ソラマメブログ

  

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2010年05月31日

…北朝鮮の発言が理解出来ないです。

 gooニュースですが。
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20100531-567-OYT1T00793.html
 ”鳩山首相と民主党の小沢幹事長、輿石東参院議員会長らは31日夕、社民党の連立政権離脱や内閣支持率続落で党内から首相退陣を求める声が上がっていることを受け、国会内で会談し、首相の続投を確認した。
 首相は会談後、首相官邸で記者団に「厳しい局面であることは理解しているが、国民のために3人で力を合わせて頑張ろうということを確認した」と述べた。さらに、「続投を確認したのか」との記者団の質問に「それは当然のことだ」と答えた。
 首相は「初心に戻るつもりで頑張る。国民のために働かせていただきたい」と述べ、続投の意向を重ねて表明した。”
 …自民党の時代でも、ここまで露骨な権力亡者はいなかった気がするんですがどうでしょう?
 
 所でマスコミの世論調査だと、これだけ失政をやって置きながら内閣支持率が10%台の後半行っているらしいんだけど、支持者の方は鳩山の何処が良いのか教えて欲しいんですが。流石に理解が出来ませんので…
 (あ、もちろん日本語で、それも筋道通った話でお願いします)

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウの終値は(先週末。今日のは市場がお休みらしい)に関しては、122ドル36セント安の10136ドル63セントでした。
 
 後は韓国ですが…ロイターです。 (必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/marketEyeNews/idJPnTK866429420100531
 31日のアジア通貨市場は、インドネシアルピアがリード役となり総じて上昇。最近の下落を受け、株や債券に買いが入った。ただ韓国ウォンは当局がドル買い介入を実施したとみられ、上値は限定的だった。
 ユーロは対ドルで小幅上昇。28日はフィッチによるスペインの格下げで下落していた。
 (中略)
 ウォンKRW=KFTCは対米ドルで1199ウォン付近と、前週末より小幅ウォン安水準で推移している。市場筋からは、当局がウォン高を抑制するための米ドル買い介入をしたとの観測が出ている。
 ウォンは、欧州債務問題や韓国哨戒艦沈没をめぐる北朝鮮との緊張の高まりを受けたリスク回避の動きで5月に入り対ドルで7%下落している。”
 …と言う訳でウォンを安くするために介入入れている様ですね。経済面で見れば北朝鮮の哨戒艇沈没事件は韓国にとって案外、神風だったのかも知れません。

 新ネタは以上。
 実際の為替相場ですが、先週末に比べると微妙ですがウォン安です。
 先週末の時点の終値は1ドル=1194.4ウォンでしたが、今日は始値が1ドル=1216.5ウォンとウォン安スタートでした。
 但し、開始直後から段々とウォン高になって行き、最終的に1ドル=1202.1ウォンで引けています。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/31/0200000000AJP20100531002200882.HTML
 ”北朝鮮が開城工業団地の発展努力を継続すると韓国側に通達してきた。また、工業団地内の企業財産として登録された設備は、原則として持ち出しを認めないとした。
 統一部当局者は31日、北朝鮮・中央特区開発指導総局関係者が前日に開城工業地区管理委員会の韓国側関係者に対し、このように口頭で伝えてきたと明らかにした。
 北朝鮮側は、韓国が開城工業団地内滞在者の縮小など制限措置を発表したことについて、同工業団地の閉鎖に向けた事前作業だと指摘。今後、開城工業団地が閉鎖されることがあれば、その責任は韓国側にあると述べたという。
 あわせて、開城工業団地の設備と物資の搬出は、団地内の税務署を通した上で可能だとし▼企業財産に登録された設備の搬出の原則不許可▼労働賃金未払い企業の清算▼原材料・副資材の搬出に伴う北朝鮮側従業員の休職不許可――などを通達した。”
 開城(ケソン)工業団地は韓国と北朝鮮の合同事業な訳ですが…。
 北朝鮮の通達は要約すると開城工業団地の事業は続ける、備品材料等は持ち出し禁止。開城工業団地が閉鎖される様な事が有ったら韓国のせい。
 …これだけやって、この発言。いつもの北朝鮮の反応と言えば反応なんですが。
 まぁ有る意味韓国の反応が知りたいですね。これ舐められすぎだろ韓国

 今日の気になる記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 21:57Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月28日

鳩山首相は何を考えているのやら。

 まずは読売から。
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100528-OYT1T00955.htm
 ”沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡る政府の対処方針について、臨時閣議での署名を拒否する社民党党首の福島消費者相が28日夜、罷免されることが決まった。
 福島消費者相は同日、移設先を米軍キャンプ・シュワブがある「沖縄県名護市辺野古」と明記した日米共同声明について反発する一方、自発的辞任は否定していた。”
 …と言う訳で福島瑞穂 の罷免が決まった訳ですが…。これで連立崩れますよね?
 …ただでさえグダグダな国会運営が更に酷くなるんでしょうね。

 で、こっちは47NEWSですが。
  http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052701000920.html
 ”鳩山由紀夫首相は29日に韓国・済州島で開かれる李明博大統領との会談の際、自衛隊と韓国軍の間で部品や輸送作業などを融通できる物品役務相互提供協定(ACSA)締結を提案する方針を固めた。複数の日韓関係筋が27日、明らかにした。
 李大統領の同意を取り付けた上で、実務レベルで具体的な協定とりまとめに着手し早期調印を目指す考え。実現すれば安全保障面の日韓協力が大きく進展する。日米、米韓のACSAは既に締結済み。韓国海軍哨戒艦沈没事件に対処する日米韓3カ国の連携強化をアピールする狙いもあり、北朝鮮側の強い反発は必至だ。
 現段階で適用を想定している活動は、国際救援活動や国連平和維持活動(PKO)、共同訓練が中心。食料・水、燃料、部品などの物品と宿泊、輸送、整備、医療などの役務を相互に提供する。
 日韓が共通して採用している米国製の機器の部品提供や、相手国の国民の輸送が今後の検討対象になりそうだ。安全保障条約を結び同盟関係にある米国とのACSAと異なり、有事対応は想定していない。米国との間で有事に限定して可能としている弾薬の相互提供も盛り込まない方向だ。”
 相変わらず色々と突っ込み所満載ですね。そもそも憲法違反だと思うし、北朝鮮を刺激しますし、相互提供とやらも日本の一方的な持ち出しになるんじゃないかなぁと。
 …本当に鳩山は口を開くとロクな事をしゃべらないないなぁ。

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 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウの終値は(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、284ドル54セント高の10258ドル99セントでした。
 
 後は韓国ですが…ロイターです。 (必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK870577120100528
 ”28日のアジア通貨市場では、韓国ウォンの予想変動率(インプライド・ボラティリティ)が引き続き低下した。中国がユーロ圏について信頼感を示したことや、北朝鮮をめぐる緊張が後退したことを受けて、ウォンは上昇している。
 (中略)
 ウォンKRW=KFTCは一時2.7%高の1ドル=1192ウォンをつけた。韓国当局はウォン高抑制のためドル買い介入を行ったもよう。
 ウォンのインプライド・ボラティリティKRWVOLは、リスク警戒感の後退でスポット市場が回復したことを背景に、引き続き低下した。
 1カ月の予想変動率は18.25%となり、前日の30.60%、26日の37%から低下した。26日は1年超ぶりの高水準だった。”
 いずれウォン高になるなら、少しでも遅らせる為の介入って訳ですかね…

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日はネタバレの通りウォン高ですね。
 昨日の終値は1ドル=1228.3ウォンだったのに対し、今日は1ドル=1209ウォンとウォン高スタート。その後は多少波は有るものの基本的にウォン高へ動いて行き、最終的には1ドル=1194.4ウォンで引けてます。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/28/0200000000AJP20100528001200882.HTML
 ”韓国銀行は28日、2354社を対象とした企業業況調査の結果、6月の製造業景況判断指数(BSI)見通しは104で、前月より3ポイント下落したと明らかにした。
 この指数は昨年12月の85から、ことし1月は90、2月は92、3月は101、4月は105、5月は107と上昇を続けてきた。BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。6カ月ぶりの後退は、原材料価格の上昇と為替リスクなどが反映されたものとみられる。
 大企業のBSI見通しは、5月の115から6月は112に、中小企業は103から100に、それぞれ下落した。輸出企業は115から107に下がったのに対し、内需企業は前月と変わらず102だった。
 売上高BSIは122で横ばい、採算性BSIは94から91に下がった。資金繰りBSIは3カ月間96で足踏みしている。このうち大企業は102から104に改善したが、中小企業は94から93に下がっている。
 一方、製造業の5月のBSIは、前月と変わらず103だった。大企業は111から113に上昇、中小企業は100から99に下落した。
 非製造業の5月のBSIも、90で前月から変動はなかった。6月のBSI見通しは4ポイント下落の90を記録した。”
 まぁ実際は為替以外にも原材料高とか原油高も来ているんでしょうが。

 さて、今日の気になった記事は以上でした。
 そして今週はこれでお終いです。
 まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
 飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
 …では、失礼します。   


Posted by Shingo Dragonash at 23:09Comments(3)日記(リアルライフ)

2010年05月28日

規制をかけて為替を安定ですか>韓国

 記事のUP遅れてすいません。
 韓国のお隣の国、北朝鮮ですが威嚇の為か色々と兵器を並べて来ている様ですね。ざっと各ニュースを見た限り、迫撃砲やら対空機銃やら用意しているようで、休戦協定で置いてはいけない所(DMZ)まで置いたりしている様なんですが…

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 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウの終値は(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、69ドル30セント安の9974ドル45セントでした。
 
 後は韓国ですが…ロイターです。 (必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnJS870388920100527
 ”27日のアジア通貨市場では、韓国ウォンとインドネシアルピアがアジア通貨の上昇を主導した。
 ユーロは当初、中国がユーロ圏国債の保有を見直しているとの報道を受けて、対米ドルで約4年ぶりの安値に下落していたが、その後持ち直した。中国当局者が、中国は外貨準備運用の多様化という目標に引き続きコミットしており、投資戦略に変更はないと発言したことが背景。
 韓国ウォンKRW=は前日国内終値KRW=KFTCの1米ドル=1253.3ウォンから2.4%高となる1223.8ウォン。 輸出業者による決済需要がウォンを支援した。またオフショアではドルのロングポジションを解消する動きが出たという。
 また国内株式市場が上昇したこともウォンを支援した。
 ある外資系銀行のディーラーは「投資家の北朝鮮問題に対する懸念が後退しており、また株高も支援材料となって、ウォンは最近の下げから持ち直している。また輸出業者による月末の決済需要も大きい」と指摘した。”
 これに関しては実際、メリルリンチ辺りが大丈夫でしょうみたいな事を言っているみたいです。
 (本当かって突っ込みを入れたい所ですが、まぁ実際に北朝鮮が戦争と言いだして戦争をした試しが無いですからね…)

 後、これもロイターですが。
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK870309720100527
 ”27日付の韓国紙が政府筋の話として伝えたところによると、韓国は、今年3月に発効した東南アジア諸国連合と日中韓(ASEANプラス3)のチェンマイ・イニシアチブ(CMI)マルチ化契約について、規模を1200億ドルから少なくとも倍増させるとことを日本と中国に提案する見通し。
 韓国のMaeil Business Newspaper紙が報じた。
 13カ国全体の貢献額のうち、日本、韓国、および中国の貢献額は80%となっている。同紙によると、ユーロ圏の債務危機を受けた金融市場の混乱を背景に、規模拡大案が浮上した。”
 …韓国の通貨が安くなるたびに、韓国が、この手の事を言いだして来ている気がするのは私だけでしょうか?

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日はウォン高に動いていますね。
 昨日の終値は1ドル=1251.9ウォンでしたが、今日は1ドル=1237ウォンとウォン高スタート。しばらくの間は横ばいでしたが段々と高くなって行き最終的には1ドル=1223.8ウォンで引けてます。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 東亞日報ですが。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010052788508
 ”政府は、欧州の財政危機と北朝鮮リスクが重なり、動揺する金融市場を鎮めるため、外貨準備を市場に放出することを決めた。また政府は、企業と銀行間の過度な先物外国為替取引(為替予約)を制限し、銀行が海外からドルを借りすぎるのを防ぐ方針を打ち出した。
 任鍾龍(イム・ジョンリョン)企画財政部(財政部)第1次官は26日、政府果川(クァチョン)庁舎で開かれた経済金融合同対策班会議で、「市場の不安を払拭するため、資金市場を点検し、外貨の流動性を十分に供給する」と明らかにした。
 ドルを市場に十分に供給するため、政府はまずウォンとドルを交換する「外為スワップ市場」に外貨準備を崩しドルを供給する方策を検討している。政府が資金の仲介役となっている一部の都市銀行にドルを放出し、流動性を増やした上で、銀行が必要なドルをウォンと交換するようにする方針だ。外為市場でさらに急激なウォン安・ドル高が進むと、韓国銀行(中央銀行)が入札を経て、都市銀行にドルを直接供給する方策も視野に入れている。銀行の外貨建て債権に支払い保証をする広義の流動性供給方式も取り上げられている。
 財政部はさらに、企業が固定された為替レートでドルを銀行に手放すことにする先物外国為替取引の規模が、適正水準を越え、市場の不安要因になっていると判断し、現在、企業の輸出代金の125%と制限されている先物為替レートの売却枠を縮小することを決めた。加えて、外為借入金のような長・短期負債に税金(銀行税)を課し、銀行が勝手に借り入れを増やさないようにする方針だ。
 尹增鉉(ユン・ジュンヒョン)財政部長官は26日、政府果川庁舎で開かれた危機管理対策会議で「資本流出の変動性を緩和する方策をシナリオ別にまとめている」と明らかにした。”
 …規制をかけて経済の安定化に努めるって話では有るんですが、有事の際に上手く動くのかが心配ですね。

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。

 オマケ
 http://rocketnews24.com/?p=34699
 ”4月にロケットニュース24が独占インタビューを行った藤井厳喜氏と西村幸祐氏が、ついに鳩山首相を告発する。全国から署名を募って『鳩撃ち猟』として展開して来たこの活動は、最終的に3,000人(5月8日集計)の賛同者が集まった。3,000の署名を持っていよいよ5月27日に札幌地検に乗り込む。
 首相の告発に関しては、鳩山首相が公職選挙法違反をしている疑いがあるというものだ。昨年の衆議院選挙の際に、鳩山幸夫人と後援会が、有権者らに対してパーティの無料参加券やお菓子を配り、投票依頼を行っていた。これが職選挙法第221条(買収及び利害誘導罪)と第199条(公職の候補者等の寄付の禁止・後援団体に関する寄付の禁止)に違反する疑いがあるというのだ。
 藤井氏らは地元ウェブサイトや週刊誌で事実の裏付けを取り、実態を調査するように、鳩山首相の選挙区(北海道第9区)のある札幌地方検察庁に告発状を提出する。藤井氏のブログによれば、27日に札幌地検に赴く予定だが、手続きの都合上、書類提出のために再度地検を訪問することになるとのこと。
 この活動には様々な著名人が賛同しており、人気ゲーム『ドラゴンクエスト』の作曲家で知られるすぎやまこういち氏や、東京大学文学博士で評論家の西尾幹二氏もその名を連ねている。
 沖縄普天間問題などで問題発言を連発し、世間から冷ややかな目で見られている鳩山由紀夫首相だが、この告発によってさらに苦境に立たされてしまうのだろうか。告発の行方が気になるところだ。”
 鳩山幸夫人の公職選挙法違反の話は知っていましたが、実際に署名活動とかが有ったのは知りませんでした。
 まぁ、もしも本当に捜査が始まったとしたら、その時は鳩山首相は嫁のやった事で私は知りませんでしたとでもほざくんですかね。
 何にせよ、今後どうなるか興味深い案件ではあります。  


Posted by Shingo Dragonash at 00:30Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月26日

韓国にとっては非常事態ですかね。

 聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/26/0200000000AJP20100526000100882.HTML
 ”北朝鮮の対韓国機関、祖国平和統一委員会は25日、韓国とのすべての関係を断絶し、李明博(イ・ミョンバク)大統領の任期中は南北当局間の対話と接触を行わないと宣言し、8項目の第1段階措置を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
 祖国平和統一委員会報道官は、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件を受けた北朝鮮への措置について国防部、外交通商部、統一部の長官が24日に合同記者会見を行ったことに対する談話を発表。「北南(南北)間のすべての通信連携を断絶し、開城工業団地内の北南経済協力事務所を凍結、撤廃するとともに南側関係者全員を即刻追放する」と明らかにした。
 しかし、開城工業団地内の企業については言及しておらず、当面は事業を維持する意向があるのではないかとの見方も可能だが、南北間のすべての通信を遮断するとの立場を表明しているため、軍事当局間の通信線も遮断される可能性が高く、工業団地が円滑に運営されるかは不透明な状況だ。
 また、声明は「板門店赤十字連絡代表の事業を完全に中止する」と明らかにし、1971年の赤十字会談で開設された板門店赤十字代表部が閉鎖されることになった。
 さらに、「傀儡(かいらい)のやからの対北朝鮮心理戦に対するわれわれの全面的な反撃を開始する」と宣布し、今後、北朝鮮も韓国に対しビラ散布や心理戦放送を再開すると予想される。韓国の船舶と航空機の北朝鮮側領海、領空の通過も全面禁止した。
 また、「北南関係で提起されるすべての問題は戦時法に基づき処理する」と主張しているが、北朝鮮の戦時法の内容は具体的に明らかになっておらず、予想が難しい。
 報道官は、李大統領を「逆徒」と表現しながら、先頭に立って沈没事件の責任を北朝鮮に転嫁し、無謀な挑発で公式に挑戦してきたため断固たる懲罰措置を取らざるを得なくなったと述べた。今後は「北南関係の全面閉鎖、北南不可侵合意の全面破棄、北南協力事業全面撤廃の断固たる行動措置に入る」と正式に宣言した。
 一方、統一部当局者は、北朝鮮が発表した措置は2008年に南北間陸路通行制限などを盛り込んだ「12・1措置」を施行したときの警告内容と似ているとの見方を示し、「具体的な措置につながるかどうか注視している」と述べた。”
 一応、他の記事だと開城(ケソン)工業団地に関しては、北朝鮮側が移動許可みたいなものを出していて、韓国側に帰った人、団地内に行った人と分かれている様なんですがね。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
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 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウの終値は(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、22ドル82セント安の10043ドル75セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。 (必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK870184720100526
 ”26日のアジア通貨市場では、韓国ウォンKRW=KRW=KFTCが小幅下落した。ウォンの下落は5営業日連続で、過去10カ月余りで最長。
 ウォンは国内取引を1米ドル=1253.3ウォンで終了した。前日終値は1250.0ウォンだった。
 朝鮮半島情勢の緊迫化を受けてウォンは前日の取引で急落したが、きょうの取引ではやや落ち着きを取り戻した。”

 新ネタは以上です。
 さて、実際の為替相場ですが。
 昨日の時点の終値は1ドル=1252.4ウォンだったのですが、今日のスタートはウォン高スタートで1ドル=1241ウォンでした。その後、振幅はあるものの、先日の終値に近い値で収斂が始まり、最終的に1ドル=1251.9ウォンで引けています。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 聯合ニュースです。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/26/0200000000AJP20100526000900882.HTML
 ”国際金相場が小幅に下落したにもかかわらず、ウォンの急落で韓国内の金価格は年初来高値を更新した。
 韓国金取引所によると、25日の純金(24K)1もんめ(3.75グラム)卸売価格は18万9000ウォン(約1万3700円)、小売価格は20万1000ウォンだった。卸売価格は、過去最高を記録した昨年3月6日(19万3600ウォン)以降で最も高い。前年同期に比べると、20%以上の上昇となる。
 金価格の急騰は、対ドルでのウォン急落が最大の要因に挙げられる。対ドル相場は、昨年3月に1ドル=1540ウォン台を付けて以降は上昇を続け、国内金価格は15万~18万ウォン台で騰落を繰り返していたが、先月から上昇傾向をみせ始めた。加えて、北朝鮮の攻撃による海軍哨戒艦「天安」沈没で台頭した朝鮮半島の潜在的リスクも、国内金価格を引き上げたとも分析される。”
 有事の金って所なんですかね。ちなみに韓国では買いだめが出来る食品が急に買われているって言う事を書いていた掲示板を何処かで見ましたが…これも含めて庶民が戦争の為の備蓄をし始めているんでしょうね。
 (実際に起こるかどうかは兎も角、準備はしている人はいるって感じなんでしょう)

 それと、これも聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/26/0200000000AJP20100526001800882.HTML
 ”政府は26日の政府経済金融合同対策班会議で、外国為替市場の不安に関する対策などを協議し、必要に応じて韓国銀行と協力しながら市場安定に向けた措置を取ることを決めた。
 企画財政部の任鍾竜(イム・ジョンリョン)第1次官は会議で、市場不安を解消するため外貨資金市場を点検し、必要時には外貨流動性を十分に供給すると明らかにした。外為市場に行き過ぎた偏りが生じないよう状況を鋭意注視しているとしながら、必要な措置は迅速かつ積極的に取ると強調した。
 政府は金融業界との「外為ホットライン」を用い、国内銀行の外貨借り入れ・返済期限到来・借り換え動向などを日々点検する考えだ。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)や韓国貿易協会などとも協力し、輸出入・バイヤー・投資家の動きも見守る。
 また、政府による南北貿易中断決定に対応し、北朝鮮から持ち込まれる無煙炭や黒鉛など一部原材料の輸入先を他国に転じる方針も固めた。
 このほか、買占めなどが起こらないよう、生活必需品の価格や需給状況を常時点検し、必要に応じて流通秩序の確立と需給安定に向けた対策を進めることを決めた。”
 一挙に経済が非常事態に入った感じですかね。ギリシャ発の経済危機+隣(北朝鮮)との戦争の可能性が自国経済に及ぼしそうな悪影響に関して対処の準備をするって事ですからまぁ当然では有るんですが…

 今日気になったニュースは以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 22:38Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月25日

韓国の株式、通貨とも暴落が…

 このブログ、ウォンが安くなると極端にアクセス数が増えるんですが。皆さん好きですねぇ…(苦笑)

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウの終値は(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、126ドル82セント安の10066ドル57セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK869952320100525
 ”市場筋によると、25日の外為市場で、韓国当局がウォンKRW=KFTCの急落を受け、ドル売り介入を再び実施しているもよう。
 介入を受け、ウォンは0550GMT(日本時間午後2時50分)現在、1米ドル=約1260ウォンで推移。一時は、4.9%安の同1277.0ウォンまで売り込まれた。”
 午前中のニュースで必要なら介入を行うみたいな事は言っていたんですが、本当にする羽目になりました。(苦笑)

 ちなみにKBSですが。
 http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36811&id=Ec
 ”25日の韓国株式市場はヨーロッパの金融機関の経営に対する懸念に加えて、南北関係が悪化していることを受けて、45ポイント以上も下がり、ウォン相場はこの2日間で円に対して88ウォン、ドルに対しては56ウォン近くもウォン安が進みました。
 25日の韓国株式市場の総合株価指数(KOSPI)は、ニューヨーク市場の平均株価が大幅に下落したことから、外国人投資家の売り注文が多く、20ポイント近く下がって取り引きを開始しました。
 中でもスペインの中央銀行が経営危機に陥っている最大の地方銀行を国有化すると発表したことで、ヨーロッパの金融機関の経営に対する懸念が強まりました。
 さらに北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が人民軍や保安機関に対して戦闘態勢に入るよう命令したというニュースが流れて、投資家の心理がさらに冷えこみ、一時1550ポイントを割り込みましたが、その後持ち直して、25日の終値は1560.83と、前日に比べて44.10ポイントの下落となりました。
 一方、為替市場もヨーロッパ発の不安材料に南北関係が悪化していることから、円とドル買いの動きが強まって、日本の円  100円は1396ウォン44銭で、24・25の2日間で88ウォン38銭のウォン安となりました。
 アメリカドル1ドルは1250ウォンでこの2日間で55ウォン90銭のウォン安となりました。
 これについて韓国銀行の関係者は「ウォン・ドルの為替の変動が思った以上に大きな幅でゆれている。ヨーロッパ発の金融不安と韓半島の地政学的なリスクも影響を与えたようだ。当局は必要だと判断すれば、対策を講じるだろう」と述べ、行過ぎたウォン安などになれば、当局が市場介入することを示唆しました。
一方、企画財政部の関係者は「ヨーロッパ発の不安材料と哨戒艦沈没事件で為替市場が揺れているが、韓国経済の足腰は弱くないので、1週間もすれば、安定を取り戻すとみている」と述べました。”
 まぁ最後に政府関係者が1週間もすれば安定を取り戻すって言ってますが、対北朝鮮の分はそれですんでも世界的に株式市場は暴落中なんで、実際どうかなぁと。自分はそんな風に感じています。

 新ネタは以上です。
 さて、実際の為替相場ですがネタバレしているようにウォン安に入っています。
 昨日の時点の終値は1ドル=1214ドルだったんですが、今日のスタートは1ドル=1223ウォンからスタートしてますね。
 その後、一回も先日の終値に触れる事無く安くなって行き、最終的に1ドル=1252.4ウォンで引けてます。
 
 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/25/0200000000AJP20100525003200882.HTML
 ”韓国に対する外国人投資規模が、第1四半期末ベースで国際金融危機以前の水準を回復した。
 韓国銀行が25日に発表した「国際投資対照表(速報値)」によると、第1四半期末の外国人投資残高は7746億3000万ドル(約69兆2752億円)で、昨年末に比べ218億6000万ドル増加した。
 外国人投資残高は、リーマン・ショックが発生する直前の2008年第2四半期末の7805億5000万ドルに迫った。リーマン・ショック後は急減し、2008年末に6000億ドルを辛うじて上回り、昨年初めには5000億ドル台まで落ち込んだ。
 昨年の第1四半期末には外国人投資残高が5818億3000万ドルまで減ったが、わずか2年余りで投資金全体の3分の1に相当する約2000億ドルが再び流入したことになる。
 韓国銀行経済統計局のユ・ビョンフン次長は、第1四半期は証券市場で外国人資金が純流入を記録し、株価とウォンの対ドル相場の上昇で評価額も増えたと説明した。第2四半期に入り債券投資は続いたが、株式投資は流出入規模に差がなかった点や最近のウォン相場急落などが投資金残高のドル換算額を減少させる点を考慮すべきだと指摘した。
 一方、韓国の対外投資残高は6183億8000万ドルで、昨年末より136億5000万ドル増加した。”
 …で、今になって株式市場とかの投資分を引き挙げられている訳ですが。

 今日気になったニュースは以上です。
 まぁ韓国のマスコミの流しているニュースは現在、対北朝鮮のニュースが多くて経済はそれほど流れてない分もあるんですがね。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 23:30Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月24日

ウォンが1ドル=1200ウォン台に戻って来ました。

 韓国が北朝鮮への制裁を色々と考えている様ですが。(海峡の封鎖まで考えているようですね)
 まぁ長くなるので文章は転載しないですが、見たいと言う方は下記のURLをどうぞ
 (朝鮮日報の3分割記事でURLは上中下の上の物です)
 http://www.chosunonline.com/news/20100524000036

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウの終値は(先週末。今日のは時差の関係上これから)に関しては、125ドル38セント高の10193ドル39セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/jpmarket/idJPnTK869771320100524?sp=true
 ”24日のアジア通貨市場では、韓国ウォンが8カ月ぶりの安値をつけた。
 市場では、ユーロ圏の債務問題が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念が根強い。
 タイバーツはバンコクの混乱が収拾に向かっていることを受けて、値上がりしている。
 ウォンKRW=は一時2%強下落し、2009年9月以来の安値となる1ドル=1220ウォンをつけた。朝鮮半島の緊迫化を懸念した投資家がロングポジションを解消した。
 21日の韓国市場は休場だった。
 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は、哨戒艦沈没問題をめぐる国民向けテレビ演説で、北朝鮮に謝罪を要求。演説の内容はほぼ予想通りだった。
 ウォンはその後、ソウル株式市場が安値から切り返し、0.3%高で引けたことを受けて、1214ウォン付近まで戻している。”
 …と言う訳でウォンは久しぶりに1ドル=1200ウォン台に戻って来ました。
 ちなみに記事内にロングポジションを解消したって言葉が有りますが、ウォン買いの方を解消したって事です。
 で、多分現在は逆にウォン売りになっている訳ですね。

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日はウォン安ですね。
 先週末(木曜日)時点での終値は1ドル=1194.2ウォンでしたが、今日は一日中それより安い水準でした。
 始値が1ドル=1208ウォン、終値は1ドル=1214ウォンでした。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 まず朝鮮日報ですが。
 http://www.chosunonline.com/news/20100524000022
 ”今月20日(現地時間)、米国ニューヨークのノンデリバラブル・フォワード(NDF)市場で、ウォン・ドルの1カ月物のレートが1ドル=1209ウォンへと急落した。1ドル=1200ウォンを下回ったのは、昨年10月以来のことだ。信用リスク指標のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは、今年最高の1.46%にまで上昇し、今年3月17日に記録した0.73%の2倍に上昇した。韓国の不渡りリスクが2倍に高まったという意味だ。同時に株価も大きく落ち込んだ。
 これらの直接の原因は、哨戒艦「天安」沈没事故の調査結果発表に伴い、南北の軍事的緊張が高まったことにあるとされている。そこにギリシャ発の財政危機による世界経済の不安という悪材料も重なった。ギリシャの財政危機がスペイン、ポルトガルなどにも飛び火し、それが英国をはじめとする他国にも影響を及ぼしつつあることから、「世界経済が再び恐慌に見舞われるのではないか」という不安が広まり、欧米の株式市場も一斉に値を下げた。
 天安問題と欧州の財政危機という二つの問題が、今後どのように展開するかについて、予想するのは難しい。幸い、今は金融不安が実体経済にまで影響を及ぼしてはいない。輸出増加率は30%台を維持し、生産、消費、投資の指標はいずれも上向きだ。しかし問題が長期化すれば、事情が変わってくるのは避けられない。
 為替レートが海外の経済環境に敏感に反応するのも問題だ。今年4月末以降、ドルに対するウォンのレートは1ドル=1108ウォンから1194ウォンへと、7.7%も落ち込んだ。同じ期間にユーロは、ドルに対して6.6%も安くなった。ユーロ崩壊がささやかれている中、ウォンまでが安値をつけるのは理解できないことだ。韓国経済は金融危機をうまく克服できたが、外部環境によって簡単に揺らいでしまう、というぜい弱な体質は変わっていないことを意味している。天安問題と欧州金融危機の長期化に備えた政府のマクロ政策と共に、韓国経済の体質を強化する根本的な対策も必要ということだ。”
 韓国の現状に対しての自己分析記事がありましたので、ペタリ。
 まぁ現実に韓国だけじゃな記事く世界経済全体へのダメージが何処まで行くかは神のみぞ知るなんですけどね。
 酷い事になる前に終息して欲しい所ではあるんですが。

 後、これも朝鮮日報ですが。
 http://www.chosunonline.com/news/20100524000009
 ”韓国海軍哨戒艦「天安」は北朝鮮の魚雷攻撃で沈没したとの調査結果を受け、開城工業団地が閉鎖されることになれば、韓国政府が負担する費用は約5億ドル(約450億円)に達すると政府が推算していたことが23日、分かった。
 政府当局者は同日、「北朝鮮側が先に開城工団を閉鎖する、あるいは韓国側が国民の安全などを理由に撤退を決めた場合、入居企業に支払う経済協力保険金などを含め、約5億ドルを韓国政府が負担することになると推算している」と述べた。北朝鮮は2004年から今年3月現在まで、開城工団で賃金だけで9681万ドル(約87億円)の現金収入を挙げており、今年1年だけでも4000万ドル(約36億円)以上の賃金収入を期待している。
 統一部関係者は「開城工団入居企業121社のうち、約100社が経済協力保険に加入している。経済協力保険は最大70億ウォン(約5億3000万円)、投資金の90%まで損失を補てんする」としている。ただし、北朝鮮や韓国政府の強制措置前に自主的に撤退する企業は保険金を受け取れない。
 しかし、開城工団の企業関係者は「企業が(工団に)投資した資金は1兆ウォン(約756億円)を超えるだろう。(政府が推算した)5億ドルは少なすぎる」と話す。経済協力保険の限度額は70億ウォンだが、200億ウォン(約15億円)以上投資している企業は少なくないということだ。特に、工団初期に入居した企業は、現在収益を出している一方で、投資設備に対する減価償却で保険金は減っているため、撤退は難しいと考えている。一方、相当数の後発入居企業は、身柄の安全などの問題があるため、適宜の補償があるなら工団から撤退してもいいという姿勢だ。しかし、統一部関係者は「撤退の意向を表明している企業はまだない」と話している。
 政府は、北朝鮮に対しさらに厳しい制裁案を24日に発表する予定だが、その中で開城工団に滞在する韓国人を撤退させることも検討している。だが、撤退に伴い、韓国人が北朝鮮側に拘束されたり、南北関係が完全に断ち切られたりするのでは、という懸念もあり、慎重に検討を進めているとのことだ。”
 韓国と北朝鮮の合同事業である開城(ケソン)工業団地の続報が来ましたのでペタリ。
 まぁ閉鎖して後始末をしようとすると相当金がかかるようですね。>韓国政府にとって。
 企業にとってもダメージが大きい様ですし。
 ただ、だからと言って早急に閉めて行かないとダメージが大きくなりそうな予感もしますが…

 後は聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/24/0200000000AJP20100524000600882.HTML
 ”グローバル経済危機を経て、韓国の単位労働費用が、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も大きく減少したことがわかった。
 OECDによると、韓国の景気が回復局面に差し掛かった昨年第4四半期の単位労働費用は、リーマン・ショックが発生した2008年第3四半期と比べ、4.7%の減少となった。減少幅は調査対象23カ国のうち最大だった。
 米国(マイナス2.4%)、日本・アイルランド(各マイナス1.8%)を除く調査国は、いずれも経済危機前後を比較すると単位労働費用が増加している。OECD平均は0.3%の増と集計された。
 単位労働費用は、商品1単位を生産するのに要する労働費用を指し、一般的に名目賃金が減ったり生産性が高まると減少する。韓国では、経済危機のあおりで名目賃金下げ幅が生産性減少幅を上回ったことが、単位労働費用の減少につながった。この費用が減ったため、韓国企業の輸出競争力は高まったが、労働者の所得水準はOECD加盟国で最大幅の低下をみせたことになる。 特にOECD加盟国のうち、3四半期連続で単位労働費用が減少した国は韓国とドイツ、オランダだけだった。
 韓国の単位労働費用は2008年第3四半期に前四半期比0.3%減少した後、第4四半期には0.6%、昨年第1四半期には0.4%、それぞれ増加したが、第2四半期はマイナス1.5%、第3四半期と第4四半期はそれぞれマイナス2.2%を記録した。”
 いつでも犠牲になるのは労働者で企業は肥え太るって事ですかね。
 しかし、職がない、職が有っても所得は落ちるじゃ庶民にとって辛い所。
 物価も段々と酷くなって来ている様ですし。
 良くこれで国が倒れない(暴動が起きて)物だと感心しています。

 さて、今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 23:56Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月22日

迷惑な話だ…

 申し訳ない、また書いている最中に寝落ちしてしまいました。
 さて今日は韓国の市場は、お休みだったみたいなので、来週以降の為替相場に関係しそうな話を中心に進めたいと思います。

 ちなみにstooq見ると、時間外が反映されているのか1ドル=1200ウォン台に達していますね。
 来週も、それが続くのかが見どころになるかと思います。

 さて、アメリカのダウ(昨日、今日のはこれからですが)は376ドル36セント安の10068ドル1セントでした。
 冗談抜きに、最近の世界の市場の下落っぷりはギリシャ発の世界恐慌になって来ている気がしますが…
 (まぁ最近はドイツ市場の空売り禁止とかアメリカの金融法案とかのせいになりつつ有りますが…)

 で、東亞日報ですが。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010052101668
 ”世界的な信用格付け会社であるムーディズが、天安(チョナン)艦沈没事件で韓半島の地政学的なリスクがあるにも関わらず、韓国の国債に対し、信用格付けをA1で維持することを明らかにした。
 ブルームバーグ通信は20日、トム・バーン副社長が電子メールで、「4月の韓国国債格付けをA2からA1に上方修正した当時、すでに哨戒艦沈没を受け、韓半島の緊張が高まっていることを知っていた」と、このように述べたと報じた。
 バーン副社長は、「韓国と米政府の反応は、北朝鮮に対する制裁を強化し、軍事的な協力を緊密化する方向に行くだろう。地政学的なリスクと韓国に対する信用格付けA1は、両立できるというのが私たちの立場」と説明した。”
 過去、格付け会社が急に格付けを変えた例も有るので、今の所はと考えた方が良いかなぁとは思いますが。

 ちなみに、これは聯合ニュースに有った関連記事になりますが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/21/0200000000AJP20100521000900882.HTML
 企画財政部は21日、尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官主宰の国内外経済動向点検会議を開き、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没の調査結果が金融市場と実体経済に与える影響を点検した。
 同部は、北朝鮮が20日に全面戦の可能性を言及するなど、地政学的リスクが浮き彫りになったことで株価が下落し、ウォンの対ドル相場が急落したが、過去の例からみて韓国経済への影響は大きくないと分析した。同部当局者は、国家信用格付けも短期的な状況変化の影響を受けないのが一般的だと説明した。
 しかし、地政学的リスクによる悪影響が金融市場に及ぶ可能性を考慮し、状況変化に備えた対応計画の再点検を行い、経済金融部門の合同対策班を設置し、国内外の金融市場の動向を綿密にチェックする方針だ。また、国際格付け会社や海外メディアを対象に広報活動も積極的に行う予定だ。
 同部関係者は、金融・為替市場の変動性が拡大したのは、「天安」沈没の調査結果発表後に南欧の財政危機など対外的な不安要因が重なったことに起因し、過去の北朝鮮核実験や黄海上での南北海軍交戦のときのように、金融市場は次第に安定を取り戻すと予想されると述べた。”
 まぁ北朝鮮との小競り合いはいつもの事なので、時間が立てば鎮火するのは事実なのですが…
 …しかし、あいもかわらず押しかけ広報とかやっているんだろうなぁとか考えると中々に笑える物が。
 ちなみに、日本の株価の最近の下落の理由の一つに、この事件が入っているらしいです。迷惑な話ですね。

 さて、今日の気になった記事は以上でした。
 そして今週はこれでお終いです。
 まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
 飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
 …では、失礼します。   


Posted by Shingo Dragonash at 04:08Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月20日

早く開城(ケソン)工業団、閉めれば良いのに…

 ご想像の通り韓国でのニュースは北朝鮮の魚雷による哨戒艇の沈没の記事が一番多い感じです。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、66ドル58セント安の10444ドル37セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK041121020100520
 ”20日のアジア通貨市場では、韓国ウォンの下げが目立ち、ドルに対して7カ月ぶり安値をつけた。ユーロ圏債務危機に対する不安が根強く、アジア通貨は全般的に軟調となった。
 タイ市場はこの日休場だった。
 韓国ウォンKRW=はドルに対して2.6%安の1196.7ウォンと2009年10月以来の安値となった。損切りのドル買いが進んだ。
 スポットの韓国ウォンが下落するなか、ウォンのインプライド・ボラティリティーKRWVOLは全ての期間で上昇し、1カ月のインプライド・ボラティリティは20%と2009年7月以来の高水準をつけた。
 トレーダーは、ファンド勢によるユーロ買いウォン売りもウォンの圧迫材料となったと指摘。「オフショアでかなりの(ドル)ショートがみられた。ユーロ/アジア通貨のショートカバーだと思う」と語った。
 ウォンはユーロに対してEURKRW=R1481.27ウォンと前日終盤の1446.26ウォンから下落した。”

 後は聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/20/0200000000AJP20100520001500882.HTML
 ”韓国開発研究院(KDI)は、現在の金利が低すぎると指摘し、低金利に合わせられていた政策基調を正常化する必要性があると改めて主張した。
 金ヒョン旭(キム・ヒョンウク)上級研究委員は20日、聯合ニュースの電話取材に対し、対外情勢を考慮し金利の引き上げをしばらく見送るべきだとする主張に疑問を呈する者はいないはずだとしながらも、「物価上昇要因だけではなく、さまざまな面から見ても、現在の金利は低すぎる」と話した。金利政策を転換することで、今後のインフレ圧力に備えるべきとの見解だ。
 また、景気が回復しつつあるが、急激な利上げで不要なダメージを受ける可能性もあるため、低金利の政策基調を少しずつ正常化することが望ましいと強調した。
 金上級研究委員は先ごろKDIが発表した報告書「2010年上半期経済見通し」の総括で、ことしの成長率を5.9%と予測し、金利引き上げの必要性を示唆していた。
 企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は19日の危機管理対策会議で、対外不確実性を考慮し、当面は現在のマクロ政策基調を維持すると明らかにしている。
 一方、先の報告書では利上げの猶予を主張していた対外経済政策研究院(KIEP)のイ・ドンウン研究委員も、すぐに金利を引き上げても問題がないとの見解を示した。ただ、現時点であえてその冒険をする必要はないとしている。”
 まぁ、この辺りは韓国でも色々いわれている部分(金利が上がると借金の返済額なんかも上がりますので、その辺りのシミュレーションの記事なんかも数日前に上がっていた気が)なんで、今の所、どうなるかは分からないです。

 新ネタは以上ですね。
 実際の為替相場ですが、急激にウォン安が進んでいます。
 昨日の終値は1ドル=1165.2ウォンでしたが、今日は一日中それより安い水準で値動きしています。
 始値が1ドル=1170ウォンで、終値が1ドル=1194.2ウォン
 …この調子だと近日中に1ドル=1200ウォン台に行くかも知れませんね。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 朝鮮日報です。
 http://www.chosunonline.com/news/20100520000032
 哨戒艦「天安」沈没事故をめぐる調査結果の発表を前に、開城工業団地で活動する企業や関係者に対し、身辺に注意するよう、政府が求めている。
 統一部は最近、開城工団に滞在する韓国側関係者に対し、▲北朝鮮関係者との接触を自制▲不要な移動は行わない(特に夜間)▲言葉に注意▲韓国の新聞やDVD、北朝鮮の品物は所持しないなど、身辺の安全管理指針を伝えた。北朝鮮側から言いがかりをつけられないためだ。
 また開城工団管理委員会に対しては、滞在するすべての人員との非常時連絡方法をチェックするよう指示した。政府関係者は、「われわれが北朝鮮に対して断固とした制裁措置を下した場合、北朝鮮が開城工団に滞在する国民の安全を脅かす可能性がある。しかし、これに対して何ら対策がないのが悩みだ」と述べた。1000人以上の人員が北朝鮮の妨害を避け、一気に抜け出す方法がないからだ。北朝鮮は今月14日夜にも、北朝鮮の公的な文書や書類などを所持していた韓国側関係者一人の身柄を拘束し、3-4時間にわたり取り調べを行った上で追放している。
 開城工団の関係者は、「最近は北朝鮮に飛ばされるビラや、韓国の新聞などを持っているだけで、見つかるとすぐに逮捕されそうな雰囲気だ。開城工団に夫や子どもを送っている韓国の家族たちは、非常に心配している」と話した。
 統一部のイ・ジョンジュ副報道官は19日の会見で、「開城工団に進出した企業の正常な活動を制限するいかなる措置も、現時点では検討していない。企業のうち、現時点で撤収を準備しているとか、生産設備を韓国に持ち出すために政府と協議を行っているところもない」と語った。”
 韓国と北朝鮮の合同事業の開城(ケソン)工業団地ですが…
 従業員の安全を本当に考えるなら閉鎖してしまった方が良い様な…

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。

 オマケ
 産経ですけど。
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100520/stt1005201334005-n1.htm
 ”社民党の重野安正幹事長は20日の記者会見で、宮崎県での家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の拡大をめぐる赤松広隆農林水産相の対応について「(被害が)なぜ大規模になったのかが問題。初動対応の遅れはあったのだろう。政府の責任は当然ある」と述べた上で、「所管大臣の初動に不十分さがあったのなら責任は取らねばならない」と述べ、赤松氏の責任問題は不可避との見解を示した。
 また同党幹部は同日、赤松氏が外遊中に農水相の臨時代理を務めた同党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相についても「『第一に赤松、第二に福島』の責任になっても仕方ない」と語った。”
 社民党にしては至極まともな意見ですね。
 どうせなら二人とも辞任してくれれば嬉しいですが。
 (もっとも二人が辞めても宮崎や近県の人には大した慰めにはならないでしょうが)  


Posted by Shingo Dragonash at 23:06Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月20日

携帯電話の発火は結構特別な問題では…

 …書いている最中に寝落ちしたせいでUPが遅れました。すいません。

 明日は沈没した韓国の哨戒艇の沈没原因の発表が有る日ですが…このまま行くと、多分、北朝鮮の仕業で決定ですかね。
 だとすれば、今後、韓国は北朝鮮をどうするつもりなんでしょうか。どんな形にせよ、制裁をきっちりいれないと北朝鮮が増長しかねないと思うのですがね。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、114ドル88セント安の10510ドル95セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK865809620100519?sp=true
 ”19日のアジア通貨市場では、ドイツの空売り規制を受け全般的に軟調となるなか、韓国ウォンの下げが目立った。
 韓国ウォンKRW=はドルに対して1.8%安の1167.5ウォンと、5月7日以来の安値をつけた。金融規制強化に対する警戒感から投資家のリスク回避が強まり、韓国株式市場は2カ月超ぶりの安値をつけた。
 ある市場関係者は「ドルのビッドがかなりあり、輸出業者の取引を吸収するほどの規模だ。外国人投資家の株式売却や投資ファンドによる売りに絡んだドル需要が高まれば、ウォンは午後の取引で一段安となるだろう」と語った。”

 新ネタは以上ですね。
 実際の為替相場ですが、今日はウォン安でした。
 昨日の終値は1ドル=1146.5ウォンだったのですが、今日は一日中それより安い値段で動いていました。
 始値は1ドル=1157ウォン、終値は1ドル=1165.2ウォンでした。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 サーチナですが。
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0519&f=business_0519_091.shtml
 ”米国でサムスンの携帯電話が爆発したとの報道に大きな関心が集まる中、今度は韓国内で発火事故が発生していたことが分かった。
  韓国メディアが17日に報じたところによると、ソウル・鍾路区のある住宅で13日、サムスンの携帯電話が爆発が原因とみられる火災が発生した。2009年8月にサムスンが発売した折りたたみ式の携帯電話「SPH-W830」で、「マジックホール(Magic Hole)」という名称が付けられている。
  所有者イ(29)氏は、「13日の午後10時ごろに携帯電話を充電器につなげて寝た。翌日、明け方に起床し、外で運動して午前6時くらいに家に戻ってみると、家の中で何かが燃える臭いがした」「確認したところ携帯電話から火がでていた」と事故当時の様子についてコメントしている。
  携帯電話の周りには紙や書類があったそうで、イ氏は「もう少しで火事になるところだった」と語り、サムスンのサービスセンターに問い合わせたところ『特別な問題ではないから交換する』との返答があったことも明かしている。
  ネット上には発火したとされる携帯電話の写真が掲載されていて、熱でブルーのボディーは黒く変色し、全体がゆがんで使い物にならない様子が映し出されている。
  サムスン電子の関係者は、「携帯電話の爆発ならバッテリーが燃えるはずだが、バッテリーの部分は燃えていなかった」と火災の原因はバッテリーではないと説明。「折りたたみ式携帯電話の接続部分が燃えたものとみられる。製品の欠陥ではなく、外部問題による火災と推定される」と話した。”
 携帯電話の発火は結構特別な問題では…って突っ込み入れては駄目ですか?

 ちなみに、気になったのでアメリカの方の記事もさがしてみましたが…こっちもサーチナです。
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0517&f=business_0517_109.shtml
 ”米国のITブログサイト「ギズモード(Gizmodo)」は14日、米国でサムスンの携帯電話が爆発する事故が発生したとの記事を掲載した。ギズモードは4月に「次世代iPhone」の試作機と思われる端末をネットで公開し、大きな注目を浴びたサイト。韓国ではギズモードが報じた爆発事故の真相について、高い関心が集まっている。韓国メディアが報じた。
  ギズモードによると、米通信大手ベライゾン(Verizon)を通じて販売されたサムスン電子のタッチディスプレイ携帯電話「サムスンローグ(Samsung Rogue)」が、原因不明の爆発を起こした。この爆発事故を訴えている「Corey Hurst」という所有者は、車を運転中にシートから転げ落ちた携帯電話を拾おうとしたところ目の前で携帯電話が爆発。この20分ほど前から変な音や画面表示に問題が生じていたと主張している。
  ギズモードには爆発したとされるサムスンローグの写真が数枚掲載されている。内側の金属部分がめくれて飛び出し、ボディーは半分ほどしか原形をとどめておらず、爆発の威力は大きかったものとみられる。
  所有者はサムスン電子側に爆発事故が起きたことを伝えたが、「製品の問題ではない。外部衝撃により発生したものと推測される」として品質不良による爆発ではないことを強調したという。また、事故により負傷したと訴えたが、これについては何の返答もないことが明らかになっている。
  ギズモードで爆発を指摘されているのはサムスンローグ(Samsung Rogue)のSCH-U960で、QWERTY配列キーボード、3.1インチAMOLEDフルタッチディスプレイ、300万画素カメラを搭載したスライド式モデル。サムスン電子の北米での携帯電話市場占有率は、29.9%に達する。"
 …ネットの海で調べてみましたが、こちらの原因は多分バッテリーではないかと言われているようです。
 (以前、やはり韓国のLGの携帯が爆発する事件があって、それに似ているからでしょう)

 ちなみにギスモードの該当記事は…
 http://www.gizmodo.com.au/2010/05/a-mobile-phone-exploded-in-my-face/
 興味が有られる方はどうぞ。爆発した携帯の生々しい写真も有ります。

 後は、聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/19/0200000000AJP20100519003700882.HTML
 ”サムスン電子とハイニックス半導体が、DRAM半導体メモリーの価格カルテルに加わったとして、欧州委員会から巨額の罰金支払命令を受けた。
 欧州委員会は19日、これまで進めてきた半導体生産業界のカルテル疑惑調査に関連し、サムスン電子に1億4572万8000ユーロ(約162億円)、ハイニックスに5147万1000ユーロの罰金を科すことを決めたと明らかにした。
 価格カルテル疑惑で調査を受けていたのは、世界の主要半導体メーカー11社。このうち、最初にカルテルの存在を申告した米マイクロンを除く10社に、当初は総額3億3127万3800ユーロの罰金が命じられ、サムスン電子には最も高額の罰金が科された。マイクロンは関連規定により、100%の罰金免除処分を受け、サムスンとハイニックスも、調査に積極的に協力したことが考慮され、罰金が減額された。
 問題となった半導体価格カルテルは、1998年7月1日から2002年6月15日まで結ばれていた。”
 まぁカルテルが発覚して罰金って話ですが…サムスンが最高額を喰らうって主犯と目されたんですかね?

 後、これも聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/19/0200000000AJP20100519001000882.HTML
 ”固くなっていた財布のひもが景気回復とともに緩み始め、赤字世帯が増えている。
 企画財政部と統計庁が19日に明らかにしたところによると、第1四半期、全国世帯(2人以上)に赤字世帯が占める割合は30.9%で、前年同期の29.6%より1.3ポイント上昇した。赤字世帯とは、所得(可処分所得)より家計支出(消費支出)が多い場合を意味する。
 所得5分位別で赤字世帯の割合をみると、上位20%に当たる5分位は前年同期より2.8ポイント高い14.5%と、過去最高値を記録した。また、2分位が1.8ポイント、3分位が2.1ポイント、4分位が1.1ポイント、それぞれ上昇した。半面、下位20%に当たる1分位の赤字世帯は63.1%から62.1%に1.0ポイント低下している。
 こうした傾向は、低所得層の1分位を除いたすべての階層で、支出増加幅が所得増加幅を上回ったため。1分位の場合、所得が前年同期より16.0%急増したが、2分位は8.1%、3分位は5.6%、4分位は5.9%、5分位は7.4%増にとどまった。”
 韓国の場合、景気回復しているのかなぁと。
 いや庶民の場合、物価の上昇が激しい(インフレが酷い)ので、単にそれで借金が増えているだけではとしか思えないのですが…

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 03:01Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月18日

メキシコ湾原油流出、建設した韓国の現代重工業の責任は…

 サーチナですが。
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0518&f=national_0518_045.shtml
 ”韓国の国立獣医科学検疫院は、同国で発声した口蹄疫は、農場所有者の海外渡航などによるウイルス持ち込みが原因と発表。同発表は「渡航先」を北東アジアとして国名を示さなかったが、韓国紙の東亜日報は「訪問先の中国の農家で伝染」と報道した。
  中国メディアは国内向けに、同記事を報道。その結果、中国のニュースサイトのコメント欄には韓国・韓国人批判が殺到した。
  中国では韓国・韓国人に対して、「韓国人は歴史的有名人は韓国人、重要な発明品は韓国起源、中国領の多くの部分はもともと韓国のものなど、歴史と文化の“いいとこ取り”をする」との見方がある。誤報や誤解による部分もあるが、「口蹄疫は中国から来た」との報道で「悪いことにかぎっては、他国のせいにする」との感情的反発が生じたと考えられる。
  書き込み欄には、人類には感染しない口蹄疫だが、韓国人には感染するなどの罵詈雑言も多い。口蹄疫の起源は韓国だと皮肉る書き込みもある。”
 …と言う風に韓国は自国の口蹄疫の感染源を中国と特定した様ですが…。何処まで信用できるのやら。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、5ドル67セント高の10625ドル83セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK865572020100518
 ”18日のアジア通貨市場では、輸出企業の買いにより韓国ウォンが上昇した。一方、フィリピンペソはユーロ安に追随し軟調となった。
 韓国ウォンKRW=はドルに対して0.7%高となり1144.8ウォンをつけた。前日は2%下落した。
 韓国企画財政省のイム・ジョンニョン次官が、韓国政府は急速な資本フローが経済に打撃を与えるリスクを防ぐための予防措置の必要性を認識していると語ったことを受け、投資家はドルを売ることに消極的になっている。 
 ある市場関係者は「ウォンが1145の水準を割り込むことに失敗すれば、ウォンは再び軟調になる。外国人投資家のかなりの規模の株式売却を踏まえると、ドルショートを積み上げることは安心できない」との見方を示した。”

 それと聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/18/0200000000AJP20100518001800882.HTML
 ”企画財政部の任鍾竜(イム・ジョンリョン)第1次官は18日、韓国金融市場がグローバル市場の変動で短期的に影響を受ける可能性はあるものの、これまでの状況からギリシャの財政危機が韓国経済に及ぼす影響は大きくないとの見方を示した。ソウル市内のホテルで開かれた、アジア開発銀行(ADB)国際コンファレンスの祝辞で述べたもの。
 任次官は、韓国は南欧諸国との関わりが小さく、財政が相対的に健全で、外貨準備高も十分な水準だと説明。政府は今後も国内外の金融市場と国内経済への影響を綿密に点検し、強化されたモニタリングシステムを稼動すると強調した。必要に応じ、市場状況にあわせて適切な措置を取り、市場の安定を図るとした。
 また、11月にソウルで開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で、重要議題として取り上げられるグローバル金融安全ネットワークについて、十分な規模やアプローチの容易性などを整えるべきだと指摘した。”
 グローバル経済を考えると、他の国がバタバタ倒れる様な状況になったら、韓国が助かるとは、到底思えないんですがね。

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日はウォン高に動いています。
 昨日の終値は1ドル=1153.8ウォンでしたが、今日はそれより高い水準で一日中動いていました。
 始値は1ドル=1149ウォンで、終値は1ドル=1146.5ウォンでした。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 サーチナですが。
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0518&f=business_0518_079.shtml
 ”4月20日に米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾で発生した原油流出事故で、石油掘削施設を建設した韓国の現代重工業に責任が生じるか否かについて関心が集まっている。現代重工業は事故との関係性を否定しているが、油田の掘削権を持つ英石油大手BP以外の企業にも責任が飛び火した場合には、大きな影響が生じるものとみられている。
  韓国メディアによると、オバマ大統領は12日、事故を起こしたBPに対して全ての関連費用を全額負担する責任があると発言した。今後、BPには除去作業にかかった費用をはじめ、各種訴訟などの費用や罰金など、天文学的な負担金が請求される見通しだ。
  事故が起きた石油掘削施設は現代重工業が2001年に建設し、油田掘削会社R&Bファルコンに3億6500万ドル(約337億円)で売却されものであることが明らかになっている。R&Bファルコンは世界最大の掘削請負会社トランスオーシャンに買収されたことにより、同施設はトランスオーシャンの所有となっている。
  これについて、現代重工業の関係者は「施設が作られてから10年以上が過ぎた。アフターサービスも終わり、10年間の運用をみると施工上の問題ではなく運用上の問題だと思われる」と事故との関係性を否定した。
  しかし、一部の韓国メディアは、石油掘削施設の寿命は通常25~30年程度であり、建設してアフターサービス期間が過ぎたからといって責任が消滅したとはいえないと指摘。BPが事故の責任をほかの企業に転嫁した場合には、現代重工業にも何らかの影響が及ぶ可能性があるとしている。”
 すべては今後の調査でどう出るか…ですね。現代重工業に非があるなら本当に天文学的な賠償請求が届くかと思われますが。

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。   


Posted by Shingo Dragonash at 23:23Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月17日

日本の口蹄疫は、あきらかに人災ですよ。

 産経ですが。(鳩山首相のぶら下がりに関しての記事を部分的に抜粋してます)
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005172001018-n3.htm
 ”--口蹄疫だが結局、被害が拡大してしまい、遅かったのではないかという批判もあるが、どうして今日、対策本部の設置になったのか

「今、申し上げましたように農水省を中心に自衛隊、防衛省なども対応してまいりました。そのときにわれわれが考えてきたのは、これは現地もそうだが、いわゆる風評被害というものが、必要以上にさまざま、風評がたつと、そのことで、農家の方が大変困られるという状況があった。したがって政府として、それぞれ必要な対策を講じておりましたけれども、政府の対策本部という形で、立ち上げるのではなく、まずは関係の省庁の間の連絡会議で、十分にことを運んできたと思っています」

「ただ、やはり、ことの性格上なかなか万全を期していながら、感染が広がりを拡大をとめることができていない現実があります。したがって、風評の被害というもの以上に、正確に県民のみなさんがた、国民の皆さん方に事実を知っていただくことがより重要だという判断をいたしました。したがいまして、政府として対策本部を立ち上げることにいたしました」”
 これからすると(少なくとも鳩山の言葉を信用するなら)風評被害が怖いから対策本部を置かないで個別対処していたが、それでは間に合わなくなったので対策本部を置いたって事になりますね。
 (元々、口蹄疫は伝染性が強くて何処の国でも起こったら政府が最優先で対処している病気です)
 つまり、これは政府の見通しが全くもって甘く蔓延してしまった訳です。今回の口蹄疫は、やっぱり人災ですよ。

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 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(先週末。今日のは時差の関係上これから)に関しては、162ドル79セント安の10620ドル79セントでした。

 後は韓国ですが…今日は中央日報です。
 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=129166&servcode=300§code=310
 ”しばらく小康状態だったユーロ地域財政危機に対する懸念がまた強まり、韓国を含むアジアの金融市場が揺れている。財政赤字が深刻な日本の格下げもあるという噂までが広がり、投資心理を冷え込ませた。KOSPI指数(総合株価指数)は1650p線まで下落し、1ドル=1150ウォン台までウォン安ドル高が進んだ。
17日のKOSPI指数は前週末比44.12p(2.60%)安の1651.51pで取引を終えた。27.06p安で取引が始まった後、日本の格付け関連のデマが広まり、下落幅を拡大した。 国際格付け機関フィッチ側は「日本の格付けが変わることはない」という見解を明らかにしたが、値は戻らなかった。コスダック指数は14.73p(2.81%)安の510.25pで引けた。
アジア圏の株式市場も一斉に値下がりした。 日本日経指数は2.17%安、台湾加権指数は2.23%安となった。 中国上海指数も一時3%台の下落となった。
この日のソウル外国為替市場で、ウォンは対ドルで前週末比23.3ウォン値下がりした1ドル=1153.8ウォンで取引を終えた。大量に株が売られた点もウォン安ドル高につながった。”

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが。今日はウォン安ですね。
 先週末の時点の終値は1ドル=1130.3ウォンでしたが、今日は一日中それより安い水準で動いていました。
 始値は1ドル=1144.5ウォンで、終値は1ドル=1153.8ウォンでした。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 朝鮮日報です。
 http://www.chosunonline.com/news/20100517000030
 ”昨年9月から開城工業団地で縫製工場を営んでいるチャン社長は、「最近は夜中に何度も目が覚める」と話す。工場稼働率は、最近12%にまで落ち込んだ。北朝鮮が先月末、金剛山にある韓国側の資産を没収したことから、「次は開城工団」といううわさが広まり、取り引きが一気に落ち込んでいるからだ。
 哨戒艦「天安」の沈没事故後、南北関係が急速に冷え込んだことも、開城工団の企業関係者を不安にしている。「金正日(キム・ジョンイル)総書記が開城工団の閉鎖に備えるよう指示した」「統一部が、北朝鮮に進出した工場への原料持ち出しを統制する」などのうわさもあり、不安はさらに高まっている。
 現在、開城工団で工場を経営している企業は121社だ。今年2月時点での同工団の生産額は2221万ドル(約21億円)に上り、これは昨年2月に比べると20.4%増加した。景気の回復で注文が増えていることが影響した。ところが3月に天安が沈没してからは、注文が急減しているという。さらに、北朝鮮が7月に予定されている北朝鮮労働者の賃金交渉で、現在60ドル(約5540円)程度の月給を、200ドル(約1万8500円)以上へと引き上げるよう求めてくるとのうわさも広まっている。
 開城工団企業協会のイ・イムドン事務局長は、「開城工団の北朝鮮労働者は4万人以上にもなるため、これでは北朝鮮も簡単には閉鎖できないだろう」としながらも、「以前のように通行制限などが行われて生産に問題が生じないか、注意深く見守っている」と述べた。”
 北朝鮮と韓国の合同事業の開城(ケソン)工業団地の続報が来ましたのでペタリ。
 まぁ北朝鮮なんて信頼するから…これは自業自得としか言いようが無いです。

 東亞日報ですが。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010051725518
 ”有名金融会社と似ている名前を掲げてPRを行っている私設消費者金融に騙される被害者が増えている。このような消費者金融は、新韓(シンハン)やウリィ、ハナなど、有名金融会社の名前を、会社名に含める手口で、広告を行った後、電話をかけるよう誘導する。特に、有名金融会社だと信じ切って融資を受けたり、貸付詐欺に会う被害者らも増えているのが現状だ。
 釜山(ブサン)に住む20代の女性、李某氏は昨年10月、急に500万ウォンが必要となった。李氏はちょうど、自分が主に取引している銀行と名前の似ている「ハナ金融」から、メールを受けた。「ハナ金融」こそ、「ハナ銀行」だと信じきった李氏は、電話をかけた後、相談員の要求どおり、手数料として50万ウォンを先に振り込んだ。しかし、その後、何ら連絡もなかった。金融監督院(金監院)に届けたものの、未登録不法業者だったため、追跡は容易ではなかった。金監院の関係者は、「不法業者らは点組織(組織の構成員が相互を知らない組織)や大砲フォン(他人の名義で開通した電話)を利用しているため、摘発が容易ではない」と話した。
 特に、地方自治体に正式に登録した一部の消費者金融も、有名金融会社の名前を巧妙に借用していることが、明らかになった。16日、東亜(トンア)日報がソウル市から、「ソウル市の消費者金融業者の登録現状」に関する資料を受け取り、分析した結果、今年4月末までに登録されている消費者金融6500社のうち、国内の代表的な金融グループ「未来(ミレ)アセット」を思わせる「未来」という名前を使っているところが109社に上った。
 はっきりと、「未来アセット」という言葉を会社名に入れた消費者金融も、1社があった。「ウリィ」を掲げている会社は85社、「国民(ククミン)は19社、「ウリィ金融」や「ハナ金融」はそれぞれ12社と11社だった。特に昨年9月、美少(ミソ=庶民向け小口融資制度)金融の拡大対策が発表されて以来、美少金融を思い浮かばせる「美少」という名を使っている会社も5社あった。
 しかし、関連法規は、消費者金融によるこのような「ごまかし広告」をきちんと規制していない。貸付業などの登録や金融利用者の保護に関する法律では、貸付業者は虚偽や誇張広告をしてはならないと定めているが、同一名称を浸かってはならないというレベルに止まっている。銀行や貯蓄銀行、総合金融などの名称だけ使わなければ、有名金融会社の名前を一部入れて、自由に作ることができる。
 昨年4月からは、貸付業者が登録する際は、「貸付」という言葉を必ず名前に入れるように定めた法律の改正案が実施された。貸付業者がこれに反する場合は、2000万ウォン以下の罰金を払わされる。与党ハンナラ党の金起炫(キム・ギヒョン)議院は、美少金融と類似した名前を使うことができないよう、休眠預金管理財団法律の改正案を今月4日、提出したこともある。しかし、貸付業者は3年ごとに再登録を行うため、法律改正前にすでに登録されている業者は、残りの期間は従来の名前を引き続き使うことができる。ソウルのある自治区の関係者は、「書類審査の際に摘発すれば、罰金を課したり、営業取り消しを行ったりもするが、『貸付』という言葉を盛り込んでいても、巧妙に名前を変えれば、事実上対応できる手立てがない」と語った。”
 …詐欺の手口が酷いですね。泣かされるのはいつだって罪の無い庶民です。

 後は聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/17/0200000000AJP20100517002900882.HTML
 ”現代グループがことしの財務構造改善約定の対象に決まった。改善約定対象は、負債が多い大企業グループから選定される。対象になると、系列会社や保有資産の売却を通じたスリム化や有償増資など自助努力を行わなければならない。
 金融監督当局と銀行業界が17日に明らかにしたところによると、主債権銀行の外換銀行と債権額上位3行の韓国産業銀行、新韓銀行、農協中央会は先週末に財務構造評価委員会を書面で開催し、今月中に現代グループと財務構造改善約定を結ぶことを議決した。
 現代グループは、現代商船など主要系列会社の業績悪化で約定対象に分類されたが、債権団内で意見が割れるなどしたため、約定締結は猶予されるとの見通しも出ていた。
 現代商船は、世界的景気低迷の余波で昨年に5764億ウォンの営業損失を出し、284%という負債比率を記録した。
 このほか、昨年も債権団と約定を結び構造調整を進めてきたグループ、東部、韓進、愛敬、錦湖、ユジン、大韓電線も、ことし再度、財務構造改善約定締結対象となった。
 また、苦境の造船業界でソンドン造船とSPP造船が約定を結ぶ見通しだ。今月中に最終決定が下される。
 これにより、ことしは9つの企業グループが債権団と財務構造改善約定を結び、構造調整を進めることになる。”
 まぁ潰れかかった企業を、どう再建するかって話なんですが。選定の候補の中に現代グループの企業も入っている様だったので。
 リーマンショック以降、韓国は株価が戻って来たって言ってはしゃいでいましたが、実体経済もそうかと言えばやはり別問題の様ですね。

 さて、今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 23:11Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月14日

韓国製シリアルに、ご用心

 中央日報ですが。
 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=129076&servcode=400§code=430
 ”農心ケロッグ株式会社が作ったシリアル製品3種から異物が発見された。このうち「コーンフロスト」には長さ22センチの金属の管が入っていた。
食品医薬品安全庁は13日、京畿道安城の農心ケロッグ工場で製造した「スペシャルK」と「コーンフロスト」から金属異物が検出され、該当の製品を回収することにしたと明らかにした。回収の対象は流通期限が2011年1月17日までのスペシャルK(1120グラム)1万1692個と2011年3月17日までであるコーンフロスト(1500グラム)500個だ。
食品医薬品安全庁によるとコーンフロストから発見されたステンレス金属管は包装機械中に設置された「エア供給管」の一部であると確認された。スペシャルKから出た4.5センチ×5センチの金属格子は製品をふるいにかけるための金属の破片だった。
また2011年3月24日までと流通期限が書かれた「五穀で作ったチョコチェックス」(340グラム)からは4センチ×4センチの大きさのプラスチックの破片が発見された。製品運搬容器からはがれたことがわかった。食品医薬品安全庁関係者は「プラスチック物質は歯の損傷などの危険が高くないため、製品回収措置は取らなかった」と述べた。
食品医薬品安全庁はスペシャルKとコーンフロストに対する製品回収措置とともに再発防止のために製造公正改善命令などの行政処分を管轄行政機関に依頼した。これに対して農心ケロッグイ・ジュウォン広報部長は「製造過程で機械欠陥などの問題があった」とし「金属の入った製品はすでにすべて回収されている」と話した。 ”
 それにしても韓国の食品は異物が良く入ってますね。自分は、この商品が日本で流れているか知りませんが、まぁ土産等で買った(貰った)って人がいる可能性もあるので貼っておく事にしました。土産等で貰った方は注意して下さい。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
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 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、113ドル96セント安の10782ドル95セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnJE1444AFV20100514
 ”14日のアジア通貨市場では、緊縮財政が欧州経済を圧迫するとの懸念から、韓国ウォンとマレーシアリンギが下落している。一方、中国の為替政策が変更されるとの観測があらためて広がり、オフショア市場で人民元が上昇した。
 ウォンKRW=は0.9%安の1ドル=1137.7ウォンをつけたが、その後下げ幅を縮小。ウォンは4月末以来、2.5%下落した。
 尹増鉉・企画財政相は前日夜、国内経済にはしっかりとした回復の兆候が見られるが、ユーロ圏の債務問題などリスクもあると述べた。
 モルガン・スタンレーのアナリストは、韓国のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)改善に伴い、ウォンも今後、勢いを取り戻す、との見方を示したが、世界的な経済の混乱を理由に、ウォン相場の見通しを下方修正した。これまでは、年末のドル/ウォンの見通しを1025ウォン設定としていたがこれを1050ウォンに修正した。”

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日はウォン安になっていますね。
 昨日の終値は1ドル=1127.9ウォンでしたが、始値は1ドル=1134ウォンとウォン安スタート。始め40分は更にウォン安方向へ進んでいたのですが、そこからは逆に高くなって行き14時40分位になると、昨日の終値より高い位だったのですが、そこからまた反発して最終的に1ドル=1130.3ウォンで引けています。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/14/0200000000AJP20100514002100882.HTML
 ”韓国銀行が14日に発表した「4月の輸出入物価動向」によると、3月のウォン建て輸入物価は前月比1.2%上がり、3カ月連続の上昇となった。前年同月比では5.1%上昇し、昨年3月以降13カ月ぶりに上昇に転じた。
 資本財と消費財はウォン高などの影響でそれぞれ2.7%と1.2%下落したものの、原材料は原油(6.0%)と有煙炭(8.6%)が上がり、3.9%上昇した。中間財は金属製品が大幅に上昇し、前月比0.4%上がった。 
 中間財では、液晶パネルが8.4%、メタノールが10.0%、それぞれ下落したが、厚板とニッケルは8.0%、11.2%上昇した。資本財では、金属切削機械(マイナス2.6%)と電子計測器(マイナス3.4%)が、消費財では、オーディオ(マイナス2.7%)とプロパンガス(マイナス2.5%)が下落した。
 一方、4月の輸出物価は前月比0.2%下がり、2カ月連続で下落した。前年同月比では6.7%下がった。”
 普通ウォン高になれば輸入製品は基本的に安くなる筈なんですが、それ以上のペースで原材料が高くなって来ているって事になりますね。
 韓国が恐れている、ウォン高、原油、原材料高が進んで来ている様です。

 今日の気になった記事は以上でした。
 そして今週はこれでお終いです。
 まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
 飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
 …では、失礼します。

 オマケです。
 産経ですが。
 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100514/kor1005140036000-n1.htm
 ”複数の韓国メディアは13日、北朝鮮に商品の生産工場を持つ韓国企業に対し、韓国政府が関係者の訪朝や原材料の搬出を制限する措置を取り始めたと報じた。金剛山地区で韓国側資産が北朝鮮に没収、凍結されたことに対する対抗措置の一環とみられる。南北協力事業の開城工業団地は制限の対象になっていないとしている。
 SBSテレビによると、12日から13日にかけて訪朝しようとした韓国企業関係者10人に対し、同国政府は申請を不許可とした。聯合ニュースは、統一省が今週初め、北朝鮮に工場を持つ韓国企業に対し、新規契約などを見合わせるよう要請したと伝えている。
 統一省当局者は同ニュースに対し、南北関係が不透明さを増していることを理由に、今回の措置が韓国企業の保護を目的としていると説明した。”
 …と言う訳で韓国は北朝鮮に対し金剛山に関しての報復を始めた模様です。
 …いや、どうせなら開城(ケソン)の方も止めろやと思ってしまうのですが…ただまぁ北朝鮮に沈められたかもしれない哨戒艇の件もありますし、そっちが判明したら報復で閉めるのかも知れませんが…  


Posted by Shingo Dragonash at 23:24Comments(3)日記(リアルライフ)

2010年05月13日

転んだふりで同情を集めようとしても…

 これ民主党の三宅雪子議員の転倒シーンですが。

 …俺には自ら転んだようにしか見えないんですが。自演乙。

 後、民主党と言えば。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100513-00000506-san-pol
 ”4月末からの大型連休中に訪米した民主党議員らが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、米政府や議会関係者に鹿児島県・徳之島への訓練移転に「地元は賛成している」と、うその情報を伝えていたことが12日、自民党外交・国防合同部会に出席した小野寺五典外交部会長の説明でわかった。「これが日本政府案だ」として、政府が断念している沖縄県・伊江島への移設案などを伝えた民主党関係者もいたという。
 小野寺氏は今月6、7の両日、米ワシントンで複数の米政府、議会関係者と会談した。説明によると、ダニエル・イノウエ上院歳出委員長は「民主党の担当者から、徳之島(への部隊移設)は住民も(鹿児島)県知事も賛成だと聞いている」と語った。イノウエ氏は担当者の氏名は明らかにしなかったという。
 小野寺氏によると、米政府関係者らは伊江島移設案をはじめ、それぞれ内容の異なる案を提示され困惑している様子だったという。
 また、米議会関係者の一人は、5月下旬から米海兵隊のグアム移転経費を含む来年度予算の審議が米議会で始まるため、移設先決定の期限は「8月が限界だ」と述べた。”
 …ウソツキ乙。ちなみに、この8月と言うタイムリミットまでに日米両方が合意が出来ないと普天間基地を含めた米軍施設は返還されないし、当然普天間で訓練が続く訳で、沖縄県民にとっても良い話ではないと思うのですがね。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
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 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、148ドル65セント高の10896ドル91セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK869354720100513
 ”13日のアジア通貨は総じて堅調。韓国ウォンが1%以上値上がりしている。
 スペインとポルトガルで緊縮財政に向けた動きが進んでいることを受けて、欧州の財政危機に対する懸念が後退している。
 (中略)
 ウォンKRW=は1%以上上昇し、1ドル=1128.80ウォンをつけた。
 ソウル株の上昇を背景に、損切りのため、ドルのロングポジションを解消する動きが出ているという。
 ただ市場関係者によると、中銀のドル買い介入に対する警戒感も強まっている。
 ソウル株.KS11は外国人の買いで約2%値上がりした。”

 新ネタは以上です。
 さて、実際の為替相場ですが。
 今日はウォン高になっていますね。
 昨日の終値は1ドル=1143.8ウォンでしたが、今日は一日中これより高い水準でした。
 始値は1ドル=1131.1ウォン、終値は1ドル=1127.9ウォンでした。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 KBSです。
 http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36702&id=Ec
 ”原油高の影響もあり、排気量1000cc以下の軽自動車の販売量が大幅に増え、今年の軽自動車販売量は過去最多になる可能性が高くなっています。
韓国自動車工業協会が12日発表したところによりますと、今年1月から4月まで韓国で販売された軽自動車は合わせて5万1905台で、前年同期に比べて33.3%増えました。
これは、韓国で軽自動車が販売され始めた1992年以来最も多い台数です。
中でも起亜(キア)自動車の「モーニング」は、4月の1か月の間、1万257台が販売され、1か月の販売量として最も多くなったほか、GM大宇(デウ)の「マティズ」は旧型や新型合わせて5061台が売れました。
これまで軽自動車の販売が最も多かったのは、1998年の15万台でした。
業界の関係者はこれについて、「経済性を重視する消費者が増え、原油価格の上昇のため軽自動車の販売が大幅に増えている。軽自動車は第2の全盛期を迎えている」と説明しています。”
 韓国の人は車にステータスを求めているので、軽自動車はあまり好まれない(実際、このニュースを見ても一番売れたのが1998年と言う所を見ると、軽はあまり人気が無いと言えるかと)と言うニュースや話は良く聞く話なのですが…まぁ原油高とか、個人のお財布の中身を考えると流石に実利重視になって来たのかなぁと思いました。

 後、これは朝鮮日報ですが。上下記事で、お題は”海外の大型受注獲得戦で「黄信号」”
 URLは上の物です。続けて行きます。
 http://www.chosunonline.com/news/20100513000006
 ”韓国企業による海外での大型プロジェクト受注に最近、「黄信号」がともった。ライバル国の安値攻勢と資金力に押され苦戦するケースが相次いでいるためだ。鉄道業界の関係者は12日、韓国が有利とみられたブラジル高速鉄道の受注先で一寸先の予測が付かないとした上で、「最近、中国と日本が資金支援や低い入札価格で攻撃的に参入しており、受注は容易ではない」と指摘した。

 ■ブラジル高速鉄道受注に暗雲
 ブラジル高速鉄道事業は、リオデジャネイロ-サンパウロ-カンピナスを結ぶ総延長511キロで、投資額が193億ドル(約1兆8000億円)に達する大型事業だ。来月までに入札公告が行われる見通しとなっている。当初韓国が技術面、契約条件で上回り、受注が既成事実化したかのように伝えられたが、最近になって状況は一変した。

 ■ヨルダンでは原発受注失敗
 ヨルダンでも韓国有利とみられた原子力発電所の建設事業で受注に失敗した。韓国電力公社はこのほど、ヨルダン政府から優先交渉対象者の選定に漏れたとの通知を受けたという。優先交渉対象者には、仏アレバと日本の三菱重工業によるコンソーシアムが選ばれた。韓国は昨年、アラブ首長国連邦(UAE)で原発4基を受注しており、その余勢を駆って、ヨルダンでも受注を目指した原発輸出計画にブレーキがかかった。

 ■借款供与に安値攻勢
 ブラジル高速鉄道事業では、韓国のほか、日本、中国、ドイツ、イタリア、スペインなどが激しい受注競争を繰り広げている。韓国は現代ロテム、鉄道施設公団、鉄道公社、現代重工業などがコンソーシアム「ブラジル高速鉄道韓国事業団」を組み、受注を目指している。韓国は最近、次世代高速列車「KTX-2」を開発した技術力と工期の短さ、高速鉄道の運営経験などをセールスポイントにしている。
 しかし、そうした長所もライバル国の資金力や安値攻勢に押されている。日本政府は高速鉄道建設入札を控え、ブラジルに円借款を提供することを検討している。また、コンソーシアムに参加した自国企業に資金を破格の条件で支援することも検討している。
 また、中国はこれまで韓国の「特技」だった安値を武器に韓国をおびやかしている。中国は当初の予想受注金額の半額程度まで入札価格を引き下げる可能性が高いとされる。こうした状況からみて、日本か中国が最終勝者となる可能性が高いというのが専門家の見方だ。
 ヨルダンで原発受注に失敗した原因もこれと似ている。ヨルダンの原発事業は紅海沿岸のアカバ地域に出力1000メガワット級の原発1基を建設するものだ。韓国は今年3月、ヨルダンで研究用原子炉の建設を受注したことで、今回の商業用原発でも有利な立場にあるとみられた。しかし、ヨルダン政府はターンキー方式ではなく、設計と建設を切り離して工事を発注し、建設会社に独自の資金調達を求めた。韓国は資金力と設計能力で劣っており、日仏陣営に敗れる決定的要因となった。
 これまで韓国企業が相次いで受注した中東の建設プロジェクトの状況も予断を許さない。先月30日に結果が発表されたUAEの大型プラント工事「シャー・ガスプラント」の工事入札では、サムスンエンジニアリングだけが候補に残り、現代建設、GS建設など韓国の建設大手が軒並み脱落した。最近韓国が大型プロジェクトの受注で苦戦を強いられているのは、中国の安値攻勢と先進国の資金力が要因だ。海外建設協会のキム・テヨプ情報企画チーム長は「欧米、日本の建設会社は安値での受注はしないとされたが、最近の入札結果を見るとそうとも言い切れない。過去2-3年に韓国企業に押された先進国の建設会社も安値入札を辞さずにいる」と指摘した。”
 技術って面では、やはり先進国の方が高いですし、ダンピング合戦になったら今の所は中国が一番強いでしょう。
 ついでに記事に書かれている様に先進国側もダンピングに加わってくると、韓国の売りが確かに無くなるかなぁと。
 これは、もうしょうが無いですね。

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 22:15Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月12日

結局、韓国の場合は(新卒の)大卒も仕事が無いみたいですね。

 北朝鮮が核融合の技術(つまり水爆とからしいですが)を開発したとか言い始めた様ですが。
 これは専門家の話だとアメリカに対してのブラフって事らしいですが。
 …と、すれば少しは状況が追いこまれているのですかね。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、36ドル88セント安の10748ドル26セントでした。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所のみ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK869191120100512
 12日のアジア通貨は、引き続きユーロ圏の債務危機をめぐる懸念が圧迫要因となり、韓国ウォンやマレーシアリンギを中心に下落している。
 今週に入って総額1兆ドルのユーロ圏債務問題への対策が打ち出されたにもかかわらず、依然として懸念が解消されないことから、この日はユーロEUR=が下落。安全への逃避の流れを受けて金 XAU=がオンス当たり1230ドルを上回り、再び最高値を更新している。
 (中略)
 ウォンKRW=は約0.75%下落し、1米ドル=1144.02ウォン。前日終値は1135.70ウォンだった。
 4月の雇用者数がほぼ5年ぶりの大幅な伸びを示し、韓国の景気回復を裏付けたものの、ウォン相場を押し上げることはできなかった。
 韓国中央銀行は利上げを開始する準備ができていることを示唆し、今後2―3カ月のうちに最初の利上げが行われるとの見方が一段と強まった。”

 続けてこれもロイターですが。
 http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-15255520100512
 ”韓国銀行(中央銀行)は12日、政策金利を過去最低の2.00%に据え置いた。据え置きは15カ月連続。
 インフレ圧力が徐々に高まっている傾向が出ているが、欧州の債務危機をめぐる懸念がそれを打ち消した。
 ロイターがエコノミスト22人を対象に実施した調査では、全員が今回の据え置きを予想。大半の回答者が中銀の利上げ開始は今年下半期になってからと予想していた。”
 上の記事の補足になります。まず、この金利の据え置きがあって、韓銀の利上げ発言が来たと思って下さい。
 なお、雇用関係のニュースは後で別口で上げますので…

 新ネタは以上。
 実際の為替相場はウォン安が進んでいます。
 昨日の終値は1ドル=1135.6ウォンでしたが、始値は1ドル=1133.5ウォンとウォン高スタートでした。そこから始め30分程はウォン高方向へ動いていたのですが、そこからは逆に(そして徐々に)ウォン安方向へ動いて行き、最終的に1ドル=1143.8ウォンで引けてます。

 さて、恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 聯合ニュースです。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/12/0200000000AJP20100512000600882.HTML
 ”統計庁が12日に発表した4月の雇用動向によると、先月の就業者数は2392万4000人で、前年同月より40万1000人増加した。2005年8月(46万5000人)以降で最大の増加幅を記録した。
 統計庁関係者は、輸出・投資の好調、政府の雇用事業本格化、昨年のグローバル金融危機の影響で就業者減少幅が拡大した反動などが複合的に作用した結果だと説明した。
 4月の失業率は3.8%で、昨年12月(3.5%)以来、4カ月ぶりに3%台に戻した。失業率はことし1月に5.0%まで上昇したが、2月は4.9%、3月は4.1%と下がっていた。
 失業者数は1月121万6000人、2月116万9000人、3月100万5000人と推移したが、先月は93万4000人と、100万人を割り込んだ。
 青年失業率は8.6%で、前月(9.0%)より0.4ポイント下落した。
 4月の就業者を年代別でみると、20代(8万6000人減)、30代(1万3000人減)が減少した一方、50代(32万人増)、60歳以上(10万8000人増)、40代(5万8000人増)、15~29歳(1万3000人増)では増加した。性別では、男性が18万7000人(1.4%)増、女性も21万3000人(2.2%)増えた。
 産業別では、事業・個人・公共サービス業が36万7000人(4.7%)、製造業が14万5000人(3.8%)、電気・運輸・通信・金融業が9万6000人(3.5%)、建設業が1万9000人(1.1%)増加した反面、農林漁業は12万8000人(7.3%)、卸小売・飲食宿泊業は9万7000人(1.7%)、それぞれ減少した。建設業就業者は、2007年7月(0,2%)以降で初めての増加。
 賃金労働者は1699万4000人で、64万1000人(3.9%)増えたが、非賃金労働者は693万人と、24万人(3.3%)減少した。賃金労働者のうち常用労働者は78万4000人(8.5%)増、臨時労働者も9万6000人(1.9%)増だったが、日雇い労働者は24万人(11.5%)減少した。非賃金労働者では、自営業者が10万6000人(1.8%)の減少。
 先月の雇用率は59.1%で、前年同月より0.3ポイント上昇した。
 先月の経済活動人口は40万2000人(1.6%)増加の2485万8000人だった。経済活動参加率は61.4%で、0.2ポイント上昇した。非経済活動人口は11万人(0.7%)増加の1563万2000人。求職を断念した人は21万5000人で、前年同月より7万3000人(51.3%)多かった。”
 雇用統計が良かったって言っても、相変わらず職がないから自営業のパターンなんですよね。

 他にも、雇用に関しては、こんなニュースがありまして。これも聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/12/0200000000AJP20100512002000882.HTML
 ”韓国の雇用構造は2018年までサービス産業中心化が進み、多くの高学歴者があぶれ、大学の構造調整が必要になる見通しだ。政府は12日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が主宰する国家雇用戦略会議で、「2008~2018年中長期人力需給見通しおよび政策課題」を報告した。
 それによると、就業者数は年平均20万8000人ずつ増加し2018年には2565万9000人に、雇用率は60.2%に達すると予想される。2008年末基準の就業者数は2357万7000人、雇用率は59.5%。
 ただ、雇用市場ではこの期間、専門大学(短期大学に相当)と4年制大学卒業者が年間2万8000人と1万7000人余ると推計された。専門系高校と大学院卒業者は全般的に需要と供給のバランスを維持するが、専門大学と大学卒業者は人材需給の不一致が深刻化すると、政府はみている。
 2016年以降は学齢人口が急減すると予想される。大学入学定員が現水準で維持されれば、2023年には高校卒業者が定員に比べ20万人ほど不足する見通しだ。
 産業別の雇用構造をみると、2018年には就業者の72.5%がサービス業に従事する一方、農林漁業は4.8%、製造業就業者は14.7%に落ち込み、先進国のようにサービス業中心の雇用構造化が進むと予想された。2008年現在、先進国のサービス業就業者の割合は、米国が79.5%、英国が78.0%、日本が68.9%などとなっている。
 高い就業者増加率が期待される有望産業は、事業施設管理と造景サービス、社会福祉サービス、通信、事業支援サービス、建築技術・エンジニアリング・科学技術サービスなど。また、社会福祉および相談専門家、通信・放送機器エンジニア・設置および修理技術者、金融・保険専門家、警備員、医療福祉単純従事者などは、雇用増加率が高いと見込まれる。
 高齢化・高学歴化・女性増加などの傾向も、一層深まる見通しだ。
 人口増加率は下落するものの、女性の経済活動参加の拡大などで経済活動参加率が高まり、経済活動人口は増え続けると予想される。女性の経済活動参加率は、30~34歳の「経歴断絶女性」(出産や育児など家庭の問題で経済活動を中断したか、経済活動経験のない女性のうち、就職を希望する女性)の減少などで、2008年の49.9%から2018年には51.7%まで上昇する見通しだ。
 経済活動人口に占める高齢者の割合は、少子高齢化の影響で2008年の18%から2018年には27.2%に、専門大卒以上の高学歴者の割合も、大学進学率の急上昇で36.8%から44.0%に、拡大が見込まれる。
 政府は、大学構造調整の誘導、産業・職種間の円滑な移動に向けた雇用仲介機能の強化、高齢者の雇用延長、非経済活動人口の労働市場流入拡大、グリーン雇用など成長分野への投資と人材育成支援など政策課題を具体化し、来月中に策定予定の国家雇用戦略に反映させる計画だ。”
 大学卒業しても仕事が無いって言うのが…まぁ韓国は前からそうと言う状態だったと言われれば、それまでですが。
 まぁこんな感じなんで、雇用が良くなったって言われてもピンとこないんですがね。

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 22:05Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月11日

危機のたびに重傷ね…>韓国経済

 これを貼れと言われた気がした。
 
 民主党が対策が拙いって事が良く分かったよ。それにしても酷い話だ。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日。今日のは時差の関係上これから)に関しては、404ドル71セント高の10785ドル14セントでした。
 ちなみに今日の日本の日経はみずほの増資の件もありガクンと落ちました。
 はたして今日のアメリカは…

 後は韓国ですが…ロイターです。
 http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPnJS868938520100511
 ”韓国は11日、急激なウォンKRW=高に対しては、外為当局が上昇抑制に向けた措置を講じる方針だとあらためて表明した。
 これに先立ち朝鮮日報のウェブサイトは11日、尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政相が、政府がウォンKRW=高を抑制する能力は、総じてウォンが強いトレンドにあることを考えると限定的との認識を示した、と報じていた。同相は同紙とのインタビューで「ウォンはギリシャなど南欧の財政危機により一時的に急落したが、ウォンが強いのが一般的トレンドだ」と述べた。
 報道を受けて企画財政省は声明を発表し、尹企画財政相は一般論を述べたのであって、韓国政府が野放しにウォンの上昇を容認するということではない、との見解を示した。
 同省国際金融局の責任者、Kim Ik-joo氏はロイターの電話取材に対し「最近の外国人投資家による大規模な韓国株・債券買いに加え、(韓国の)最近のソブリン債格上げや堅調な経済のファンダメンタルズなどからして、(ウォン高)トレンドを逆転させることは困難というのが尹企画財政相の発言意図」と説明。「政府が市場に対し、放任主義的なアプローチをとるということではない」と述べた。
 企画財政省は、群衆心理的な取引でウォン相場が急激に変動した場合は、相場の安定化に向け適切な措置を講じる、としている。
 企画財政省のコメントにもかかわらず、ウォンは人民元の先高感再燃を受けて、上げ幅を拡大している。韓国当局は、特に対米ドルで1100ウォン近い水準までウォン高が進んだ場合、米ドル介入を行っているとみられている。”
 …と言う訳で韓国の口先介入のニュースでした。

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日は昨日よりウォン安になっていますね。
 昨日の終値は1ドル=1132.1ウォンだったのに対し、今日の始値は1ドル=1128.5ウォンとウォン高スタートでした。その後10時半頃まではウォン高方面へ動いていたのですが、そこからは、またウォン安方面へ少しづつ動いて行き、最終的に1ドル=1135.6ウォンで引けています。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 中央日報です。お題は”危機を迎える度に重病にかかる韓国経済”で二分割された記事です。
 URLは1のものです。続けて行きます。
 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=128963&servcode=100§code=120
 経済大統領を自負してきた李明博(イ・ミョンバク)大統領としては非常に不運だと感じるかもしれない。 年間7%の経済成長を約束して就任した任期初年度は、太平洋の向こうの米国発グローバル金融危機で経済が低迷した。 あれから1年余り、刻苦の努力で世界的に珍しいほどの経済回復を遂げ、ようやく良くなってきたところに、今度ははるか地中海沿岸の南欧国家の財政危機に足を引っ張られている。 悔しいはずだ。 任期中に一度でもなく二度も、他国の危機が韓国経済に冷や水を浴びせたのだから、恨みも生じるだろう。
しかしこれはどうにもならない。辺境の小さな国が一人頑張ったところで上手くいかないのが現実だ。 問題を起こした当事者に怒ったところで衝撃が弱まるわけでもなく、周囲が経済回復を助けてくれるわけでもない。 このため今度も政府はあたふたとギリシャ財政危機の影響を減らすための対策に着手した。 今回の南欧発経済危機の原因になった国の負債を減らすと言って財政の建て直しを図り、金融機関の外貨健全性も徹底的に維持することにした。 幸い、欧州連合(EU)と国際通貨基金、さらに米国までが乗り出して南欧発財政危機の拡散を防ぐのに力を注ぎ、今回の危機は前回の危機ほど影響は大きくないという観測が有力だ。 しかしまだ危機が完全に鎮火したわけではなく、下手をするとユーロ圏全域に危機が広がる危険性が依然として残っているため、安心するのはまだ早い。 したがって韓国としては、危機の火の粉が飛び散らないことを願いながら、たとえそうなったとしても火が広がらないように備えておくしかない。
この過程で納得できない気持ちになるかもしれない。 なぜ毎回、他人の火遊びで自分たちが被害を受けなければいけないのか。また、いつどこで火が出るか心配しなければいけないのか。 経済学者らは小規模開放経済の韓国は外部の衝撃をそのまま受けるしかない構造的な宿命を抱えているという。 輸出で生きている国が開放をあきらめることもできず、かといって世界経済を動かせるほど規模が大きいわけでもない。危機が発生すればできる限りこれを避け、避けられなければ力を尽くして耐えしのぐしかないということだ。 まるで外から飛んでくる爆弾を要領よく避け、それでもだめなら抵抗をやめて浴びるしかないという話に聞こえる。 本当にそうなら非常に惨めなことだ。
 いつまでもこのように一方的に被害を受けるしかないのだろうか。 海外発の金融危機が韓国に波及する過程をよく見ると、解決の糸口が見えてくる。 金融危機で韓国が受けた直接的な打撃は、世界的なクレジットクランチが招いた外貨流動性の不足だ。 資金不足になったグローバル金融機関が韓国のような新興国から資金を回収したことで、正常に稼働中の国内金融機関までが突然、外貨不足に陥った。 ドルやユーロのように世界的に通用する基軸通貨を使う国では、中央銀行が通貨を刷ればそれまでだが、韓国のように国際的に通用しない通貨を使う国で急激な資本流出が発生すれば、深刻な外貨不足に苦しむことになる。 ウォン建て資産がどんなに健全でも、ドルがなければ信用危機に追い込まれ、国全体が不渡りの危険に陥ってしまう。 このため無理に巨額の外貨準備高を積み立てているのだ。 外貨が抜け出ても耐えられるという信頼を国際金融市場に与えるための涙ぐましい努力だ。
これで韓国経済が外部の危機に脆弱な点が分かったはずだ。 危機状況に必ず生じる外資の流出と外貨不足現象だ。 この問題を解決する方法は2つある。 一つはいつでも十分な外貨を調達できる安全装置を用意することだ。 政府が主要20カ国・地域(G20)首脳会議に正式議題として上程したグローバル金融安全網の構築がまさにその安全装置だ。 しかしグローバル金融安全網に関する議論はまだ始まったばかりで、いつ具体化されるという保障がないのが不安だ。
もう一つは、危機状況で急激な外貨の流出入を防ぐことだ。 これは開放の後退として映る余地があるが、2度の危機を経験した現在では、ある程度の資本統制は必要だという主張が国際社会で共感を得ている。 アジアの金融ハブを自負するシンガポールが、間接的な資本統制方式を導入し、大きな効果を得ている点も参考になる。 投機性の外貨資金がむやみに出入りするのを防ぐだけでも、海外発の金融危機の度に対応手段なく被害を受けたり、不安に怯えたりするのを避けられる。 グローバル金融安全網と部分的な資本統制を同時に備えれば申し分はない。 いまや小規模開放経済の宿命を打ち破る時期になった。 ”
 …突っ込みたい所は色々とありますが。アジア通貨危機でIMFにお世話になったのは韓国の外貨準備高の数字が嘘(確か銀行等に貸していた)で介入の為の金が空っぽだった事が原因だし、世界金融恐慌の元になったリーマンブラザーズの倒産は韓国の買収するって言ってしなかった詐欺のせいも有ると思うんですがね。
 なんにせよ、そろそろ自分で対処(アジア通貨危機の時は日本は迂回融資みたいな事をやって韓国を助けましたし、世界経済恐慌の際は日韓通貨スワップをむすんで韓国を助けた)できるようになって欲しいです。

 今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。   


Posted by Shingo Dragonash at 22:44Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月10日

韓国の原油高、ウォン高、金利高

 ギリシャの件に関しては、これで終わってくれれば一番良いんでしょうがねぇ…

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(先週末、今日のは時差の関係上これから)に関しては、139ドル89セント安の10380ドル43セントでした。
 ただ、まぁ今日のアジアの市場や、先物等を見ていると、今日のダウは流石に上がりそうなんですがね。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所だけ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK868781720100510
 10日のアジア通貨市場では、韓国ウォンとマレーシアリンギが2%以上上昇している。
 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が、欧州債務問題で1兆ドル規模の緊急支援措置を打ち出したことが背景。
 タイ中銀は、バーツ高抑制の為替介入を実施したもよう。
 ウォンKRW=は2.1%高の1ドル=1132.1ウォンで終了。2009年4月30日以来最大の上昇率を記録した。
 外国人はソウル株を売り越しているが、ドルを買う外国人は少ないという。
 地元銀行のディーラーは「ドルをショートにする向きが多く、市場のムードを考えれば、ウォンは一段と上昇するだろう」と述べた。
 ドル/ウォンのノンデリバラブル・フォワード(NDF)KRWNDFOR=はリスク回避の動きで軒並み下落。
 NDF1カ月物は1ドル=1129.1ウォンで、前週末の1155.9ウォンから下落した。”

 新ネタは以上です。
 さて、実際の為替相場ですが今日は流石にウォン高に向かってますね。
 先週末の終値は1ドル=1155ウォンでしたが、今日は一日中それより高い水準です。
 始値は1ドル=1141.8ウォンで、終値は1ドル=1132.1ウォンでした。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 日曜の朝鮮日報です。お題は”原油高・ウォン高・金利高の「三高時代」目前”で上中下の3つに分かれてます。
 URLは上の物です。長いですが続けて行きます。
 http://www.chosunonline.com/news/20100509000024
 今年第1四半期に韓国経済が「サプライズ成長」を果たした原動力となった「三低時代」が終わりを迎え、「三高時代」が幕を開けようとしている。世界的な金融危機の影響で急落した原油価格は、今年に入り需要が増加し、上昇の一途をたどっている。ウォン相場もドル資金の流入が増え、上昇を続けている。市中金利も一部がじわじわ上昇している。韓国銀行が1年2カ月にわたり年2.0%という低水準に据え置いている金利政策も、景気回復に伴い、利上げ圧力を受けている。原油安、ウォン安、低金利の「三低時代」が去り、原油高、ウォン高、金利高の「三高時代」が目前に迫っている。
 三高時代の到来は、世界経済と韓国経済が2008年9月の世界的な金融危機から脱し、回復基調に乗った結果だ。今年第1四半期に韓国経済の成長率が前年同期比7.8%に達し、内需、公共、輸出の各部門の景気がいずれも好調を示し、韓国経済は緩やかな回復を始めた。また、ギリシャ、ポルトガル、スペインなど一部欧州国家の財政危機にもかかわらず、国際通貨基金(IMF)は世界経済が全般的に回復基調だと判断している。
 専門家はこうした流れから、今後は「三高」現象がさらに進むとみている。世界的金融危機以降、「三低」効果の恩恵を受けてきた「大韓民国株式会社」は今後数年間にわたり、正反対の「トリプル悪材料」に直面することになる。
 三つの悪材料のうち、為替相場と国際原材料価格は、韓国政府がコントロールしにくい外部要因だ。現代経済研究院の兪炳圭(ユ・ビョンギュ)経済研究本部長は「世界的な金融危機で政府の保護下にあった韓国企業は、今後本格的な生存競争に直面する。企業は外部からの賛辞におごることなく、生産性やエネルギー効率性を高め、『三高』に備えなければならない」と忠告した。

 ■上昇する原油価格
 国際原材料価格の代表格である原油価格は、08年の世界的金融危機直後に比べ、既に2倍近く上昇した。08年末に1バレル=44.60ドルだったWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油価格は09年末に同79.36ドルまで上昇。今年に入ってからも続伸し、同86.15ドルを付けた。韓国石油公社は今年3月に今年の平均原油価格を同75ドル(ドバイ原油)と予想したが、4月末には同80ドルへと予測値を5ドル引き上げた。
 国際金融センターのオ・ジョンソク研究委員は「世界景気の回復が目立つようになれば、投機資金が流入し、年内にもWTI原油は100ドルを超える可能性がある」と指摘した。
 原油価格だけでなく、銅や鉄鋼など他の原材料価格も高騰している。4月末時点で、銅とニッケルの国際価格は08年末に比べ130-150%上昇した。同じ期間に米国産スクラップの輸入価格も60%上昇した。原油価格と原材料価格が上昇すれば、輸入物価や企業の生産コストが上昇し、家庭や企業の負担が増大する。

 ■ウォン高も進行
 世界的金融危機の直後、ウォン相場が暴落し、韓国の輸出企業の成長を後押しした。しかし、ウォン安で貿易黒字が増大した上、韓国、中国などアジア経済が急速な回復を示し、海外資金が殺到したため、ウォン相場は年初来急騰に転じた。
 ウォン相場は08年末に1ドル=1259.50ウォンだったが、09年末には同1164.50ウォンまで上昇。3月以降は上昇ペースが速まり、今月には同1110ウォン台まで上昇した。専門家は中国の人民元が上昇すれば、ウォンも連れ高するとみている。サムスン経済研究所は「ウォン相場上昇が今年後半まで続き、平均レートは同1070ウォンまで上昇する」と予測した。ウォン高が進めば、輸出が減少し、輸入が増え、貿易収支は悪化する。また、自動車、半導体、家電など韓国の主要製品の輸出競争力が低下する。

 ■市中金利は既に上昇
 韓国経済が予想よりも急速に成長し、一部の市中金利も少しずつ上昇している。韓国銀行によると、市中銀行の平均貸出金利(残高基準)は昨年末の5.86%から今年3月末には5.93%に上昇した。短期金利の指標となる譲渡性預金(CD)3カ月物金利も今年に入り上昇を続けている。韓国銀行は景気回復を図るため、基準金利を1年2カ月にわたり、年2.0%の低水準に据え置いてきた。しかし、利上げ圧力は徐々に強まっている。
 ゴールドマン・サックスのクォン・グフン常務は「世界的に景気が回復し、雇用市場が改善すれば、韓国銀行が第3、第4四半期にそれぞれ0.25%の利上げに踏み切る」と予測した。貸出金利が上昇すれば、昨年末現在で692兆ウォン(約58兆円)に達する家庭向け融資の金利負担に加え、企業の融資返済額も増え、消費と生産に悪影響を与える。

 ■家庭は融資返済、企業は生産性向上を
 「三高」現象の到来を受け、企業がこれまで依存していた為替効果は消え、原材料価格が上昇する劣悪な環境で輸出戦争を強いられる。家庭は金利上昇に伴う利払いの増加に耐えなければならない。韓国経済は1980年代後半に「三低」現象の恩恵で「檀君(建国神話)以来最大の好況」に沸いたが、「三高」に直面した2005年には景気が低迷した。
 専門家は「三高」時代に複数の悪材料が一度に重なれば、衝撃はさらに大きなものになるため、事前の準備が肝要と忠告する。前出の兪本部長は「家庭は銀行からの借り入れをできるだけ早期返済し、企業は生産性とエネルギー効率性を高めていかなければならない」と指摘した。”
 ぶっちゃけ金利も韓国の場合、新興国だけあって調整しずらい(少なくとも先進国より高くし続けないと海外からの投資が見込めないから)のではと思ったのは秘密です。
 まぁそれは兎も角、前から弱点は分かっているんですが、何とか出来ていれば現在の韓国の窮状は無かった訳で…

 後、これは東亞日報ですが。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010051013518
 ”07年末、三星(サムスン)電子や現代(ヒョンデ)車のような大型株と一緒に、いくつかの店頭市場(コスダック)の中大型株を購入した後、米国留学に旅立ったチュ某氏(35)は最近帰国し、これらの銘柄の収益率を確認して驚いた。三星電子は56万ウォンから83万ウォンに、現代車は6万9000ウォンから13万5000ウォンへと大幅に上昇したが、コスダックの中大型株は軒並み44~78%が下落したためだ。
 証券市場では大規模な危機の後は、大型株を中心に回復の勢いが始まり、中小型株がそれに続くのが一般的な傾向だが、グローバル金融危機以後は、大型株だけが上昇する銘柄の二極化現象がさらに深刻化している。このような二極化や差別化は、証券市場だけでなく、不動産などの資産市場の全般に渡って目立っている。

 ●上昇するのは特定地域と特定株だけ
 9日、未来(ミレ)アセット証券や不動産114によると、08年9月の金融危機以降18ヵ月間、国内株や不動産市場での銘柄や地域別の収益率を調べてみた結果、二極化現象が深刻化しているという。このような現象は、とくに1997年12月の通貨危機以降の18ヵ月間と比べてみたとき一段と目立った。
 株や不動産共に通貨危機後は、全ての銘柄や地域が同様の期間に下落した後、同様の時期に再び回復した。一方、通貨危機後は、大型株や人気地域は小幅に下落した後、直ちに持ち直ったが、小型株や非人気地域は大幅に下落した後と回復するまでの期間が、相当長かった。
 大型株の三星(サムスン)電子株や小型株の未来産業の1997年12月の株価を100とした場合、三星電子は1998年2月(266)に、未来産業は1998年3月(204)にそれぞれピークに達した後、1998年9月ごろ、それぞれ104と84と最低値を記録した。さらに18ヵ月後は137%と152%ずつ上昇した。
 しかし、08年の金融危機後は、三星電子は6ヵ月ぶりに直ちに持ち直ったあと地道に上昇したが、未来産業は下落し続けた。18ヵ月後の10年2月基準で、三星電子は38%が上昇したが、未来産業は8%程度が下落した。これは建設や機械、通信、自動車な、どほかの業種も同様だった。
 不動産も、通貨危機後の18ヵ月間は、ソウルの25区が軒並み10%以上下落した。江南瑞草(カンナム・ソチョ)や松波(ソンパ)など、江南3区は9%以上、江北(カンブク)3区は16%が下がり、、下落率に差があるだけだった。しかし、金融危機後の18ヵ月間は、ソウル瑞草(2.18%)、松波(2.09%)、江南区(0.06%)は持ち直り、坪村(ピョンチョン=マイナス5.06%)、盆唐(ブンダン=マイナス6.34%)、龍仁(ヨンイン=マイナス6.87%)は下がるなど、バブルセブン地域間にも収益率はまちまちだった。江北3区は同期間、2%以上下落した。

 ●資産の二極化、社会の二極化に繋がるのか
 証券市場での銘柄の二極化は、外国人投資家の比重が増大したのが最大の原因と指摘されている。金融監督院によると、先月、外国人の上場株式の保有規模は315兆8375億ウォンと、時価総額全体の30.9%を占めている。特に、三星電子やポスコ、現代車は、外国人の持分が39.0~48.9%に達するほど高い。外国人が主に買い付けている時価総額上位の大型株の株価が集中的に上昇する背景となっている。
 アジアの地域的危機だった通貨危機や世界経済を揺るがした金融危機の性格の違いも、影響を及ぼしたと言う分析が出ている。
 ウリィ金融持株のソン・テジョン研究委員は、「資産の二極化現象により、高所得層の金融資産は早いテンポで増え、中間層以下は、家計負債にあえぐ社会の二極現象が固着している」とし、「政府は上辺だけの危機克服の数字だけでなく、その中身まで目を通してみる必要がある」と主張した。”
 まぁなんか間違った解釈も入っている感じなんで、一応突っ込んでおくと、基本的に株式市場が全体がガタ落ちしている時って言うのは財政基盤がぜい弱な会社の株は値段が落ちてからの戻りが遅いです。
 後、外国人投資家に関しては、例えばハゲタカ(ヘッジファンド)の場合などは基本的に扱う株に関しては流動性とか、財政基盤とか、色々と決まっている事が多い様なので大型の流動性が高い株しか殆ど扱わないって言うか。
 土地に関してもビジネス面で見れば都心の一等地と、それ以外の場所で上昇率が違うのは当然の事でしょう。
 なんか、そう言うのを無視して、そう言う結論に持ってかれてもって感じが、この記事はするのですが…

 気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 22:46Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月08日

…アメリカの株の暴落は誤発注が原因ですか。

 UPの方、遅くなってすいません。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日、今日のは時差の関係上これから)に関しては、347ドル80セント安の10520ドル32セントでした。
 ちなみに、今日の途中経過を見る限り続落中の様です。

 …一応、上の大暴落に関しての記事を上げておきます。47NEWSです。
 http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050701000025.html
 ”6日のニューヨーク株式市場は、ギリシャに端を発した欧州の信用不安に誤発注とみられる人為的ミスが重なって一時急落し、ダウ工業株30種平均は大台の1万ドルを割り込んだ。下げ幅は一時998・50ドルに達し、ダウ・ジョーンズ社によると、2008年9月のリーマン・ショック後の下落幅を上回って過去最大となった。これを受けた7日午前の東京株式市場は全面安となった。
 世界的な株安連鎖で動揺する市場を沈静化させるため、日銀は7日、銀行や証券会社などが当面の資金を取引する短期金融市場に2兆円の緊急資金供給を実施した。
 同社によると、米株価指数先物の異常取引がきっかけで、株価が急落した可能性があるという。米証券取引委員会(SEC)やニューヨーク証券取引所は、どの取引がきっかけになったのか調査に乗り出した。
 ナスダック市場の運営会社は6日、株価が急落した午後2時40分から午後3時までに行われた電子取引のうち、急落直前の株価水準価格から上下60%以上変動した取引を取り消すと発表した。”
 まぁアメリカの株式市場爆下げに関しては誤発注が元で株価ががらっと下った所で、株式市場はパニックに陥り投げ売りの連鎖になってしまったようです。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所だけ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK865098020100507
 ”7日のアジア通貨市場は、ギリシャの債務危機が拡大するとの懸念から、ほぼ全面的に売られている。特に韓国ウォンの下げが目立ち、3カ月ぶり安値をつけた。
 一方、インドネシアとフィリピンの中央銀行は、自国通貨の下落を食い止めるため市場介入を実施した。
 前日の米国株が急落したことで、リーマン・ブラザーズ破たん後の混乱が再来するのではないかとの不安が広がり、ユーロEUR=やアジア株が大幅に下落。米国株の急落は取引ミスが一因とみられているものの、ボラティリティの高さやリスク志向の減退が浮き彫りになった。
 英国の総選挙でハング・パーラメントとなる見通しが明らかになったため、英ポンドも急落している。
 ウォンKRW=は一時約2.4%下落し、1169.4ウォンまで売られたが、その後は、ガイトナー米財務長官が主要7カ国(G7)によるギリシャ支援策の協議を計画していると伝えられたことから、1157ウォン付近で落ち着いている。
 トレーダーによると、韓国規制当局が市場や欧州の資金フローに対する監視を強化する方針を示したことも、ウォンの下支え要因となる可能性がある。”

 新ネタは以上です。
 さて、為替相場ですが。
 今日は、いっきにウォン安へ動いてますね。
 昨日の時点の終値は1ドル=1141ウォンでしたが、今日は一日中、それより安い範囲で推移しています。
 始値が1ドル=1157.5ウォン、終値が1155ウォンでした。

 さて、最後に韓国経済の現況ですが。

 東亞日報です。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010050780058
 ”南欧の財政危機が再び表面化し、世界金融市場が大きく動揺している。欧州と米国に次いで、アジアの株式市場が急落し、KOSPI(韓国総合株価指数)も1700の大台を割り込んだ。安全資産への逃避が加速し、外国人投資家が約2年間来最大の売り越しとなり、対ドルのウォン相場は、20ウォン以上のウォン安ドル高となった。
 6日のKOSPIは、外国人が7400億ウォン以上を手放し、4日より34.04ポイント(1.98%)安の1、684.71で引けた。同日の外国人の売り越し額は7400億ウォンで、08年6月12日の9731億ウォン以来の最大規模だ。
 SSEC(中国上海総合株価指数)は、4.11%も落ち込んでおり、日経平均株価は3.27%、台湾加権指数は1.53%それぞれ下落した。米国のダウ工業株平均は、4、5日の両日間2%強低下しており、欧州の各株式市場も両日間最大で5%程度急落しているのに続き、6日にも大部分軟調なスタートとなった。
 対ドルのウォン相場は、4日の終値より25.80(2.31%)ウォン安の1141.30ウォンで取引を終えた。32.30(2.52%)ウォン安となった09年7月12日以来、最大幅のウォン安ドル高に振れた。為替相場が「崔重卿ライン(チェ・ジュンギョン=04年当時の企画財政部長官で、ウォン・ドル為替相場の1140ウォン台を下値支持線と捉え、為替相場がこの大台を割らないように積極的に政策介入していた)」と呼ばれる1140ウォンの大台を突破したのは3月29日以来のことだ。
 すでに反映された懸念材料だった南欧の財政危機が再び甚大な悪影響を与えたのは、信用格付け会社のムーディーズがポルトガルの格下げを警告したことによるところが大きい。スタンダード&プアーズ(S&P)が、ポルトガルとスペインの格下げを行った直後のことなので、市場の不安心理を大きくかきたてている。投資家らは、「ユーロ圏で国内総生産(GDP)規模で4位圏のスペインも救済金融を申請するだろう」といううわさにも敏感に反応した。
 さらに6日、総選挙を実施する英国でどの党も過半数を獲得できないほど、支持率が拮抗していることも一因となっている。英国で多数党が出なければ、現在進めている財政引締め法案の成立が不透明になりかねない。李・キョンストラス投資証券研究員は、「世界的な格付け大手がすでに、英政府に対して強力な財政引締め政策を打ち出さなければ、格付けを最上位から1段階引き下げることも視野に入れていると警告した」と説明した。
 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が、ギリシャに1100億ユーロの救済金融を支援する方針を固めたが、ギリシャが危機を乗り越えられないだろうという懸念の声も上がっている。この救済金融を受ける条件として、ギリシャが公務員の賃金をカットしたり、凍結し、税金を引き上げなければならないが、ギリシャ国民はこれに激しく反発しているためだ。
 LG経済研究院のカン・ジュング首席研究員は、「債務返済能力のないギリシャに、単に流動性を支援することだけでは根本的な解決は望み薄だ。多くの専門家らは、ギリシャに対して債務調整が実施されるべきだと主張している」と述べた。
 三星(サムスン)証券のチェ・ソクウォン債権分析チーム長は、「ギリシャ問題が、スペインや英国の金融支援要請にまで発展すれば、株価は最高値に比べて最大20%、その前段階で決着がつけば10~15%程度値下がりし、ウォン相場は短期的に1ドル=1100~1150ウォンを挟んで推移するだろう」と予想した。しかし、チェ・チーム長は、「世界の流動性が、韓国などの新興市場に押し寄せる可能性が高いため、年末になると再び株高となり、為替相場もウォン高止まりになる見通しだ」と付け加えた。”
 韓国の今日の件+未来に関しての考察がありましたのでペタリ。
 まぁ実際の所は何にせよギリシャの問題がどうなるかですね。ギリシャの国債が紙切れになればサブプライム問題と同様に同時多発で世界経済の地盤沈下につながるって言っている識者もいますしね。

 今日の気になった記事は以上でした。
 そして今週はこれでお終いです。
 まぁ韓国経済関係の記事は為替相場が開いている時しか書く気がないんで、私が、これ系統の続きを書いているとすれば、次は来週です。
 飽きっぽい私が飽きてなければですがね。
 …では、失礼します。  


Posted by Shingo Dragonash at 02:34Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月07日

脱税には密告を。

 産経ですが。
 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100506/kor1005060904001-n1.htm
 ”6日付の韓国紙、東亜日報は、沈没した同国海軍哨戒艦の船体から、魚雷に使われる火薬の成分が検出されたと一面で報じた。また、沈没現場から回収された哨戒艦と材質の異なるアルミニウム片は、魚雷の破片であることが判明。沈没原因は北朝鮮による攻撃との判断で米韓が一致したと伝えた。
 同紙は、合同調査団が遅くとも今月中旬までに最終の調査結果を発表するとしており、沈没原因が北朝鮮による魚雷攻撃と公式に判断されれば、南北関係が一気に緊張するのは避けられない。
 韓国軍と米軍などの民間専門家による合同調査団関係者の話としている。同紙によると、火薬は沈没の際に分離した哨戒艦の煙突部分から検出された。回収されたアルミニウム片は、韓国内の武器に使用されていないことも分かったという。”
 まぁ韓国の新聞は飛ばしが多いんで、真偽の沙汰は続報待ちですが。哨戒艇沈没に関して続報が有りましたのでと言う事で…。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日、今日のは時差の関係上これから)に関しては、58ドル65セント安の10868ドル12セントでした。
 …ちなみに現在の開始時点で続落してますね。

 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所だけ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnJS864859220100506
 ”6日のアジア通貨市場は総じて下落。ギリシャの債務問題が拡大するとの懸念から株式が売られ、韓国ウォンとインドルピーは約6週間ぶり安値をつけた。またインドネシア当局は、ルピア安を食い止めるため、米ドル売り介入を行ったとみられている。
 一方、ユーロは対米ドルEUR=で一時14カ月安値を更新する場面もあったが、ショートカバーの買いが入りやや持ち直した。
 韓国ウォンKRW=は、一時4日終値から2.5%安となる1米ドル=1144ウォンに下落し、3月29日以来の安値をつけた。ソウル市場は前日が祝日で休場だったため、休場期間中のアジア通貨の下げを受けて、この日はウォン売りが先行した。
 ただその後は、輸出業者による決済需要から下げ幅を縮小し、1141ウォンの水準で落ち着いた。
 韓国株.KS11はこの日、約2%下落して取引を終えた。”

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが。上記の記事の通り、今日は大幅にウォン安ですね。
 で、基準になる前営業日の終値なんですがstooqの基準値が時間外の方にでもセットされていうのか1131.5ウォンになっているんですよね。
 もっとも、それだけ馬鹿みたいにウォン安が進行しているのに、今日は一日中、更にそれよりウォン安だったんですよね。
 なお、今日の始値は1ドル=1140.7ウォンで、終値は1ドル=1141.0ウォンで引けてます。

 さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 朝鮮日報です。
 http://www.chosunonline.com/news/20100506000009
 ”韓国の金融機関が、世界的な金融危機の震源地となった米国や金融危機による被害が大きかった英国の金融機関よりも高いリスクを抱えているとの分析が示された。
 格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4月20日付で発表した「G20(主要20カ国・地域)の銀行リスク相対評価」と題するリポートで、韓国の金融機関のリスク評価(1-10点、点数が高いほど高リスク)を4点とした。韓国は米国、英国のリスク評価を1点上回った。
 G20で韓国よりも金融機関のリスクが低いと判断されたのは、日本(2点)、カナダ、オーストラリア(1点)などだった。中国、インドは6点で、韓国よりもリスクが相対的に高いことが分かった。ロシア、インドネシアは8点で、金融機関の破たんリスクが最も高いと分析された。
 韓国の金融機関が中位のリスク評価を受けた背景としては、金融緩和政策の維持が挙げられる。1年2カ月にわたり低金利基調が維持され、融資が急増したことがリスクを押し上げた。韓国政府が銀行を通じ、中小企業への融資保証を行ったり、庶民向け融資を奨励したことも、リスク評価に悪影響を与えた。
 今回の評価を担当したS&Pのジョン・チェンバーズ専務は「韓国は拡張的通貨政策に加え、(G20が検討中の銀行税など)金融市場規制が実施されれば、コストの一部が融資顧客や投資家に転嫁される可能性がある」と指摘した。銀行税などの金融規制は、今年11月に開かれるG20首脳会合の主要議題となり、各国金融機関の収益に悪影響を与えるとみられている。
 S&Pのクォン・ジェミン韓国担当常務は「今回の評価は、各国経済の安定性、金融市場で銀行業が占める比率、家計向け、企業向けの貸出規模などを総合的に考慮した結果だ。経済規模や金融システムの歴史を考えると、韓国を米英と単純には比較しにくいが、中期的には韓国のほうがリスクが低いとは言えない」と指摘した。”
 …正直、現在のイギリスやアメリカの状態を考えると4点より向こうは既に危険水域かと思ってしまいました。 

 後、これは東亞日報ですが。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010050664378
 ”4月初め、大田(テジョン)のS結婚式場に数百人が参列し、結婚式が行われた。式が終わった後、新郎と新婦の両親は、各自受け取った祝儀で、結婚式費用1500万ウォンを現金で支払った。翌日、新婦側の関係者A氏は、結婚式場側が現金領収書を発行していないとし、管轄の税務署に通報した。
 税務署は現場調査を経て、結婚式場に600万ウォンの罰金を課した。国税庁の関係者は、「罰金は、もともと未発行金額の50%である750万ウォンだが、結婚式場側が反発しておらず、自主的に納付したため減免した。近く通報者A氏に褒賞金300万ウォンを支給する予定」と述べた。
 専門職など高所得者らの脱税防止のため、4月からスタートした専門職の現金領収書発行義務化制度が期待以上の効果を上げている。国税庁は制度導入後、1ヵ月の現金領収書の発行状況からすると、今年だけで約3兆ウォンの税源が新たに徴収されるものとみている。それに対し、該当業界は、これまで隠ぺいしてきた所得が露呈されることになり、頭を抱えている。
 国税庁は5日、先月、専門職と現金取引の多い業種に対し、顧客からの要請がなくても、領収書の発行を義務付けた結果、該当業界の現金領収書の発行額が1年前より約50%増えたと明らかにした。現金領収書の義務化対象は、弁護士、医師、会計士、税理士、塾、不動産仲介業、結婚式場、葬儀場、ゴルフ場などだ。
 国税庁の関係者は、「昨年、該当業種が発行した現金領収書の規模が、約7兆5000億ウォンであることを考慮すると、年末までに少なくとも3兆ウォンの申告漏れが食い止められるだろう」と説明した。露呈されることになった税源の10%を税金として徴収すると仮定すれば、増税抜きでも約3000億ウォンの税収が増える。昨年一年間、30万人のサラリーマンが支払った勤労所得税に匹敵する金額だ。”
 韓国は、相変わらず脱税天国なんだなぁと。(苦笑)
 しかも対抗手段が密告なんだもんなぁ…。(更に苦笑)

 さて、今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 00:13Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月05日

今日は韓国も子供の日…

 まず今日は韓国も祭日なので為替相場は動いてないです。その辺りお詫びしておきます。
 (自分も気付いたのが今日でした。ごめんなさい)

 …と言う訳で、今日は明日以降相場に関係しそうなニュースのみ上げておきます。

 まずアメリカのダウですが…ニュースを読んでいる方はご存知と思いますがギリシャ関連の性でガタガタと落ちてます。
 今日のダウが有る程度回復しないと明日の日本もガタ落ちでしょうね。
 なお昨日の時点のダウは10926.77、昨日に比べて225ドル6セント安となっております。

 後は、まぁ韓国も休日でニュース、そのものが少ないんですが。

 KBSです。
 http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36645&id=Ec
 ”韓国に滞在する外国人が増え、総合所得税を申告した外国人が2万人近くになりました。
国税庁によりますと、2008年の総合所得税の確定申告をした外国人は1万8681人で、8年前の2000年に比べて7倍以上増えたということです。
 外国人の総合所得税の確定申告は、2000年2,470人でしたが、その後、毎年20%から30%ずつ増える傾向にあります。
2008年の決定税額は1,323億ウォンで、2000年の33.6倍に増えました。
 このように外国人の総合所得税の確定申告が増えているのは、外国人の投資や外国人労働者の採用が増えているためとみられています。”
 …確かに投資の方も増えているんでしょうね。(下の記事を見ると…)

 まぁこれは東亞日報なんですが…
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010050542328
 ”三星(サムスン)生命が19兆8444億ウォンという史上最大規模の資金を取り込み、4日平均40.60対1という高い競争率の中で公募株請約(企業の株式公募の際に一般投資家が株式を購入する意向を示すこと)を終了した。三星生命は、一気に時価総額5位(公募価格ベースで22兆ウォン)の大型株として韓国の株式市場に登場し、三星グループは10年以上負っていた三星自動車負債の重荷からようやく解放されることになった。
 12日から三星生命が株式市場で取引が開始されれば、韓国の金融会社と看板として位置づけられ、大韓(テハン)生命、東洋(トンヤン)生命と並んで株式市場で生命保険といった新業種を形成することになる。これを通じ、株式市場が一段階レベルアップするだろうという期待する声も上がっている。

 ●公募株史上最高を記録、人気絶頂
 三星生命の以前までは最大規模の請約預託金を呼び込んでいた公募企業は、KT&G(旧タバコ人参公社)で、1999年9月11兆5000億ウォンの金が殺到した。当時は、公企業の株式を国民が保有するように認め、銀行の窓口でも請約の申し込みを受ける「国民株公募」だった。民間企業の公募のうち、最も人気があったのは、三星カードで、5兆9570億ウォンを取り込んだ。未来(ミレ)エセット証券は、5兆8173億ウォン、ロッテショッピングは、5兆2970億ウォン、大韓生命は4兆2199億ウォンを集め、公募株部門の「売れ筋」とされていた。
 三星生命は、このような記録を軽く上回っている。その背景には、三星生命の潜在成長力と三星という韓国の代表グループに対する投資家らの信頼、投資先を追い求めている600兆ウォンの流動性資金が働いている。「後先考えない投資」心理にも支えられたという評価だ。
 4日、ソウル永登浦区汝矣島洞(ヨンドゥンポグ・ヨイトドン)の新韓(シンハン)金融投資の営業部で会ったカン某氏(54・主婦)とカン某氏(61)は、隣人で初めて公募株の投資に乗り出した。カン氏は、定期積金4400を崩し、ハン氏はマイナス通帳を作り、請約預託金を調達した。カン氏は、「大儲けを狙ったわけではないが、「三星」のブランドを信じて少なくとも損はしないだろうという気持ちでやってきた」と話した。
 韓国投資証券のチョ・ヤンフン企業金融パート常務は、「公募株の投資をやったことのない親族たちから銀行から融資を受けてでも投資したいという電話相談が殺到した。600兆ウォンに上る不動資金の上、借金までして投資しようとする投資心理が加わり、史上最大の請約預託金が募集されている」と説明した。
 一般投資家のみならず、機関投資家と外国人投資家らの関心も大きかった。4月24日終わった需要予測で機関は、11対1、外国人は10対1程度の競争率となった。ゴールドマンサックス・ソウル支店のチョン・ソンミン常務は、「外国人投資家の間では、アイスランドの火山灰噴火を尻目に欧州へ、米国へと飛んできて起業説明を行っていた三星生命の経営陣に対する信頼が大きかった」と伝えた。

 ●上場後の株価は
 これから投資家らの関心は上場以降の株価に集まっている。専門からの間では、株価の先行きについては強気の見方が多い。大株主と従業員持ち株制度組合は、6ヵ月~1年間の売買が制限され、株を手放すことができない上、三星生命が9月KOSPI(韓国総合株価指数)200に含まれれば、8兆1527億ウォン規模のインデックスファンドが時価総額の比重に応じて上乗せされるためだ。三星生命の時価総額比重を3%前後とすれば、2450置くウォン程度をインデックスファンドが買収することになる。5兆5333億ウォン規模の三星グループ株ファンドも買い付けることができる。
 ところが、三星生命の業績が左右する株価の長期的な見通しを巡っては相反する意見が出てくる。リーディング投資証券の金ホヨン研究員は、「三星生命の公募価格11万ウォンは、長期保険契約者が作る未来価値まで考慮した同社の内在価値の1.23倍にとどまり、アジアの生命保険会社(生保社)の平均である2.25倍にはるかに及ばない。三星生命は、年間3~4%成長しているため、株価が13万ウォンまでは上昇するだろう」と予想した。
 これに対して金スングォン大信(テシン)証券研究委員は、「三星生命は、成長率もままなら状況で、公募価格がほかの生保社に比べて割高だ」と指摘した。”
 海外のIPO(新規公開株)の事情は分からないのですが、日本の場合は公募価格と初値では以前の場合は大概初値の方が高かったですから(つまり昔はIPOの公募で手に入れる事が出来れば、ほぼ儲かったそうです)良く確立の高い宝くじに例えられていましたね。
 この記事からすると今の韓国も似たような感じでしょうかね。
 しかし記事の文中に出て来る借金までしてって言うのは韓国らしいと言えば韓国らしいですね。普通、投資は余剰金で、やるものだと思いますが…

 さて、今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 21:27Comments(0)日記(リアルライフ)

2010年05月04日

喧嘩を売って負ければ世話が無いと思うのだが…


 鳩山由紀夫曰く「海兵隊が抑止力と思わなかった」
 …一国の首相とは思えない程、不勉強では。…つーか馬鹿?
 最も真実は民主党お得意の(当時は)野党だから与党と違う事を言って票を稼ぐために適当な事を言って、今になって突っ込まれたから嘘ついて逃げたって言うのが多分本当の所では無いかと思うのですがね。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外での追跡用にはウォンニダ!があります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカのダウ(昨日、今日のは時差の関係上これから)に関しては、143ドル22セント高の11151ドル83セントでした。
 
 後は韓国ですが…ロイターです。(必要な所だけ抜粋)
 http://jp.reuters.com/article/forexGlobalMarketReport/idJPnTK864568220100504
 ”4日のアジア通貨市場では、韓国ウォンとタイバーツ主導で総じて上昇。米国の経済統計が力強い内容となったことが支援材料となっている。
 (中略)
  韓国ウォンKRW=は、サムスン生命保険(032830.KS: 株価, 企業情報, レポート)による新規株式公開(IPO)に関連した外国人投資家の需要で買われる一方、輸入業者のドル買いで上値は抑えられ、1ドル=1113.6ウォン。前日のソウル市場の引けは1118.6ウォンだった。”

 後、これはKBSですが。
 http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=36635&id=Ec
 ”韓国の外貨準備高が2788億7000万ドルとなり、史上最高となりました。
 韓国銀行が4日発表したところによりますと、先月の外貨準備高は2788億7000万ドルで、前の月より65億4000万ドル増え、最も多くなりました。
 これはこれまで最高だった今年1月の2736億9000万ドルを上回るものです。
 韓国の外貨準備高のうち有価証券は全体の86%を占めており、この有価証券の利子や売買による差益が増えたため、外貨準備高が増えたと、韓国銀行は説明しています。”
 これに関しては為替に介入してますからね。ウォン高を抑える為に、ウォン売りドル買いしているんですから通貨準備高が上がって当然です。

 新ネタは以上。
 実際の為替相場ですが。昨日よりウォン高になってます。
 昨日の終値は1ドル=1118.3ウォンでしたが、今日はそれより高い水準で値動きしていました。
 始値は1ドル=1112.6ウォン、終値は1ドル=1115.2ウォンでした。

 さて、恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 ヤフーニュースですが。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000010-nna-int
 ”米国での液晶パネルの特許侵害をめぐる裁判で、友達光電(AUO)は2日、韓国のLGディスプレー(LGD)に全面勝訴したと発表した。台湾の大型パネルメーカーが海外企業を相手取った特許裁判で全面勝訴するのは初めて。友達は今後、LGDに対し、米国での対象製品の輸入・販売差し止めのほか、10億米ドル(約310億台湾元)に上る損害賠償とロイヤルティーの支払いを求めるもようだ。
 LGDは2006年12月、自社が保有する特許を侵害しているとして米国で友達と旧・奇美電子(CMO)を提訴。うち友達に対し、損害賠償金として6億9,000万米ドル余りの支払いを求めた。しかし友達は07年3月、LGDが液晶ディスプレーの表示技術向上に関する特許4件を侵害しているとして、反訴していた。
 米デラウェア州の連邦地方裁判所は今年2月、原告の主張を退け、LGDによる友達の特許侵害を認める判決を言い渡した。さらに先月30日には友達は特許を侵害していないとする判決を下し、友達の逆転勝訴が確定した。
 これを受けて友達は2日、対象製品の米国への輸出・販売の差し止めを求める方針を示した。さらにLGDの顧客に対し、同社製品を使った商品の米国での販売を直ちに中止するよう求めるとしている。
 また、LGDに数億米ドルの損害賠償とロイヤルティー支払いを求めるとみられる。証券筋は10億米ドル(310億台湾元)とみており、友達の今年の利益が当初予測の2倍となる600億元規模に増える可能性も出てきた。

 ■友達の特許申請、同業トップ
 台湾の液晶パネルメーカーはかつては日本の同業他社から技術と特許を取得するなど、常に知的財産権を「輸入」してきた。しかし友達は近年、特許問題を重視し、02年に新竹科学工業園区(竹科)に台湾最大の光学産業研究開発センター「友達科技中心」を設置。1,700人以上のエンジニアを擁する。
 昨年末時点の同社の世界での特許取得件数は約6,000件。さらに約5,500件を申請中で、件数は台湾業界でトップという。経済部智慧財産局の昨年の企業の特許申請件数でも4位にランクインした。同年11月には米オーシャン・トモが開発した知財戦略に優れる企業300社「OT300」にも選ばれた。
 
 ■瑞軒、「LGDとの提携影響ない」
 一方、LGDと協力関係にあり、米国を中心に液晶テレビを出荷している瑞軒科技(アムトラン)への影響が懸念される。しかし呉春発董事長は「慎重に動向を見守っていく」としながらも、「LGDとの提携関係に影響はない」と強調した。
 同社は液晶パネルの約8~9割をLGDから、残る1~2割を台湾メーカーから調達しているとされる。今年は液晶テレビ出荷先をこれまでの米国から中国やインドなど新興市場へ移していく方針で、米国向けの比重は従来の9割から7割に下がる見通し。通年の出荷台数を700万~800万台とした場合、米国向けは500万台前後になる。3日付経済日報、工商時報、電子時報が伝えた。 ”
 韓国のLGディスプレイが台湾の友達を特許侵害で訴えたら、逆提訴された揚句、友達の方は無侵害でLGの方は特許侵害しているから賠償金払えって事になったと言う話。
 喧嘩を仕掛けて負ける事程みっともない物は無いと思うのですがね。

 後は朝鮮日報ですが。
 http://www.chosunonline.com/news/20100504000002
 ”米有名投資家のウォーレン・バフェット氏は2日、自身が経営する投資会社「バークシャー・ハサウェー」が韓国鉄鋼大手ポスコに対する持ち株を増やしたものの、個人が保有していた韓国株は大半を売却したことを明らかにした。
 バフェット氏は2日、米ネブラスカ州オマハのホテルで記者会見し、「6-8年前には個人的な投資で韓国株20銘柄を保有していた。(当時は)米国株を1銘柄しか保有していなかった。現在保有している韓国株は1銘柄だけだ」と述べた。
 バフェット氏はまた、「2002年から04年にかけ、韓国株は非常に安かった。当時韓国企業は1997年から98年にかけての通貨危機による財務問題が改善し、信頼できるようになった」と振り返った。
 バフェット氏が韓国株に投資したのは、韓国企業の株価が再評価された時期に当たる。当時バフェット氏は安値で韓国株を取得し、株価が上昇した段階で大半を売却することで、多額の差益を得たとみられる。現在も保有している1銘柄が昨年投資したものかどうかについては明らかにしなかった。
 バークシャー・ハサウェーは昨年、ポスコ株約46万株を追加取得し、持ち株比率を5.2%に引き上げていた。”
 まぁ最近韓国の株価も高かったですからね。持っていた株売っちゃいましたよって事で。
 安い時に勝って高い時に売る。株取引の良い見本ですかね。
 ただ、著名な投資家のバフェットが株を売ったって事ですから、韓国株の場合は当面の株価の天井が見えたって事かも知れません。
 
 後、これは聯合ニュースですが。
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/05/04/0200000000AJP20100504001000882.HTML
 ”中東との貿易で生じた赤字が10年間で大きく膨らんだ。
 関税庁が4日に明らかにしたところによると、2000~2009年の対中東貿易赤字は総額3324億4834万ドル(約31兆円)に達した。
 対中東貿易で輸出は1389億3267万ドル、輸入は4713億8101万ドルに達した。国別の赤字規模は、サウジアラビアが1325億3731万ドル(全体の39.9%)で最も多く、次いでクウェートが519億5489万ドル、アラブ首長国連邦(UAE)が165億4798万ドル、イラクが120億4328万ドルなどだった。
 中東貿易における赤字規模は毎年増加を続け、2000年の182億ドル水準から2008年には750億ドルまで膨らんだ。
 こうした多額の赤字規模は、中東への輸入依存度が高い原油のため。特に2008年には国際原油価格(ドバイ原油)が1バレル当たり100ドルに迫り、原油輸入額が急増し赤字幅が大きく拡大した。ここ10年間、中国、米国、欧州など主要貿易国ではおおむね黒字を記録したが、これらの国で稼いだ金の多くが中東での原油購入に充てられている形だ。”
 原油高になると赤字が増えるのは韓国の宿命でしょうね。これで韓国にとって、有りがたくないウォン高、材料高(含む原油高)が、そろってしまった感じですが…さて。

 さて、今日の気になった記事は以上でした。
 では、また明日。  


Posted by Shingo Dragonash at 23:25Comments(0)日記(リアルライフ)