ソラマメブログ

  

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2009年12月14日

小沢ぶち切れ会見の巻

 正直、以下の動画ですが、あまり長く持たないと思います。(早く見ないと動画が友愛されてしまうかと)
 
 例の小沢の会見です。民主党が、ごり押しして天皇陛下が習副主席に会見させる件に関して、宮内庁の役人の発言は”日本国憲法を理解していない人間の発言”と言っています。

 ちなみに、問題の1か月ルールですが。
 http://www.shizushin.com/news/news_word/20091214111916.htm
 ”外国要人が天皇陛下との会見を希望する場合に、1ヶ月前までの正式申請を求める日本政府の慣例。公務多忙な陛下の日程調整を円滑に行うのが目的で1995年に文書で定められた。特に2004年以降は、前年に陛下が前立腺がんの摘出手術を受けられたこともあり、厳格に守るよう徹底してきたとされる。鳩山由紀夫首相は11日、ルールの厳格な適用に関し「1ヶ月間を数日間切れば杓子定規でだめだと言うことが、果たして国際的な親善の意味で正しいことなのか」と疑問を呈した。”
 そもそも、このルールの作られた年代って調べてみたら現在の民主党のメンバーも政権与党だった年で(自社さきがけ政権)かかわっている筈ですが…つまり知らないって事は有り得ないなんですよね。
 自分で作っっておいたルールを自分の都合によって勝手に破るって言うのは民主主義として危ない傾向に有ると思うのですがね。

 
 ちなみにこっちは、TVがすっぱぬいた、民主党の小沢幹事長が少なくとも二つ以上のルートを使って習副主席との会談を働きかていた件に関してのニュースです。
 こうやってみると、小沢は民主党の為(もしかしたら単に自分の為かも知れませんが)に政治利用する気が満々だったって事ですよね。
 (ちなみにこ、のニュース何故、政治的に天皇陛下を利用すると拙いのかの解説も有る良いニュースだと思います)

 と言う訳で、一番上の小沢会見の発言は単に、拙い所を突かれて、ぶち切れ発言にしか見えないのですが。
 皆さんは、どう思いますか。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカの先週末のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は65ドル強上がってますね。

 ちなみにドバイショックの方ですが…ヤフーニュースがロイターの記事を転載したものになりますが…
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000255-reu-int
 ”ドバイは、債務返済のためアブダビから100億ドルの支援を受けたことを受け、資産売却を検討する方針。一方、アブダビから提供される資金には、使途に制限はつけられていない。
 ドバイ政府に近い関係者が14日、コンファレンスコールで匿名を条件に明らかにした。
 ドバイ首長国政府は、この日期日を迎える41億ドルのイスラム債償還を支援するため、アブダビから100億ドルの支援を受けたことを明らかにした。”
 …とりあえず、これによって世界の金融市場も一安心って感じになっているそうです。

 新ネタは以上です。
 実際の為替相場ですが、今日はウォン高に動いてますね。
 先週末の時点で終値は1ドル=1163.9ウォンでしたが、今日は1164.1ウォンからスタート。その後は先週末の終値にそう様な形で動いて行くのですが、1時半頃から高くなり、最終的に1157.2ウォンで引けてます。
 なお13時半頃から動き始めたのは、どうも上に書いたドバイの件のニュースが入ったかららしいです。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。
 
 朝鮮日報です。13日の記事になりますが…
 上下の記事でお題は”前途多難の庶民向け小口融資”、まず上から行きます。
 http://www.chosunonline.com/news/20091213000017
 ”融資を判断する明確な基準がなく、支店ごとに混乱が起こる恐れも
 返済が滞ってもブラックリストには載らず、モラルハザードの懸念
 ソウル市内にあるA貯蓄銀行の頭取は最近、美少金融(庶民融資)の運営に頭を悩ませている。融資を受けた自営業者らが「(政府が中心となって設立された)美少金融財団から安い金利で融資が受けられれば、そのときにすべて返済する」と言って、返済を滞らせているためだ。この頭取は「美少金融をあてにして返済を遅らせるケースが増え、延滞率も上昇し続けている」と嘆いた。
 信用問題を理由に銀行などとの取引ができない低所得層による起業や、彼らの経済的自立を支援するため、政府が今月から施行する美少金融事業のマイナス面を指摘する声が高まっている。何よりも融資の際の審査基準があいまいで、その上金利が年間で5%から6%と、一般の銀行における低信用者向けの金利(年20%から30%)に比べて非常に低いため、ややもすると「バラマキ式」の融資に変わってしまう可能性があるということだ。政府の要請を受けて美少金融財団の運営を任されたある企業関係者も、「むしろ社会貢献という名目で、零細自営業者に対して寄付として与えた方が良いのでは」と語るほどだ。
 政府関係者は「韓国は他国に比べて自営業者が非常に多い。美少金融の融資を受けられる人よりも受けられない人の方がはるかに多くなれば、政府に対して逆に不満を持つ自営業者が増える可能性もある。そのため、これを見越した対策を検討している」と述べた。

 ■融資の審査基準があいまい
 政府は今月15日にサムスン、SK、LG、現代・起亜自動車、ポスコ、ロッテの六つの企業グループ、さらに17日には新韓、国民、ウリ、企業、ハナ銀行の五つの金融グループによる美少金融財団を発足させ、その後は段階的に美少金融事業を実行に移す計画だ。さらに来年5月までには20から30の支店を立ち上げ、将来的には支店数を200-300店舗に増やす方針だ。
 しかし、来週早々に設立予定の大企業・銀行系列の美少金融財団には、融資の審査に関する基準が定まっていない。ある銀行系美少金融財団の関係者は、「政府や美少金融財団からは“金利は低く抑えて貸しはがしはするな”という原則しか伝えられていない。要するに、審査基準については財団ごとに判断するようにということだ」と述べた。”

 続いて下
 http://www.chosunonline.com/news/20091213000018
 ”企業グループ系列の財団関係者は、「事業を開始すれば融資の申し込みが殺到するはずだが、これらをどのような基準で審査すればいいのか、まったく決まっていない。すべての人に融資を行うわけにもいかず、だからといって審査を厳しくすれば申し込み者から非難されそうだ」と、非常に心配の様子だった。
 民間で10年以上にわたりマイクロクレジット(小口の庶民向け金融)事業を行っている社会連帯銀行やシンナヌン組合などの団体でも、融資が拒絶される割合は90%に達する。つまり10人が申し込んでも、一人しか融資が認められないということだ。しかしこれだけ厳格に審査を行っても延滞率は15%に達し、これは第2金融圏(都市銀行・地方銀行・特殊銀行以外の金融機関)の5倍を上回っている。
 マイクロクレジット運営の基本は、厳格な審査を通じて延滞率を最小限に抑えるというシステムにある。ところが美少金融は「庶民向け」という名分から、延滞率を管理するのは非常に難しいとみられる。

 ■返済が滞ってもブラックリストには載らず
 金融業界では、美少金融がもたらすと予想されるモラルハザードと、これによる信用管理システムへの影響を懸念している。美少金融は信用等級が10段階中7段階以下の低信用者が対象でありながら、金利は銀行の優良顧客と同じ年間5%から6%程度だ。マイクロクレジットで成功したケースとされるバングラデシュのグラミン銀行でも、金利は年間で20%前後だ。貯蓄銀行の関係者は、「金利が5%から6%の美少金融から融資を受けられるのであれば、年20%から30%の高金利の融資を誰が受けようとするだろうか。これまで高金利でもまじめに返済してきた人たちの不満が高まるのは避けられない」と語る。
 とりわけ美少金融は法的には金融機関でないため、資金を返済しなくても信用等級には影響がないという点が非常に重大な欠陥と指摘されている。
 ソウル市立大学経営学部の尹暢賢(ユン・チャンヒョン)教授は、「モラルハザードを防ぐには、延滞者に対しては信用等級の引き下げといった最低限の不利益を与えなければならない」と強調する。一部の専門家は、「美少金融によるマイクロクレジット事業は政府が後ろ盾となっているため、追加の審査もやりにくい。おそらく成功はおぼつかないだろう」と予想している。”
 多分、美少は微少の誤訳だろうと思うのですが…
 まぁそれは兎も角、借金の踏み倒しが酷いですね。
 しかもこれ財源が税金って事を考えると、踏み倒されると回りまわって国民の血税が更に酷く使われるって言う救いようのない話になって来るのですが…

 なお、同じ日の朝鮮日報に…こっちも上下記事なんですが、お題は”韓国高速鉄道、不正乗車が増加”
 まず、上から…
 http://www.chosunonline.com/news/20091213000021
 ”今月7日、読者からこんな投書が寄せられた。
 「最近、韓国高速鉄道(KTX)に乗ると、100人中一人は乗車券を正しく購入せずに乗っているのではないか、と思うことがよくある。運賃が大田まででも片道2万ウォン(約1500円)を超えるため、1カ月に10回無賃乗車すれば、20万ウォン(約1万5000円)以上も“脱税”することになる。改札口が自動化され、駅員の姿が見られなくなってから長い年月がたつが、これに対する十分なフォローはできていないようだ」
 「KTXに無賃乗車しても見つからない方法を教えてほしい
 KTXが停車する全国17の駅を中心に、自動改札機が姿を消してから3カ月がたった。インターネット上には「自分はこうして無賃乗車した」という書き込みが登場し、「乗車券不要論」まで出てきている。
 実際、乗車券の確認をしなくなってからは長い年月がたつ。KTXが開業した2004年5月から、すべての乗車券が自動改札機用の磁気乗車券に変わり、自動改札機が設置されていない駅では、乗車券の確認が省略されるようになったのだ。それらの駅では、駅員がいない代わりに「快適な旅を楽しんでいただくため、乗車券の確認を省略する」という案内文が掲げられている。韓国鉄道公社は「携帯電話に乗車券の機能が付与されたため、乗車券の確認は無意味になった。確認を省略したことで、列車に乗り遅れるといった問題も解消された」と話している。
 改札口で乗車券の確認をする代わりに、車掌が座席の情報を入力した携帯情報端末(PDA)を利用し、車内で確認しているため、特に問題はないというわけだ。だが、現場の車掌たちは「無賃乗車を100%防ぐのは不可能だ」と口をそろえた。
 トイレやおむつ交換台、授乳室などに隠れたり、カラオケやゲーム機、軽食コーナーなどがある車両を利用したりして、車掌の目を避けることもできる。特急「セマウル」号の車掌は「カラオケで歌っているお客さんに、乗車券を見せてくれとは言えないでしょう」と話した。”

 続いて下
 http://www.chosunonline.com/news/20091213000022
 ”最も大きな問題は、通勤列車などで短い距離を移動する場合の無賃乗車だ。ある駅員は「すべての区間で駅員が乗車券の確認をすることはできないため、通勤・通学の際に短い区間で無賃乗車する会社員や学生・生徒が少なくない」という。
 巧妙な手段で不正乗車をするケースも増えた。例えば、子ども用や障害者用などの安い乗車券を購入する人がいる。また、乗車券の確認の際、わざと寝たふりをする人もいる。乗客からの苦情を受け、車掌が寝ている乗客を起こすことができなくなったため、これを悪用しているというわけだ。
 一部では乗車券の確認を徹底させる取り組みをしているが、まだまだ微々たるレベルだ。KTXの車掌は「われわれは乗車券の確認だけするわけでもないため、ただお客さんを信用するしかないが、意図的に無賃乗車を狙っている人がいるとすれば、それは対処のしようがない」と話した。
 全羅南道麗水市から京畿道光明市まで、セマウル号とKTXを乗り継いで通勤しているという乗客(59)は、「特に確認もしないため、乗車券はゴミ箱に捨てている。決心さえすれば無賃乗車などいくらでもできる」と語った。
 乗客に対し過剰な配慮をしたことで、無賃乗車が増えたという側面もある。KTXの車掌は「指定席以外の座席に座っている乗客を見ていると、乗車券がないからではなく、勝手に席を移っているように見える。乗客の目を見れば、乗車券を持っているか否かは一目で分かる」と話す。
 鉄道公社によれば、2005年から今年上半期までに、KTXを含むすべての列車で不正乗車をした乗客は計59万人に達するという。罰金だけでも67億ウォン(約5億1400万円)に上る。乗客の良心を尊重した自由な鉄道文化を形成するのもよいが、昨年の鉄道公社の営業赤字が計7400億ウォン(約568億円)に達するということを忘れてはならない。”
 まぁこれらから類推すると韓国の場合は自分さえ良ければ良いって人間が多いと言う話に落ち着くんでしょうがね。

 ちなみに、こっちはレコードチャイナで中国の記事になりますが…
 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=37900
 ”2009年12月8日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は、「日本人はなぜ拾ったものを猫ばばしないのか?」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。
 20年以上も日本で暮らしているが、日本はつくづく「安全」で「安心」な国だと思う。日本では物を落としても必ず持ち主に戻ってくるからだ。私自身も失くした携帯電話が戻って来た経験があるし、知り合いの中華料理店の店長などは大金が入った財布を8回も落として、8回ともそっくりそのまま戻ってきている。
 これが中国だったら、まずあり得ない。中国では反対に、ほんのわずかな隙に物が盗まれることが良くある。点滴していた幼い娘の腕に絡ませておいたバッグを無理やりもぎ取られたこともあるし、空港のX線検査で少し目を離した隙に財布がなくなっていたこともある。
 日本人なら誰でも猫ばばは犯罪で、発覚すれば一生を棒に振ることになることを知っている。だが、中国人はそうとは限らない。ある知り合いは来日したての頃、落ちていた自転車を乗り回して警察に捕まったことがあった。その彼が10年後、日本国籍の取得に失敗。当時の件が原因だと分かった彼は日本での仕事を捨て、怒って本国に帰ってしまった。
 中国人は日本人の「拾ったものは猫ばばしない」という精神を見習うべきだ。日本のように一定期間以上過ぎれば拾った人に受け取る権利が与えられるという決まりもあった方が良いだろう。落とした人と拾った人の双方にメリットがあれば、現代の中国社会にも「猫ばばしない」精神が根付いていくのではないか。”
 アンダーラインを引いた所ですが、まず自分の行いに反省は?と言う突っ込みを入れたくなったので。
 ちなみに、この記事の著者の略歴ですが…
”●孔健(こう・けん)
孔子の直径第75代目の子孫で、孔子研究家、日中関係評論家。山東大学日本語学科を卒業し、85年に来日。96年、チャイニーズドラゴン新聞を創刊。NPO法人日中経済貿易促進協会理事長などさまざまな日中関連の機関で代表を務める。「日本人は永遠に中国人を理解できない」「日本との戦争は避けられない」など著書多数。”
 …こんな感じ。
 孔子の子孫で発言が、このレベルとか。ただまぁ中国の実情からすると、このレベルからじゃないと始められないのかも知れませんがね…。

 とりあえず今日の気になった記事は以上でした。
 では、また明日。

 オマケ
 ニコ動ですが。何故、民主党はマスコミに、あまり叩かれないかって動画です。
 
 …この動画、一面の真実を突いていると思いますよ。  


Posted by Shingo Dragonash at 23:23Comments(0)日記(リアルライフ)