ソラマメブログ

  

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2009年06月03日

…韓国の産業銀行の考えは甘すぎる気も。

 ありゃん?凪いじゃってる?

 さて、ここからは、このブログの、お気に入りに登録してあるstooqから飛べる韓国ウォンと米ドルの相場グラフの話を中心に書いて行きますね。よろしれば飛んで見て下さい。
 なお、時間外追跡用にはウォンニダ!を用意してあります。よろしければ、こちらも一緒にどうぞ。

 では、今日の韓国ウォンと米ドルの相場に関係しそうな事がらはと言うと…

 …今日は珍しく無いと言うか。
 大本営発表レベルなら聯合ニュースに…
 ”北朝鮮による核実験と短距離ミサイルという悪材料が相次いでいるが、外国為替市場に影響はしていないと診断された。
 企画財政部が3日に明らかにしたところによると、韓国の信用度を示す5年満期の外国為替平衡基金債券(外平債)に対するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)指数は、核実験直後の先月25日に148ベーシスポイント(bp)と、ことし最低値を記録した。短距離ミサイルが発射された同26、27日も、この数値を維持した。今月1日現在は152bp水準に上昇しているが、これは為替相場と金融市場の需給による自然な変動だと政府は見ている。こうしたことから、同部関係者は「一部では北朝鮮の威嚇行動に伴う懸念を示しているが、外為市場は北朝鮮発の悪材料に揺らいでいない」との見方を示した。
 CDSとは、企業のデフォルト(債務不履行)が発生した場合に元本を保証する、保険形態の金融派生商品で、リスクが高いほど手数料に当たるプレミアム(固定金利)が上がる。加算金利の上昇は、国家リスクの拡大を意味する。韓国のCDS指数は、昨年9月まで100bpを維持してきたが、金融危機以降は急速に上昇し、昨年10月27日には699bpをつけた。ことしは「3月危機説」さなかの3月5日に、ことし最高値となる465bpを記録。5月に入り、徐々に下がっている。
 また、国際収支の改善、物価安定、産業生産指標の好転などが、北朝鮮発悪材料を相殺したと分析されるほか、スタンダード&プアーズ(S&P)など国際格付け機関が韓国の信用度に変わらない信頼を示していることも、大きなプラスとなったとみられる。企画財政部高官は「国内経済は核実験やミサイル発射の影響をまったく受けていないようすだ。北朝鮮がすでに核実験などをすると明らかにしているので、むしろ不確実性は解消された面があると言える」と話している。”
 …単に韓国の場合は悪材料しかないんで、今更何が出ても揺らがない状態になっている(なってしまった)気がしますが(苦笑)

 …新ネタは以上ですね。
 で、実際の相場ですが…
 年初で一番のウォン高になっています。
 昨日の終値は1ドル=1239.2でしたが、始値は1ドル=1233ウォンでスタート。その後ウォン安方面へ進んで行き、一時は昨日の終値を超えましたたが、また高値方面へ進行し結局始値と同じ1ドル=1233ウォンで引けてます。

 さて、最後に恒例の韓国経済の現況ですが。

 双竜自動車の続報が入ってますね。
 聯合ニュースですが、こんな見出しが”双竜自労使ストに8日以降は公権力要請も、会社側”
 ”双竜自は現在、法定管理下に置かれている。同社の共同管理人は3日、ソウル市内で記者懇談会を開き、5日まで希望退職の申請期間を延長すること、労働部に整理解雇を申請してからひと月となり法的効力が発生する8日以降は「合法的な手段を通じ退去命令が下されるようにする」ことを明らかにした。合法的手段とは公権力要請とみなしても構わないとした。
 会社側は、労組の違法な工場封鎖ストライキで約2週間にわたり正常な経営活動が行われず、そのために5月末基準で3793台の生産に支障をきたし820億ウォン(約63億円)の売上損失が発生していると説明した。これが続けば6月も1170億ウォンの損失が予想され、こうした最悪の状況により破産も懸念されると警告している。
 会社側によると、5日には政労使の協議会が計画されている。ぎりぎりまで労組の説得と交渉に努めると述べた。”
 …とまぁ、こんな感じでアメとムチを使って説得中の模様。

 なお、最大の債権者(双竜自動車及びGM大宇)たる韓国の産業銀行ですが…
 東亞日報に面白い記事がありました。少し長いですが全文を載せておきます。
 ”GM大宇(テウ)自動車と法廷管理中の双龍(サンヨン)自動車とを再生させた後、二つの会社を一つにまとめて、韓国内外の企業に売り渡す案を巡り、二つの会社の主債権銀行である韓国産業銀行が検討を行っている。産業銀行(産銀)は、出資転換などの方式を通じて、二つの会社の経営権を引き継ぐ手続きを経なければならないが、産銀の経営トップは売却価値を高め、早期に会社を正常化できる案だと見ている。
 産銀の幹部社員は2日、「GM大宇の自力再生は難しく、産銀はGM大宇の経営権を引き継ぐ状況に備えている」とし、「その場合、GM大宇と双龍車とを一つにまとめて、国内や海外企業に再度売却する案も検討できる」と明らかにした。自動車業界や金融界の一部では、GM大宇と双龍車を一つにまとめて売却する案が、年明けからアイデア・レベルで取り上げられたことはあるが、主債権銀行側が合併シナリオに触れたのは今回が初めて。産銀のほかの関係者は、「米ゼネラル・モータース(GM)の本社の対応など、さまざまな変数はあるものの、現状で考えられる最上のシナリオだ」と語った。
 産銀がこのような合併案を検討するのは、GM大宇は中小型車に特化した一方、双龍車は大型車やスポーツ・ユーティリティ車両(SUV)を主として生産しており、相乗効果を高める余地があると判断したためである。金融界では、双龍車の「チェアーマン」のような大型車の生産ラインを構築するには、1兆ウォン以上投入しなければならないだけに、合併を通じて全ての車種を生産できるようになれば、韓国内外の各自動車メーカーが関心を示すものと見ている。
 同案が成立するためには、産銀が二つの自動車メーカーの筆頭株主となり、経営権を行使できるようにならなければならない。双龍車は裁判所が従来の資本を縮小する減資命令を下した後、産銀が債権を出資転換すれば、筆頭株主になりうる。
 GM大宇の場合、米GMが23%程度のGM大宇の持分を産銀に渡せば、産銀は経営権を買収できるが、GM側が「自主的な正常化」の意志を示しており、自主的に持分を売却するかどうかは不透明なのが現状だ。このため産銀の周辺では、産銀がGM大宇に対して持っている1兆1000億ウォン規模の債権を資本に回し、経営権を買収する可能性もあると見ている。GM大宇の昨年末基準の資本総計は1兆600億ウォンに過ぎず、産銀は出資転換だけでも筆頭株主になりうる。ハンファ証券・自動車担当のヨン・デイン・アナリストは、「GM大宇と双龍車を一つにまとめる方法は、いち早く引き受け者を探すことができる上、国内自動車市場に競争体制を導入し、技術のレベルを高めるきっかけとなるだろう」と語った。”
 …この記事の要約と補足を載せておくと…
 GM大宇は実際の所、新車開発、開発資産、ブランド、販路は GM本体が保有してます。現在特にストライキ等は無いので自動車の生産は可能ですが、新車種等の生産にあたっては当然の事ながら新規の自社開発が必要です。
 双龍自動者は主に大型車やSUVの開発技術、ブランド、販路は独自保有はしています。但し、工場は労使関係の悪化で閉鎖中です。(なお遠い昔に双竜自動車は中国資本がついていましたが、中国資本は労使関係の問題に嫌気がさして既に手を引いてます)
 そして産業銀行は、これら自動車会社を二個一にして何処かに売りつけたいって事になります。
 …もっとも、これを見る限りでは、この二社を合併させて売りつけるにしても、これからの需要が高いエコカー(含む高燃費の小型車)の開発技術は弱い様に見受けられますし、大型車に関してはストしかしない双竜自動車の労働者をどうするか?と言う問題も有るように思えるのですが。
 現実、かなり都合の良いシナリオにしか見えないんですけどね。

 …とりあえず、今日の気になる記事は以上です。
 では、また明日。

 余談
 朝鮮日報の記事より。
 お題は”対北支援:過去10年間に現金だけで29億ドル”
 http://www.chosunonline.com/news/20090603000019
 ”金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権の10年間で韓国政府が北朝鮮に提供した現金が29億ドル(現在のレートで約2776億円、以下同じ)に上ったことが2日、韓国政府の統計によって分かった。また、現金と物品を合わせた対北支援・経済協力の総額は69億5950万ドル(約6662億円)だった。これは同時期の中国による対北援助額19億ドル(約1818億円)の3.7倍、北朝鮮の総輸出額77億ドル(約7364億円)の90%に上る。
 韓国政府の内部資料などによると、韓国政府は金剛山・開城観光の見返りや開城工業団地での賃金として29億222万ドル(約2775億円)を北朝鮮に支払った。これには2000年の南北首脳会談の見返りとする4億5000万ドル(約430億円)も含まれている。コメ、肥料、軽工業の原材料など物品が送られた額は40億5728万ドル(約3880億円)に上った。さらに、食糧270万トンと肥料256万トンを有償・無償で支援した際には32億ドル(約3060億円)を支出した。政府の消息筋は同日、「これまで北朝鮮は長距離ミサイルの開発に5-6億ドル(約478-573億円)、核兵器の開発に8-9億ドル(765-860億円)を投じたものとみられる。韓国から得た現金が核兵器や長距離ミサイルなどの開発に使われた可能性もある」と語った。
 北朝鮮による「無断転用」の可能性が疑われる事例もある。07年3月、北朝鮮は平壌に離散家族映像再会センターを建てるとの名目で現金40万ドル(約3825万円)を含む380万ドル(約3億6000万円)相当の建築資材を求めたが、最近まで着工すらしていないことが分かった。当時提供した現金や建築資材の用途についてはこれまで確認されていない。韓国政府は現地訪問を求めたが、北朝鮮は「完成後にお見せする」との答えを繰り返すだけだった。世宗研究所の宋大晟(ソン・デソン)所長は、「北朝鮮が得た現金の用途は金正日(キム・ジョンイル)総書記の裏金、軍事資金、朝鮮労働党の資金の三つに分けられる。これらの資金は対南工作や軍用として使われている可能性が高い」と語った。”
 まぁ二代続いた韓国の左派政権(親北朝鮮政権)の北朝鮮支援の内容の記事が有りましたので掲載。
 …今更責任を追及しても遅いのは事実ですが、中露韓のやってきた事が今の北朝鮮の核とICBM保持ですから。
 文句の一つも言いたくなりますね。  


Posted by Shingo Dragonash at 20:42Comments(0)日記(リアルライフ)