ソラマメブログ

  

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2010年01月04日

中国製品には、ご用心

 さて、新年明けましておめでとうございます。私の方は、まだ一応は生きているようですよ。

 1番バッターはレコードチャイナですが。
 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=38499
 ”2009年12月31日、上海市食品安全合同会議弁公室は、上海パンダ乳品有限公司製造の乳製品からメラミンが検出されたことを発表した。新華網が伝えた。
 上海市品質技術監督部門は、上海パンダ乳品有限公司製造の中高年用カルシウム入り粉ミルクから基準値を超えたメラミンを検出した。その後、調査を進めると粉ミルク4ロット、生乳を使用した調味料4ロットからさらにメラミンが検出された。ただちに在庫の出荷が停止され、混入経路の調査が進められた結果、同社は基準値を超えたメラミンが混入した練乳を再利用していたことが発覚。また寧夏パンダ乳品有限公司から提供されたメラミン入り粉ミルク原料を使用していたことも明らかとなった。 上海パンダ乳品有限公司、寧夏パンダ乳品有限公司両社の関係者は起訴される見通しだ。
 2008年に中国全土を揺るがす大事件となったメラミン混入粉ミルク事件。食品安全法が改定されるなど中国では対策が進められているが、いまだに根絶にはいたっていない。今回の事件では一度メラミン混入が発覚した乳製品を再利用するなど、企業倫理にもとる悪質な犯罪が続いていることが浮き彫りとなった。”
 流石チャイナクオリティ。食い物や身の回りの物は、やはり気を付けた方が良いですね。

 後は、ヤフーの毎日新聞のニュースから。必要な所のみ抜粋。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100102-00000036-mai-pol
 ”一方、鳩山首相は元日、失業者を支援する東京都の「公設派遣村」を視察。雇用対策の陣頭指揮をとる姿勢をアピールした。「指導力不足」の指摘も目立ち始め、偽装献金事件への批判に加え米軍普天間飛行場の移設問題などが首相にのしかかる。視察現場では「鳩山、やめろ」の罵声(ばせい)に表情をこわばらせる場面もあった。”
 そりゃ鳩山不況の性で派遣村に行かざる得なかった人が鳩山を見れば罵声の一つ位、浴びせたいと思うでしょうよ。

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 アメリカの昨年末のダウ(時差の関係上。今日のはこれから)は120ドル強下がってますね。
 後、これはMSNに乗っていたロイターのニュースですが。
 http://money.jp.msn.com/investor/stock/news/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-131804&cc=03&nt=14
 ”国際通貨基金(IMF)によると、世界の外貨準備に占める円の比率が2009年第3・四半期に3.23%へ上昇し、1年ぶりの高水準を記録した。円高の進行で評価額が押し上げられた側面もあるが、同時に米ドルの比率はユーロ導入来の最低を更新。
 基軸通貨米ドルの存在が揺らいでいることもあらためて示した。 
 IMFのデータによると、世界の外貨準備で構成比の判明している4兆4348億ドルのうち円の構成比は3.23%と、08年第2・四半期に記録した3.29%以来、約1年ぶりの高水準となった。増加は前四半期の3.10%から2四半期連続。2四半期連続で増加するのは、07年第3・四半期から3四半期連続して増加して以来2年ぶり。 
 09年第3・四半期は特にロシアや中国などを含む新興国の需要が多かったもようで、先進国の外準に占める円の比率が4.41%と前四半期の4.44%からほぼ横ばいにとどまる一方、新興国の外準に占める比率が1.91%と前四半期の1.62%から上昇し、08年第3・四半期以来の高水準を記録。先進国の比率上昇が全体を押し上げた前四半期とは対照的な結果となった。 
 各国外貨準備の動向は、運用額の大きさや投機資金のような反対売買がない「買いきり」であることが多いため、為替市場の値動きに大きく影響を与える可能性があるとされる。円は現在対ドルで4カ月ぶりの安値圏へ下落しているものの、世界の債券市場に占める日本国債の発行残高から見ると、現在の円の保有比率は「相当なアンダーウエート。円相場と円金利が上昇し始めれば、各国中銀が円の保有比率を高めてくる可能性がある」(JPモルガン・チェース銀行の佐々木融チーフFXストラテジスト)という。今後の円高局面で円買いにつながる話題として、市場関係者の関心を集めそうだ。 
 一方、米ドルの比率は09年第3・四半期に61.6%と、ユーロが導入された99年以来の最低を記録した前四半期の62.8%からさらに低下。ユーロは27.7%と前四半期の27.4%を上回って連続して過去最高を更新した。外貨準備比率で第3位の英ポンドも4.33%と前四半期の4.29%から増加して08年第3・四半期以来の水準となるなど、世界の通貨需要は「脱ドル」の流れが続いていることが明らかになった”
 …と言う訳で、まだまだ日本円に威光ありって所でしょうか。

 後、これもロイターですけど。部分的に抜粋。
 http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK034617320100104
 ”4日のアジア通貨市場では、好調な経済指標と歩調を合わせてインドネシアルピアと韓国ウォンが上昇した。
 中国物流購買連合会が1日発表した12月の購買担当者指数(PMI)は新規受注指数や生産指数の大幅上昇が寄与して20カ月ぶりの高水準となり、先行きの景気拡大加速を示唆した。
 また、12月の韓国の対中輸出もおう盛な需要を背景に急増した。
 さらに、HSBCとマークイットがまとめた2009年12月のインド製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は3カ月ぶりに上昇した。

 ドル/円JPY=は4カ月ぶり高値から小幅下落したが、ドル指数.DXYは小幅上伸している。

 ウォンKRW=も1%上昇して1米ドル=1152.9ウォンと、ほぼ1カ月ぶり高値となった。12月の韓国輸出が前年比33.7%増と、予想以上の伸びを示したことが好感されている。
 ウォンは対円JPYKRW=Rでも急伸し、1円=12.408ウォンと2008年10月以来の高値をつけた。ウォンは12月17日以降、対円で5%以上上昇している。”

 新ネタは以上です。
 さて、実際の為替相場ですが、ニュース通りウォン高進行です。
 (後、確か、今日は何時もと違って10時スタートです)
 先週(昨年)末の終値は1ドル=1164.6ウォンでしたが、今日の始値は1ドル=1161.2ウォンからスタートしました。
 その後、狭いボックス圏を動いて行き最終的に1ドル=1154.6ウォンで引けています。

 最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 朝鮮日報より
 http://www.chosunonline.com/news/20100104000006 
 ”現代・起亜自の中東向け輸出車両2300台余りを積み、蔚山港を出港しサウジアラビアに向かっていた1万3000トン級の貨物船(イギリス船籍)が、今月1日夜(現地時間)、ソマリア付近の海上で乗っ取られたことが確認された。
 3日に現代・起亜自が明らかにしたところによると、イギリス・ロンドンに本社を置く海運会社ゾディアック社の貨物船「アジアン・グローリー」は、現代・起亜自の輸出車両を積んで蔚山港を出港、シンガポールを経由しサウジアラビアのジェッダに向かっていたが、1日夜、ソマリア東方約1000キロの海上で海賊に乗っ取られた。
 これに関連し現代・起亜自の関係者は、「輸出車両はほとんどが小型車で、輸出代金は既に決済が終わっており、ソウルの本社に被害はない。貨物船に積まれている車に損失が発生した場合、車の引渡しを受ける予定になっている中東の代理店が保険でカバーされることになるだろう」と語った。
 ゾディアック社の報道担当者は、「この船は、貨物輸送のため韓国の企業がチャーターし、車を積んで極東からスエズ運河方面へと向かっていた。まだ海賊から何の連絡もない」と語った。
 この貨物船には、ブルガリア人8人をはじめとしてウクライナ人10人、ルーマニア人2人、インド人5人の計25人が乗り組んでおり、韓国人はいなかったことが判明した。”
 これに関しては船員が早期に解放される事を祈っています。

 後、これも朝鮮日報ですが。
 http://www.chosunonline.com/news/20100104000000
 ”スターバックスは3日、韓国全土の店舗で1日からコーヒー、紅茶、ホットチョコレートなど15種類の商品の価格を300ウォン(約24円)引き上げたことを明らかにした。同社は値上げをホームページなどで事前に明らかにせず、消費者から不満の声が上がっている。
 値上げ後の価格(トールサイズ)は、「カフェアメリカーノ」が3600ウォン(約290円)、「カフェラテ」が4100ウォン(約330円)、「キャラメルマキアート」が5100ウォン(約410円)となった。「フラペチーノ」は据え置きか、一部は300ウォン値下げされた。”
 これも韓国の慢性的な物価の高騰の性なんですかね。ただまぁ流石に事前広報位しろとは思いますが。

 最後に、これも朝鮮日報ですが。(社説ですね)
 http://www.chosunonline.com/news/20100104000005
 ”韓国の2009年の輸出は3637億7000万ドル、輸入は3227億9000万ドルとなり、貿易黒字は過去最大の409億8000万ドルを記録し、史上初めて日本を上回った。輸出額は08年の世界12位から09年は9位へと浮上し、初めて輸出上位10カ国入りを果たした。世界市場シェアも初めて3%台に達したと推定されている。韓国の輸出は09年にさまざまな部門で過去最高、史上初など歴史を書き換えた。
 昨年の輸出額自体は08年の4220億ドルより13.8%減少した。しかし、輸入も08年の4352億ドルより25.8%減ったため、結果的に過去最高の貿易黒字を出すに至った。これは不況型の貿易黒字と言える。世界経済は09年の景気低迷で貿易が急減した。そんな状況下で、輸出額の順位や市場シェアを伸ばし、貿易黒字が日本を上回ったことは、韓国が善戦したことを裏付けている。経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も急速な韓国の景気回復を輸出が下支えした格好だ。
 今年の課題は、昨年成し遂げた輸出面での成果をどのように維持していくかだ。政府目標は2014年までに輸出6500億ドル、世界8位を達成することだ。そのためには、まだ越えなければならない山がいくつもある。昨年はウォン安が韓国の輸出を後押ししたが、今年からは為替効果は期待できない。技術、品質、デザインで輸出市場を守り、さらに新たな市場を開拓していかなければならない。
 輸出増加が雇用増加につながっていないことも解決すべき課題だ。輸出10億ウォン(約8000万円)ごとに増える就業者数は00年には15.3人だったが、06年には9.9人へと減少した。輸出製品に使われる部品など中間財を韓国国内で供給できず、輸出増の恩恵が外国企業に奪われているためだ。部品素材産業の強化に向けた具体的な対策を立て、半導体、携帯電話、船舶など既存の主力輸出製品に代わる新たな輸出製品を育成していくことが必要になる。
 医療、法律、教育、観光などのサービス産業を育成し、内需基盤の充実を図るべきだ。サービス産業の高付加価値、高い雇用効果がなければ、国民1人当たりの所得が3万ドルを超える高福祉社会を実現することはできない。輸出だけに頼っていたのでは、変化が激しい世界経済の中で持続的、安定的な成長を続けることは難しい。今年は内需と輸出のバランスを取り、外的要素に影響されにくいように、韓国経済の体質を改善する元年とすべきだ。”
 輸出額も輸入額も減ったけど、輸入額の方が大量に減った為黒字って言うのは何度も言ってますが、必要な物が何も入って来てないって言う拙い状態ですよ。まぁそれでも最近は下げ止まって来てはいるみたいですが。
 ただ、ここに来て錦湖(クムホ)アシアナグループも内部の企業が破綻や、それに対しての身売りしている状態ですし。
 …こんな社説書いている場合じゃない気がするんですがねぇ。

 さて、今日の気になった記事は以上です。
 では、また明日。

 オマケ
 ニコニコ動画ですが。
 
 まぁ日本株の話ですが、経済の勉強になりますよ。興味が有る人はどうぞ。  


Posted by Shingo Dragonash at 22:39Comments(0)日記(リアルライフ)