米ドルから約1.3671米ドルに軟化した。
韓国ウォンKRW=は、国内株式市場.KS11の下落や輸入業者の米ドル買いを背景に、序盤の上げ幅の大半を削った。
ウォンは、前日の国内終値KRW=KFTCである1米ドル=1156.8ウォンに対し、1155.4ウォン。一時は2月4日以来の高値となる1153ウォンまで上昇した。”
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高になってますね。
昨日の終値は1ドル=1156.6ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1153.1ウォンでした。そこから10時頃まではウォン安が続き、昨日の終値を超えて安くなったのですが、11時頃まで今度は逆にウォン高へ。また11時を過ぎて12時を多少超えた辺りまでは再度、また昨日の終値を超えるウォン安になったものの、結局そこからは完全にウォン高に動いて最終的に1ドル=1151ウォンで引けてます。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースになりますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/12/0200000000AJP20100212000500882.HTML
”韓国貿易協会は12日、世界の景気の流れ、為替相場、原油価格などを考慮すると、今月の貿易収支は10億ドル(約898億円)以上の黒字に転換するとの見通しを明らかにした。
先月の輸出で全体の41.3%を占めた半導体と石油化学、一般機械、自動車、液晶装置の5品目の輸出が大幅に増加しており、さらに不振だった船舶輸出も好調となれば、10億ドルを上回る黒字が可能だとみている。韓国の主要貿易先で低迷が続いていた米国、中国、日本などの輸入が最近は回復局面に入ったこと、昨年末から国際原油価格が1バレル当たり70ドル初めに下がっていることなどから、輸出増が加速するものと貿易協会は見通した。
また、外国人投資家が安全資産を好み、対ドルの為替相場で円高が進みウォンの対ドル相場との開きが広がる傾向も、韓国の貿易収支改善に肯定的な環境だと分析された。
先月の貿易収支は輸出310億8000万ドル、輸入315億5000万ドルで赤字4億7000万ドルと、11カ月ぶりに赤字に転落した。貿易協会はこれについて、暖房用燃料の輸入増など季節的な要因のためで、構造的な赤字基調に入ったわけではないと説明した。”
韓国側の発表がありましたのでペタリ。
まぁ見通しであって、ユーロ問題によっては今後、この予想通りにならない可能性も多分に有ると思います。
後、これはレコードチャイナですが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0212&f=business_0212_168.shtml
”日本を代表するトヨタ自動車のリコールが相次ぐ中、韓国の現代自動車SUVの「TUCSON IX」のマニュアル仕様車の一部にクラッチが元の位置に戻らない、あるいは戻りにくいという問題が見つかり、2月6日から無償で部品交換を行っていることが明らかになった。クラッチが元に戻らない場合、エンジンの動力が車輪に伝わらず、自動車が急停止する恐れがあるそうだ。
2009年8月に発売された「TUCSON IX」は09年末になって消費者からクラッチに問題があるとの不満の声があがりはじめた。低速ギアでの走行時に発生するもので、変速が難しくエンジンが切れやすくなる。現代自動車は、国内で販売された636台について、クラッチを元の位置に押し戻すクラッチシリンダーの無償交換を自主的に行っている。リコールや自主的に行う無償修理などに消極的な姿勢をみせ、消費者から非難があがっていた現代自動車だが、世界的なトヨタショックは現代自動車の対応にも影響を及ぼしたようだ。
しかし、専門家からは今回見つかったクラッチの欠陥は、運転者の安全問題と直結する欠陥であるため、サービスキャンペーンの範疇(はんちゅう)で行われるメーカーの自主的な無償修理ではなく、法の強制力をもったリコールの対象にすべきとの声もあがっている。
現代自動車の09年度の営業利益は前年同期比19.1%増の2兆2350億ウォン(約1740億円)を記録、現代自動車創立以来2番目となる営業利益を計上している。右肩上がりの好調をみせる現代自動車だが、品質神話が崩壊したトヨタのリコール事態を教訓に緊張の糸を緩めようとしない。些細な問題もグローバルな問題に拡大し、回復できない事態に陥る恐れもあると判断、国内外で大規模の安全点検を始めている。”
現代(ヒュンダイ)自動車の方も欠陥が見つかった様です。
韓国のメディアもトヨタ自動車のニュース報道ばかりしていましたが。韓国産の車も、それほど安全とは言い難い様ですね。
さて、今日の気になる記事は以上です。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
…だから多分、ニュースだけ置いておく感じになるかな?
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は105ドル81セント下がって10144ドル19セントになってます。
ちなみに韓国の方は…ロイターです。(必要な項目のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnJS862710320100212
”12日のアジア通貨市場は総じて小動き。欧州連合(EU)によるギリシャ支援策の詳細を見極めようと、投資家が様子見姿勢に回っていることが背景。
また来週の旧正月休暇を控え、アジア通貨市場は動意薄となっている。
EU首脳はギリシャ支援で合意したものの、具体案を示すには至らず、市場には失望感が広がった。
ユーロEUR=は一段安の様相を呈しており、0448GMT(日本時間午後1時48分)現在、この日の高値である1ユーロ=1.3696米ドルから約1.3671米ドルに軟化した。
韓国ウォンKRW=は、国内株式市場.KS11の下落や輸入業者の米ドル買いを背景に、序盤の上げ幅の大半を削った。
ウォンは、前日の国内終値KRW=KFTCである1米ドル=1156.8ウォンに対し、1155.4ウォン。一時は2月4日以来の高値となる1153ウォンまで上昇した。”
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高になってますね。
昨日の終値は1ドル=1156.6ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1153.1ウォンでした。そこから10時頃まではウォン安が続き、昨日の終値を超えて安くなったのですが、11時頃まで今度は逆にウォン高へ。また11時を過ぎて12時を多少超えた辺りまでは再度、また昨日の終値を超えるウォン安になったものの、結局そこからは完全にウォン高に動いて最終的に1ドル=1151ウォンで引けてます。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースになりますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/12/0200000000AJP20100212000500882.HTML
”韓国貿易協会は12日、世界の景気の流れ、為替相場、原油価格などを考慮すると、今月の貿易収支は10億ドル(約898億円)以上の黒字に転換するとの見通しを明らかにした。
先月の輸出で全体の41.3%を占めた半導体と石油化学、一般機械、自動車、液晶装置の5品目の輸出が大幅に増加しており、さらに不振だった船舶輸出も好調となれば、10億ドルを上回る黒字が可能だとみている。韓国の主要貿易先で低迷が続いていた米国、中国、日本などの輸入が最近は回復局面に入ったこと、昨年末から国際原油価格が1バレル当たり70ドル初めに下がっていることなどから、輸出増が加速するものと貿易協会は見通した。
また、外国人投資家が安全資産を好み、対ドルの為替相場で円高が進みウォンの対ドル相場との開きが広がる傾向も、韓国の貿易収支改善に肯定的な環境だと分析された。
先月の貿易収支は輸出310億8000万ドル、輸入315億5000万ドルで赤字4億7000万ドルと、11カ月ぶりに赤字に転落した。貿易協会はこれについて、暖房用燃料の輸入増など季節的な要因のためで、構造的な赤字基調に入ったわけではないと説明した。”
韓国側の発表がありましたのでペタリ。
まぁ見通しであって、ユーロ問題によっては今後、この予想通りにならない可能性も多分に有ると思います。
後、これはレコードチャイナですが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0212&f=business_0212_168.shtml
”日本を代表するトヨタ自動車のリコールが相次ぐ中、韓国の現代自動車SUVの「TUCSON IX」のマニュアル仕様車の一部にクラッチが元の位置に戻らない、あるいは戻りにくいという問題が見つかり、2月6日から無償で部品交換を行っていることが明らかになった。クラッチが元に戻らない場合、エンジンの動力が車輪に伝わらず、自動車が急停止する恐れがあるそうだ。
2009年8月に発売された「TUCSON IX」は09年末になって消費者からクラッチに問題があるとの不満の声があがりはじめた。低速ギアでの走行時に発生するもので、変速が難しくエンジンが切れやすくなる。現代自動車は、国内で販売された636台について、クラッチを元の位置に押し戻すクラッチシリンダーの無償交換を自主的に行っている。リコールや自主的に行う無償修理などに消極的な姿勢をみせ、消費者から非難があがっていた現代自動車だが、世界的なトヨタショックは現代自動車の対応にも影響を及ぼしたようだ。
しかし、専門家からは今回見つかったクラッチの欠陥は、運転者の安全問題と直結する欠陥であるため、サービスキャンペーンの範疇(はんちゅう)で行われるメーカーの自主的な無償修理ではなく、法の強制力をもったリコールの対象にすべきとの声もあがっている。
現代自動車の09年度の営業利益は前年同期比19.1%増の2兆2350億ウォン(約1740億円)を記録、現代自動車創立以来2番目となる営業利益を計上している。右肩上がりの好調をみせる現代自動車だが、品質神話が崩壊したトヨタのリコール事態を教訓に緊張の糸を緩めようとしない。些細な問題もグローバルな問題に拡大し、回復できない事態に陥る恐れもあると判断、国内外で大規模の安全点検を始めている。”
現代(ヒュンダイ)自動車の方も欠陥が見つかった様です。
韓国のメディアもトヨタ自動車のニュース報道ばかりしていましたが。韓国産の車も、それほど安全とは言い難い様ですね。
さて、今日の気になる記事は以上です。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
2010年02月11日
韓国が国内銀行に対して外貨貸し出しの自制を求めた模様
韓国の船乗りが、またしでかしてくれたようですが。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100211ddlk40040443000c.html
”門司海上保安部は10日、損害賠償保険に加入していない船舶修理用浮きドックを曳航(えいこう)したとして、韓国籍タグボート「101KUM(クム)JO(ジョ)」(119トン)の韓国人船長(67)を船舶油濁損害賠償保障法違反の容疑で地検小倉支部に書類送検した。
容疑は今月4日、浮きドック(629トン)が保険に加入していないことを知りながら、タグボートで曳航して広島県江田島市から韓国に向け出港したとしている。浮きドックは6日、山口県下関市蓋井島の西北西沖約35キロ付近で沈没した。”
…やれやれ。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は20ドル26セント下がって10038ドル38セントへ
後、韓国に関しては…ロイターですが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnJS862541920100211
”11日のアジア通貨市場では債務問題を抱えるギリシャ支援策への期待感から、韓国ウォンとシンガポールドルが上昇している。
ドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は、スポット市場に追随して下落。欧州連合(EU)首脳会合でギリシャの債務問題への対応策が打ち出されるとの期待から韓国の株式・債券市場に資金が流入した。
1カ月物ドル/ウォンNDFは10日終盤の1161ウォンから1156.5ウォンに下落している。
ウォンKRW=は一時0.7%上昇し、1ドル=1152.4ウォンをつけた。”
後、もう一つ。これもロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-13845120100211
”韓国銀行(中央銀行)は11日、政策金利を過去最低の2.00%に据え置いた。据え置きは12カ月連続。市場の予想通りだった。”
金利上げたいって言っている割には何時までもあがりませんね。(苦笑)
さて、新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高ですね。
昨日の終値は1ドル=1159.9ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1160.8ウォンとウォン安スタート。
但し、ここからはウォン高方面に動いて行き最終的に1ドル=1156.6ウォンで引けてます。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
日経ですが。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100210ATGM1003410022010.html
”韓国金融監督院は10日、米国の新金融規制案やギリシャの信用不安などで金融市場の不確実性が高まっているとして、国内の銀行各行に外貨貸し出しの自制を要請したことを明らかにした。
リスクをとりにくくなった海外投資家が新興国市場から資金を引き揚げる傾向が続いており、市場の不測の事態に備えて銀行の外貨流動性を十分に確保しておくのが狙い。
輸出企業の決済資金など実需目的の貸し出しを除き、不要不急の外貨貸し出しは控えるように求めた。韓国の金融通貨当局は資本市場での海外マネーの動向に対する監視体制も強化する方針だ。”
世界金融恐慌の際は米韓通貨スワップで借りた金を市中銀行に貸して外貨の流動性を保ってましたが、米韓通貨スワップも期限が切れてしまいましたからね。
差し詰め何か有った際に自分の身は自分で守れって警告を出した感じでしょうか。
後は、KBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=35999
”去年の財政収支が、GDP=国内総生産に対して11年ぶりの大幅な赤字となりました。
企画財政部が11日に明らかにしたところによりますと、去年の管理対象収支の暫定値は51兆ウォンの赤字で、対GDP比で赤字額が5.0%となり、通貨危機直後の1998年以来で最悪となりました。
管理対象収支は、統合財政収支から国民年金基金などの社会保障関連基金を除いた財政収支で、政府が国の債務を推定する際に用いられる指標です。
一方、統合財政収支はマイナス2.1%と、1999年以来、初めて赤字に転じました。
また、去年の国の債務は366兆ウォンで、前の年より57兆ウォン増え、増加幅は1997年に統計をとり始めて以来、最も大きくなりました。
このように財政が悪化したのは、世界的な金融危機に対応するため、政府が財政を投入し、景気の急落を防いだためと分析されます。”
とりあえず去年の被害が甚大だったのは分かりますね。問題は、今後ですがね…
さて、今日の気になる記事は以上です。
では、また明日。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100211ddlk40040443000c.html
”門司海上保安部は10日、損害賠償保険に加入していない船舶修理用浮きドックを曳航(えいこう)したとして、韓国籍タグボート「101KUM(クム)JO(ジョ)」(119トン)の韓国人船長(67)を船舶油濁損害賠償保障法違反の容疑で地検小倉支部に書類送検した。
容疑は今月4日、浮きドック(629トン)が保険に加入していないことを知りながら、タグボートで曳航して広島県江田島市から韓国に向け出港したとしている。浮きドックは6日、山口県下関市蓋井島の西北西沖約35キロ付近で沈没した。”
…やれやれ。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は20ドル26セント下がって10038ドル38セントへ
後、韓国に関しては…ロイターですが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnJS862541920100211
”11日のアジア通貨市場では債務問題を抱えるギリシャ支援策への期待感から、韓国ウォンとシンガポールドルが上昇している。
ドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は、スポット市場に追随して下落。欧州連合(EU)首脳会合でギリシャの債務問題への対応策が打ち出されるとの期待から韓国の株式・債券市場に資金が流入した。
1カ月物ドル/ウォンNDFは10日終盤の1161ウォンから1156.5ウォンに下落している。
ウォンKRW=は一時0.7%上昇し、1ドル=1152.4ウォンをつけた。”
後、もう一つ。これもロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-13845120100211
”韓国銀行(中央銀行)は11日、政策金利を過去最低の2.00%に据え置いた。据え置きは12カ月連続。市場の予想通りだった。”
金利上げたいって言っている割には何時までもあがりませんね。(苦笑)
さて、新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが、今日はウォン高ですね。
昨日の終値は1ドル=1159.9ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1160.8ウォンとウォン安スタート。
但し、ここからはウォン高方面に動いて行き最終的に1ドル=1156.6ウォンで引けてます。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
日経ですが。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100210ATGM1003410022010.html
”韓国金融監督院は10日、米国の新金融規制案やギリシャの信用不安などで金融市場の不確実性が高まっているとして、国内の銀行各行に外貨貸し出しの自制を要請したことを明らかにした。
リスクをとりにくくなった海外投資家が新興国市場から資金を引き揚げる傾向が続いており、市場の不測の事態に備えて銀行の外貨流動性を十分に確保しておくのが狙い。
輸出企業の決済資金など実需目的の貸し出しを除き、不要不急の外貨貸し出しは控えるように求めた。韓国の金融通貨当局は資本市場での海外マネーの動向に対する監視体制も強化する方針だ。”
世界金融恐慌の際は米韓通貨スワップで借りた金を市中銀行に貸して外貨の流動性を保ってましたが、米韓通貨スワップも期限が切れてしまいましたからね。
差し詰め何か有った際に自分の身は自分で守れって警告を出した感じでしょうか。
後は、KBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=35999
”去年の財政収支が、GDP=国内総生産に対して11年ぶりの大幅な赤字となりました。
企画財政部が11日に明らかにしたところによりますと、去年の管理対象収支の暫定値は51兆ウォンの赤字で、対GDP比で赤字額が5.0%となり、通貨危機直後の1998年以来で最悪となりました。
管理対象収支は、統合財政収支から国民年金基金などの社会保障関連基金を除いた財政収支で、政府が国の債務を推定する際に用いられる指標です。
一方、統合財政収支はマイナス2.1%と、1999年以来、初めて赤字に転じました。
また、去年の国の債務は366兆ウォンで、前の年より57兆ウォン増え、増加幅は1997年に統計をとり始めて以来、最も大きくなりました。
このように財政が悪化したのは、世界的な金融危機に対応するため、政府が財政を投入し、景気の急落を防いだためと分析されます。”
とりあえず去年の被害が甚大だったのは分かりますね。問題は、今後ですがね…
さて、今日の気になる記事は以上です。
では、また明日。
2010年02月10日
韓国が、自国が、いつ財政危機に陥るのか計算をしたようですが…
韓国のマスコミ、そうですね、朝鮮日報、中央日報、東亞日報、KBS等で例のシャープとサムスン電子の和解の記事が出て来ません。日本語訳の記事の話で、韓国語版にはもしかしたら有るのかも知れませんが。ただ、こんな事をしている所を、みると、今回の件は相当彼らの気に障ったのかも知れませんね。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は150ドル25セント上がって10058ドル64セントへ
ちなみに日経は上がった物の、1万を切ったままですね。
なお、韓国ですが。ロイターより必要な部分のみ抜粋。
http://jp.reuters.com/article/asiaMktRpt/idJPnTK862391320100210
”<ソウル株式市場> ほぼ横ばい。金融・商品株が値を上げ相場を支援したが、
オプションの期限と韓国銀行(中央銀行)の政策会合を控えた警戒感から、上値は抑えられた。”
新ネタは以上。
さて、実際の為替相場ですが、今日はウォン高です。
昨日の終値は1ドル=1163.8ウォンでしたが、今日は1日中、それより高い状態でした。
始値は1ドル=1156.4ウォン、終値は1ドル=1159.9ウォンでした。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースになりますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/10/0200000000AJP20100210002500882.HTML
”1月の雇用動向は、就業者数が3カ月ぶりに増加した一方で、失業者数も10年ぶりに100万人を超え、失業率が悪化した。
統計庁が10日に発表した1月の雇用動向によると、先月の就業者数は2286万5000人で、前年同月に比べ5000人増加した。雇用率は56.6%で、前年同期比0.7ポイント低下した。
前年同月比の就業者数は、2008年12月に1万2000人減少してから昨年5月の21万9000人減まで、6カ月連続で減少した。6月に4000人の増加に転じたが、7月は再び7万6000人減少。8月が3000人、9月が7万1000人、10月が1万人それぞれ増加した後、11月は1万人減、12月も1万6000人減と、増減を繰り返した。
先月の失業者は121万6000人で、前年同月より36万8000人多い。122万3000人を記録した2000年2月以降では最多だった。失業率も5.0%と前年同月から1.4ポイント悪化し、2001年3月(5.1%)以来の高水準となった。
統計庁は、国家雇用政策に基づく政府直接の雇用事業や民間雇用に対する関心が高まり、応募願書提出など求職活動人口が増加し、非経済活動人口は鈍化したためと説明した。
1月の就業者数を年代別にみると、20~29歳が2万5000人、30~39歳が8万1000人、40~49歳が5万6000人、60歳以上が10万5000人、それぞれ減少した。これに対し、15~19歳は3万9000人、50~59歳は23万3000人増えた。
産業別では、事業・個人・公共サービス業(17万4000人)、電気・運輸・通信・金融業(9万2000人)、製造業(2万9000人)で増加し、農林漁業(マイナス16万人)と建設業(マイナス8万1000人)、卸小売・飲食宿泊業(マイナス5万2000人)では減少した。
経済活動人口は2408万2000人で、前年同月より37万3000人(1.6%)増えた。経済活動参加率は59.6%で0.1ポイントの上昇。
非経済活動人口は1630万5000人で、15万人(0.9%)増加し、このうち就職を断念した人は19万6000人で、前年同月より3万1000人(19.0%)増えた。”
要は就職を諦めていた人が就職出来そうだと言う事で活動し始めたせいで統計上の失業者が増えたと言いたいみたいですが…実際の所はどうなんですかね。
後、これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/10/0200000000AJP20100210001900882.HTML
”サムスン経済研究所は10日に発表した報告書で、韓国も2040~2050年には国の債務が国内総生産(GDP)の9割を超え、財政危機に直面する可能性があるとの見方を示した。政府の予想通り均衡財政が実現しても、年金や医療費など高齢化の影響を受ける財政支出が増え、2050年には財政赤字がGDPの10%に達し、国の債務はGDPの91%に達するものと予測した。
政府は現在、2013年までに管理対象収支(統合財政収支から国民年金などの社会保障性基金を除いた財政収支)の赤字がGDPのマイナス0.5%に縮小し、均衡財政を達成できるものと見込んでいる。
研究所は、政府の予想に反して赤字が慢性化すれば財政危機の到来が10年早まり、2040年の国の債務がGDPの92%に達し、2050年にはこの割合が111.6%まで高まるものと予測した。
また、短期的にも、財政健全性を維持するには黒字幅を拡大すべき状況だと診断した。金融危機で発行が急増した国債の償還期限が来年から集中することも負担になると指摘する。
研究所は、国家債務の対GDP比を2015年までに金融危機以前の水準となる30.1%に戻すには、来年から毎年8兆6000億ウォン(約6648億円)の基礎収支(債務の元金だけを考慮した財政収支)黒字を出さねばならないと説明した。財政を保守的に運営して国債の早期償還を拡大するとともに、長期的に公共年金の受給開始年齢を引き上げる必要があるとしたほか、償還期限が10年以上の長期国債を増やして国債市場を多様化し、年基金などが国債を長期間保有できるようにすべきだと助言した。”
…実際見て思ったのは、次の世界的な経済危機が来たらどうするんだって事ですね。少なくとも外部環境に関しては現状維持が前提の話の様に取れますので。来るたんびに韓国の寿命は確実に縮まる、もしくは破綻するって取れますけどね。
さて、今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。
(…日本は祭日だが海外は動いてますから。逆に月曜日は確か韓国の旧正月に入って相場が止まっている気が)
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は150ドル25セント上がって10058ドル64セントへ
ちなみに日経は上がった物の、1万を切ったままですね。
なお、韓国ですが。ロイターより必要な部分のみ抜粋。
http://jp.reuters.com/article/asiaMktRpt/idJPnTK862391320100210
”<ソウル株式市場> ほぼ横ばい。金融・商品株が値を上げ相場を支援したが、
オプションの期限と韓国銀行(中央銀行)の政策会合を控えた警戒感から、上値は抑えられた。”
新ネタは以上。
さて、実際の為替相場ですが、今日はウォン高です。
昨日の終値は1ドル=1163.8ウォンでしたが、今日は1日中、それより高い状態でした。
始値は1ドル=1156.4ウォン、終値は1ドル=1159.9ウォンでした。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースになりますが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/10/0200000000AJP20100210002500882.HTML
”1月の雇用動向は、就業者数が3カ月ぶりに増加した一方で、失業者数も10年ぶりに100万人を超え、失業率が悪化した。
統計庁が10日に発表した1月の雇用動向によると、先月の就業者数は2286万5000人で、前年同月に比べ5000人増加した。雇用率は56.6%で、前年同期比0.7ポイント低下した。
前年同月比の就業者数は、2008年12月に1万2000人減少してから昨年5月の21万9000人減まで、6カ月連続で減少した。6月に4000人の増加に転じたが、7月は再び7万6000人減少。8月が3000人、9月が7万1000人、10月が1万人それぞれ増加した後、11月は1万人減、12月も1万6000人減と、増減を繰り返した。
先月の失業者は121万6000人で、前年同月より36万8000人多い。122万3000人を記録した2000年2月以降では最多だった。失業率も5.0%と前年同月から1.4ポイント悪化し、2001年3月(5.1%)以来の高水準となった。
統計庁は、国家雇用政策に基づく政府直接の雇用事業や民間雇用に対する関心が高まり、応募願書提出など求職活動人口が増加し、非経済活動人口は鈍化したためと説明した。
1月の就業者数を年代別にみると、20~29歳が2万5000人、30~39歳が8万1000人、40~49歳が5万6000人、60歳以上が10万5000人、それぞれ減少した。これに対し、15~19歳は3万9000人、50~59歳は23万3000人増えた。
産業別では、事業・個人・公共サービス業(17万4000人)、電気・運輸・通信・金融業(9万2000人)、製造業(2万9000人)で増加し、農林漁業(マイナス16万人)と建設業(マイナス8万1000人)、卸小売・飲食宿泊業(マイナス5万2000人)では減少した。
経済活動人口は2408万2000人で、前年同月より37万3000人(1.6%)増えた。経済活動参加率は59.6%で0.1ポイントの上昇。
非経済活動人口は1630万5000人で、15万人(0.9%)増加し、このうち就職を断念した人は19万6000人で、前年同月より3万1000人(19.0%)増えた。”
要は就職を諦めていた人が就職出来そうだと言う事で活動し始めたせいで統計上の失業者が増えたと言いたいみたいですが…実際の所はどうなんですかね。
後、これも聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/10/0200000000AJP20100210001900882.HTML
”サムスン経済研究所は10日に発表した報告書で、韓国も2040~2050年には国の債務が国内総生産(GDP)の9割を超え、財政危機に直面する可能性があるとの見方を示した。政府の予想通り均衡財政が実現しても、年金や医療費など高齢化の影響を受ける財政支出が増え、2050年には財政赤字がGDPの10%に達し、国の債務はGDPの91%に達するものと予測した。
政府は現在、2013年までに管理対象収支(統合財政収支から国民年金などの社会保障性基金を除いた財政収支)の赤字がGDPのマイナス0.5%に縮小し、均衡財政を達成できるものと見込んでいる。
研究所は、政府の予想に反して赤字が慢性化すれば財政危機の到来が10年早まり、2040年の国の債務がGDPの92%に達し、2050年にはこの割合が111.6%まで高まるものと予測した。
また、短期的にも、財政健全性を維持するには黒字幅を拡大すべき状況だと診断した。金融危機で発行が急増した国債の償還期限が来年から集中することも負担になると指摘する。
研究所は、国家債務の対GDP比を2015年までに金融危機以前の水準となる30.1%に戻すには、来年から毎年8兆6000億ウォン(約6648億円)の基礎収支(債務の元金だけを考慮した財政収支)黒字を出さねばならないと説明した。財政を保守的に運営して国債の早期償還を拡大するとともに、長期的に公共年金の受給開始年齢を引き上げる必要があるとしたほか、償還期限が10年以上の長期国債を増やして国債市場を多様化し、年基金などが国債を長期間保有できるようにすべきだと助言した。”
…実際見て思ったのは、次の世界的な経済危機が来たらどうするんだって事ですね。少なくとも外部環境に関しては現状維持が前提の話の様に取れますので。来るたんびに韓国の寿命は確実に縮まる、もしくは破綻するって取れますけどね。
さて、今日の気になる記事は以上でした。
では、また明日。
(…日本は祭日だが海外は動いてますから。逆に月曜日は確か韓国の旧正月に入って相場が止まっている気が)
2010年02月09日
韓国のバブルは…
ツイッターで、この様な物が流れている様ですが。国会のやり取りの抜粋ですね。
http://twitter.com/keiko000/status/8846049619
”高市氏「中国からの多大な移民があり、中国の国防の影響下にある。日本の防衛に対する影響は?」
北沢氏「衆院選で民団の方と話したが、危険性はない」
高市氏「防衛大臣がそれでは国防が不安だ。歴史的な問題でからなら、中韓以外はどうなのか。」”
…民団って言うのは知らない人の為に書いておくと正式名称は在日本大韓民国民団で在日韓国人の団体。
この発言は正直な話、目の前に銃をもって、こちらに向けている人間がいて、その銃を持ってる人間が「撃たないから平気だよ」って、こっちに向かって言って来たから信じてますってレベルで、民主党の国会議員のレベルは正直低いのか、さもなければ、もう韓国系の利権にがんじがらめになっていて、日本人の為に動く気がないのか。
…そんな不吉な考えしか思い浮かばないのですが皆さんは如何思いますが?
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は103ドル84セント下がって9908ドル39セントへ
(…確か三か月ぶり位じゃないかな1万ドル台切ったの)
ちなみに韓国に関してはロイターになりますが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK862209320100209
”9日のアジア通貨市場は、韓国ウォンと台湾ドル主導で全般に上昇している。欧州のソブリン債務問題の解決策が講じられるとの期待感から、株式やリスク資産を買い入れる動きがみられる。
債務問題に苦しむギリシャの救済策が打ち出される可能性があるとの見方から、ユーロは対ドルで先週つけた8カ月半ぶり安値から回復している。
トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州理事会に出席するため、シドニーで行われていた中央銀行総裁の会合を早めに切り上げたと伝えられたことで、その観測が高まった。
ウォンKRW=は米ドルに対して0.9%上昇し、1161.3ウォン。ソウル株.KS11は1%あまり上昇している。”
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場ですが今日はウォン高になってます。
昨日の時点の終値は1ドル=1171.6ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1172.7ウォンとウォン安スタートでした。
ただ、そこからウォン高進行となり、結局1ドル=1163.8ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100209000044
”韓国政府の雇用支援事業に参加し、勤務期間が終了した人たちが、一斉に失業給付金を申請したため、先月の失業給付金の申請者数が史上最大となった。
労働部が8日に発表したところによると、先月の失業給付金の申請者は13万9000人で、昨年1月(12万8000人)に比べ8.6%も増加し、統計を取り始めて以来最も多い数となった。”
どうも失業者の増加に歯止めがかかってないようですね。
後、これは昨日載せ忘れたニュースですが。中央日報です。
お題は”孫聖源教授「韓国不動産市場はバブル」”で1と2が有るのですが続けて。なおURLは1の方です。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126075&servcode=300§code=300
孫聖源(ソン・ソンウォン)カリフォルニア州立大教授(66)は行動が速い。 ただ統計指標が出るのを待つようなことはない。 ウォール街の最高経営者(CEO)、実務者と絶えず会って対話をするのが日常だ。 孫教授は中央日報との電話インタビューで、「2-3カ月後に出てくる統計に頼っていれば、必要な時に正確な予想するのは難しい」と述べた。 年齢は66歳だが、今でもエネルギーあふれる現役だ。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)の「09年5大エコノミスト」に選ばれた孫教授は経験を最高の資産と見なす。 孫教授は「コンピューター分析が到底追いつけないのが数十年間蓄積した経験と勘」と語った。
こうした分析力を土台に孫教授は昨年初め、米国の個人消費支出(PCE)増加率を1.5%と予測した。 09年の実際の指標は1.4%だった。 5人の最高エコノミストのうち最も近い数値だった。 失業率は9.3%(実際10%)、成長率は-1.5%(実際0.1%)と予想した。 WSJは成長率など5つの指標を基準に最高エコノミストを選んだ。
孫教授のほか、モルガン・スタンレーのリチャード・バーナー氏とデビッド・グリーンロー氏(共同選定)、再保険会社スイス・リーのカート・カール氏、ゴールドマンサックスのヤン・ハチウス氏、経済評論家のマイク・コスグローブ氏が5大エコノミストに選定された。
今年の米国経済に対する孫教授の予想は厳しい。 孫教授は「世界経済が二番底に陥る可能性は25%」と述べた。 財政赤字問題のためこれ以上政府が支出するのは難しく、民間企業が投資を増やす可能性も少ないという理由からだ。 孫教授は「財政危機を経験するギリシャ・ポルトガル・スペインは成長しないだろう(成長率0%)」と予想した。
先月、国際通貨基金(IMF)などが世界経済成長率予測値を上方修正したことに対し、「IMF予測値は数カ月前の統計を基礎としているため時差が生じる」と指摘した。 孫教授は資産価格のバブルを心配した。 孫教授は「政府の財政支出は主に株式市場に流れた」とし「韓国などでは不動産市場に資金が集まり、バブルが形成されている」と診断した。
韓国経済について孫教授は「韓国は世界経済という大きな海に浮いている小さな船であり、今年世界経済が厳しくなれば韓国も例外にはならない」と述べた。
光州(クァンジュ)出身の孫教授は「銀行に務めていた父のおかげで幼い頃から常に銀行の近くで暮らしてきた」と話した。 光州第一高を卒業し、1962年に米国留学を始めた。
ピッツバーグ大とハーバード経営大学院を卒業した。 73年にリチャード・ニクソン大統領の経済諮問委員会選任エコノミストに選抜されたりもした。 ロサンゼルス韓美銀行総裁、ウェルズ・ファーゴ銀行の副総裁を務めた。 WSJは06年に孫教授を最高のエコノミストに選定した。
ブルームバーグは02年の成長率を最も正確に予測した人物に孫教授を挙げた。 米国だけではない。 韓国経済が難題にぶつかった時、韓国金融機関が能力のある最高経営者(CEO)を求めるが、孫教授はいつもその候補に挙がる。 ”
ま、韓国内のバブルが指摘されてますね。問題は韓国はこれを今後どう対処するかですが…
後、これはKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=35982
”政府と公企業の負債が600兆ウォンを超えて、GDP=国内総生産の60%に迫り、1年間の負債の増加率はこれまでで最大となっています。
韓国銀行が9日、発表した統計によりますと、政府と地方自治体、それに公営企業の負債は去年9月末現在、総額610兆8000億ウォン(約47兆円)と、GDP=国内総生産の60%近く、前の年の同じ時期に比べて23%増えました。
これは関連の統計を取り始めた2004年以来、最大の伸び率です。
さらに国民住宅基金や預金保険基金など公的な金融機関の負債は去年9月末現在、154兆ウォン(12億円)となっており、この金額を合わせますと、政府からの借り入れによる重複を除いても、政府と公営企業、公的金融機関の負債金額は710兆ウォンに上ります。
この合計金額は韓国のGDP=国内総生産の70%近くになり、国民1人当たりに換算しますと、1人=1456万ウォンの負債があることになります。”
まぁこれだと韓国は高速で借金が増えて行っている訳ですが。結局海外の投資家に国債を買ってもらっている韓国の場合、
今の所は信用されているから借金の繰り延べが出来る訳で…上の記事の教授じゃないですが、世界経済にまた嵐が来たらその時は…
さて、今日の気になった記事は以上でした。
では、また明日。
http://twitter.com/keiko000/status/8846049619
”高市氏「中国からの多大な移民があり、中国の国防の影響下にある。日本の防衛に対する影響は?」
北沢氏「衆院選で民団の方と話したが、危険性はない」
高市氏「防衛大臣がそれでは国防が不安だ。歴史的な問題でからなら、中韓以外はどうなのか。」”
…民団って言うのは知らない人の為に書いておくと正式名称は在日本大韓民国民団で在日韓国人の団体。
この発言は正直な話、目の前に銃をもって、こちらに向けている人間がいて、その銃を持ってる人間が「撃たないから平気だよ」って、こっちに向かって言って来たから信じてますってレベルで、民主党の国会議員のレベルは正直低いのか、さもなければ、もう韓国系の利権にがんじがらめになっていて、日本人の為に動く気がないのか。
…そんな不吉な考えしか思い浮かばないのですが皆さんは如何思いますが?
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は103ドル84セント下がって9908ドル39セントへ
(…確か三か月ぶり位じゃないかな1万ドル台切ったの)
ちなみに韓国に関してはロイターになりますが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK862209320100209
”9日のアジア通貨市場は、韓国ウォンと台湾ドル主導で全般に上昇している。欧州のソブリン債務問題の解決策が講じられるとの期待感から、株式やリスク資産を買い入れる動きがみられる。
債務問題に苦しむギリシャの救済策が打ち出される可能性があるとの見方から、ユーロは対ドルで先週つけた8カ月半ぶり安値から回復している。
トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州理事会に出席するため、シドニーで行われていた中央銀行総裁の会合を早めに切り上げたと伝えられたことで、その観測が高まった。
ウォンKRW=は米ドルに対して0.9%上昇し、1161.3ウォン。ソウル株.KS11は1%あまり上昇している。”
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場ですが今日はウォン高になってます。
昨日の時点の終値は1ドル=1171.6ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1172.7ウォンとウォン安スタートでした。
ただ、そこからウォン高進行となり、結局1ドル=1163.8ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
朝鮮日報ですが。
http://www.chosunonline.com/news/20100209000044
”韓国政府の雇用支援事業に参加し、勤務期間が終了した人たちが、一斉に失業給付金を申請したため、先月の失業給付金の申請者数が史上最大となった。
労働部が8日に発表したところによると、先月の失業給付金の申請者は13万9000人で、昨年1月(12万8000人)に比べ8.6%も増加し、統計を取り始めて以来最も多い数となった。”
どうも失業者の増加に歯止めがかかってないようですね。
後、これは昨日載せ忘れたニュースですが。中央日報です。
お題は”孫聖源教授「韓国不動産市場はバブル」”で1と2が有るのですが続けて。なおURLは1の方です。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126075&servcode=300§code=300
孫聖源(ソン・ソンウォン)カリフォルニア州立大教授(66)は行動が速い。 ただ統計指標が出るのを待つようなことはない。 ウォール街の最高経営者(CEO)、実務者と絶えず会って対話をするのが日常だ。 孫教授は中央日報との電話インタビューで、「2-3カ月後に出てくる統計に頼っていれば、必要な時に正確な予想するのは難しい」と述べた。 年齢は66歳だが、今でもエネルギーあふれる現役だ。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)の「09年5大エコノミスト」に選ばれた孫教授は経験を最高の資産と見なす。 孫教授は「コンピューター分析が到底追いつけないのが数十年間蓄積した経験と勘」と語った。
こうした分析力を土台に孫教授は昨年初め、米国の個人消費支出(PCE)増加率を1.5%と予測した。 09年の実際の指標は1.4%だった。 5人の最高エコノミストのうち最も近い数値だった。 失業率は9.3%(実際10%)、成長率は-1.5%(実際0.1%)と予想した。 WSJは成長率など5つの指標を基準に最高エコノミストを選んだ。
孫教授のほか、モルガン・スタンレーのリチャード・バーナー氏とデビッド・グリーンロー氏(共同選定)、再保険会社スイス・リーのカート・カール氏、ゴールドマンサックスのヤン・ハチウス氏、経済評論家のマイク・コスグローブ氏が5大エコノミストに選定された。
今年の米国経済に対する孫教授の予想は厳しい。 孫教授は「世界経済が二番底に陥る可能性は25%」と述べた。 財政赤字問題のためこれ以上政府が支出するのは難しく、民間企業が投資を増やす可能性も少ないという理由からだ。 孫教授は「財政危機を経験するギリシャ・ポルトガル・スペインは成長しないだろう(成長率0%)」と予想した。
先月、国際通貨基金(IMF)などが世界経済成長率予測値を上方修正したことに対し、「IMF予測値は数カ月前の統計を基礎としているため時差が生じる」と指摘した。 孫教授は資産価格のバブルを心配した。 孫教授は「政府の財政支出は主に株式市場に流れた」とし「韓国などでは不動産市場に資金が集まり、バブルが形成されている」と診断した。
韓国経済について孫教授は「韓国は世界経済という大きな海に浮いている小さな船であり、今年世界経済が厳しくなれば韓国も例外にはならない」と述べた。
光州(クァンジュ)出身の孫教授は「銀行に務めていた父のおかげで幼い頃から常に銀行の近くで暮らしてきた」と話した。 光州第一高を卒業し、1962年に米国留学を始めた。
ピッツバーグ大とハーバード経営大学院を卒業した。 73年にリチャード・ニクソン大統領の経済諮問委員会選任エコノミストに選抜されたりもした。 ロサンゼルス韓美銀行総裁、ウェルズ・ファーゴ銀行の副総裁を務めた。 WSJは06年に孫教授を最高のエコノミストに選定した。
ブルームバーグは02年の成長率を最も正確に予測した人物に孫教授を挙げた。 米国だけではない。 韓国経済が難題にぶつかった時、韓国金融機関が能力のある最高経営者(CEO)を求めるが、孫教授はいつもその候補に挙がる。 ”
ま、韓国内のバブルが指摘されてますね。問題は韓国はこれを今後どう対処するかですが…
後、これはKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=35982
”政府と公企業の負債が600兆ウォンを超えて、GDP=国内総生産の60%に迫り、1年間の負債の増加率はこれまでで最大となっています。
韓国銀行が9日、発表した統計によりますと、政府と地方自治体、それに公営企業の負債は去年9月末現在、総額610兆8000億ウォン(約47兆円)と、GDP=国内総生産の60%近く、前の年の同じ時期に比べて23%増えました。
これは関連の統計を取り始めた2004年以来、最大の伸び率です。
さらに国民住宅基金や預金保険基金など公的な金融機関の負債は去年9月末現在、154兆ウォン(12億円)となっており、この金額を合わせますと、政府からの借り入れによる重複を除いても、政府と公営企業、公的金融機関の負債金額は710兆ウォンに上ります。
この合計金額は韓国のGDP=国内総生産の70%近くになり、国民1人当たりに換算しますと、1人=1456万ウォンの負債があることになります。”
まぁこれだと韓国は高速で借金が増えて行っている訳ですが。結局海外の投資家に国債を買ってもらっている韓国の場合、
今の所は信用されているから借金の繰り延べが出来る訳で…上の記事の教授じゃないですが、世界経済にまた嵐が来たらその時は…
さて、今日の気になった記事は以上でした。
では、また明日。
2010年02月08日
シャープとサムスン電子は和解した様ですね…。
AFPより
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2692362/5291955
”中国で08年に汚染が大問題となり、乳幼児6人の死亡事故も発生した有害化学物質メラミンを含む粉ミルクが依然、中国市場に100トン近く出回っているという調査結果を国営メディアが8日、発表した。
08年の事件以降、破棄されているはずの粉ミルクを当局が追跡し、取り締まっている過程で、違法に再販売されていることが明らかになり、食の安全と検査基準に対する警戒感が再燃している。
国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)によると、前週6日には寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)で、乳製品企業2社の工場が、汚染ミルクを販売していたために閉鎖された。また北東部の吉林(Jilin)省では、汚染粉ミルクを使用したキャンディーが見つかった。
寧夏回族自治区警察の捜査によると、工場を閉鎖した企業のうち1社には、08年の事件時に債務不履行に陥った同自治区外の企業から、09年7月に弁済として、残っていた汚染粉ミルク約170トンが渡っていた。受け取った寧夏のこの企業では、ほとんどすべての粉ミルクを包装し直し、中国北部や南部の省にある5工場に販売した。これまでに回収できたのはわずか72トンで、当局では残りの粉ミルクの行方を追っている。
汚染ミルクであることを寧夏の企業が認識していたかどうかは定かではない。同自治区の乳製品業協会の会長は、「(受け取ったのは)小さな企業で、メラミンの混入検査ができる機械を自前でもっていない。そのような機械は100万元(約1300万円)もするものだから・・・ともあれ、包装を変えた再販売は違法だ」と述べた。
国営メディアによると、当局が懸念を募らせているしるしとして、中国政府は16省に調査員を派遣し、メラミンが混入した汚染食品が回収網の目を逃れて市場に出回っていないか、調べている。この新たな取り締まりの過程ですでに3人が逮捕されている。”
…まだ、メラミン入りのミルクが出回っているらしいです。やれやれ。中国産の食品は関わらない方が良いですね。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの先週末のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は10ドル5セント高の10012ドル23セントへ。
日経は続落して105円27銭安の9951円82銭でした。
韓国の方はロイターですが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK862030120100208
”8日のアジア通貨市場は、韓国ウォンKRW=が米ドルに対して下落。ユーロ圏の財政悪化懸念を背景としたリスク回避の動きから、ウォンは3営業日連続でドルに対して下げている。
一方、旧正月を前に、輸出企業によるウォン買いで、一時の下げからはやや戻した。
アナリストは、欧州の財政問題や外国人投資家による国内株の売りで、ウォンは圧迫される可能性があるとみている。
サムスン・フューチャーズの通貨ストラテジスト、Jeong My-young氏は「世界市場は強気材料よりも弱気材料により敏感になっている。ウォンは120日移動平均である1177.5ウォンに向かう可能性が高い」との見方を示した。
ウォンはドルに対して0.2%安の1171.9ウォン。5日の終値KRW=KFTCは1169.9ウォンだった。”
ちなみに、これもロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnJS861989320100208
”韓国金融投資協会が8日発表した調査によると、韓国銀行(中央銀行)が11日に政策金利KROCRT=ECIを過去最低の2.00%に据え置くと予想する債券ディーラーは87.7%となり、1月の調査を下回った。
残りは利上げを予想している。
同協会が1月に実施した調査では、回答者の91.3%が据え置きを予想し、中銀は1月8日に予想通り政策金利を据え置いた。”
確かに減ってはいるんですが、それでも金利の据え置きと読んでいる方が多数。
まぁ韓国の出口戦略は、もう少し後って事でしょう。
新ネタは以上です。
さて、実際の為替相場ですが、今日は若干ウォン安です。
先週末の時点の終値は1ドル=1169.7ウォンでしたが、今日は一日中これより安い状態でした。
始値が1ドル=1172.3ウォン、終値は1ドル=1171.6ウォンでした。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
まぁ日経なんですが。
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=ASFK0800M 08022010&landing=Next
”シャープと韓国のサムスン電子は8日、液晶部品に関する特許侵害で2007年から日米欧韓で互いに訴えていた問題で和解したと発表した。両社はすべての訴訟を取り下げる。争っていた液晶パネルや液晶モジュールに関する特許については、互いが利用できるようにする。
09年12月にオランダで、今年1月には米国で相次いでシャープ側の訴えが認められた。これらにより、互いの特許を利用できるクロスライセンスの中身は、シャープ側に有利な内容になったとみられる。”
…と言う訳で、シャープとサムスンの特許の攻防は一転和解へ
双方の具体的な取りきめの書かれた記事は今の所、出て来てないのですが(どうやら双方の守秘義務に関わってくるとの話が…)多分、この日経の記事の通りシャープの有利な条件で終わったとみてよろしいかと。
韓国側が優勢で終わっているなら、聯合ニュースとかが、もっとサムスン電子を褒めたたえる記事を書いてくるでしょうしね。
(今の所、向こうの記事で和訳されている記事は聯合ニュースの素っ気いない記事だけです)
後は聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/08/0200000000AJP20100208003600882.HTML
”為替ヘッジ用の通貨オプション商品「KIKO」をめぐる企業と銀行間本案訴訟の初公判が8日に行われ、ソウル中央地裁が銀行の主張を支持する判決を下した。
SOOSAN重工業がKIKO契約の無効などを主張しウリィ銀行と韓国シティ銀行に不当利益の返還を求めた訴訟など、企業が銀行を相手取り起こした2件の訴訟で、ソウル中央地裁は原告敗訴を言い渡した。一方、シティ銀行が契約解除決済金の支払を求めた提起した反訴では、SOOSAN重工業に3億1000万ウォン(約2360万円)の支払いを命じた。
裁判部は、KIKO契約は全般的に、部分的に為替リスクを回避できるよう設計された商品で、オプション契約で銀行が得られる利益が、ほかの金融取引で得られる利益に比べ過度に大きいものではないと指摘。商品自体が銀行に一方的に有利に設計されたとの主張を受け入れなかった。また、銀行とSOOSAN重工業の契約は個別交渉で決定されたもので、契約内容は公正取引委員会の規制を受ける約款とみることはできないか、約款と認めても不当ではないとした。
契約締結当時、国策シンクタンクなどほとんどの機関はウォン高と見通しており、ウォン急落を予測することは不可能だったとし、こうした事情から、銀行が急激な為替変動リスクなどに対する説明義務を違反したとみることはできないと説明した。
さらに、商品自体が為替リスク回避に適合するよう設計されており、詐欺または欺罔(ぎもう)による契約だとみることはできないとし、これを取り消すべきとの主張も受け入れられないとした。
今回の判決は、KIKOをめぐる企業と銀行間の本案訴訟で、初めての判断となる。今後、このほかのKIKO訴訟に相当の影響を与える見通しだ。
SOOSAN重工業は、2008年11月の契約当時、商品のリスクを十分に説明しなかった銀行側の「不完全販売」により損害を被ったと主張し、これに対する賠償と、支払金の返還を求め訴訟を起こした。KIKOは銀行に一方的に有利に設計されたものだとし、契約の無効を主張していた。
KIKO問題をめぐっては現在、中小企業約100社が契約の不公正性を主張し訴訟を起こしている状態。今回の判決を受け、これら中小企業の集まり「為替ヘッジ被害企業共同対策委員会」は、控訴の意向を示した一方、銀行業界では諸手を挙げて歓迎している。”
KIKO問題に関して判決が出た様ですが。かなり常識的な判決じゃないですかね。
…だからと言って、国内の企業に行ったダメージが治る訳でもないですが。今後の続報待ちですが、幾らか企業の破綻とか出て来る可能性もあるのでは…
さて、今日の気になったニュースは以上です。
では、また明日。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2692362/5291955
”中国で08年に汚染が大問題となり、乳幼児6人の死亡事故も発生した有害化学物質メラミンを含む粉ミルクが依然、中国市場に100トン近く出回っているという調査結果を国営メディアが8日、発表した。
08年の事件以降、破棄されているはずの粉ミルクを当局が追跡し、取り締まっている過程で、違法に再販売されていることが明らかになり、食の安全と検査基準に対する警戒感が再燃している。
国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)によると、前週6日には寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)で、乳製品企業2社の工場が、汚染ミルクを販売していたために閉鎖された。また北東部の吉林(Jilin)省では、汚染粉ミルクを使用したキャンディーが見つかった。
寧夏回族自治区警察の捜査によると、工場を閉鎖した企業のうち1社には、08年の事件時に債務不履行に陥った同自治区外の企業から、09年7月に弁済として、残っていた汚染粉ミルク約170トンが渡っていた。受け取った寧夏のこの企業では、ほとんどすべての粉ミルクを包装し直し、中国北部や南部の省にある5工場に販売した。これまでに回収できたのはわずか72トンで、当局では残りの粉ミルクの行方を追っている。
汚染ミルクであることを寧夏の企業が認識していたかどうかは定かではない。同自治区の乳製品業協会の会長は、「(受け取ったのは)小さな企業で、メラミンの混入検査ができる機械を自前でもっていない。そのような機械は100万元(約1300万円)もするものだから・・・ともあれ、包装を変えた再販売は違法だ」と述べた。
国営メディアによると、当局が懸念を募らせているしるしとして、中国政府は16省に調査員を派遣し、メラミンが混入した汚染食品が回収網の目を逃れて市場に出回っていないか、調べている。この新たな取り締まりの過程ですでに3人が逮捕されている。”
…まだ、メラミン入りのミルクが出回っているらしいです。やれやれ。中国産の食品は関わらない方が良いですね。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの先週末のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は10ドル5セント高の10012ドル23セントへ。
日経は続落して105円27銭安の9951円82銭でした。
韓国の方はロイターですが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK862030120100208
”8日のアジア通貨市場は、韓国ウォンKRW=が米ドルに対して下落。ユーロ圏の財政悪化懸念を背景としたリスク回避の動きから、ウォンは3営業日連続でドルに対して下げている。
一方、旧正月を前に、輸出企業によるウォン買いで、一時の下げからはやや戻した。
アナリストは、欧州の財政問題や外国人投資家による国内株の売りで、ウォンは圧迫される可能性があるとみている。
サムスン・フューチャーズの通貨ストラテジスト、Jeong My-young氏は「世界市場は強気材料よりも弱気材料により敏感になっている。ウォンは120日移動平均である1177.5ウォンに向かう可能性が高い」との見方を示した。
ウォンはドルに対して0.2%安の1171.9ウォン。5日の終値KRW=KFTCは1169.9ウォンだった。”
ちなみに、これもロイターですが。
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnJS861989320100208
”韓国金融投資協会が8日発表した調査によると、韓国銀行(中央銀行)が11日に政策金利KROCRT=ECIを過去最低の2.00%に据え置くと予想する債券ディーラーは87.7%となり、1月の調査を下回った。
残りは利上げを予想している。
同協会が1月に実施した調査では、回答者の91.3%が据え置きを予想し、中銀は1月8日に予想通り政策金利を据え置いた。”
確かに減ってはいるんですが、それでも金利の据え置きと読んでいる方が多数。
まぁ韓国の出口戦略は、もう少し後って事でしょう。
新ネタは以上です。
さて、実際の為替相場ですが、今日は若干ウォン安です。
先週末の時点の終値は1ドル=1169.7ウォンでしたが、今日は一日中これより安い状態でした。
始値が1ドル=1172.3ウォン、終値は1ドル=1171.6ウォンでした。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
まぁ日経なんですが。
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=ASFK0800M 08022010&landing=Next
”シャープと韓国のサムスン電子は8日、液晶部品に関する特許侵害で2007年から日米欧韓で互いに訴えていた問題で和解したと発表した。両社はすべての訴訟を取り下げる。争っていた液晶パネルや液晶モジュールに関する特許については、互いが利用できるようにする。
09年12月にオランダで、今年1月には米国で相次いでシャープ側の訴えが認められた。これらにより、互いの特許を利用できるクロスライセンスの中身は、シャープ側に有利な内容になったとみられる。”
…と言う訳で、シャープとサムスンの特許の攻防は一転和解へ
双方の具体的な取りきめの書かれた記事は今の所、出て来てないのですが(どうやら双方の守秘義務に関わってくるとの話が…)多分、この日経の記事の通りシャープの有利な条件で終わったとみてよろしいかと。
韓国側が優勢で終わっているなら、聯合ニュースとかが、もっとサムスン電子を褒めたたえる記事を書いてくるでしょうしね。
(今の所、向こうの記事で和訳されている記事は聯合ニュースの素っ気いない記事だけです)
後は聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/08/0200000000AJP20100208003600882.HTML
”為替ヘッジ用の通貨オプション商品「KIKO」をめぐる企業と銀行間本案訴訟の初公判が8日に行われ、ソウル中央地裁が銀行の主張を支持する判決を下した。
SOOSAN重工業がKIKO契約の無効などを主張しウリィ銀行と韓国シティ銀行に不当利益の返還を求めた訴訟など、企業が銀行を相手取り起こした2件の訴訟で、ソウル中央地裁は原告敗訴を言い渡した。一方、シティ銀行が契約解除決済金の支払を求めた提起した反訴では、SOOSAN重工業に3億1000万ウォン(約2360万円)の支払いを命じた。
裁判部は、KIKO契約は全般的に、部分的に為替リスクを回避できるよう設計された商品で、オプション契約で銀行が得られる利益が、ほかの金融取引で得られる利益に比べ過度に大きいものではないと指摘。商品自体が銀行に一方的に有利に設計されたとの主張を受け入れなかった。また、銀行とSOOSAN重工業の契約は個別交渉で決定されたもので、契約内容は公正取引委員会の規制を受ける約款とみることはできないか、約款と認めても不当ではないとした。
契約締結当時、国策シンクタンクなどほとんどの機関はウォン高と見通しており、ウォン急落を予測することは不可能だったとし、こうした事情から、銀行が急激な為替変動リスクなどに対する説明義務を違反したとみることはできないと説明した。
さらに、商品自体が為替リスク回避に適合するよう設計されており、詐欺または欺罔(ぎもう)による契約だとみることはできないとし、これを取り消すべきとの主張も受け入れられないとした。
今回の判決は、KIKOをめぐる企業と銀行間の本案訴訟で、初めての判断となる。今後、このほかのKIKO訴訟に相当の影響を与える見通しだ。
SOOSAN重工業は、2008年11月の契約当時、商品のリスクを十分に説明しなかった銀行側の「不完全販売」により損害を被ったと主張し、これに対する賠償と、支払金の返還を求め訴訟を起こした。KIKOは銀行に一方的に有利に設計されたものだとし、契約の無効を主張していた。
KIKO問題をめぐっては現在、中小企業約100社が契約の不公正性を主張し訴訟を起こしている状態。今回の判決を受け、これら中小企業の集まり「為替ヘッジ被害企業共同対策委員会」は、控訴の意向を示した一方、銀行業界では諸手を挙げて歓迎している。”
KIKO問題に関して判決が出た様ですが。かなり常識的な判決じゃないですかね。
…だからと言って、国内の企業に行ったダメージが治る訳でもないですが。今後の続報待ちですが、幾らか企業の破綻とか出て来る可能性もあるのでは…
さて、今日の気になったニュースは以上です。
では、また明日。
2010年02月05日
冷蔵庫の技術なんて奪って意味があるんですかね?
今日は各国市場ともにえらい事に。今日のダウしだいによっては…
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は268ドル37セント安の10002ドル18セントになりました。
日本も日経平均は290円以上おっこちて10057円9銭へ。
まぁアメリカのダウがおっこちたのは金融規制改革案に関しての懸念とユーロが危機的状態になって来ているから、らしいですが。
韓国に関して言うならロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK859120020100205
5日のアジア通貨市場は、韓国ウォンが主導する形で下落した。欧州の債務問題をめぐる懸念でリスク資産が売られ、インドネシアとフィリピンの中央銀行は自国通貨支援のため介入を実施した。
アジア株も下落。ギリシャやポルトガル、スペインの債務をめぐる懸念でユーロへの売りがかさみ、米ドルは上昇した。
(中略)
ウォンKRW=は序盤の取引で約2%安の1米ドル=1176.9ウォンまで下落。その後1170ウォン付近で落ち着いた動きとなった。
オフショアのドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は、欧州諸国の債務問題をめぐる懸念で上昇。ただ、その後は韓国輸出業者の売りで伸び悩んだ。
1カ月物NDFは1178.6ウォンまで上昇した後、1170ウォン付近で小動きとなった。前日終値は1174ウォン。
ウォンの予想変動率KRWVOLは、現物の下落を受けて前日の14%から15%に上昇した。”
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが、まぁネタバレの様にウォン安が進んでます。
昨日の終値は1ドル=1150.8ウォンですが、今日はそれより安い所で終始動きました。
始値は1ドル=1176.5ウォン、終値は1ドル=1169.7ウォンでした。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
中央日報ですが。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125997&servcode=400§code=430
”三星(サムスン)電子の半導体核心技術が競合他社に流出したのに続き、冷蔵庫設計技術を海外に持ち出そうとした協力会社代表らが検察に摘発された。
光州(クァンジュ)地検特捜部(部長検事キム・ジェグ)は4日、三星電子の冷蔵庫設計図面など新製品の核心技術を中国の大手家電企業に持ち出そうとした容疑(不正競争防止及び営業秘密保護法違反)で、三星電子協力会社代表A(41)を逮捕、起訴した。また三星電子の課長B(39)を業務上背任容疑で在宅起訴し、逃げた元三星電子部長C(49)を指名手配した。
元三星電子職員のAは中国家電企業で顧問をしていたCから冷蔵庫開発の核心ファイル118件(研究開発費140億円)を、現三星電子課長Bから2件(研究開発費80億円)を受けた。Bは中国企業から技術諮問契約金の1割を受けることになっていた。
Aは05-07年、三星電子との人材派遣業務を通して職員が入手・保管した三星電子の営業秘密ファイル89件を持っていた。Aはファイルを利用して中国会社と年間24億ウォンを受けることで技術諮問契約を締結し、現在まで2億4000万ウォンを受けていたことが捜査で分かった。Aは香港に現地法人を設立し、中国会社に技術支援をしようと準備しているところ検察に捕まった。
キム部長検事は「三星電子の元・現職員による組織的な犯行。該当技術が中国に流出した場合、市場シェアの低下などで三星電子に数千億ウォン台の営業損失が出ることも考えられた」と述べた。”
…基本、冷蔵庫なんか枯れた技術だと思うんですけどね。
だもんで、奪って意味が有るのかなぁ…と思ってしまうんですが。
後はサーチナですが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0205&f=business_0205_226.shtml
”韓国中央銀行と関税庁は1日、2009年韓国の輸出入における対中貿易依存度は20.53%と、過去最高の水準となったことを明らかにした。
韓国中央銀行と関税庁の発表によると、2008年度の19.63%と比べ、2009年の韓国対中貿易依存度は0.9%上昇、この数字は約10パーセントである対米貿易依存度の2倍に達している。分析によると、韓国の対中貿易依存度が上昇した理由は、中国への輸出が増加したためだという。このような対中貿易依存度の拡大は、韓国が今や中国経済の影響を直接受ける国家の一つになったことを示すものである。”
…中国への依存度が増したって事ですが。中国の方が今、バブル経済になって来ているって事を考えると…
ちなみに…レコードチャイナになりますが。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39446&type=2
”2010年2月2日、同日付香港経済日報などによると、銀行の新規貸出が急増しており、株式や不動産市場へ違法に流入しているとの見方が強まっている。
中国の1月の新規貸出額は29日現在、1兆6000億元で前年同月(1兆7000億元)に迫る規模。うち4大国有商業銀行の貸出額は、中国銀行が約1600億元、中国農業銀行が1500億元、中国工商銀行が1100億元、中国建設銀行が1080億元程度と予想されている。
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は各銀行に対し、融資資金が株式や不動産市場に違法に流入していないか調査を進めるよう要請。また、期限内の資金回収を徹底するよう指示した。”
…との事なので、中国のバブルのコントロールは上手くいってない感じを受けます。
今日の気になる記事は以上でした。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は268ドル37セント安の10002ドル18セントになりました。
日本も日経平均は290円以上おっこちて10057円9銭へ。
まぁアメリカのダウがおっこちたのは金融規制改革案に関しての懸念とユーロが危機的状態になって来ているから、らしいですが。
韓国に関して言うならロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK859120020100205
5日のアジア通貨市場は、韓国ウォンが主導する形で下落した。欧州の債務問題をめぐる懸念でリスク資産が売られ、インドネシアとフィリピンの中央銀行は自国通貨支援のため介入を実施した。
アジア株も下落。ギリシャやポルトガル、スペインの債務をめぐる懸念でユーロへの売りがかさみ、米ドルは上昇した。
(中略)
ウォンKRW=は序盤の取引で約2%安の1米ドル=1176.9ウォンまで下落。その後1170ウォン付近で落ち着いた動きとなった。
オフショアのドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は、欧州諸国の債務問題をめぐる懸念で上昇。ただ、その後は韓国輸出業者の売りで伸び悩んだ。
1カ月物NDFは1178.6ウォンまで上昇した後、1170ウォン付近で小動きとなった。前日終値は1174ウォン。
ウォンの予想変動率KRWVOLは、現物の下落を受けて前日の14%から15%に上昇した。”
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが、まぁネタバレの様にウォン安が進んでます。
昨日の終値は1ドル=1150.8ウォンですが、今日はそれより安い所で終始動きました。
始値は1ドル=1176.5ウォン、終値は1ドル=1169.7ウォンでした。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
中央日報ですが。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125997&servcode=400§code=430
”三星(サムスン)電子の半導体核心技術が競合他社に流出したのに続き、冷蔵庫設計技術を海外に持ち出そうとした協力会社代表らが検察に摘発された。
光州(クァンジュ)地検特捜部(部長検事キム・ジェグ)は4日、三星電子の冷蔵庫設計図面など新製品の核心技術を中国の大手家電企業に持ち出そうとした容疑(不正競争防止及び営業秘密保護法違反)で、三星電子協力会社代表A(41)を逮捕、起訴した。また三星電子の課長B(39)を業務上背任容疑で在宅起訴し、逃げた元三星電子部長C(49)を指名手配した。
元三星電子職員のAは中国家電企業で顧問をしていたCから冷蔵庫開発の核心ファイル118件(研究開発費140億円)を、現三星電子課長Bから2件(研究開発費80億円)を受けた。Bは中国企業から技術諮問契約金の1割を受けることになっていた。
Aは05-07年、三星電子との人材派遣業務を通して職員が入手・保管した三星電子の営業秘密ファイル89件を持っていた。Aはファイルを利用して中国会社と年間24億ウォンを受けることで技術諮問契約を締結し、現在まで2億4000万ウォンを受けていたことが捜査で分かった。Aは香港に現地法人を設立し、中国会社に技術支援をしようと準備しているところ検察に捕まった。
キム部長検事は「三星電子の元・現職員による組織的な犯行。該当技術が中国に流出した場合、市場シェアの低下などで三星電子に数千億ウォン台の営業損失が出ることも考えられた」と述べた。”
…基本、冷蔵庫なんか枯れた技術だと思うんですけどね。
だもんで、奪って意味が有るのかなぁ…と思ってしまうんですが。
後はサーチナですが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0205&f=business_0205_226.shtml
”韓国中央銀行と関税庁は1日、2009年韓国の輸出入における対中貿易依存度は20.53%と、過去最高の水準となったことを明らかにした。
韓国中央銀行と関税庁の発表によると、2008年度の19.63%と比べ、2009年の韓国対中貿易依存度は0.9%上昇、この数字は約10パーセントである対米貿易依存度の2倍に達している。分析によると、韓国の対中貿易依存度が上昇した理由は、中国への輸出が増加したためだという。このような対中貿易依存度の拡大は、韓国が今や中国経済の影響を直接受ける国家の一つになったことを示すものである。”
…中国への依存度が増したって事ですが。中国の方が今、バブル経済になって来ているって事を考えると…
ちなみに…レコードチャイナになりますが。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39446&type=2
”2010年2月2日、同日付香港経済日報などによると、銀行の新規貸出が急増しており、株式や不動産市場へ違法に流入しているとの見方が強まっている。
中国の1月の新規貸出額は29日現在、1兆6000億元で前年同月(1兆7000億元)に迫る規模。うち4大国有商業銀行の貸出額は、中国銀行が約1600億元、中国農業銀行が1500億元、中国工商銀行が1100億元、中国建設銀行が1080億元程度と予想されている。
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は各銀行に対し、融資資金が株式や不動産市場に違法に流入していないか調査を進めるよう要請。また、期限内の資金回収を徹底するよう指示した。”
…との事なので、中国のバブルのコントロールは上手くいってない感じを受けます。
今日の気になる記事は以上でした。
そして今週はこれでお終いです。
まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
…では、失礼します。
2010年02月04日
韓国の半導体メーカーがエルピーダに脅威を感じて来ている様です
…小沢が不起訴ですか。外国人参政権の話が国会で進行しなければ良いのですが。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は26ドル30セント程下落しました。
後、韓国に関して、聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/04/0200000000AJP20100204000900882.HTML
”金融監督院が4日に明らかにしたところによると、国内銀行18行の昨年の純利益は7兆1000億ウォン(約5600億円)で、前年比8.6%減少した。昨年第4四半期の純利益は1兆5000億ウォンで、前四半期比48.3%急減した。
市中金利下落の影響で、昨年の純金利マージン(NIM)は1.98%と、前年比0.33ポイント縮小した。これに伴い、利子利益は32兆2000億ウォンとなり、2兆3000億ウォン減少した。ただ、下半期から市中金利が上昇し、第4四半期のNIMは2.33%に改善され、利子利益も前四半期比1兆5000億ウォン増の9兆3000億ウォンとなった。
金融監督院は、景気回復の勢いが持続するなか、貸倒費用が次第に縮小し、市中金利上昇の影響でNIMが回復しており、国内銀行の収益性が改善しつつあると説明した。”
…流石に昨年は韓国の銀行にも、それなりにダメージが入った感じですね。
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが…今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1148.6ウォンですが、今日はタッチしない域で値動きがありました。
今日の始値は1ドル=1153ウォン、終値は1ドル=1150.8ウォンです。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースより。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/04/0200000000AJP20100204001500882.HTML
”世界的な競合メーカーとの「チキンゲーム」に勝利し、メモリー半導体市場を席巻した韓国を、日本半導体メーカーのエルピーダメモリが再び脅かしている。ほぼ2年ぶりに黒字を記録したエルピーダメモリは昨年第4四半期、メモリー市場でトップに立つサムスン電子のシェアを下落させ、2位のハイニックス半導体との開きも大幅に縮めた。
半導体市場情報・取引仲介業者のDRAMエクスチェンジが4日に発表した集計結果によると、昨年第4四半期の世界DRAM市場でエルピーダメモリはシェア19.4%を記録、前四半期(16.8%)より2.6ポイント上昇し、20%に迫っている。第3、4四半期にそれぞれ21.6%を記録したハイニックスを脅かす水準だ。
DRAM市場で不動の1位を守ってきたサムスン電子のシェアは、第3四半期の35.6%から第4四半期には31.7%に、3.9ポイント下落した。同社のシェア下落には、エルピーダメモリのほか米国や台湾のメーカーも一助した。
エルピーダメモリは利益率でも大幅な改善を見せた。プルデンシャル証券は先月末に四半期業績を発表したエルピーダメモリに対する報告書で、業況好調や生産性改善を追い風に、営業利益率が前四半期の1%から20%に大幅に改善したと明らかにした。
一方、サムスン電子は半導体部門の営業利益率が競合メーカーより低いことについて、収益性の高くないハードディスクドライブ(HDD)などが含まれているためだと説明している。
エルピーダメモリは昨年12月にサムスンとハイニックスが主導した40ナノ級DDR3 DRAM量産に着手し、技術格差を縮めるための努力にも拍車をかけている。サムスン電子はこれに対抗する確固とした戦略を推進する計画だ。同社関係者は、高付加価値製品の量産とマーケティング強化を通じ、ことしは世界DRAM市場シェアを40%まで引き上げると意欲を示した。”
珍しくメモリに関して日本脅威論が…まぁそれはさておき日本のエルピーダには頑張って欲しいです。
後はKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=35946
高齢化が進むなか、経済活動を行っていない60歳以上の人口が500万人を突破しました。
企画財政部と統計庁が4日に明らかにしたところによりますと、去年12月現在、60歳以上で、働くことによって収入を得るという活動を行っていない非経済活動人口は500万9000人で、前の年の同じ期間より30万9000人増えました。
60歳以上の非経済活動人口が500万人を超えたのは今回が初めてです。
一方、去年12月の60歳以上の経済活動人口は245万人で、前の年の同じ期間に比べて3万2000人減りました。
また、経済活動参加率は32.8%で、60歳以上の高齢者のうち、働いている高齢者は10人に3人に過ぎないことになります。
こうした現象の背景は、高齢化によって60歳以上の人口が増えているうえ、去年は金融危機で経済活動ができなくなった高齢者が増えたためとみられます。
政府は、60歳以上の経済活動参加を増やすため、一定の年齢からは賃金を段階的に下げる賃金ピーク制を拡大させる一方、職業訓練や起業支援などを連係させた高齢者総合人材銀行を増やしていく予定です。”
これって高齢の貧困層が増えて来ているって話ですよね。
大概の社会(会社でも良いけど)で欲しいのは若い人間であって、老齢の人間が欲しい職場ってのは経験が物を言う所が欲しいって所のメインになる訳ですけど…
…それがないから、今はあぶれてる訳で、すぐに改善とは行きかねるんじゃないですかね。
さて、今日の気になった記事は以上です。
また明日。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は26ドル30セント程下落しました。
後、韓国に関して、聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/04/0200000000AJP20100204000900882.HTML
”金融監督院が4日に明らかにしたところによると、国内銀行18行の昨年の純利益は7兆1000億ウォン(約5600億円)で、前年比8.6%減少した。昨年第4四半期の純利益は1兆5000億ウォンで、前四半期比48.3%急減した。
市中金利下落の影響で、昨年の純金利マージン(NIM)は1.98%と、前年比0.33ポイント縮小した。これに伴い、利子利益は32兆2000億ウォンとなり、2兆3000億ウォン減少した。ただ、下半期から市中金利が上昇し、第4四半期のNIMは2.33%に改善され、利子利益も前四半期比1兆5000億ウォン増の9兆3000億ウォンとなった。
金融監督院は、景気回復の勢いが持続するなか、貸倒費用が次第に縮小し、市中金利上昇の影響でNIMが回復しており、国内銀行の収益性が改善しつつあると説明した。”
…流石に昨年は韓国の銀行にも、それなりにダメージが入った感じですね。
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが…今日はウォン安になってますね。
昨日の終値は1ドル=1148.6ウォンですが、今日はタッチしない域で値動きがありました。
今日の始値は1ドル=1153ウォン、終値は1ドル=1150.8ウォンです。
さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースより。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/04/0200000000AJP20100204001500882.HTML
”世界的な競合メーカーとの「チキンゲーム」に勝利し、メモリー半導体市場を席巻した韓国を、日本半導体メーカーのエルピーダメモリが再び脅かしている。ほぼ2年ぶりに黒字を記録したエルピーダメモリは昨年第4四半期、メモリー市場でトップに立つサムスン電子のシェアを下落させ、2位のハイニックス半導体との開きも大幅に縮めた。
半導体市場情報・取引仲介業者のDRAMエクスチェンジが4日に発表した集計結果によると、昨年第4四半期の世界DRAM市場でエルピーダメモリはシェア19.4%を記録、前四半期(16.8%)より2.6ポイント上昇し、20%に迫っている。第3、4四半期にそれぞれ21.6%を記録したハイニックスを脅かす水準だ。
DRAM市場で不動の1位を守ってきたサムスン電子のシェアは、第3四半期の35.6%から第4四半期には31.7%に、3.9ポイント下落した。同社のシェア下落には、エルピーダメモリのほか米国や台湾のメーカーも一助した。
エルピーダメモリは利益率でも大幅な改善を見せた。プルデンシャル証券は先月末に四半期業績を発表したエルピーダメモリに対する報告書で、業況好調や生産性改善を追い風に、営業利益率が前四半期の1%から20%に大幅に改善したと明らかにした。
一方、サムスン電子は半導体部門の営業利益率が競合メーカーより低いことについて、収益性の高くないハードディスクドライブ(HDD)などが含まれているためだと説明している。
エルピーダメモリは昨年12月にサムスンとハイニックスが主導した40ナノ級DDR3 DRAM量産に着手し、技術格差を縮めるための努力にも拍車をかけている。サムスン電子はこれに対抗する確固とした戦略を推進する計画だ。同社関係者は、高付加価値製品の量産とマーケティング強化を通じ、ことしは世界DRAM市場シェアを40%まで引き上げると意欲を示した。”
珍しくメモリに関して日本脅威論が…まぁそれはさておき日本のエルピーダには頑張って欲しいです。
後はKBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=35946
高齢化が進むなか、経済活動を行っていない60歳以上の人口が500万人を突破しました。
企画財政部と統計庁が4日に明らかにしたところによりますと、去年12月現在、60歳以上で、働くことによって収入を得るという活動を行っていない非経済活動人口は500万9000人で、前の年の同じ期間より30万9000人増えました。
60歳以上の非経済活動人口が500万人を超えたのは今回が初めてです。
一方、去年12月の60歳以上の経済活動人口は245万人で、前の年の同じ期間に比べて3万2000人減りました。
また、経済活動参加率は32.8%で、60歳以上の高齢者のうち、働いている高齢者は10人に3人に過ぎないことになります。
こうした現象の背景は、高齢化によって60歳以上の人口が増えているうえ、去年は金融危機で経済活動ができなくなった高齢者が増えたためとみられます。
政府は、60歳以上の経済活動参加を増やすため、一定の年齢からは賃金を段階的に下げる賃金ピーク制を拡大させる一方、職業訓練や起業支援などを連係させた高齢者総合人材銀行を増やしていく予定です。”
これって高齢の貧困層が増えて来ているって話ですよね。
大概の社会(会社でも良いけど)で欲しいのは若い人間であって、老齢の人間が欲しい職場ってのは経験が物を言う所が欲しいって所のメインになる訳ですけど…
…それがないから、今はあぶれてる訳で、すぐに改善とは行きかねるんじゃないですかね。
さて、今日の気になった記事は以上です。
また明日。
2010年02月03日
ハイニックスがサムスン電子を産業スパイしていたようですね。
サーチナですが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0202&f=column_0202_004.shtml
”多くの企業で中国調達を推進する目的は、ほぼ100パーセント、コストダウンだろう。ところが、中国調達をはじめるとコストダウンが止まるという驚くべき事実がある。
コストダウンとは、それまで100円で調達していた部品を100円未満で調達することである。中国調達によるコストダウンの場合、同じ部品を日本国内で生産した場合との価格差をコストダウン額と称する場合があるが、調達先を日本国内サプライヤーから中国サプライヤーへ転注した初回は、いわゆるコストダウン額と同一であるが、2回目(翌年度)からは、コストメリットとして区別して考えなくてはならない。
日本のものづくりでは、同じ部品の調達コストは年々低下するのが当然であると考えられている。実際は人件費や原材料費の上昇と相殺され、表面価格は不変であったり上昇したりすることもあるが、製造工数や製造ロスは確実に減少していく。つまり同じものを繰り返し製造する過程で、作業に慣れ無駄な動きやミスが減少し、また冶工具の開発・改良が繰り返されていくというのがロジックである。これは何も日本特有のことではない、欧米でも、中国でもあることだ。但し工程改善力の多くは、現場力に根差す部分が大きいから日本の製造業が得意とすることは言うまでもない。一方、VA・VEでは欧米メーカに一日の長があり、中国サプライヤーがVA・VEで極端に後れを取っていることは否めない。
上述のように、中国はVA・VEにおいては技術的蓄積がまだ浅く、また人件費の安さがそれを阻害するとともに、製造業が依然として加工受託的形態が主流を占めていることから立ち遅れている。しかし、加工受託の中でも確実に育まれるはずの工程改善が、中国サプライヤーで進まない、あるいは立ち遅れているのはなぜだろうか。
製造委託部品の品質レベルで、及第ギリギリを60点としたら、日本のサプライヤーであれば、新規受託後早々に80点レベルに達する。一度80点レベルに達してしまえば、それを維持するのはさほど難しいことではない。サプライヤーのエンジニアのエネルギーは、工程の効率化へ振り向けられる。
一方、中国サプライヤーの場合どうだろうか。多くは及第ギリギリの60点に達したことで、移管(転注)スタートとなる。これは早期にコストメリット効果を発生させたいというバイヤー側の事情と、早期に売上に繋げたいというサプライヤー側の事情とが一致することによるのであるが、及第点ギリギリというのはまことに危うい。ちょっと気を抜いたり、何かのマイナス要因があったりすれば、たちどころに及第点を下回り不良品の山を作ってしまうから、サプライヤーのエンジニアはもちろん、バイヤーまでもが60点レベルの維持にエネルギーを投じることになるので、工程の効率化にまでエネルギーは振り向けられない。
仮に苦労の末80点のレベルまで品質を引き上げたとしても、日本のように工程効率化へエネルギーを向けられるかと言うと、残念ながら多くは否である。なぜなら中国は人材の流動化が激しいことに加え、経験から得られたスキルが個人に囲い込まれ、組織に技術が蓄積しない土壌であるからである。ゆえに現状維持にバイヤー、エンジニアのエネルギーが費やされてしまうのである。
そもそも経営層にも日々工程の改善、効率化をして製造原価を圧縮しなくてはならないといった認識が希薄である。当初100円の価値のあったものが、時間経過とともに90円になってしまうことを理解していない。「なぜ、同じ品質、機能を有するものが?」といった疑問が先に出てくる。むしろ人件費が上昇すれば、ものの価値も上昇すると考えているふしさえある。
今後、中国の人件費、人民元は確実に上昇して行く、その上昇分をそのまま価格に転嫁していたら確実に中国製造業の価格競争力は減退し、「世界の工場」という看板を返上することになる。そうならないためには、もっとひたむきに、足元の改善に本気で取り組める土壌を作っていかなくてはならないだろう。”
マスコミはアジア市場と言う事で何かと中韓を賛美しますが、本当に流さなければならないのは、こう言った情報ではないでしょうか。
で、マスコミ繋がりですが…
内容は、この間のヤフー知恵袋の件+αで纏めましたと言った所。民主党の手が如何にマスコミに伸びているか良く分かる動画となっています。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は111ドル32セント上がってますね。
韓国に関してはロイターになりますが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK858700020100203
”3日のアジア通貨市場は、総じて上昇した。好調な米企業決算や住宅統計受け、リスク選好が広がっている。韓国ウォンは対ドルで2日連続で大幅に上昇している。
リスク資産への需要が高まり、アジアの株式市場も全般に上昇した。
オフショアのドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は下落した。1カ月物は、前営業日引けの1153ウォンから、1149.6ウォンに下落している。ヘッジファンドが、ドルのロングポジションを縮小しているという。
当局がウォン高抑制のため、スポット市場で介入した、とみられる。
スポットのウォン相場KRW=は、1ドル=1147.7ウォンをつけた。前日引けから1%上昇し、ほぼ1週間ぶりの高値で推移している。”
…と言う訳で韓国がウォン高に関して介入を始めた様です。
ちなみに韓国政府の現状認識ですが…聯合ニュースになります。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/03/0200000000AJP20100203001200882.HTML
”企画財政部は3日、最近の経済動向について「国内外経済は回復の流れを維持しているが、最近は原油価格、為替相場、政策対応面で不確実性が拡大している」と評価した。
国会で開かれた高位政府・与党会議で、経済動向と対策について報告したもの。年初から国際原油価格、為替相場、株価などが大きく騰落したことで経済の不確実性が拡大していると指摘。年間5%成長の流れは持続できる見通しだが、今後のリスク要因拡大の可能性を綿密にチェックし、備えていく必要があると診断した。
今後の対応方向としては、経済環境の変化を綿密にモニタリングしながら、景気回復と雇用創出に向けた政策を滞りなく進める必要があると述べた。当面は拡張的マクロ政策基調を堅持し、経済が対外衝撃に容易に揺らぐことがないよう、危機対応能力を向上するとした。
雇用対策に関しては、年初に講じた雇用対策が推進できれば年間の就業者増加規模は当初予想の20万人を超える見通しだとし、25万人以上の雇用を目標に掲げた。
このほか、国家雇用戦略会議の運営など雇用政府体系の構築、短期的雇用安定プログラム(2010雇用回復プロジェクト)と中長期雇用構造改善対策の並行、庶民生活安定に向けた政策努力強化、サービス産業先進化とグリーン成長をはじめ成長・雇用基盤拡充などを展開すると説明した。”
まぁ確かに未来は読みにくくは有りますがね…今は、どこも経済がグダグダですし。
…政治もグダグダだけど。
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが…今日はネタバレ通りウォン高になってます。
昨日の終値は1ドル=1148.6ウォンですが、今日は一回も、このラインを触れませんでした。
始値は1ドル=1154.5ウォン、終値は1148.6ウォンです。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
47NEWSですが。
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020301001009.html
”ソウル東部地検は3日、韓国の半導体・電子機器大手、サムスン電子の機密情報をライバル会社のハイニックス半導体に流出させたとして、不正競争防止法違反などの罪で半導体製作機器会社の副社長(47)ら2人を身柄拘束の上で起訴、社員7人を在宅起訴した。聯合ニュースが報じた。
同社はサムスン電子の出入り業者で、半導体生産工場から機密文書を持ち出したり、サムスン社員から聞き出したりして、フラッシュメモリーの製作工程や開発計画など95件の機密情報を入手。うち13件をハイニックス側に渡したとされる。
地検は、サムスン側の被害額は数千億ウォンに上ると推定。ほかに、機密を受け取っていたハイニックス社専務(51)や、流出にかかわったサムスン社員らも起訴した。ハイニックス側は「サムスン電子の技術は開発や量産過程で活用されてない」と説明、組織的な関与を否定した。”
韓国企業同士で産業スパイやっていたようですね。
ちなみにハイニックスは現在破綻していて、債権団は株を国内企業に売却したがってましたが、この間、申し込み期間までに申し込みが無く、しょうが無いので申込期間を延長すると言う結構無様な状態になっている様ですが。
後、聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/03/0200000000AJP20100203002700882.HTML
”韓国産業の生産過程における質的な体質改善が、競争国に比べ遅れていることが分かった。
知識経済部は3日、1981~2005年の主要国の全産業総要素生産性増加率調査の結果を明らかにした。韓国の増加率は0.20%で、米国(0.40%)、ドイツ(0.43%)、フランス(0.52%)、英国(0.36%)、欧州連合(EU)10カ国(0.34%)を下回った。比較対象国で、唯一韓国が上回ったのは日本(0.17%)だった。なかでも2001~2005年の増加率をみると、韓国は0.08%で、0.06%のEU10カ国と日本以外の比較対象国(0.19~0.91%)はすべて下回った。
総要素生産性増加率が高いと、資本と労働の増加のほかにも機械設備改善、経営革新、人的資本拡充、技術発展など経済・社会的体質が改善されており、生産過程の効率性が良くなっていることを意味する。
製造業の総要素生産性は、2001~2005年の米国(1.43%)を除き、各国全般的に下降したが、IT産業の技術革新に後押しされた韓国は増加率0.76%で、他国(0.11~0.52%)に比べると高かった。韓国は石油精製、化学・化学製品、機械、運送装置など、重化学工業の総要素生産性増加率が高かったが、飲食料品・たばこ、繊維衣服、パルプ紙・印刷出版など軽工業、一次金属、組立金属の分野では、マイナスを示した。
同期間のサービス業総要素生産性は、韓国は0.84%減少した。これは、増加勢を示した米国(0.99%)、日本(0.08%)、フランス(0.09%)や、小幅に減少したドイツ(マイナス0.09%)、EU10カ国(マイナス0.07%)と比較し、サービス業競争力が劣るため。情報通信業と金融保険業の総要素生産性増加率は比較対象国より相対的に高かったが、卸小売業、不動産業、教育、保険・社会福祉など公共サービスは減少している。
知識経済部は、先進国は生産性主導型の経済成長を続けてきたが、韓国は2000年以降も技術開発や経営革新よりも、資本や労働など生産要素の投入を拡大する方法で生産量を増やしてきたため、産業総要素生産性が低いと分析する。
同部関係者は、今後、要素投入主導型の経済成長は限界に直面すると指摘し、研究開発、経営改善、労使関係先進化など、経済・社会の全分野にわたる国家レベルの生産性向上と体質改善が必要だと強調した。”
産業の効率が悪いから改善をって記事ですが。
研究開発費と労使関係は昔から韓国の弱点ですからね。そう簡単になおる物では無い気もしますが。
今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0202&f=column_0202_004.shtml
”多くの企業で中国調達を推進する目的は、ほぼ100パーセント、コストダウンだろう。ところが、中国調達をはじめるとコストダウンが止まるという驚くべき事実がある。
コストダウンとは、それまで100円で調達していた部品を100円未満で調達することである。中国調達によるコストダウンの場合、同じ部品を日本国内で生産した場合との価格差をコストダウン額と称する場合があるが、調達先を日本国内サプライヤーから中国サプライヤーへ転注した初回は、いわゆるコストダウン額と同一であるが、2回目(翌年度)からは、コストメリットとして区別して考えなくてはならない。
日本のものづくりでは、同じ部品の調達コストは年々低下するのが当然であると考えられている。実際は人件費や原材料費の上昇と相殺され、表面価格は不変であったり上昇したりすることもあるが、製造工数や製造ロスは確実に減少していく。つまり同じものを繰り返し製造する過程で、作業に慣れ無駄な動きやミスが減少し、また冶工具の開発・改良が繰り返されていくというのがロジックである。これは何も日本特有のことではない、欧米でも、中国でもあることだ。但し工程改善力の多くは、現場力に根差す部分が大きいから日本の製造業が得意とすることは言うまでもない。一方、VA・VEでは欧米メーカに一日の長があり、中国サプライヤーがVA・VEで極端に後れを取っていることは否めない。
上述のように、中国はVA・VEにおいては技術的蓄積がまだ浅く、また人件費の安さがそれを阻害するとともに、製造業が依然として加工受託的形態が主流を占めていることから立ち遅れている。しかし、加工受託の中でも確実に育まれるはずの工程改善が、中国サプライヤーで進まない、あるいは立ち遅れているのはなぜだろうか。
製造委託部品の品質レベルで、及第ギリギリを60点としたら、日本のサプライヤーであれば、新規受託後早々に80点レベルに達する。一度80点レベルに達してしまえば、それを維持するのはさほど難しいことではない。サプライヤーのエンジニアのエネルギーは、工程の効率化へ振り向けられる。
一方、中国サプライヤーの場合どうだろうか。多くは及第ギリギリの60点に達したことで、移管(転注)スタートとなる。これは早期にコストメリット効果を発生させたいというバイヤー側の事情と、早期に売上に繋げたいというサプライヤー側の事情とが一致することによるのであるが、及第点ギリギリというのはまことに危うい。ちょっと気を抜いたり、何かのマイナス要因があったりすれば、たちどころに及第点を下回り不良品の山を作ってしまうから、サプライヤーのエンジニアはもちろん、バイヤーまでもが60点レベルの維持にエネルギーを投じることになるので、工程の効率化にまでエネルギーは振り向けられない。
仮に苦労の末80点のレベルまで品質を引き上げたとしても、日本のように工程効率化へエネルギーを向けられるかと言うと、残念ながら多くは否である。なぜなら中国は人材の流動化が激しいことに加え、経験から得られたスキルが個人に囲い込まれ、組織に技術が蓄積しない土壌であるからである。ゆえに現状維持にバイヤー、エンジニアのエネルギーが費やされてしまうのである。
そもそも経営層にも日々工程の改善、効率化をして製造原価を圧縮しなくてはならないといった認識が希薄である。当初100円の価値のあったものが、時間経過とともに90円になってしまうことを理解していない。「なぜ、同じ品質、機能を有するものが?」といった疑問が先に出てくる。むしろ人件費が上昇すれば、ものの価値も上昇すると考えているふしさえある。
今後、中国の人件費、人民元は確実に上昇して行く、その上昇分をそのまま価格に転嫁していたら確実に中国製造業の価格競争力は減退し、「世界の工場」という看板を返上することになる。そうならないためには、もっとひたむきに、足元の改善に本気で取り組める土壌を作っていかなくてはならないだろう。”
マスコミはアジア市場と言う事で何かと中韓を賛美しますが、本当に流さなければならないのは、こう言った情報ではないでしょうか。
で、マスコミ繋がりですが…
内容は、この間のヤフー知恵袋の件+αで纏めましたと言った所。民主党の手が如何にマスコミに伸びているか良く分かる動画となっています。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は111ドル32セント上がってますね。
韓国に関してはロイターになりますが。(必要な所のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK858700020100203
”3日のアジア通貨市場は、総じて上昇した。好調な米企業決算や住宅統計受け、リスク選好が広がっている。韓国ウォンは対ドルで2日連続で大幅に上昇している。
リスク資産への需要が高まり、アジアの株式市場も全般に上昇した。
オフショアのドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=は下落した。1カ月物は、前営業日引けの1153ウォンから、1149.6ウォンに下落している。ヘッジファンドが、ドルのロングポジションを縮小しているという。
当局がウォン高抑制のため、スポット市場で介入した、とみられる。
スポットのウォン相場KRW=は、1ドル=1147.7ウォンをつけた。前日引けから1%上昇し、ほぼ1週間ぶりの高値で推移している。”
…と言う訳で韓国がウォン高に関して介入を始めた様です。
ちなみに韓国政府の現状認識ですが…聯合ニュースになります。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/03/0200000000AJP20100203001200882.HTML
”企画財政部は3日、最近の経済動向について「国内外経済は回復の流れを維持しているが、最近は原油価格、為替相場、政策対応面で不確実性が拡大している」と評価した。
国会で開かれた高位政府・与党会議で、経済動向と対策について報告したもの。年初から国際原油価格、為替相場、株価などが大きく騰落したことで経済の不確実性が拡大していると指摘。年間5%成長の流れは持続できる見通しだが、今後のリスク要因拡大の可能性を綿密にチェックし、備えていく必要があると診断した。
今後の対応方向としては、経済環境の変化を綿密にモニタリングしながら、景気回復と雇用創出に向けた政策を滞りなく進める必要があると述べた。当面は拡張的マクロ政策基調を堅持し、経済が対外衝撃に容易に揺らぐことがないよう、危機対応能力を向上するとした。
雇用対策に関しては、年初に講じた雇用対策が推進できれば年間の就業者増加規模は当初予想の20万人を超える見通しだとし、25万人以上の雇用を目標に掲げた。
このほか、国家雇用戦略会議の運営など雇用政府体系の構築、短期的雇用安定プログラム(2010雇用回復プロジェクト)と中長期雇用構造改善対策の並行、庶民生活安定に向けた政策努力強化、サービス産業先進化とグリーン成長をはじめ成長・雇用基盤拡充などを展開すると説明した。”
まぁ確かに未来は読みにくくは有りますがね…今は、どこも経済がグダグダですし。
…政治もグダグダだけど。
新ネタは以上です。
実際の為替相場ですが…今日はネタバレ通りウォン高になってます。
昨日の終値は1ドル=1148.6ウォンですが、今日は一回も、このラインを触れませんでした。
始値は1ドル=1154.5ウォン、終値は1148.6ウォンです。
最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
47NEWSですが。
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020301001009.html
”ソウル東部地検は3日、韓国の半導体・電子機器大手、サムスン電子の機密情報をライバル会社のハイニックス半導体に流出させたとして、不正競争防止法違反などの罪で半導体製作機器会社の副社長(47)ら2人を身柄拘束の上で起訴、社員7人を在宅起訴した。聯合ニュースが報じた。
同社はサムスン電子の出入り業者で、半導体生産工場から機密文書を持ち出したり、サムスン社員から聞き出したりして、フラッシュメモリーの製作工程や開発計画など95件の機密情報を入手。うち13件をハイニックス側に渡したとされる。
地検は、サムスン側の被害額は数千億ウォンに上ると推定。ほかに、機密を受け取っていたハイニックス社専務(51)や、流出にかかわったサムスン社員らも起訴した。ハイニックス側は「サムスン電子の技術は開発や量産過程で活用されてない」と説明、組織的な関与を否定した。”
韓国企業同士で産業スパイやっていたようですね。
ちなみにハイニックスは現在破綻していて、債権団は株を国内企業に売却したがってましたが、この間、申し込み期間までに申し込みが無く、しょうが無いので申込期間を延長すると言う結構無様な状態になっている様ですが。
後、聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/03/0200000000AJP20100203002700882.HTML
”韓国産業の生産過程における質的な体質改善が、競争国に比べ遅れていることが分かった。
知識経済部は3日、1981~2005年の主要国の全産業総要素生産性増加率調査の結果を明らかにした。韓国の増加率は0.20%で、米国(0.40%)、ドイツ(0.43%)、フランス(0.52%)、英国(0.36%)、欧州連合(EU)10カ国(0.34%)を下回った。比較対象国で、唯一韓国が上回ったのは日本(0.17%)だった。なかでも2001~2005年の増加率をみると、韓国は0.08%で、0.06%のEU10カ国と日本以外の比較対象国(0.19~0.91%)はすべて下回った。
総要素生産性増加率が高いと、資本と労働の増加のほかにも機械設備改善、経営革新、人的資本拡充、技術発展など経済・社会的体質が改善されており、生産過程の効率性が良くなっていることを意味する。
製造業の総要素生産性は、2001~2005年の米国(1.43%)を除き、各国全般的に下降したが、IT産業の技術革新に後押しされた韓国は増加率0.76%で、他国(0.11~0.52%)に比べると高かった。韓国は石油精製、化学・化学製品、機械、運送装置など、重化学工業の総要素生産性増加率が高かったが、飲食料品・たばこ、繊維衣服、パルプ紙・印刷出版など軽工業、一次金属、組立金属の分野では、マイナスを示した。
同期間のサービス業総要素生産性は、韓国は0.84%減少した。これは、増加勢を示した米国(0.99%)、日本(0.08%)、フランス(0.09%)や、小幅に減少したドイツ(マイナス0.09%)、EU10カ国(マイナス0.07%)と比較し、サービス業競争力が劣るため。情報通信業と金融保険業の総要素生産性増加率は比較対象国より相対的に高かったが、卸小売業、不動産業、教育、保険・社会福祉など公共サービスは減少している。
知識経済部は、先進国は生産性主導型の経済成長を続けてきたが、韓国は2000年以降も技術開発や経営革新よりも、資本や労働など生産要素の投入を拡大する方法で生産量を増やしてきたため、産業総要素生産性が低いと分析する。
同部関係者は、今後、要素投入主導型の経済成長は限界に直面すると指摘し、研究開発、経営改善、労使関係先進化など、経済・社会の全分野にわたる国家レベルの生産性向上と体質改善が必要だと強調した。”
産業の効率が悪いから改善をって記事ですが。
研究開発費と労使関係は昔から韓国の弱点ですからね。そう簡単になおる物では無い気もしますが。
今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。
2010年02月02日
中国では金を買うのがブームな様ですね。
中国の記事で面白いのを見つけましたので。レコードチャイナですが。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39293
”2010年1月27日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、中国は07年に南アフリカ共和国を抜いて世界最大の金産出国に躍り出たが、同時に、過去数世紀にわたり最大の金購買国だったインドを抜いて最大の消費国となった可能性が高いという。28日付で環球時報が伝えた。
同記事によると、北京市内にある貴金属専門店「菜百」は金などを求める中国人客でごったがえす。中には1kgの純金を買い求める客もいるという。北京市も、03年から金の備蓄を続けていると昨年発表している。
中国の金需要の急激な増加は最近のことだという。09年の第3四半期に同需要は前年比で12%伸びた。世界の貴金属の需要が30%下降するなかで中国は8%の成長を記録、小売店などへの投資も30%の伸びを示し、新記録となる26.8トンを売り上げた。その背景には、中国経済の継続的成長によってぜいたく品を購入できる層が広がったこともあるとみられている。
中国だけが金を愛好する社会ではないが、インド、トルコや中東諸国では金相場高騰が消費者に二の足を踏ませているのに対して、中国では価格の上昇が積極的要素として受け取られ、 多くの消費者がその上昇は続くと信じ購入に踏み切るのだという。”
これも一種のバブルではないですかね。しかし永久に上がり続ける相場など有り得ないのですが。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は118ドル20セント程上昇してます。
韓国に関しては…聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/02/0200000000AJP20100202000500882.HTML
”韓国銀行が2日に発表したところによると、1月末現在の外貨準備高は2736億9000万ドル(約24兆8428億円)で、昨年12月末の2699億9000万ドルから37億ドル増加した。
外貨準備高が2700億ドルを超えたのは、昨年11月末(2708億9000万ドル)以来、2度目。韓国銀行は、従来の運用収益が外貨準備高増加につながり、満期到来で回収された国民年金通貨スワップ資金4億ドルもこれを支えたと説明した。ここに、当局が急激なウォン高を防ぐためドルを買い入れたのも、大きな影響を与えたと推測される。また、ユーロ安でユーロ建て外貨のドル換算価値が下落したが、円建てがこれを相殺した。
外貨準備高内訳は、有価証券が2389億1000万ドルで全体の87.3%を占め、次いで預金が300億ドル(11.0%)、国際通貨基金(IMF)特別引出権(SDR)が37億2000万ドル(1.4%)、IMFリザーブポジションが9億8000万ドル(0.4%)、金が8000万ドル(0.03%)など。
昨年12月末現在の韓国の外貨準備高規模は、中国、日本、ロシア、台湾、インドに続き世界6位を維持した。”
まぁぶっちゃけ通貨介入の性で外貨準備高が増えているって事ですよね。
後、これはロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK858498420100202
”2日のアジア通貨市場では、韓国ウォンが他のアジア通貨をアウトパフォームした。ただ、オーストラリア中銀が予想外に利上げを見送ったことを受けて伸び悩んだ。
豪中銀は、市場の利上げ予想に反して政策金利を3.75%に据え置くと決定。これを受けて豪ドルは急落した。
アジア株式市場は、前日の米株高を受けて上昇した。
ウォンKRW=は、豪金利据え置きの発表後は1米ドル=1159ウォンに下落。ただ、前日終値を0.9%上回る水準にとどまった。国内株式市場の上昇を背景に、一時は1155.35ウォンまで上昇した。
前日100日移動平均を下回っただけに、一部の投資家はウォンの突然の上昇に不意を突かれたかたちとなった。
オフショアのドル/ウォンのノン・デリバラブル・フォワード(NDF)1カ月物KRWNDFOR=は序盤に1157.9ウォンまで下落。ただその後は豪金利据え置きを受け1160ウォン付近で落ち着いた展開となった。 ”
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場は今日はウォン高になってますね。
昨日の終値は1169.3ウォンでしたが、今日はこれを一回も触れず。
始値は1ドル=1158.1ウォン、終値は1ドル=1159.7ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/02/0200000000AJP20100202002100882.HTML
”政府は2日、企画財政部の許京旭(ホ・ギョンウク)第1次官主宰で民生安定次官会議を開き、ソル(旧正月)時期の物価と民生に関する対策の推進状況を点検した。出席者は、物価は全般的に安定しているが、1月の物価上昇率が3%を上回り物価不安への懸念が年初から膨らみかねない状況を踏まえ、旧正月用品だけでなく、農畜水産物や石油製品、公共料金など全部門にわたり物価安定努力を強化することにした。
特に公共料金の場合、一般国民の苦しい経済状況と最近の物価に対する不安心理に配慮し、安定基調を維持させる必要があると判断した。中央公共料金はついては経営効率化などを通じ引き上げ要因を最大限吸収し、引き上げ幅を最小限に抑えるか凍結する方向に誘導する方針を固めた。また、地方公共料金も、各地域で安定に向け格別な努力を傾けるべきだと強調した。
一方、政府は韓国消費者院で実施している生活必需品価格情報提供が物価安定に役立つとみて、4月までに対象品目と対象販売店を拡大し、情報開示をインターネットポータルサイトとも連携する案を推し進めることにした。”
物価の上昇率が3%ととは安定しているって言えるんですかね?正直、こんななのが続くと生活出来ないと思うんですが…
今日の気になった記事は以上でした。
では、また明日。
オマケ
ニコニコ動画です。
星 新一の書いた短編が原作ですね。初めはほのぼのとしたアニメなのですが…。
むやみに外国人に参政権を与えた場合の怖さが良く分かりますよ。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39293
”2010年1月27日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、中国は07年に南アフリカ共和国を抜いて世界最大の金産出国に躍り出たが、同時に、過去数世紀にわたり最大の金購買国だったインドを抜いて最大の消費国となった可能性が高いという。28日付で環球時報が伝えた。
同記事によると、北京市内にある貴金属専門店「菜百」は金などを求める中国人客でごったがえす。中には1kgの純金を買い求める客もいるという。北京市も、03年から金の備蓄を続けていると昨年発表している。
中国の金需要の急激な増加は最近のことだという。09年の第3四半期に同需要は前年比で12%伸びた。世界の貴金属の需要が30%下降するなかで中国は8%の成長を記録、小売店などへの投資も30%の伸びを示し、新記録となる26.8トンを売り上げた。その背景には、中国経済の継続的成長によってぜいたく品を購入できる層が広がったこともあるとみられている。
中国だけが金を愛好する社会ではないが、インド、トルコや中東諸国では金相場高騰が消費者に二の足を踏ませているのに対して、中国では価格の上昇が積極的要素として受け取られ、 多くの消費者がその上昇は続くと信じ購入に踏み切るのだという。”
これも一種のバブルではないですかね。しかし永久に上がり続ける相場など有り得ないのですが。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの昨日のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は118ドル20セント程上昇してます。
韓国に関しては…聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/02/0200000000AJP20100202000500882.HTML
”韓国銀行が2日に発表したところによると、1月末現在の外貨準備高は2736億9000万ドル(約24兆8428億円)で、昨年12月末の2699億9000万ドルから37億ドル増加した。
外貨準備高が2700億ドルを超えたのは、昨年11月末(2708億9000万ドル)以来、2度目。韓国銀行は、従来の運用収益が外貨準備高増加につながり、満期到来で回収された国民年金通貨スワップ資金4億ドルもこれを支えたと説明した。ここに、当局が急激なウォン高を防ぐためドルを買い入れたのも、大きな影響を与えたと推測される。また、ユーロ安でユーロ建て外貨のドル換算価値が下落したが、円建てがこれを相殺した。
外貨準備高内訳は、有価証券が2389億1000万ドルで全体の87.3%を占め、次いで預金が300億ドル(11.0%)、国際通貨基金(IMF)特別引出権(SDR)が37億2000万ドル(1.4%)、IMFリザーブポジションが9億8000万ドル(0.4%)、金が8000万ドル(0.03%)など。
昨年12月末現在の韓国の外貨準備高規模は、中国、日本、ロシア、台湾、インドに続き世界6位を維持した。”
まぁぶっちゃけ通貨介入の性で外貨準備高が増えているって事ですよね。
後、これはロイターですが。(必要な部分のみ抜粋)
http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK858498420100202
”2日のアジア通貨市場では、韓国ウォンが他のアジア通貨をアウトパフォームした。ただ、オーストラリア中銀が予想外に利上げを見送ったことを受けて伸び悩んだ。
豪中銀は、市場の利上げ予想に反して政策金利を3.75%に据え置くと決定。これを受けて豪ドルは急落した。
アジア株式市場は、前日の米株高を受けて上昇した。
ウォンKRW=は、豪金利据え置きの発表後は1米ドル=1159ウォンに下落。ただ、前日終値を0.9%上回る水準にとどまった。国内株式市場の上昇を背景に、一時は1155.35ウォンまで上昇した。
前日100日移動平均を下回っただけに、一部の投資家はウォンの突然の上昇に不意を突かれたかたちとなった。
オフショアのドル/ウォンのノン・デリバラブル・フォワード(NDF)1カ月物KRWNDFOR=は序盤に1157.9ウォンまで下落。ただその後は豪金利据え置きを受け1160ウォン付近で落ち着いた展開となった。 ”
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場は今日はウォン高になってますね。
昨日の終値は1169.3ウォンでしたが、今日はこれを一回も触れず。
始値は1ドル=1158.1ウォン、終値は1ドル=1159.7ウォンで引けてます。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
聯合ニュースです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/02/0200000000AJP20100202002100882.HTML
”政府は2日、企画財政部の許京旭(ホ・ギョンウク)第1次官主宰で民生安定次官会議を開き、ソル(旧正月)時期の物価と民生に関する対策の推進状況を点検した。出席者は、物価は全般的に安定しているが、1月の物価上昇率が3%を上回り物価不安への懸念が年初から膨らみかねない状況を踏まえ、旧正月用品だけでなく、農畜水産物や石油製品、公共料金など全部門にわたり物価安定努力を強化することにした。
特に公共料金の場合、一般国民の苦しい経済状況と最近の物価に対する不安心理に配慮し、安定基調を維持させる必要があると判断した。中央公共料金はついては経営効率化などを通じ引き上げ要因を最大限吸収し、引き上げ幅を最小限に抑えるか凍結する方向に誘導する方針を固めた。また、地方公共料金も、各地域で安定に向け格別な努力を傾けるべきだと強調した。
一方、政府は韓国消費者院で実施している生活必需品価格情報提供が物価安定に役立つとみて、4月までに対象品目と対象販売店を拡大し、情報開示をインターネットポータルサイトとも連携する案を推し進めることにした。”
物価の上昇率が3%ととは安定しているって言えるんですかね?正直、こんななのが続くと生活出来ないと思うんですが…
今日の気になった記事は以上でした。
では、また明日。
オマケ
ニコニコ動画です。
星 新一の書いた短編が原作ですね。初めはほのぼのとしたアニメなのですが…。
むやみに外国人に参政権を与えた場合の怖さが良く分かりますよ。
2010年02月01日
小沢一郎のマスコミ対策は完璧ですよ?

…そう言えば、急にアクセスカウンタが上がる日ってウォン安の日も多いんだよね。(苦笑)
皆好きだなぁ。(笑)
さて、見た人も多いと思うけど…まだな人はヤフー知恵袋みた?(上の写真は、それ関係なんだ)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1136103956
”テレビに出てる政治評論家の連中が小沢擁護ばっかりな理由が判明しました。
マスコミ対策は万全って訳ですね?
●小沢一郎政経研究会
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/090930/0...
講演謝礼 525,000円 H20.4.23 (株)オーケープロダクション
(取締役 小倉智昭 所属タレント 小倉智昭 諸星裕 室井佑月)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/00002521...
講師謝礼 300,000円 H19.4.19 高野孟
講演謝礼 300,000円 H19.9.10 二木啓孝
講演謝礼 500,000円 H19.12.25 勝谷誠彦
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/00002153...
講師謝礼 300,000円 H18.4.11 末延吉正
講演謝礼 500,000円 H18.7.14 森田実
講演謝礼 500,000円 H18.12.6 倉田真由美
●改革国民会議
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/090930/0...
講師料 500,000円 H20.7.11 山口二郎
講師料 500,000円 H20.7.12 寺島実郎
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/00002522...
講師料 500,000円 H19.2.1 株式会社 森田総合研究所
講師料 500,000円 H19.2.3 嶌 信彦
講師料 500,000円 H19.8.20 有限会社 大谷昭宏事務所
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/00002154...
講師料 500,000円 H18.2.12 末延吉正
講師料 500,000円 H18.7.16 勝谷誠彦
マスコミ対策は万全って訳ですね?
補足 これは小沢側の事務所が総務省に提出した書類です。
総務省が一般公開してる書類ですから、なんの問題もありません。
もしここに書かれていることがウソなら、小沢の秘書は虚偽記載で逮捕(すでに逮捕されているので再逮捕)ということになりますよ。 ”
文中のURLはコピーの際に切れちゃっているんで、詳しい内容を見たい人は、元記事が消されないうちにみておいてね。
ちなみに自分がグーグルで簡単に調べた所だと…
二木啓孝は動画にもなった鳩山のサラーリマンの年収は1000万円位って発言を聞いたのに黙っていた奴ですね。
勝谷誠彦は小沢や民主党をベタボメでしたが…
”たかじんのそこまで言って委員会で、金美齢に「勝谷さんは民主党に甘すぎるので目を覚ました方がいい」と指摘された。これに対して勝谷は「僕ほど民主党に厳しいウォッチャーはいない」と反論している”
ま、これはWikiですが。これだけ謝礼(両方合わせると100万ですか)を貰っていると、どこが民主党に厳しいウォッチャーだか知りたいですな。
大谷昭宏(事務所名義で貰っている様ですが)は…
”2009年12月25日、スーパーモーニングにおいて鳩山由紀夫総理の故人からの献金記録から端を発した偽装献金問題での釈明会見の報道に際し、万引きの罰則が最高罰金50万であることを引き合いに出し「万引き程度で総理大臣が辞めてたらどうなる、という発想もある」という主張を展開した。”
これもWikiですが。
森田実は森田総合研究所でも貰っているからこの人も100万貰っていますか。
この人の妻の甥に医師で民主党衆議院議員の石森久嗣がいますね。
後は書籍で小沢一郎入門って本を書いてますね。
山口二郎は民主党入党後の小沢一郎の政策を後援し、佐藤優と共に、北海道に根を下ろした活動という点で鈴木宗男の「新党大地」を応援している。
寺島実郎は民主党の鳩山政権誕生後は鳩山首相の外交ブレーンの中心。
倉田真由美(くらたまですね。だめんずで有名な人)は漫画家。オーケープロダクションは芸能事務所。
後はマスコミですか。
どうみてもバリバリの宣伝工作費ですね。
…後、一部ですが党の関係者っぽい人にも渡していますから一種の政治献金みたいな使い方もした様にも見えますね。
(…これ下手すると裏工作の活動費なんじゃないかと)
結論から言えば合法では有りますが、限りなくクロに近い灰色って印象を受けました。
マスコミや芸能、漫画家まで手が伸びているとなると情報を発信している側に相当、小沢や民主党の手が伸びているって考えた方が良さそうです。
…本当に酷い話です。
さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。
では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…
アメリカの先週末のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は53ドル程落ちてますね。
ちなみに韓国は…KBSですが。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec.htm
”先月1月の貿易収支が11か月ぶりに赤字に転じました。
知識経済部がまとめた今年1月の輸出入動向によりますと、先月の輸出は310億8000万ドルで去年1月に比べて27%増えたのに対して、輸入は315億5000万ドルと、去年同期より47%も増えて、貿易収支は差し引き4億7000万ドルの赤字になりました。
輸出は品目別には自動車部品は2.6倍、半導体が2.2倍などほとんどの輸出主力品目で大幅な伸び率となりましたが、船舶は23%減少しました。
このように輸出が好調に伸びた一方で、輸入が大幅に増えたのは、この冬の寒波のため暖房と発電用の原油(44%)と石油製品(200%)の輸入が急増したためと分析されています。”
…と言う訳で久しぶりの赤字ニュース。
ま、これは聯合ニュースですが。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/01/0200000000AJP20100201004000882.HTML
”ウォンの対ドル相場が2営業日連続で大幅に下落し、年初来最安値を記録した。
1日のソウル外国為替市場で、対ドル相場は前営業日比7.70ウォン安の1ドル=1169.50ウォンで取引を終えた。この日は1ドル=1163.70で取引を開始、前場には輸出業者の売りで1150ウォン台まで上昇したが、1月の貿易赤字発表、総合株価指数(KOSPI)の下落を機に下降に転じ、一時は1170ウォン台を記録した。”
…と言う訳で上記の赤字ニュースも為替にダメージを与えた見たいですね。
さて、新ネタは以上。
実際の為替相場ですが。今日はウォン安です。
先週末の終値は1ドル=1161.7ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1162.4ウォン。終値は1ドル=1169.3ウォンで引けてます。
なお9時55分頃、何故か一瞬だけかなりのウォン高(1ドル=1155.5ウォン)になりましたが…あれは何だっただろう?
ちなみに一時は1ドル=1170ウォン台にもなり、そう言う意味(上下幅が有ると言う意味)では久しぶりにウォンらしい動きをしてますね。
最後に、恒例の韓国経済の現況ですが。
…まぁ最新の話とは言い難いのですが。ダイヤモンドより。
http://diamond.jp/series/closeup/10_02_06_001/
”オーナー主導の膨張経営破綻
韓国大財閥グループ解体危機
サムスン電子を筆頭に、世界市場で韓国勢の伸長が目覚ましい。その一方で、財閥ランキング8位の大グループが解体の危機に瀕している。アシアナ航空、大宇建設を傘下に持つ、錦湖アシアナグループである。オーナー主導の常軌を逸した「膨張経営」が、完全に行き詰まったかたちだ。
「万一の場合、錦湖アシアナグループ向けの営業債権はどうなるのか」──。日本の商社のソウルにある拠点には年明け早々日本の取引先企業から問い合わせが相次ぎ、担当者は対応に追われた。
年末ぎりぎりの昨年12月30日に錦湖アシアナグループの資金繰りが悪化、中核企業である錦湖産業などが日本の私的整理に当たるワークアウトと呼ばれる経営改善手続きに入ると発表したからだ。
錦湖アシアナグループは、運送、レジャー、石油化学、タイヤ、建設、金融業などに幅広く進出した典型的な韓国型財閥だ。2009年4月時点で総資産は37兆6000億ウォンに上り、韓国の財閥ランキング8位の大グループである。傘下企業にはアシアナ航空や錦湖石油化学のほか、三井化学と折半出資してウレタン原料などを生産する錦湖三井化学などがあり、日本企業との取引も多い。当面、営業債権の支払いに問題はなさそうだが、グループ経営の先行きはきわめて不透明だ。
今回の資金繰り悪化のきっかけは06年の大宇建設買収だった。同社は韓国を代表する大手ゼネコンで優良企業だ。大宇グループの破綻を機に株式を保有していた資産管理公社が売却を決めると、錦湖アシアナグループは飛びついた。
買収金額は1株当たり1万8000ウォンで、総額6兆4255億ウォンと巨額。韓国の産業界では「無謀」との声も強かったが、創業者の三男、朴三求・グループ会長は、「財閥ランキングで大韓航空を傘下に持つ韓進グループを追い抜く絶好の機会」と迷いなく買収を指示した。
無謀な買収資金調達 膨張経営のツケ
とはいえ、手元資金には事欠いた。そこで「プット・バック・オプション」という条件付きで買収資金の半分以上に当たる3兆5000億ウォンを投資家(ほとんどが韓国の金融機関)から集め、共同買収したのだ。その条件は、「3年後の09年末時点で投資家から要求があれば、錦湖産業が大宇建設株を1株3万2000ウォンで買い取る」というものだった。
投資家から見れば、買収後に大宇建設の株価が3万2000ウォンを超えれば市場で売却すればよく、株価がそれ以下でも錦湖産業に買い取らせればよいという好条件だ。巨額資金の見返りにリスクを一方的に錦湖産業が負うというスキームで、これが見事に裏目に出た。大宇建設の株価はリーマンショック以降、買収価格にも達しない1万2000~1万3000ウォンで低迷したのだ。
このままオプションが行使されれば、4兆ウォン以上の大宇建設株買い取り資金が必要になる。錦湖アシアナグループは昨年秋以降、大宇建設の売却に動くが、交渉相手に足元を見られ、実現しない。錦湖生命など系列企業の売却による資金確保も進まないまま、オプションの期限を迎えてしまったのだ。
結局、同グループは、国策銀行の韓国産業銀行に泣きつく。産業銀行は昨年12月30日に、大宇建設や錦湖生命などを買収するほか、中核企業で大宇建設の大株主である錦湖産業と錦湖タイヤをワークアウトさせるなどの再建案を示した。「財閥破綻」を回避するため国策銀行が乗り出すという発表だったが、具体的な再建策はほとんど示されなかった。
たとえば、オプション契約をした金融機関などが保有する大宇建設株をいつ、いくらで買い取るのか、あるいは買い取り以外のどんな方法で処理するかについてあいまいなままだ。暴走経営の責任を負うべきオーナー家については、保有するグループ企業株を担保に出したというが、再建ができた場合オーナー家にグループ経営権を戻す可能性を示唆するなど、とてもまともな再建策とは思えない内容だった。
案の定、オプション契約をして大宇建設買収資金を出した金融機関などが待ったをかけた。金融機関は、オプションを行使して大宇建設株を錦湖産業が現金で買い取れない場合、この債権を錦湖産業の株式に転換して経営権を握ることを提案した。錦湖産業はグループの中核企業でアシアナ航空などの大株主。金融機関は資金を回収できない場合、これら傘下企業を売却、グループを解体するという含みを持つ提案だ。
オーナー暴走に国民は冷淡 「破綻やむなし」の声も
本稿執筆時点(1月28日)でも、産業銀行とオプション契約をした金融機関のあいだでの調整はついていない。金融機関はオプションを放棄する考えはなく、どんなかたちにせよ数兆ウォン規模の負担義務が錦湖アシアナグループに残り、再建は容易ではないだろう。
膨張経営のツケはこれだけではない。錦湖アシアナグループは大宇建設買収後の07年に、アシアナ航空と大宇建設を通して物流大手の大韓通運を4兆1000億ウォンで買収した。このうち7000億ウォンを、プット・バック・オプションを使って投資家から集めた。オプション株価は20万ウォン前後といわれるが、最近の株価は6万ウォン程度にすぎない。オプションが行使された場合、アシアナ航空などに膨大な負担がかかる。
オーナー経営は韓国財閥の強みではある。だが、オーナーに対するチェック機能が働かないため、オーナーの暴走を知っていても止めることなどできない。一歩間違うとこんなでたらめな経営もまかり通るのだ。
錦湖アシアナグループは、韓国では唯一の全羅道(韓国西南部)出身の財閥だ。野党色のきわめて強い地域で6月の統一地方選挙や12年の大統領選挙を控え、全羅道での支持拡大を狙う李明博政権が救済するとの見方もある。
だが、オーナー主導の放漫経営に対する国民の視線は厳しい。グループ負債額が18兆ウォン程度で、かつて破綻した大宇グループの負債額(80兆ウォン)に比べて小さく、「破綻しても韓国経済全体への影響は軽微で、原則に基づいて解体したほうがよい」との指摘もある。再建できるか否か、予断を許さない。”
まぁ錦湖(クムホ)アシアナグループの話で危機になったのは、それなりに前の話だから今更なきもしないでも無かったのですが、良い纏めにはなっていると思いますのでUPしました。
まぁこれは韓国だけの問題では有りませんよね。(カリスマが有る、もしくは絶対権力の有る)トップが引っ張る企業は上手くいけば、素晴らしく成長しますけど、間違った方向に進めば、こうなるって見本な訳で。
良くマスコミは韓国的経営が素晴らしい、日本的な経営は駄目だって言っている時もありますけど、こう言う結果も有るんだよって事は肝に銘じておくべきかと思います。
今日の気になった記事は以上です。
では、また明日。